この画像を大きなサイズで見る最近話題のダイエット法の1つに「5:2」ダイエットなるものがある。これは1週間のうち2日だけ断食し、残りの5日は通常の食事ができるというものだ。週に何日か断食したり食べる量を減らしたりして、他の日には通常の食事をする、と言う断食系ダイエットには様々な種類がある。
断食は、もともと長い歴史を通じて人々に実践されてきたものである。ただしこれは、自らの選択と言うよりは、ほとんどの場合そうせざるを得ない状況だったからだ。狩猟採集生活をしていた我々の祖先は、恐らくプロの断食集団であろう。時が来れば心行くままに食べ、そしてまた長い欠乏に耐える、という生活を繰り返していた。
この事を念頭に置いて考えると、人間の体中の細胞が、飢餓とご馳走の繰り返しという厳しい条件のもとにうまく活躍できるというのは、理に適っている。米フロリダ州のフロリダ大学で、断食は、体重の減少以外にどのような効果をもたらすのかという研究を行ったそうだ。
プチ断食は老化予防に効果あり?
この画像を大きなサイズで見るカロリーの摂取を抑える事で老化防止に役立つという研究結果がある。その理由は完全に解明されていないが、断食が原因で起こる体内の血糖値の低下と関係しており、そのせいで私達の細胞は追加のエネルギー源をかき集める為に活性化する、と言う理論が最も有力だ。
例えば、通常の摂取カロリーの70%しか食べていないアカゲザルは、とても長生きするし、年を取ってもとても健康なんだという。それは人間にも同じような効果が期待できるという。
断食は酸化性ストレスによるダメージから細胞を守る
この画像を大きなサイズで見る私達の細胞が傷つく原因のうちの一つは、酸化性のストレスにより負担がかかる事である。このようなストレスは、通常より多くの遊離基、つまり余分な電子を纏った不安定な分子が原因である。
この遊離基がもう一つの分子と遭遇すると、遊離基が纏う余分な電子が働きかけ、分子から分子へと素早い連鎖反応が起こる。この連鎖反応の終盤で、細胞膜・必須アミノ酸・DNAなどの、細胞内の重要な要素の中の細胞核が破壊されることがある。断食するとこのような過程で生じるダメージから細胞を守ってくれるようだ。
遊離基は、機能が低下したミトコンドリア(細胞の発電所)から生成される。通常の食事と断食を切り替える事によって、細胞達は一時的な低グルコース(血糖)を知覚し、脂肪酸のような普段は使われない方のエネルギー源を使わざるを得なくなる。
この過程で、細胞は、生き残る為に不健康なミトコンドリアを排除し、徐々に健康なものと入れ替えるので、長い目で見れば遊離基の生成を減少させていると言えるだろう。
また、断食の初期段階に置いて、遊離基の生成が少々促進される可能性もある。その事が細胞に働きかけ、遊離基が現れた場合に備えるため、自らの持つ抗酸化物質のレベルを上げさせているのかもしれない。
遊離基は、私達の細胞にダメージを与える性質のせいで、一般的に有害だと考えられているが、彼らがこのように事前に危険信号を放ってくれている為に、深刻なストレスを受ける前に上手く対処できているとも捉えられるかもしれない。
断食とご馳走を繰り返す5:2ダイエットはアンチエイジングに効果的?
この画像を大きなサイズで見る断食がどのように細胞に影響を与えるかを検証するため、フロリダ大学の研究チームは24人の被験者を雇い、2~3週間のプチ断食を実践するようお願いした。
断食の第一段階では、きっちり計算された食事を取ってもらい、第二段階目の3週間には、同じ食事と一緒に、抗酸化作用のあるビタミンCとビタミンEのサプリメントを取ってもらった。私達は、体重の減少ではなく、いかにプチ断食が細胞に影響するのかと言う点に絞って研究したかったので、被験者たちはご馳走の日には普段の生活のカロリー摂取の175%を食べてもらった。そして、断食の日には25パーセントを食べてもらう事によって、体重の減少を防いだ。
被験者に提供する食事の内容を丁寧に記録した。食事は典型的なアメリカンフードであり、例えばパスタやチキン、サンドイッチにアイスクリームのようなデザートを付けた。また、酸化性のストレスによる副作用と、確かな細胞の機能力を見比べる為に、実験前と実験直後には採血をした。
最初の3週間は、各被験者の細胞に置いて、断食が酸化性ストレス(遊離基)の生成を促進するのか、そしてこのようなストレスが実際に細胞の強化に貢献するのか、に焦点を当てた。そして第2期目には、抗酸化剤を摂る事によって、断食が原因で発生した遊離基をブロックすることができるのか、そして細胞を強化する事を防げるのか、を観察した。
言い換えれば、ビタミンCとビタミンEによって、細胞の自己防衛機能を妨げる事ができるのか、を調べようと試みたのだ。ビタミンCのような抗酸化物質は、それ自体が細胞を酸化性のストレスから守る働きをもっているからだ。
この画像を大きなサイズで見るその結果、一日置きに断食をする事により、細胞がSIRT3と呼ばれる遺伝子のコピーをより多く生成する事を発見した。これは、遊離基の生成を抑制するのと、細胞の修復作業を調整する過程の一部を担う物質である。
また、インシュリンの分泌量がかなり減少している事も明らかになった。これは、被験者の体がこのホルモンに対してより敏感 になったという事を表している。インシュリンに鈍感だと糖尿病になりやすい為、これは重要な発見だと言えるだろう。
また、被験者がビタミンCとビタミンEを摂取すると、断食の効果が無くなるという事が確認されたのは、期待以上の発見であった。
これは、細胞が一日置きの断食によって発生した酸化性ストレスに晒されるはずが、比較的守られた状態に置かれてしまった為に、自己防衛機能を働かせることや、インシュリンやその他のストレス信号への反応が鈍ってしまったのではないかと考えられる。
つまり、断食等から来る程度の軽い環境的ストレスは、実際に私たちの体に良い効果を与え、逆に抗酸化作用のあるサプリメントは、潜在的には良い物であり、場合によっては効果的であるものの、普通状態にある私達の健康な細胞達の反応を妨げてしまう事もあると言う事だ。
この実験は、比較的小規模で短期間だったため、毎隔日断食をするという単純な内容であったが、体重が減少しない場合であっても、断食には重要な健康効果が期待できるという事を証明することはできた。
腹八分目がいいとか、週に2日はあまりモノを食べない方がいいというのは知っているが、断食レベルで我慢するのは食いしん坊の私にとって無理ゲーすぎるし、日中体を動かして働いている人にとっては地獄だろう。だが老化防止効果もあるとなると、ちょっと考えないわけでもなくもなくも・・・
また、この記事はプチ断食ダイエットを勧めているわけではなく、あくまでもある実験者による研究結果の報告ということなのでそこんとこよろしく。















家族を説得できるかどうかも鍵になるね
ドクター監修・監視のもとでやったけど、見事にリバウンドしたな。
プチ断食は、体を動かす仕事の人より、シーンとしたオフィスで働く人(おやつタイム有)のほうがつらそうだけど…。
自分は現場に出てるほうが空腹を忘れるけどな。
仮に毎週するなら、週2日は相当きつい。体に一時的なショックを与えて防御機能を高めるにはいいかもだけど、やはり数週間にしておくべきだよ
※4
肉体労働現場で、力が入りづらくなって、急に気絶みたいに眠くなったり貧血で気を失いかける方が事故の危険もあって辛かった気がする
週1日ならやったことあるな。
夕食抜きから始めるから日はまたぐけど。
食べることだけが唯一の楽しみといってもいいぐらいなのに…
ところで
毎日マルチビタミン取ってるけど
たまには休まないと駄目だね
そもそも不必要
でも週2日ちょっとだけいつもより少なめに食べるとか心がけるならできそうかも
なんかフケ顔って言われるしやってみようかな
たまに手足が震え冷や汗をかくことがある
飯を食ってない時にしか起きないし、調べてみたら結構危険な状態になりえるから断食は無理だわ
そーいや、モルモン教徒は月一で断食してますね。 たしか、第一日曜日だったような。 土曜日の夕食を食べて、日曜日は朝から食事抜きで、晩餐をとるんじゃなかったかと。 あるいは、イスラム教徒も断食月は昼間は食事抜きで、日が暮れてから晩餐だったんじゃないかな。 日本を含む先進国では飽食の時代が来て久しいわけですが、ある意味、時々は断食ってのはアリなんじゃないかとは思います。 といいつつ、空腹に弱いですけど。
若い時、食費がなくてしばらく断食生活だったことがあるけど、確かに三日目あたりでめちゃくちゃ体調が良くなった。ダルさとかがなくなって、体が軽い。腹回りの脂肪がエネルギーになったらしく、空腹感もそれほどじゃなかった。がくんと痩せて、ズボンがブカブカで履けなくなった。
まあ給料日に大食いしてすぐにデブに戻ったけど。
※11
自分も冷や汗すごい出ることがある。何か食べると治るから低血糖だと思っているけど。
試してみたいけどあの状態になったらさすがに無理だな。
※11
まず一度糖尿病かどうか検査受けた方が良いのでは?18さんも。
合併症が怖いからお早目に。
食いしん坊のオイラにはムリダナ
胃もたれが酷いと三日断食からの一週間梅干粥をやるけど
悟ったみたいになる。穏やかになるというか無欲になるというか
タンパク質とサラダをおなかいっぱい食べて、ちょっとウォーキングするだけでもの凄く痩せるよ。
断食はちょっとつらそう。
日本人とアメリカ人だと効果が違ったりしないのかな? 狩猟民族と農耕民族は飢餓に対する脂肪細胞の反応が違って・・・とか何とか聞いたことがある気がするんだけど。
>通常の摂取カロリーの70%しか食べていないアカゲザルは、
>とても長生きするし、年を取ってもとても健康なんだという。
ということは、その70%のカロリーが本来の100%のカロリーなのでは?
腹八分目の科学的裏付けになるのでしょうかね。
そもそもアメリカ人は食べる量が桁外れだろう
自分はお腹が減ってる状態が続くと悲しくなってくる
お腹減ったなあ・・・しか考えられなくなる
なんだかなぁ……空腹という体のシグナルを無視して断食するのが良いねぇ……
痩せる必要もないのにダイエットダイエットいってる人はちょっと考えたほうがいいんじゃないの
こいつらいつも新しいダイエット流行ってるな
※22
色々調べると、彼らは昼飯を抜くもしくは昼飯を少なくする傾向がある様な気がする。
カラパイアのランチ特集を見るといいぜ。
デスクワークの人が人参一本とかあったと思うぜ。
基本的に食べ物も飲み物も毒物なんだよ。それを内臓が無害化して栄養にしてる。
しょっちゅ食べてると内臓が休まる暇ないから疲れちゃうもんね。
※25
18です。糖尿病は検査して問題なかったので大丈夫です。
ですが、糖尿病だとそういう症状が出ることがあるんですね。
ありがとうございます。
給料日前なので特に切り詰めておりまする。
なんか勇気の出るお話でありました。
断食よりも三回の食事を小分けにして摂取したほうがいい
もちろん食い過ぎ&動かないは論外よ
休日に好物をたらふく食ってストレス解消をしている
オイラには絶対実行不可能なダイエットだ
狩猟民族と農耕民族への効果の違いはどうなんだろう?
2日はふつうに働いてる人にはきつすぎる気が
セレブになるような仕事はそこまで肉体的にきつい仕事じゃない
精製塩や白砂糖を摂らないだけでもだいぶ体調いいけどなあ
ここで言っているのはただ痩せるためのダイエットではないよ。
食事をコントロールして、健康になるための、ガリガリの人がやったら太るようなダイエットだよ。
断食してみたいけど
お腹がすくと目が回る体質だからできない
2時間に一回くらいなにかしら食べる
確かに人間の体は毎日食べ物がある状態を想定して作られてないが
同時に毎日長時間労働するようにも出来てないからな
そりゃセレブは自分で働く量もコントロール出来るから問題ないだろうが
貧乏人がやれるダイエット(健康)法ではないな
私もほぼ一日置きに断食してる。断食と言ってもコーヒーとかジュースは飲む。
慣れると何てことないけど効果の程はわからん。
でも、この間、なんかの討論番組で、
「断食に科学的根拠はない!」って森田先生が断言してたもん!
栄養指導していた身としては、ちょっと心配な方法ですね。低血糖はめまいや吐き気を伴う場合があるので、車の運転をする人や学生などには向かないと思います。長期の休みがとれて安全な環境下なら大丈夫ですが日本人の大半は難しいかも。。。
ダメだなにをやっても食いすぎる助けて
暫く経つとすっかり忘れ去られる
ハリウッドで流行
NYで流行
20年ぶりに断食してみたら、
フィジカルよりメンタルの効果がすごかった。
集中力とか気持ちの安定とか。
この無職メンヘラーのQOLが、かなり良くなるかもしれない。
無料というか食費削減になるのも実に良い。
パルモありがとう。
*44
そんなことはない。
縄文人が食料採取に使う時間は一日3-4時間とか。
はっきり言って文字、農業、お金の発明は
人類を不幸にした。
節約にもなるしいいね
っていうか貧乏だから意識せずに断食状態になってる日が結構あったわ…
断食はダメ。夕食を週1~2のペースで抜くのがベストだね。翌朝に身体がスムーズに動く。(但し寝る時間は遅くとも23時の場合)