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アメリカで交通取り締まり役としてのポリスロボットが開発される。ドライバーと警官の間の暴力事件防止の為

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(著) (編集)

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 車が行き交う路上での取り締まりにはいくつかの危険が伴うが、アメリカで深刻になっているのはその場で生じる暴力だ。

 現地では、取り締まりで警官と違反者の暴力が頻繁に起きている。年間数千件ともいわれる事件の中には、双方に重傷者や死者が出るケースも少なくない。

 そんな昨今、こうした事件を未然に防止するために開発された「ポリスロボット」が話題になっている。

 警官の手続きを代わりに行うこのロボットに、取り締まりの安全性向上が期待できるという。

GoBetween Robotics: A traffic stop robot to keep everyone safe

警官とドライバーの間に発生する暴力を防ぐポリスロボット

 アメリカの非営利研究機関SRI Internationalが公開した「ポリスロボット」は警察によるドライバーの取り締まりで発生しがちな事件を防ぐために作られた。

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 開発に携わったのはSRIのロボット研究エンジニアのルーベン・ブリュワーだ。 彼はこのプロトタイプを自宅ガレージで作ったという。

 「人間同士でやりとりをする場合、お互いに感情的になり、そこから暴力事件に発展することもあります。ですがロボットなら常に淡々としています。エキサイトして誰かを傷つけたり、傷つけられたりすることもありません」

 このロボットはすべてを安全に保つために人の間を行き来するのだ。

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レッカー移動や会話の監視、交通事故も防ぐ

 ロボットはパトカーの側面にある伸縮性のアームで、前にある違反車の窓まで移動する。

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ロボットのカメラが警官とドライバーの会話を仲介

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警官は後ろのパトカー内でロボットを操作しドライバーに指示を出す

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 そのやり取りが済むと、後の手続きはロボットがすべて行う。この機体は免許証をスキャンし、違反チケットまで発行するのだ。

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 これならワンクッション置いて警官と話すことになるので、顔を見合わせながらの激高した口論を防ぐことができるだろう。

 車が激しく行き交う路上でもコンパクトなロボットが動くだけで、手続き中の交通事故も起きにくいという。

逃走車をタイヤをパンクさせる機能も搭載

 けど簡単に逃げられそう…と思いきや、実は巧妙な逃走対策が取られている。

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 このロボットは前方に移動する際に、下部にある棒状のスパイクストリップを動かして違反車の下にそっと入れる。

 スパイクストリップは鋭い鋲でタイヤをパンクさせる逃走防止用具だ。それを仕掛けられたまま発進した車はタイヤがズタズタにされる。

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 これならアメリカ名物のカーチェイスに発展することはないだろう。逃げるのも一苦労だからだ。

人間の仲介役となり安全を保つロボット

 アメリカでは、年間およそ1700万件もの違反者のうち、20万件近くが暴力に発展し、警官と違反者の間で死傷者が出るケースも少なくない。

 開発者のブリュワーはこうした事故を未然に防ぐため、間にロボットを置くことを思いついた。

 違反者の怒りから生じる事件の防止はできない。だが、たとえ怒った違反者がロボットを殴ったりしても、壊れた部品を交換すれば良いだけだ。

 その一方で、両者の直接対面が無ければ感情的な衝突も軽減し、物理的な殴り合いや銃の使用といった人命にかかわる暴力事件は減るかもしれない。

 人間の仲介役となり安全を保つポリスロボット。これである程度の効果が認められれば、実際に導入される日は近いかも?

References:futurism / youtubeなど /written by D/ edited by parumo

本記事は、海外の情報をもとに、日本の読者向けにわかりやすく再構成し、独自の視点で編集したものです。

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この記事へのコメント 22件

コメントを書く

  1. 今すぐにでも実用化して、日本にも導入すべきだ!事故現場には特に必要だろうし、言い逃れはさせない!

  2. これは良い発明だと思うな。特に逃走防止機能付きなのが良い。
    犯人の顔も動画で記録できるし、ロボを破壊して逃げようとした時点で公務執行妨害で罪状に上乗せできるしね。

  3. ロボコップは日本の宇宙刑事シリーズが
    元ネタだから日本だったら
    シャイダーやギャバンに切符切られるのか。
    オッサン達が泣いて喜んで切符切られそうだな。

  4. 抑止力になるかどうかはわからんでも
    発砲事件に発展する事もあるから仕方ないのかな?

  5. サーキットの外で誰も運転する必要が無くなる
    誰も運転出来なくなるならどれ程平和なのかと考えると自動運転はきっと役に立つのだろう

  6. 多分ワンクッションってだけじゃなくて警官の安全保障って面もあるんだろうな
    海外の警官のヘッドカム?映像でよく見るのが「何気ない違反で止めた車に近づいたらいきなり車内から銃撃してくる」みたいなのが滅茶苦茶多い
    この機械を使えば不意打ちを食らうのは避けられるだろうしいいと思う

  7. メットかぶってるんだw
    …某アップルシードのコットスを想像しながら開いたわ。

    1. ※16
      コットスとか懐かしい名前が。もう何年前になるのやら。
      アップルシードは続きが読みたかったよ。

  8. 呼気で酒酔い運転かどうかを判定する装置も付けられる事になるんだろうなw
    それよりも、最初からカメラで写されてるから、顔認証システムとの連動がスムーズにいく可能性があると思う。
    凶悪犯だって事が直接対面中の警官が知らされて、顔色変えた途端に車内から銃撃されたりする危険がないから。

  9. 「Ξ」<市民よ、姓名と身分証を提示せよ

    「Ξ」<…ありがとうございます、良い一日を

    (;°ω°)(何もしてないのに怖かった…

    そんな未来w

  10. タイヤをボロボロにするのはいいんだけどコントロール失って歩行者跳ねるようなことがなければいいが…

  11. 日本では駅員さんへの暴力が増えているのを思い出した。駅員さんも守ってポチイ。

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