この画像を大きなサイズで見る住める、住めるぞ。その広さなんと35平米。風力発電機の部品でできたポッド型の家が話題だ。廃棄パーツの一部が、移動式住宅にアップサイクルされたのだ。
その名は「ネスレ」。もともとは「ナセル」という機械部品の収納部だった。
定期交換が必要なうえ、リサイクル困難な風力タービン部品は風力発電の課題だが、オランダの企業が手がけたこの住宅が、新たな用途として注目を集めている。
明るくて風通しがよく、配管や電気設備も完備したユニーク住宅、ネスレの詳細をお伝えしよう。
風力タービンの廃棄パーツでできた移動式住宅
こちらがオランダで話題の移動式住宅「ネスレ(Nestle)」。やや長いポッド型のスタイリッシュな外観だが、実はこれ、風力発電機の廃棄部品でできている。
この画像を大きなサイズで見る本来は、風力タービンの重要なパーツ、「ナセル (nacelle)」と呼ばれる機械部品の収納部だが、数十年ごとの定期交換で、廃棄扱いになったそう。「ネスレ」の名はその名にちなんでつけられた。
広さは35平米。オランダ人デザイナーにより北欧風な雰囲気に。壁や家具にも木が使われていて温かみと落ち着きが感じられる。
この画像を大きなサイズで見る木製のドアから入ると、中は意外に広々して明るい。見た通り奥行きがあり、途中が一部仕切られている。
バスやキッチンのほか、ダイニングとリビングルーム、さらにシアタールームも兼ねる広い空間があり、食事と別にソファベッドもでくつろげる。
この画像を大きなサイズで見る屋根にはソーラーパネル、換気設備も。配管や電気設備も完備だし、高さもあり狭苦しい感じもないし、一人暮らしには十分な広さじゃなかろうか。
廃材製住宅ネスレに受注が10件
トレーラーハウスのようなネスレを手がけたのは、オランダの企業 Blade-Made(ブレード メイド)。同社は、リサイクル困難な風力タービンの廃材で、ベンチ、高速道路の遮断機なども製造している。
市場の直販製品というより、アップサイクルの課題と可能性を訴えるデザインの1種と見る向きもありそうだが、Blade-Made はすでにオランダ当局の建築基準に基づき、ネスレの受注を10棟も受けているそう。
寿命あるもの大部分には解決策が必要
ネスレの実現にはさまざまなパートナーが携わっている。内装デザインはオランダの建築家グループ Superuse と中古インテリアショップが担当、施工はロッテルダムの家具製造業者 Woodwave が行った。
この画像を大きなサイズで見るまた初期モデルに使われたナセルは、風力タービン解体と廃棄部品リサイクルの仲介企業Business in Windが提供したもので、 20年前に廃棄されたものだった。
この画像を大きなサイズで見るネスレについてBlade-Made のジョス・デ・クリーガー氏はこう語る。
身の回りにある全てのものには寿命があります。そして私たちには、廃棄物や埋め立て・焼却すべきものや無価値なもの、それらを除くすべてのものへの解決策が必要です
風力エネルギーの課題
風力エネルギーの課題は、グラスファイバーを大量に含む材料だ。それらは多くの国でリサイクル不可能、または非常に困難にもかかわらず、数十年ごとに交換しなければならない。
初期の風力タービンブームは、かつて大規模な廃止を受け、その際に廃棄された何十万トンものナセルとブレード(羽根)にも新たな用途が求められている。
再生可能エネルギーの今後と揺れる欧米
「(ネスレ)は風力タービンの再利用の中でも最も複雑なものです」というクリーガー氏。
そもそもナセルやブレードは、巨大で重いため、輸送や作業からして難しく、やはり簡単な方法が必要だという。
この画像を大きなサイズで見る簡単な方法といえばフィンランドの企業が取り組む廃棄ブレードのサウナや浮き桟橋へのアップサイクルも話題になった。またアメリカでは、使用後に甘いお菓子にリサイクルされるブレード用新素材が開発されている。
もっともアメリカは2025年7月、トランプ大統領が、太陽光や風力発電事業への優遇措置を段階的に撤廃するよう命じるなど、再生可能エネルギーの支援自体が縮小傾向にある。
また米CNN(2025年8月29日付)の報道によると、現在ヨーロッパの多数の国で、タービン部品の埋め立てが禁じられており、廃棄物処理の解決策の模索が緊急性を増しているという。
いずれにせよ、この先数十年は引き続き、世界中でいくつものナセルやブレードが廃棄されることになるだろう。
改造コストもそれなりにかかりそうだが、ネスレみたいな家をあちこちで見かけるようになる未来もあったりするんだろうか?
しかし風力発電機の部品が人が住めるサイズとは。本体どれだけ巨大なんだ、と改めて驚いたよ。
References: Goodnewsnetwork
















あはははw ソーラーパネルなんかいっ🫲
そこは小さな風車をつけようよ
そもそも廃棄し難いグラスファイバーじゃなくて、再生利用を考慮した素材で作るべきでしょ
スタートの時点でボタンを掛け違えてる
軽くて頑丈で安い素材が無いんじゃないかな
カーボンファイバーはあるけどあんなでかいの焼ける窯なんて多分無い⋯いや航空産業なら持ってるかも?まあペイしないくらい高いのは想像がつく
山の上の風力発電の風車を、町から見上げると、
ゴジラってこんな感じなんだろうなと思う。
あんな大きな風車の根本?や羽を交換…すごい労力と廃棄物ですね。
日本もたくさんあるし、何かできそう!
再生可能エネルギーの理念って、こういう感じだったっけ ?
耐震性、耐暑性、耐寒性、適度な密閉性と通気性、防汚性、防音性etc.
住宅ってのは見た目だけじゃわからない上に生活する上で重要すぎるポイントが多すぎて、こういう新しい形態の住宅を買う決断はなかなかできないなぁ。大抵は一生に一度の高価な買い物だしね。
わーなんかこういうのちょっと憧れるタイプ笑
人が住むには問題ない強度だけど、ナセルとしては強度が保証できないってことなのかな。 樹脂を含んだ複合素材はどうしてもリサイクルが難しいでしょうね。 じゃぁリサイクルが可能にとするとどうしても金属ってことになって強度を確保すると結局重くなって、柱が太くなってみたいな話になるし、風車のブレードも同じことが言えるかな。 なんか良い方法ないかなぁ。 私みたいなシロートが考えてもすでに考えてるだろうし……
めっちゃきれいだしエコやん
自然にもいいし私達人間にもいいね
面白い試みやが、そんなに数があるもんなん?
実際にはやれないけど、山の中に設置してソーラーパネルや蓄電池、雨水タンクも装備して、トイレはキノコのバイオトイレ。 バイオトイレから出る肥料で野菜を育てるみたいな自給自足を想像するのは楽しい。
東京ではそれを置く土地がね…
問題の先送りでしかない
木材とか再利用可能な材料で家を作るほうが安くて環境負荷も同じぐらいなんじゃないの?
そもそも再利用できない素材で作るなって話だけど、。
全く同意見です。
極端な話、コスト度外視でリサイクルしようと思えば何でも出来るが、リサイクルのための施工費や維持費とか諸々のコストと、他の施工パターンを比較した上でモノの良し悪しを判断しないと。
リサイクルのアイデアとしては面白いと思いますが、既存施工方法と比較すると、どちらが環境負荷が少なく、使い勝手が良いかは明らかでしょうね。
世の中エコだのリサイクルだのやたら言われるけど実際エコなものなんかほとんどない。
某大会社のゼロエミッションだってゴミを下請けに押し付けて自社ではゴミ出してません!って言うだけだし。
リサイクルだってゴミ処理費用の何倍も金かけて無理やり別の物に転嫁してるだけだから結局無駄。
海上コンテナを使った家だと大学の寮とか一般家庭などと
幅広く使われてるのは十分理由はわかるが、こいつの場合
部屋増設不可能・のちに穴開けてクーラー増設も困難と
ダメダメすぎていい面が思いつかない
だったらプレハブのほうがよっぽど使い勝手いいぞ
為せば成る
ナセルはアラブの大統領
くっそこんなのでw
中が丸見えだな…
ネスレ 彼女のコーヒーカップは偶然か
そこはソーラーパネルじゃなくて風力発電をするのが心意気だろうが。
飾りでいいから小さい風車をつけてほしい
なんか中銀ビルのアレを彷彿とさせるな
現代にメタボリック建築が蘇ったら胸熱
電車に使えないかな