メインコンテンツにスキップ

そのしつけ方は間違っている? プロのドッグトレーナーが教える間違った犬のしつけ方15選

記事の本文にスキップ

34件のコメントを見る

(著)

公開:

この画像を大きなサイズで見る
Advertisement

 良かれと思って行った行為が、わんちゃんの問題行動を助長させていることがある。人間の行為の中には、しっかりやっているつもりが、犬に間違ったメッセージを伝えているものがあるのだ。ここで紹介するわんちゃんを困らせる15の方法を覚えて、愛犬との絆を更に強めよう。

1. 「おいで!」の後に嫌がることをさせてはならない

この画像を大きなサイズで見る

 犬は特にインセンティブ(ご褒美)がなくてもすぐに近寄ってくると思っている人は多い。だが、コマンドに従ってきちんと寄ってきたら、毎回必ずご褒美をあげよう。

 ここでのポイントはご褒美だ。優しくお腹をさすってもらったり、餌だったり、お気にに入りの玩具だったり、子犬なら何でもご褒美と思ってくれる。だが、よほどのお風呂好きの子でない限りは、呼んだ後にお風呂に入れるのは厳禁だ。ほぼ間違いなく、飼い主の呼びかけに近寄りたくなくなるからだ。呼んだ後は絶対に嫌な思いをさせてはいけない。

 また、コマンドは明るい声で、にこやかに発することも大切だ。しかめっ面で怒鳴る飼い主の側に駆け寄りたいわんちゃんはいない。

2.犬に飛びつかせてはならない

この画像を大きなサイズで見る

 家を訪れた人に犬を飛びつかせてはいけない。「犬大好き!」と公言する友達でもダメだ。わんちゃんには20歳の健康な犬好きと身体が衰えた80歳のお年寄りを区別することができないからだ。

 わんちゃんに飛びつき癖があったら、お客さんに犬がおとなしく座って待つまで近寄らず、無視するよう頼んでおこう。わんちゃんに飛びついてはいけないことを教えるのだ。

3. トイレトレーニングで失敗しても犬を怒ってはならない

この画像を大きなサイズで見る

 トイレトレーニングは躾の大切な第一歩だ。だが、躾けているつもりが逆効果になることがある。トイレを失敗した時、わんちゃんに怒鳴ったり、粗相した場所に鼻面を押し付けたり、叩いたりしても、全く意味がない。ただ、あなたを怖がるようになるだけだ。

 トイレを覚えるまでは、犬を常に目の届くところに置いておき、それができない時は小屋に入れたり、リードでつないだりしておく。小型犬ならカウチやPCに座って膝の上に抱いておくのもいいだろう。わんちゃんがもよおしてきた様子なら、すぐにトイレに連れて行こう。大切なのは根気よく躾けることだ。

4. 犬に引きずられるような散歩をしてはいけない

この画像を大きなサイズで見る

 リードを引っ張るとわんちゃんは喜ぶ。行き先を知ることができるからだ。だが、犬に引きずられるような散歩をしてはいけない。わんちゃんがリードを引っ張ったら、その場に立ち止まってしまおう。そして、わんちゃんがリードを緩め、こちらを見たら、再び歩き始める。

 あるいは犬の進行方向とは反対方向に歩くという手もある。きちんとついてきたら、ご褒美をあげることも忘れてはいけない。飼い主の横を歩きながら、アイコンタクトをする子は十分偉い子だ。

 なお、この方法は練習と忍耐が必要だ! また、伸縮式のリードでは上手くいかないことにも注意しよう。むしろ、引っ張った方が速く歩けると勘違いさせてしまう。

5. トイレは遊びの時間ではない

この画像を大きなサイズで見る

 トイレは昨日の粗相した場所の臭いを嗅いだり、草むらを寝転がったりする時間ではない。トイレの時間はトイレをするためにある。わんちゃんに必要なのは用を足す時間だけだ。遊べるのはきちんと用足しをした後だということを教えよう。

 これは特に夜中のトイレについて当てはまる。最初は可愛らしく思うだろうが、夜中の3時に何度もだらだらされれば嫌になってくるだろう。さっとトイレを済ませ、またベッドに戻るよう躾けよう。

6. ハウスは罰を与える場所ではない

この画像を大きなサイズで見る

 わんちゃんがハウス嫌いになったら、罰を与えるためにハウスに入れなかったか思い出してみよう。本来、犬にとってハウスは居心地のいい場所であるはずなのだ。食事をしたり、おやつをもらったりできる素敵な場所なのだ。ハウスを罰を与えるために使用してはいけない。

7. 吠えている犬をかまってはいけない

この画像を大きなサイズで見る

 吠える子を撫でたり、話しかけたり、なんと叱りつけても、わんちゃんは益々吠えるようになる。吠えグセを直す一番効果的な方法は、昔ながらの無視だ。おとなしくしている時に褒めて、ご褒美をあげることも忘れてはいけない。

 吠える行為は、犬にとって本質的に快感なのだ。そのため、吠える以上に嬉しい報酬を与えなければならない。わんちゃんのお気に入りのおやつや玩具を探してみよう。

8. 食事中、犬のおねだりに応じてはならない

この画像を大きなサイズで見る

 テーブルの下からつぶらな瞳で見つめられたら、無視することは難しい。だが、そのような時でも絶対に食べ物を与えないと心に誓おう。犬が昨日の夕食でステーキを一切れもらったことを憶えているはずがないと考えていたら、それは大間違いだ。

 食事中、テーブルから離れて待っていたわんちゃんにはご褒美をあげて、自分の居場所を教えよう。ベッドやハウスなどに行くよう命じて、そこで落ち着いたらおやつの入った玩具や餌を与えれば、飼い主の食事中に近寄っておねだりするよりも、離れていた方がいいことがあると躾けることができる。

9. キッチンに食べ物を放置してはならない

この画像を大きなサイズで見る

 一度わんちゃんがキッチンの上に食べ物があることを知れば、何度でも探しにくるだろう。キッチンの外にいる時にご褒美を与えて、それを予防しよう。また、見ていられない時はキッチンのドアを閉めておくことだ。食べ物は戸棚や冷蔵庫の中にしまっておくように。子供がいるなら食べかけのお菓子を置きっぱなしにしないよう伝えておくことも大切だ。

10.犬の問題行動の多くは刺激や運動不足が原因

この画像を大きなサイズで見る

 わんちゃんはエネルギーを発散させる必要がある。放っておけば、どんな形で発散するか分かったものではない。できるだけ一緒になって運動する機会を設けよう。犬に関する問題の多くは、刺激や運動の不足が原因である。わんちゃんが家の中で運動会をしているのなら、そろそろ表に連れ出した方がいいということだ。

11. ご褒美は徐々に減らせ

この画像を大きなサイズで見る

 手の中におやつを持っている時にしか、わんちゃんが言うことを聞かなくて困ってはいないだろうか? それはいうことを聞かせる前におやつの袋から中身を取り出して準備しているのでは? そうした餌で釣って躾けるのは結構なことだ。だが、ご褒美と賄賂は違う。できるだけ早いうちにご褒美を減らすことも大切だ。

 スロットマシンを想像してみほしい。メダルを投入して当たりが出れば、2度3度と試したくなる。スロットマシンから報酬を得れることを学んだのだ。そうなれば、例え負けてもトライしたくなるだろう。過去の成功体験があるために、その保証もないのにまた勝ちたいという欲求が芽生えるからだ。

 犬のご褒美も似たようなところがある。だから、最初に喜ばせて、徐々に減らしていけば、ご褒美なしでも言うことを聞くよう躾けることが可能になる。

12. 噛んでいいものと悪いものの区別をつけさせる

この画像を大きなサイズで見る

 わんちゃんはただガジガジ物を噛みたいだけではない。そうする必要があるのだ! かじる玩具を与えることは最初のステップだが、それで終わりではない。何が噛んでも良くて、何がダメなのか、常に教え続けることが大切だ。そして、犬にガジガジやられたくないものは、床の上に放置しないこと!

 大切なものを噛んでいる場面を目撃したら、合図(お座り、伏せ、触るなど)で注意を引き、噛んでいい玩具と取り替えよう。そして、玩具を噛み始めたら、すかさずご褒美だ! 玩具のローテーションを作って、わんちゃんを飽きさせないことも大切だろう。

13. 噛み癖をつけさせるな

この画像を大きなサイズで見る

 甘噛みする子犬は可愛らしいが、成長すれば非常に危険だ。絶対に肌に歯を立ててはいけないことを躾ける必要がある。自然の状態なら子犬が遊び始めると、兄弟との喧嘩や母犬の躾から、噛んでいい強さやじゃれ方を学習し始める。

 だが、人間が親代わりを務める場合、飼い主が人間との正しい遊び方を教えなければならない。ふざけて歯を立てた場合であっても、「痛っ!」と叫び、立ち去って、噛んではいけないことをきちんと躾けよう。その際、15~30秒は遊びを再開しないことだ。わんちゃんはルールを破れば、遊んでもらえないことをすぐに覚えてくれるだろう。

14. 犬がうなっても罰してはいけない

この画像を大きなサイズで見る

 犬のうなり声は、犬が危機感や恐怖感を伝える数少ないコミュニケーションの方法だ。これを絶対に罰してはいけない。代わりにその場から、犬を移動させるのだ。

 子犬は、ただ身の危険や恐怖を知らせているだけだ。うならない犬は、警告無しにいきなり噛み付くような場合もある。ただし、遊んでいる最中にうなることを奨励するようなことはやめよう。

15. うれションをさせないようにするには

この画像を大きなサイズで見る

 帰宅時に、わんちゃんからお出迎えを受けたはいいが、そのまましゃがみこんで排尿されることがある。これは服従を示す排尿で、「僕いい子だよ、敵じゃないよ!」というメッセージを伝えている。俗にいううれションというやつだ。

 この時、撫でたり、話しかけたり、犬を見たりすると、さらにこの行為を助長することになる。排尿をされたくないのであれば、犬の方を見たりしないで無視しよう。そして、わんちゃんが落ち着くのをしばらく待つのだ。叱ったりしても逆効果なので気をつけよう。

via:barkpost・written hiroching / edited by parumo

📌 広告の下にスタッフ厳選「あわせて読みたい」を掲載中

この記事へのコメント 34件

コメントを書く

  1. 知り合いのトレーナーかなら歯が当たったら怯む前に叱れと教わったな
    怯むんで自分の要求通りになったと犬が学習すると良くないからだと

    • 評価
  2. 子供の躾けと同じだね。
    躾けは相手が社会生活を円滑に行うためにするもので、親や飼い主の支配下に置くためではない。ちゃんと躾けられてない犬も子供も、親にとってはただの愛玩具で、本当の家族じゃないんだろうなと思ってしまうよ。

    • +2
  3. うちは成犬でもらってきた子だからかもしれないけど、破壊行動もしないし大体ゴロゴロしてる。
    他の犬や人に吠えたり喧嘩売ったりしなければそれでいいと思ってる。

    • 評価
  4. 5のトイレ時間は、庭に出すアメリカ人仕様だね
    日本じゃ出来ない(庭が狭い・無い)
    シート置いてる日本だと、子犬以外はトイレで遊ぶって事無いでしょ
    14の写真がいいね
    可哀想だけど可愛いw

    • +3
  5. シベリアンハスキーだったアイツはヨボヨボになってさえ、最後まで引っ張るのはやめられなかったなぁ。
    でも、かみついたら即ぶんなぐるという方法で、三回で誰にもかみつくことはなくなった。頭がクルミみたいに凸凹してるから、こっちもこぶしは痛かったが、お互い様だと思った。後で誰かにかみついてお前が処分されるのは嫌だと思ったからね。

    • +22
  6. 一番いいのは叱るときには徹底的にしかり、ほめる時には
    過剰でもほめる差を作ること。そうすれば犬っこは家庭内で
    立派な家族として育てられる
    逆に最低な方法って叱るときには親の仇かと思うくらい
    叩きつぶし、ほめることは一切しない人のこと言う
    いくら人間についていく犬っこでも反抗するわ

    • +8
  7. むやみに脅すようなしつけはいかんな 犬のことも尊重しないと信頼関係築けん

    • +2
    1. ※7
      家でトイレをしなくて、飼い主さんが夜中だろうが台風だろうが、
      トイレのために犬を散歩させているところを知っている。
      かなりつらそう
      そこのワンコは愛されているようだけど、飼い主さんの負担が・・・

      • 評価
  8. トイレトレーニングで怒鳴るなは本当。
    父親がうちの犬が粗相する度に怒鳴ってたら、家でトイレする事が出来なくなった。
    雨でも雪でも台風でも外に連れ出しておしっこさせなきゃならない。
    これは飼い主が我慢すればいい事だけど
    犬が歳をとったら慢性的な膀胱炎になり、通院が必要になって結果寿命を縮めた。
    トイレに限った話じゃないけど、犬は子犬の時に痛い目にあったり辛い目にあうと一生忘れないからトラウマは作っちゃいけない。

    • +5
  9. 一番について、
    >よほどのお風呂好きの子でない限りは、呼んだ後にお風呂に入れるのは厳禁
    とあるけど、じゃあどうやってお風呂に連れて行けばいいんだろうか

    • +3
  10. 無駄吠えは
    犬「吠えると天罰がくだる(´・ω・`)」と
    思わせないといけない。
    吠えたら 後ろから「水をかける」や、「空き缶を投げつける」などを繰り返し
    飼い主は知らん顔しておくといいよ。

    • +2
  11. 嬉ション、うちの子達は一定のテンション超えると
    飛びついて大騒ぎしながら撒き散らかしてたなぁ…

    • +1
    1. ※12
      一度なでてあげたりおやつをあげたりワンクッション入れるといい思います。

      • +1
  12. これ猫にも同じこと言えるね
    うちのお猫様が分離不安だからか・・・・

    • -8
    1. むやみに吠える犬って最悪だな
      飼い主の躾レベルがわかる
      てか、米14
      何を言いたいのか長すぎて伝わらない
      趣旨をまとめろ

      • -2
    2. ※14
      人間ですら言葉や態度で接してもわかってくれないんだから犬はなおさらそうだよ
      良心が痛むかもだけどある程度叱ったりすることは必要

      • 評価
  13. え?少しも長く感じないというか、とても読んでいて面白い話だったよ?

    • +1
  14. 4. 犬に引きずられるような散歩をしてはいけない
    幼少期、田舎で犬の散歩中は常に全力疾走でした

    • +1
  15. これさ、犬に空気読めって分からせるってこと?
    KYな犬だったらどうするの?

    • 評価
  16. 特大狼犬ですが、子供の頃からしっかり教えたせいか、
    吠えない(元々そんな吠えませんでした)、他の人には寄り掛からない、お客さまに呼ばれたら近寄って座る(これは教えて無いのに、そうします)、散歩でも引っ張らない(特に教えて無い)、他の犬とコミュニケーションしたい時はお座りして私の顔を見る(これはしっかり教えました)、噛まない(噛んだら激痛鼻デコピン、以来人や動物を噛んだ事は一切無し)。大型動物を飼う者としての義務は非常に多いです。

    • +1
  17. 家の犬は非常に落ち着いてるけど、嫌いな犬(好きな犬には吠えない)と、いじめた中学生にはすごい勢いで吠えかかってどうにも手を焼いてる。あと、どういう基準で選んでいるか知らないけど、いつも決まった通行人に吠える。片や、一度も吠えられた事がないと言う通行人もいる(通行人に聞いた)。相手を選別して吠える犬の躾は結構難しい。放置&無視もしてたけど、なかなか治らなくて困る。シーザー師匠に指導してもらいたい。

    • 評価
  18. 散歩は犬が行きたい場所付いて行ってはいけないということですか。
    それでは犬が満足できないのではありませんか。

    • -6
  19. いろんな意見や自分んちと合わない方針があっても、犬の躾に真面目な人が最近増えてるような気がして、イチ犬飼い嬉しいでござます。

    • +2
  20. 「唸りごっこ」を犬としていたのはプロ的にはどうだったんだろうか…。「うーって言って?」「ウー」「もう一回うー!」「ウー」「好き!」「ウー」こんな感じで。

    • +1
  21. 普通に声色低くしてコラッて叱ったらもうしないよ。きつく、でもきっちり言葉で叱ったことはしっかり覚えたぞ、うちの犬は。
    ぶん殴るとか物を投げるとか書いてる人は犬を飼わない方がいいと思う。

    • -5
    1. ※26
      じゃあ犬が飛びつきたい人に飛びつかせ、犬が噛みつきたい人間を噛みつかせるということか?
      お互いの安全、命のためにある程度は我慢させなければいけないことがある

      • 評価
  22. 触ったり声を掛ける事も犬にとっては嬉しい(かまってくれている)から、
    叱る時は声を掛けてはいけない。
    ってシーザーが云ってた(・ω・)
    でも声掛けちゃうんだよね…。ダメ!!とか、コラッめっ!!とか…。
    …まあうちのマッマは図らずもそうしている。
    犬も自分もパッパも逆らえない。
    マッマ最恐。

    • +1
  23. 犬を飼うことは多分一生無いだろうけど、覚えておいて損はないかな。

    • -1
  24. 多少でもきちんと勉強しているなら全部当たり前のことやねん

    • +2
  25. 基本的な「ご褒美のつもりで頭を撫でてはいけない」がないな。
    犬に限らずほぼすべての動物にとって「自分の頭より上にある人間の手」は恐ろしいモノ。
    なので犬に触る際、手は必ず頭より下から持っていかなければならない。

    • 評価
  26. 叩くことは絶対にしない。犬も人間の子供と同じように接するって決めてる。

    • -1

コメントを書く

0/400文字

書き込む前にコメントポリシーをご一読ください。

リニューアルについてのご意見はこちらのページで募集中!

知る

知るについての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

動物・鳥類

動物・鳥類についての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

最新記事

最新記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。