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フランス皇帝「ナポレオン」が所有していた拳銃2丁が3億円で落札

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image credit:Michel Bury/Osenat
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 かつてのフランス皇帝ナポレオン・ボナパルト(1769-1821)が所有していた拳銃2丁が、先日パリ郊外のオークションで落札された。芸術品のように豪華な銃の落札額は169万ユーロ。およそ3億円だ。

 熟練の銃器職人によりみごとな装飾が施された銃は、1814年に自らの命を絶とうしたナポレオンが手にした銃でもあるという。

 フランス革命で活躍し、若き軍人から絶大な権力をもつ皇帝の座にのぼりつめたナポレオン。その後の波乱に満ちた晩年を象徴する貴重な遺物をみてみよう。

ナポレオンの銃2丁が3億円で落札される

 かつてのフランス皇帝、ナポレオン・ボナパルトが所有していたフリントロック式の銃2丁が、パリ近郊のオークションで169万ユーロ(約2億9千万円)で落札された。なおこの銃は現在フランスの国宝に指定されている。

国宝落札!

本日午後、フォンテーヌブローのオテル・ダルベにおいて、ナポレオン1世の歴史と伝説を象徴するピストルの箱が、169万ユーロ(手数料込)という破格の値で競売にかけられました

フランス国家および文化省によって国宝に指定されたばかりのこの特別な出品物は、歴史的遺産の豊かさとナポレオン時代への継続的な関心の高さを物語っています!(競売会社オセナの投稿より)

Maitre Osenat vous presente l’objet phare de notre prochaine vente Empire

 これらの銃は、パリの銃器職人ルイ=マラン・ゴセが手がけたもの。金と銀の象嵌細工で丁寧に装飾され、ナポレオン自身の彫刻まで施されている。

銃で自殺を図るも侍従に止められたナポレオン

 芸術品のように緻密な装飾が施された美しい銃。だがこのオークションを開催した競売会社オセナによると、その豪華さとは裏腹に、この銃は絶望したナポレオンが自殺に使用しかけたものだという。

 オセナが明かした逸話によると、外国軍に敗退し、退位を余儀なくされたナポレオンは、1814年4月12日の夜、銃で自らの命を絶とうとした。

 だがそこで、彼の忠実な従者、アルマン・ド・コーランクールが、その銃から火薬を取り除き、彼の自殺を阻止した。そこでナポレオンは代わりに毒をあおったものの生き延びたという。

オークション前にフランス政府が国宝に指定

 オセナのオークション会場は、皇帝ナポレオンの権威の象徴であると同時に、苦悩の場でもあったフォンテーヌブロー宮殿からほど近い所にあった。

 出品は拳銃だけでなく、2丁を納めるために特別にあつらえられた当時のオリジナルの箱のほか、火薬や火薬を詰める棒などの付属品も含まれていた。

 なおオセナによると、この銃セットは、オークションの開催1週間前にフランス政府により国宝に指定されたため、輸出禁止になっている。

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image credit:_osenat/instagram

 さらに政府は、ナポレオンの遺物である貴重な品が確実に国内に留まるよう、新たな所有者(非公開)となった落札者に対して拳銃の購入を申し出ているそうだ。

フランス皇帝の失脚から退位を象徴する銃

 現代でもナポレオンの遺品には多くの関心が寄せられており、昨年11月にはナポレオンの黒い帽子が190万ユーロ(約3億3000万円)で売られたが、今回の拳銃の価値はフランスを動かすほどのものだったようだ。

従者のコーランクールが語ったところによると、ナポレオンは自殺未遂までの数日間、自殺の方法ばかりを話し、拳銃を頻繁に調べたり、小物入れから銃弾を取り出したりしていたそうです

この一対の銃は、フランス皇帝の失脚、終焉、退位までを象徴しています。ナポレオンは権力の頂点から転落し、この銃で自殺も考えた。つまりこれらの銃は終焉、堕落までをも表しているのです(オセナの創設者:ジャン=ピエール・オセナ氏)

References:Les pistolets qui auraient pu changer le cours de l’Histoire – Osenat / designtaxi / bbc など /written by D/ edited by parumo

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この記事へのコメント 9件

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  1. なんで堕落?って思ったがキリスト教的には自殺は悪だったなそういや

    • 評価
    1. >>1
      う~ん…。該当部分の元のフランス語は、たぶん動画1:55~1:59あたりの「Il représente donc la fin, l’image de la chute.」だと思うんだけど、「chute」って、その直前1:27~1:33あたりの「Cette paire de pistolets représente la chute, la fin, l’abdication(de l’empereur français)=この一対の銃は、フランス皇帝の失脚・終焉・退位までを象徴しています。」の3つ羅列してある1番目と同じで、英語でいう「fall(英語記事だと軒並みこれを直訳に使っていた)」の意味しか無いんだよね。没落・凋落・零落・堕落etc….のどの日本語に当てはめるかは、翻訳の匙加減って気もする。depravity みたいに明らかに道徳的腐敗だけを指す単語は使ってないから、キリスト教的な罪が~を云々するのは、ちょっと勇み足かも。

      先の文と後の文とで言ってる事ほぼ同じ2回の繰り返しじゃん!って印象を受けるけど、文字では若干巻き気味な中間部分に「ナポレオンの一代記は、最高権力からの転落抜きには語れない」「退位してフォンテーヌブロー城に別れを告げる夜、ナポレオンはこの銃で自殺を考えた」という言及を挟んだ後、「つまりこの銃が、la fin(終焉)とla chuteのイメージを象徴しているのだ」と改めて述べている流れで、それほど不自然ではない。

      • +3
  2. う〜ん、ビリーザキッドを撃ち殺した銃が6億円とかついたのにナポレオンのは超高いけどそれでも半額近く下なのか。

    人はどこに価値観見出すのか不思議だねモナミ

    • 評価
    1. >>2
      ナポレオンのイメージ的には帽子のが高そう
      貰えるなら帽子貰うと考えれば妥当

      • +1
      1. >>7
        なるほど、、象徴的な物程高いのね

        • 評価
  3. 貴族用の銃はワンセットが2丁以上で作られ納品されると聞く
    理由、お貴族様が1丁銃を持ち撃つ、従者が空になった銃を受け取り弾の入った銃を貴族に渡す、従者は弾を装填し、お貴族様は渡された銃で撃つ
    といった猟や戦争での習慣から

    • +3
  4. ナポレオンの指紋が付いてるのかな?
    もう風化してしまったか?

    • +1
  5. こういう場合の3億円が高いのか安いのかわかんない

    • 評価

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