この画像を大きなサイズで見る写真家のシャーリー・ベイカーは、1960年代から約20年に渡って北部イングランドを代表する都市、マンチェスターの町の生活の変遷を記録してきた。
写真はなんの変哲もない普通の通りを写しているのだが、取り壊される前のスラム化した住宅のまわりに集う女性や子供たちをとらえていて、1960年代から町が変わっていく様子を見つめた貴重なものだ。
これらの写真は、19世紀に建てられたマンチェスターのスラム街の家々の取り壊される前の最後の日々を追ったもので、飾らない市井の人々の様子が心に残る。シャーリー・ベイカーは、1960年代から1980年代の間のイギリスの通りの変遷を記録した唯一の女流写真家だ。
社会が大きく変化した時代のマンチェスターやソルフォードの都市部をメインに、今は亡き時代の廃れゆく日々をとらえている。
大人びた笑みを浮かべる古めかしいジャケットを着た男の子(1967年)。
この画像を大きなサイズで見る煤で真っ黒になったマンチェスターの家々の外で集う母親たちと子供たち。
この画像を大きなサイズで見るベイカーは、マンチェスターの中心街の密集した住宅に住む市井の人々を中心に撮影した。遊んでいる子どもたちや、立ち話をしている母親たちの写真は、現代社会にはなにかとても奇異な感じがするように見える。ベイカーは、被写体にポーズをとらせたことはないという。見つけた対象のありのままを記録した。
この画像を大きなサイズで見る2012年、ガーディアン紙に対して、ベイカーはスラム街の解体について次のように語った。「大規模な解体が行われました。通りの半分は取り壊され、まだ人が住んでいるのに残りの半分には火がかけられました。住人が出て行った家には、すぐに子供たちが入り込んで、窓をすべて壊し、自分たちで破壊行為を始めます。当時は安全とか衛生といった考えはありませんでした。構わず好きなことができたのです。わたしは被写体にポーズをとらせたことはありません。見たものをそのまま撮ったのです」
ベイカーの多くの写真からは、子供たちはその場にあるもので楽しみ方を見つけるほかなかったことがよくわかる。高価なおもちゃやゲームではなく、彼らはちょっとしたロープや第二次大戦で支給されたガスマスクの残りで遊んだのだ。
ペンキのはがれた家の前の歩道で、クリケットをして遊ぶ子供たち。
この画像を大きなサイズで見る家のまわりを調査探検する子供たち。
この画像を大きなサイズで見るベイカーの写真は、女性や子供たちばかりではない。所在なさげにぶらぶらしている男性をとらえたものもある。
この画像を大きなサイズで見る新鮮な空気を求めて、外に出てくつろぐ女性たちと子供たち。
この画像を大きなサイズで見る電灯に紐をくくりつけブランコ遊びをする少女たち(1965年)。
この画像を大きなサイズで見る家の裏路地にたむろする、きょうだいと思われる女の子たちのグループ。後方のふたりの女性はなにやら深刻な話に夢中になっている。
この画像を大きなサイズで見るおもちゃの銃のようなものを持つ子供。後の女の子はハイヒールを履いている。
この画像を大きなサイズで見る第二次大戦中に支給されたガスマスクをかぶって遊ぶふたりの子供。
ひとりは学校のブレザーを着ている。
この画像を大きなサイズで見るベイカーは、2014年に82歳で世を去った。長く忘れ去られた時代を写したこれらの写真は、9月20日までロンドンのフォトグラファーズギャラリーで開催される「女性たち、子供たち、手持無沙汰な男たち」という特別展で公開される。
via:dailymail・原文翻訳:konohazuku











マンチェスターっつったらサッカーしかない田舎ってイメージ
こんなんだったんだ
イギリスにとっては隠したい負の写真の一つだろうな
困窮の中必死に生きていく明るい庶民の姿が見られるし
モノはあってもなぜか絶望という社会の日本と比べたら
どっちが幸せかどうかわからない
いつの時代のドコでも子供の笑顔には癒されますね(⌒-⌒)
※3
別に隠したいなんて気持ちないでしょ
この時代から今に続いてるんだし
日本でいうと土門拳みたいね
日本の時代物の写真だったら、いかにもその時代の流行の服を着てて時代を感じそうだけど
白人さんの、特にカラー写真では、今現在なんじゃね、としか感じられない
マンチェスターを代表するバンドといえばオアシスが出てくるんだろうけど、80年代で言えばやはりスミスを挙げないわけにはいかないと思う。バンドの音楽性、モリッシーの歌詞やファッションの特異さはよく知られているけど、この写真を見ているとこの町に住んでいたものだからこそ表現できるリアリティなんだなと実感しました。
この子どもたちが大人になってマッドチェスタームーブメントを起こしたんだな
音楽とドラッグの下地はこの頃に出来たのかな
日本の1970年代、昭和40年代みたいだ。ガスマスクはなかったけど自分の住んでた団地では、子どもの遊びは材木置き場で遊んだり、夏はおばさんが立ち話してたり、おっかない大人の目を盗んで刺激にあふれた毎日だった。汚いかっこうでホンモノが少なかったけども。
その頃の日本人から見たら、建物がレンガで道路が舗装されている、社会保障があるはず、
民主主義の伝統がある、イギリス人はカラダがデカい、肉をしょっちゅう食べられるはず、白人である、アメリカ人と直接話せて、仲がいいはず、というだけで、そうとう恵まれているなあ、うらやましいなあ、といった印象になるはず。
マンチェスター出身の人らだけでフェスが開催できるね。
フォール、バズコックス、シンプリー・レッド、ハッピー・マンデーズ、ジョニー・マー、モリッシー、ストーン・ローゼズ、ニュー・オーダー、ケミカル・ブラザーズ…
トリはやっぱノエル・ギャラガーになんのかな。
いい写真だなぁ
スラムとはいえ恵まれてるような気がする
アジアや南米とくらべたら
リトルダンサーの世界かな