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5億年前の海に生息していた小さきプレデターの正体が明らかに(カナダ研究)

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(著) (編集)

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image credit:Joanna Liang/Royal Ontario Museum
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 映画「エイリアンVSプレデター」のエイリアンとプレデターを合わせて小型にしたようなユニークな生物の正体が明らかとなった。

 ハベリア・オプタタ(Habelia optata)は指の爪ほどの大きさだが獰猛な海の捕食者で、5億800万年前の海底で暴れまわっていた。

 頭部は兜のようなものに覆われ、そこからさらに14本の恐ろしげな付属器官が生えていた。

ウミサソリやカブトガニの近縁

 大きさ約2cmほどのハベリア・オプタタは、1世紀以上前に化石で発見されて以来、専門家の頭を悩ませてきた。しかし最近カナダの研究者が生体構造を調査したところ、ウミサソリやカブトガニの近縁であることが判明した。

 ハベリア・オプタタはカンブリア爆発から間もなく誕生した。これは進化的変化がとんでもない速さで進行した期間で、海底は骨格を持つ海綿やミリ単位の軟体動物といった不思議な生物によって支配されていた。

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image credit:Jean-Bernard Caron/Royal Ontario Museum

節足動物の先祖

 ハベリア・オプタタには現在のエビやロブスターのように体節があり、硬い殻と節のある足があった。頭部から生える付属器官は、甲殻類のそれなど、今日の節足動物において退化した特徴として残っている。

 「今ならカブトガニの頭部の後ろに退縮した脚が1対ある理由が説明できます」とトロント大学の博士過程を最近修了したセドリック・アリア氏は話す。

 「完全に形成されていた付属器官の名残りです。鋏角類の節足動物は本来頭部に7対以下の脚があったようです」

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image credit:Jean-Bernard Caron/Royal Ontario Museum

頭部の付属器官が捕食に特化した結果、傑出した捕食者に

 ウミグモ、クモ形類、絶滅したウミサソリなど、進化的な近縁にあるほとんどの生物は、頭部と同じ体節に脚が生えているが、ハベリア・オプタタは胸部の付属器官で歩いていた。

 その結果、頭部の付属器官をいくつかの行為のために特化させることが可能になった。すなわち獲物を掴む逆立った棘として、咀嚼するための歯として、周囲を感知するための触覚として使用するようになったのだ。

 「この複雑な付属器官とアゴがハベリアをその大きさにしては傑出した捕食者にしました。移動する上でも獲物を切り裂く上でもどちらも効率的だったでしょう」とアリア氏。

 ハベリア・オプタタが絶滅せずにそのまま進化して巨大化したら、今の海の生態系は全く違ったものになっていたかもしれないな。

 それにしてもこのルックスすごく好き。

 フィギアにして家に飾っておきたいわ。

References:livescience / phys/ written by hiroching / edited by parumo

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この記事へのコメント 47件

コメントを書く

  1. 紙魚かホウネンエビあたりがゾイドになって格好良くなった感じ

    • +6
    1. ※3
      ホウネンエビはカワイイ系だもんね。あっちが女の子向けで、コイツらが男の子向けって感じ。もっとも女の子に同意してもらえる自信はないけど。

      • +2
  2. 復元図:こっち見んな!!

    どう見ても横向いてるように見えるw

    • +5
    1. ※7
      カブトアーマー
      がんじょうあご
      *すいすい

      • +1
  3. 意外とただのカブトエビの祖先だったりして。

    • +1
  4. 復元イメージがかっこよすぎるww

    味はどうだったんだろう
    エビみたいに美味しいんかな?
    それともカブトガニみたいに食べる場所無し?

    • +1
  5. イラストメッチャカッコイイんだけどなんなのこのカッコ良さ

    • +7
  6. センチネルじゃないか。
    EMPでイチコロだぜ。

    • +2
  7. >指の爪ほどの大きさ
    この一文が余計に怖い、こんな見た目のがワラワラと・・・あああ

    • +8
  8. 研究者「やることないし、前からあったコイツの分類でも決めるかって見たまんまやん!
    とりあえずカブトガニとかの線で推して、あとは見た通りの特徴でw」

    • -11
  9. アジは、、、きっとエビみたいな感じじゃね。(適当)
    少し前に出てたブルーバックスの古生物学の本、イラストがたくさん載ってて大まかな歴史も書かれてて、面白かったな。
    なんかこの絵を見て思い出した。

    • 評価
  10. 画像見て、前半分がサンクタカリスに似ていると思ったら、親戚筋でしたか

    • +2
  11. 蟹のプレデターみたいな複雑な口の部分もこの頭部の脚みたいな器官から進化したって事か。
    色々納得できた。

    • +4
  12. もし巨大化して現存してたら漁師はめっちゃ頭抱えそうな奴

    • +1
  13. ユニークな生物じゃないだろ
    普通のカブトガニと大してかわらん

    • -2
  14. 動画のウリ坊っぽさでハートに一撃されるべき
    フィギュアもぬいぐるみも人気になりそう
    でますよ、これ、きっと
    Habelia, a fossil predator with a “multi-tool” head(Royal Ontario Museum)
    口のマルチツールナイフっぽさすごいすね
    フィギュアでアクション再現してほしい

    • 評価
  15. その上更に毒まで持ってたらと思うとゾッとしますね。
    もし現在でも生き残ってたら、なまじ小さいから海老漁などで混穫され、ドえらい被害も出てたかも知れないですね…
    近縁のウミケムシですら危ないのに。

    • -1
  16. 今でもどこかの4000メートルくらいの海域に直接の子孫が居てもおかしくない。

    • +2
  17. これって、「平成ガメラ三部作」に出てきたレギオンに姿がよく似ている感じがする。

    レギオンも甲殻類がモチーフの怪獣だし、こういう古代の甲殻類からデザインしているのかもしれない。

    まあ、シン・ゴジラも大本はラブカからとってるわけだし。

    • -1
    1. ※36
      ダライアスっていうゲームがあってだな・・・

      • +1
  18. こいつもバージェスモンスターなのかな?

    • 評価
    1. ※42
      カンブリア爆発から間もなく誕生したって書いてるからカンブリアモンスターじゃないすかね(適当)

      • 評価
  19. 鋏角類の祖先とはいえ、二叉型付属肢や複眼、頭節らしき構造を備えてて
    この時代の特殊化が進む前の節足動物ってかなり一様だったんだなぁと思った

    • 評価
  20. 何となくエッシャーの描いた、『カールアップ』って生き物を思い出した。

    • 評価
  21. こいつドラクエ2に居たよな、たしかよろいムカデって名前で…。

    • 評価
  22. 超遅レスだけど某悪魔絵師が書いたバトラ(幼虫)みたい
    海洋堂あたりがフィギュア化・奇譚クラブ辺りがガシャ化しないかな

    • 評価

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