この画像を大きなサイズで見る風力発電には巨大な風車が不可欠だが、あの大きなブレード(羽根)には寿命があり、いざ破棄となると処分が手間でリサイクルも困難なことをご存じだろうか?
生分解しないブレードは多くの場合、埋め立て処分となるが、その準備の破砕までにエネルギーを大量消費してしまう。
各国がそうした環境負荷に直面する中、フィンランドのスタートアップ企業 Reverlast(リバラスト)が、この問題を逆手にとったアップサイクルを開始した。
ブレードの浮力や耐久性に目をつけ、カットした廃棄品を新たな浮力材にして、浮き具や浮き桟橋作りに役立てるという。そのプロジェクトにせまってみよう。
古いタービンブレードを切って浮力材に
近ごろでは回転するブレードと鳥類との衝突事故を減らす試みなどでも取り沙汰されてる風力発電機だが、このブレードの寿命は20~30年ほどで、その処分方法は各国を悩ませる環境問題になっている。
実はブレードの廃棄処分はかなり手間がかる。とりわけガラス繊維強化プラスチック(GFRP)でできたブレードのリサイクルは困難だという。
そこで注目されているのが、SDGs達成度で世界トップの環境大国、フィンランドのスタートアップ企業 Reverlast(リバラスト)のプロジェクトだ。
フィンランドのアールト大学の卒業生が2024年8月に設立したこの企業は、切断した古いブレードの内部にスチロール樹脂を満たして浮力材とし、それで浮き桟橋を作るプロジェクトを進めている。
再利用の浮力材で湖に浮かぶサウナも
Reverlast は、このプロジェクトの初期の実践例として、アールト大学の学生用の湖に浮かぶサウナを作り上げた。
その基礎には、ブレードの中央部分を切り出し、内部にスチロール樹脂を充填した浮力材を使用している。
浮力材1 つあたりの重量は 300 kg と重めだが、浮力は抜群でしっかり役立ってるそう。
なお、この充填方式は今後取りやめ、代わりにブレードの断面をグラスファイバーで密閉する予定だ。そうすればもっと軽い浮力材になるという。
この画像を大きなサイズで見る材料を節約し二酸化炭素排出量も抑える浮力材
彼らが目指す最終的な製品は、なめらかで安定し、耐久性もきわめて高い浮力材だ。グラスファイバーで覆った断面の厚さは、ブレードの切り出し部分によるが、最大 6 cmほどになると見込まれる。
ヨットの船体に使われるグラスファイバーの厚さは通常1 cmほどだというから、厚みがたっぷりあって頑丈な浮力材となるだろう。
この画像を大きなサイズで見る同社の共同設立者の一人、オッシ・ヘイスカラ氏はこう語る。
私たちはブレードを再利用して「浮きドック」や「浮き桟橋(ポンツーン)構造」を作っています。これにより、従来のポンツーンに必要な材料が節約でき、より環境に優しいソリューションになります
当社が試作したドックは、およそ2.6トンの二酸化炭素排出を抑えます。こうしたドックがより大型で、数が多ければ多いほど、その影響は大きくなるでしょう
環境負荷の軽減と新たな活用方法
生分解しない従来のブレードの処理方法は、細かくして何かの原料にするか、埋め立ててしまうかのどちらかだった。
この画像を大きなサイズで見るしかし、どちらの方法も環境負荷が大きいことが問題となる。Reverlast の取り組みは、廃棄物を減らし、新たな製品に再生する道として注目されている。
なお現在、使用済みブレードはセメントやアスファルト、パドルボードなどに活用されており、アメリカなどでは、将来的にリサイクル可能なブレードを作るため、グミなどの食品にリサイクルできる新しい複合樹脂まで研究されている。
再生可能エネルギーの象徴でもある風力発電機のリサイクルの多様化は、持続可能な未来への第一歩と言えそうだ。
















コストかけて水辺に捨ててるようなもんでしょ。
どうしても作らなきゃいけないものの材料に転用して製造コストを大幅に減らすとかならともかく。
無理矢理の苦肉の策にしか思えない。
老朽化して交換した後のブレードなら亀裂やら劣化で脆くなったとかあるだろうから命預ける浮力材には怖すぎる。
先送り感あるよな
でもこっそり埋め立てて知らん顔されたりするより見えるところにあって管理されてるだけマシかなとも思った
無理に燃やして環境汚染も怖いし
今後良い処理法が開発されるかもしれん
よその国にあとよろしく!って押し付けたりするとかも論外だろうし
>>老朽化して交換した後のブレードなら亀裂やら劣化で脆くなったとかあるだろうから命預ける浮力材には怖すぎる。
この点は「内部にスチロール樹脂を充填した浮力材を使用している。」って書いてるから大丈夫でしょ。でも全体的に同感。なにか浮かせたいならもっと低コストでリサイクル可能な方法があるのでは?と思う。
記事の中に今後は内部への充填を取りやめて断面をグラスファイバーで塞いで中空構造で利用するって書いてあるよ。
風力発電に使うにはって条件では、劣化しているってだけ
細長いままでは、耐えられなくても、短く切れば丈夫だといえるよ
そういうことは原発に対して気を使うべきことだと思うよ
配管の点検漏れで破裂して死傷者を出した事故なんかもある
検査してきちんと交換していない方が危険だってことだよ
最初から容易に処理できるものにすりゃいいだけの話だ
また出来ないものは最初から作らない。なんでこんな単純なことも
超エリートな人って気が付かないのだよ
超エリートと呼ばれる人らは自分の財布に入る金が増えるかどうかを焦点にしてその才能をフル活用してるからさ。
環境問題について考えるときは環境問題で大騒ぎして政界や市場で影響力を発揮できるかどうか、環境ビジネスで儲けられるかどうか、で判断してるんだろ。
再生可能エネルギーを作り出す再生不可能な発電施設
発泡スチロール的なものが劣化してボロボロになるなら、これ使ったほうが環境には優しそうね
未来SFの世界で技術が失われて捨てられた昔の機械から
使える部品をモギ取りに行くシーンがあるけどアレの序章が
始まってる感あるな。
本当にSDGsを考えているなら生産・維持・廃棄・再生まですべてを計画してから作ってくれよ
リサイクルっていつもマユツバだと思ってる。
商品寿命の短い製品や、手を加えることで分別しづらくなったり、結局最初のゴミをかさ増しして細切れになってるだけなんじゃ…と思う。
どう使い続けるかより、どう分解出来るかを研究した方がいいんじゃないかな。例えばグラスファイバーと強化プラスチックを分けられれば、もっと利用価値がある気がする。まぁ、素人だから言い放題です…。
某環境系会社、要するに産廃屋で働いてましたけどリサイクルなんて有価金属以外は大体意味ないですよ。
リサイクルしましたラベルが欲しいだけの大企業が分別仕分けのコスト、遠距離への輸送のコストを山盛りかけて無駄な事してる。
プラごみの焼却を禁じてリサイクルしろって無意味な事するから焼却炉の燃焼カロリー足りなくなってわざわざ重油買ってきて一緒に燃やしたりしてる。
ウチの自治体は、お菓子の外側の汚れていない袋や洗ったトレー、ヨーグルトのカップなんかはプラゴミで、それ以外の、例えばお風呂のプラスチックのイスとか、100均の「ザ・プラスチック」で売ってるもの全て、汚れた納豆のパックとか、更にジャムのビンの蓋とかが「燃えるゴミ」。
…汚れていない「プラ」を効率的に回収してリサイクルしてくれていればいいけど、普通にプラスチックを焼却炉で燃やしてるのは何か違うと思いながら毎日言われた通りに出してる。
現状で最も効率が悪い発電設備
逆だ
コストパフォーマンス順
陸上風力発電
太陽光発電
水力発電
バイオマス発電
地熱発電
天然ガス火力発電
原子力発電
潮力発電