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未亡人となったコブハクチョウ、4年後に新たな愛を見つけその物語が絵本となる(イギリス)

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(著) (編集)

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 イギリスのロンドンに位置するハムステッド・ヒースは、広大な公園で様々な野生動物の重要な生息地となっている。

 公園内にある複数の池にはコブハクチョウが生息している。通常、白鳥はパ―トナーを見つけると生涯にわたり添い遂げるという。ある1羽の白鳥は、4年前にパートナーを事故で失ってからは他の仲間を寄せ付けようとせず、亡き相手を偲んでいた。

 しかし今年3月、その白鳥が再び愛を見つけたという。その物語は、白鳥を救助したボランティアたちにより、児童向けの絵本となって出版された。『Daily Mail』などが伝えている。

The heartbroken swan that found love in lockdown

2016年にパートナーを失った白鳥“ミセス・ニュービー”

 ロンドンのハムステッド・ヒースにあるハイゲート池に、ミセス・ニュービーと名付けられたメスのコブハクチョウが住んでいる。

 2016年、ミセス・ニュービーはオスのパートナーと一緒に飛んでいた際に、そのパートナーが建物に激突して命を落とすという悲劇に見舞われた。

 白鳥は、パートナーと生涯寄り添うことで知られている。生涯の伴侶を失ったミセス・ニュービーは、この4年間ずっと同じ池に住み続けてきたが、他の仲間を寄せ付けようとせず、亡きパートナーを悼んでいるかのように過ごしていたという。

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 ある時には、亡きパートナーと作った巣の中で、未受精卵を産んでいたこともあったそうだ。

4年後、新たな相手と恋に落ちる

 今年の初め、ミセス・ニュービーが池から姿を消した。地元住民や白鳥救助ボランティアたちが心配していた矢先、パークレンジャーがある住民から「屋根の上に白鳥がいる」と連絡を受けた。

 駆け付けてみると、果たしてそれはミセス・ニュービーだった。

 怪我をしていたことから、ミセス・ニュービーは池には戻されず、白鳥の保護区へと移され治療を受けることになった。

 そこでミセス・ニュービーは、再び運命の相手に巡り合ったのである。

 釣り針の傷から回復中だったウォレスというオスの白鳥と出会ったミセス・ニュービーは、一目でウォレスに恋をしてしまったようだ。

 カップルとなった2羽は、一緒にハイゲート池に戻され、後に7羽のヒナを産んだ。

 ところが、ミセス・ニュービーは7月に犬に襲われ、再び保護区に治療に戻らなければならない事態になってしまった。しかしその間、ウォレスがヒナの世話をしっかりとしてくれていたようだ。

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ロマンチックな2羽の物語が児童向けの絵本に

 ずっとミセス・ニュービーを見守って来た白鳥救助ボランティアのルイーザ・グリーンさんは、メディアのインタビューでこのように話している。

4年前、ミセス・ニュービーがパートナーを失った時は、見ている方も心を痛めるほど、とても悲しんでいるように見えました。ずっと喪に服しているかのように、他のオスも仲間も受け付けようとせず、愛するパートナーの死を悼んでいました。

でも、イギリスで最初のロックダウンとなった3月23日のちょうど1日前に、保護区でウォレスに出会って再び愛を見つけたのです。

2羽が池に戻ってきて、顔を寄せ合ってハートの形を作った光景は、とってもロマンチックでした。この素敵な物語を是非みんなにシェアしたいと、絵本を作ることにしました。

 ルイーザさんは、イラストレーターのディー・マックリーンさんと共に、ミセス・ニュービーとウォレスの物語を1冊の絵本にして出版した。

 『There’s Something About Wallace』という題が付けられたこの絵本の収益は、ルイーザさんが活動している白鳥救助ボランティアチームに新たな軽量カヤックを購入するための資金として使用されることになるという。

 絵本は、こちらのサイトから購入可能だ。

written by Scarlet / edited by parumo

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この記事へのコメント 18件

コメントを書く

  1. 羽でおっさんぶちのめして腕骨折させたり武闘家な面もあるけど、優雅やな

    • +8
    1. >>1
      コクチョウのチョップならくらった事あるけどあの重さは尋常じゃない
      そら飛べるわと思った

      • +4
      1. ※9
        飼っていたブタからチョップくらったので
        怒った飼い主はそのブタを食っちまった。
        その調理方法を、ポークチョップという。

        • -2
    1. ※2 野良犬じゃないかもしれないね。
      日本でも河川敷などの人の少ない所でオフ・リードに
      する人がいるから。
      でもそういう所でも地域猫(不妊手術を済ませ、
      近隣の人が食べ物とトイレの世話をする)はいて、
      犬に追われて水に飛び込んだという話も聞くので
      ぜひ放さないでほしい。

      • +3
  2. あーもー、ハート作っちゃってて・・・素敵すぎてごちそうさまです。 あと絵本ほしくなっちゃいますね。

    • +7
  3. 鳥類の中にはパートナーに先立たれるなどの不孝がない限り、夫婦が一生涯連れ添う種類も多いと聞きますが、この白鳥の話を聞くとパートナーを失ったときの傷心も非常に深そうで愛情の深さがうかがえます。
    白鳥の他にも鳥類の中には本当に一生涯添い遂げる種類の鳥も結構いて、ハヤブサなど幾種類かの猛禽類、アホウドリ、メジロ、ハシブトガラス、幾種類かの鶴の仲間などなど。
    人間も絆の深い夫婦はとことん深いですが、そうでない夫婦もいるので、動物種ごとに見た時、これらの鳥類は地球上で一番夫婦の絆が強い動物なのかもしれません。

    • +3
  4. 一目惚れってのは、たぶんウォレスが事故で亡くなった元旦那に激似だったんじゃないかな(こう書くと人間の話っぽいね)

    • +3
  5. 鳥の好きポイントってどこなんだろう
    見た目ほとんど変わらないし、あんまり鼻良くなさそうだけど匂いなんだろうか
    それとも声の違いとかなのかな・・・

    • +5
    1. ※12
      インコの匂いはひなたの匂い。
      鳥が何年もかけて慣れてきたら
      てのひらの上で転がしても
      頭からカプってくわえても
      動じなくなるくらい信頼してくれる。

      (注)ウズラは絶対に慣れません。

      • 評価
    2. ※12 トリの恋の傾向の1つとして、人間が見ても美しいオスがモテるよね。一部のトリは、めっちゃオスがハデじゃん。(確かに白鳥は色が少ないんで、わかりにくいけど。)科学者によると、その理由は健康な可能性が高いからなんだって。

      • +2
      1. >>17
        生き物は基本フィメールチョイスと言ってメスに選ぶ権利があるから、オスは見た目や声の美しさ、巣作りのうまさや生存力などを競い合うんだよね。
        一夫一婦制だから他のオスへ逃げられる心配もないのに、番になってからも妻に尽くすし育児も率先してやる。生まれ変わったら白鳥になりたいな~。

        • +2
  6. 動物を人間のように考えるのは好かん
    動物には本当のところも聞けず
    そもそも反論すら出来ない

    • -2
  7. 新聞の投書欄(朝日)に「コブハクチョウ 共存は無理?」
    っていうのがあったよ。
    千葉の沼に住んでるんだけど、農作物被害で市役所が
    数十派を捕獲、殺処分ではなく別な場所に放鳥。
    ただヒナだけの場合もあり、到底生きていけないらしい。
    投稿者さんは「畑に網などで対策できないだろうか?」
    農家さんだけでは大変だから、行政が支援してくれれば・・・
    でも外来種はダメかな・・・

    • +1

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