この画像を大きなサイズで見る定期的に長距離を移動する渡り鳥だが、飛行の旅を続けながら他の種の鳥たちと「会話」をしているかもしれない、という面白い研究結果が発表された。
これまで渡り鳥は、本能的に集団をつくり、記憶したルートを移動していると考えられてきた。
だが、イリノイ大学の新たな研究では、渡り鳥は他種の鳥と、情報交換しながら移動することで、渡りの成功率を上げている可能性があるという。
渡り鳥が飛行中に発する鳴き声を調査
米イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の自然資源・環境科学部のベンジャミン・ヴァン・ドーレン氏率いる研究チームが注目したのは、渡り鳥が夜に発する短い鳴き声だ。
これらの鳴き声は、何か特別な意味があるかもしれない。例えば声を使ってお互いの存在を知らせたり、情報交換をしている可能性がある。
そこで研究チームは、東アメリカの26か所で3年間にわたって、夜間に渡り鳥たちが発する鳴き声を記録した。
記録されたデータは合計18,300時間以上に及ぶ膨大な量だ。このデータを分析するため、研究チームはAIを使い、27種類の鳥の鳴き声を特定、その中には25種の鳴禽類(スズメ亜目)が含まれていた。
研究チームは、15秒、30秒、60秒という時間間隔で異なる種の鳴き声が同時に録音される頻度を測定した。
その結果、偶然では説明できないほど違う種類の鳥同士が一緒に鳴いていることがわかった。
これは、渡りの最中に異種間での社会的つながりが形成されている可能性を示唆している。
興味深いことに、翼の長さや飛行速度が似ている種同士でこの傾向が強く、また、声の特徴が類似している種も同様に結びつきやすいことが分かった。
ドーレン氏は、「翼の大きさが似ている種は同じ速度で飛ぶ可能性が高く、一緒に移動しやすい」と説明している。
また、声については、もしかしたら似た鳴き声を持つ鳥たちが、時間をかけて社会的に結びついてきたのかもしれないという。
この画像を大きなサイズで見る渡り鳥の社会的つながり
2024年7月の研究では、北東アメリカでの渡りの途中、異なる種が「仲間」として休息地を共有することが確認されていた。
今回の研究では、この異種間の社会的つながりは飛行中にも行われていることを示唆している。
野生の鳴禽類は短命で、その寿命は個体差もあるが2~3年程度と言われている。
命の短い鳴禽類は親からルートを教わる時間が少ない。だから、こうして、他の鳥たちとのつながりをもって、正しい渡りのルートや休憩場所を教わっている可能性が高いと、研究チームは考えている。
またドーレン氏は、「気候変動や生息地の減少が、共に移動する鳥たちの繋がりにどのような影響を与えるかを理解することが重要だ」と述べている。
この画像を大きなサイズで見る新しい技術で渡り鳥の「会話」を追跡
今後、研究チームは渡り鳥に最新の小型マイクを装着し、渡りの間に鳥たちが交わす「会話」を追跡する計画を立てている。
これにより、渡り鳥の社会的な行動や、こうした行動がどのように進化してきたのかをより深く理解できると期待されている。
この研究は、変化する環境の中で鳥類を守るための重要な手がかりになるだろう。
空の上で種の違った鳥たちが、「調子はどう?あっちに言い休憩所あるぜ」とか、「こっちのルートの方が近道だよ」とか話し合っているところを想像すると心が和むなー。
この研究は『Current Biology』誌(2025年1月15日付)に掲載された。
References: CELL / Songbirds socialize on the wing during migrat | EurekAlert!
















今日仕事で仲間に怒られたとか、次の場所で水の飲むべなどと
おっさんの話すようなこと言っていたらにやりする
シ~ラケ鳥
飛~んで行~く
南の空へ♪
情報のやりとりですわ
種類が違っても鳥語が通じるんだな
「あそこのスーパーが安いでぇ~」みたいなおばちゃんトークとかしてるの想像したらかわいい
もう6500万年以上前から、恐竜時代から鳥語で会話してきたのかもしれないなら、ヒトなんかまだ新参のぺーぺーだ
>命の短い鳴禽類は親からルートを教わる時間が少ない。他の鳥たちから正しい渡りのルートや休憩場所を教わっている
人間の情報と鳥類の情報は非なるものだと思う。
どんな情報なのか興味がわく。
人間が長距離運転中に気になるのは宿周りよりは交通状況なのを鑑みるに、鳥たちにとっては進路上の風や雲などの天候情報が重要なんじゃないか
🐤< あっちの水場よさげだよ〜
🐦< 行ってみるよ ありがとう〜