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映画「タイタニック」の悪名高き木の板が1億800万円で落札される

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(著) (編集)

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 世界規模の大ヒット映画「タイタニック」で、史上最も熾烈な議論の渦に叩き込まれたあの「木の板」が、先月23日オークションで落札された。1997年公開以来なにかと取り沙汰されてる小道具の価格は、なんと約1億800万円の値が付いた。

 現実に起きた「タイタニック号沈没事故」をもとにした本作は、貧しい青年ジャックと上流階級の娘ローズのドラマチックなラブストーリーとして有名だ。

 その象徴である「木の板」は実は通称で、作中は「ドア枠の破片」として、メインの2人にとって重要な大役を果たした。

 それゆえに監督のジェームズ・キャメロン氏が自ら動くほど、ファンの間で起きた激しい議論にさらされてきた。いわば小道具界の苦労人だ。

‘Titanic’ wood panel that saved Rose sells for $718,750 at auction

映画「タイタニック」の木の板が1億800万円で落札

 かの有名な映画「タイタニック」に出ていた「木の板」が、アメリカの多国籍オークション ハウスオークションに出品され、ある買い手によって、71万8750ドル(約1億800万円)で落札された。

 映画史上最も物議を醸したとされる本品を取り扱ったヘリテージ・オークションズは、この小道具を、ケイト・ウィンスレット扮する”ローズ・デウィット・ブケイター” の浮きになって彼女を守ったお手柄な木の板、として出品したもよう。

 その結果がなんと1億円超。公開から27年たった今でも「タイタニック」のあの「木の板」には多くの入札があり、積めば船さえ沈めるほどの大金で落札されたのだ。

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image credit:Heritage Auctions

本物のタイタニック号から回収した残骸がモデル

 ヘリテージ・オークションズの説明によると、実はこの「木の板」は適当に作られたものではない。

 1912年に実際に沈没した、本物の「タイタニック号」から回収された「最も有名な完全な残骸」を原型にバルサ材で作られたそう。

ドアと間違われることが多いですが、この装飾的な構造物は、実際には(タイタニック号の)ファーストクラスラウンジの入り口の真上にあるドア枠の一部でした

 それがこのたび、ハリウッド映画がテーマのレストラン、プラネット・ハリウッドによる映画記念品オークションの一部として出品されたのだ。

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「2人とも木の板で浮かんでられた」論争

 またこのオークションハウスは、この映画につきものの「木の板にまつわる論争」についてもふれている。

タイタニックを象徴するこの小道具は、ファンの間で多くの議論の的になりました。その多くは、これがローズ(ケイト・ウィンスレット)とジャック(レオナルド・ディカプリオ)の2人を支えて浮かんでられたはず、という主張です

ジェームズ・キャメロン監督が論争に終止符を打つ調査を決行

 この論争は、後に監督も巻き込む事態に発展。さらに調査まで行われていたのだ。

 当時の世界最高興行収入を記録するほど、空前の大ヒットとなった「タイタニック」は、レオナルド・ディカプリオを一躍スターにした代表作でもあった。日本でも公開を境に「レオ様!」と熱狂するファンが大勢できたぐらいだ。

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image credit:Titanic (C)2012 Twentieth Century Fox

 そんな背景もあり、世間をにぎわした論争は、ジェームズ・キャメロン監督をも動かした。他の番組で科学的な検証と称して取り上げられ、誤りだといわれるたびに監督自身が反証までしてきた。

 そして2022年。たび重なる主張にうんざりしていた監督が、ついにこの論争にきっぱりと決着をつけるため、専門家と徹底的な法医学的分析を行ったのち、映画のいかだを再現するなど科学的調査を依頼した。

公開25周年で科学的誤りなしと結論。結末に後悔も無し

 この件については「あの映画のラストに不満だ」という人々の声を聞かされてきた監督が、カナダのトロント・サン紙の公開25周年インタビューでこう明かしている。

ケイトとレオと同じ体格のスタントマン2人を使い、彼らのあちこちにセンサーをつけました。そして氷水に入ってもらい、さまざまな方法でテストしました

 結論からすると、あのシーンに科学的な誤りはなかった。また「あの結末に後悔しているか?」という問いに対しても、監督は力強く否定していた。

 ていうかジェームズ・キャメロン監督よほど嫌になってたんだろうな。それほどこの作品に引き込まれ、キャストに感情移入した人が多かった、ともとれるわけだけど25年て。

監督「さらに25年たてばもうやらずに済むはず」

 名作化した映画「タイタニック」は、アメリカのバレンタインデーに劇場でよく再公開されるそう。監督も「あともう25年もたてば、さすがにこんなのやらずに済むようになる…たぶんね」と語っていたそう。

検証したい人にもおすすめとアピールされた「木の板」

 はからずも有名になった「ドア枠の一部」も、相当長いこと批判に耐えていたもよう。にしても、30年近く経った映画の小道具が1億超えとは根強い人気すぎる。

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 確か自分がはじめて観た時は「そこは交替しようよ」「もっとでっかい板とか早く!」とか思った気がする。みんなはどうだった?

References:upi / entertainment / youtubeなど /written by D/ edited by parumo

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この記事へのコメント 28件

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  1. 一部のフィクションに文句言う人って一定数いるよね

    • +21
  2. 濡れたまま外にいるのも水の中にいるのもどっちも地獄だなあと思いながら見てた🥶

    • +26
    1. >>4
      水中だと空気中の25倍の速さで体温が奪われます。おそらく10分も持たなかっただろうなと。
      さらに言うと経験上、濡れた衣服を着ているより脱いだ方が寒くありません。冬は気温5℃くらいの寒い部屋でトレーニングすることがありますが、トレーニング後は全身汗で濡れており、すぐに冷えてくるのでさっさと脱いで皮膚を乾かすとトレーニング後の身体の余熱で涼しいくらいですみますが、ボケっとしていると寒くなって後悔します。
      そんな経験をすると周りに浮いているものを集めて無理してでも二人で戸板の上に立つか二人とも四つ這いで水から少しでも離れていると良かったかも。厚着しているときの濡れた場外と裸のどちらが寒いかは経験がないのでわかりません。

      • +3
  3. まさか氷水使ってたとはそっちのほうがビビった

    • +21
  4. トキもシェルターに入れたはずと考えている自分もタイタニックのこれは気にしてなかった

    • +12
    1. >>6
      担ぐ、背負えば入れたという指摘に
      子役が泣くから断念したと解釈した実はドラマだった設定な北斗の拳漫画には感心した

      • +1
    2. ケンなら一週間トキを担いでいられるだろうし、
      子供たちをトキと合わせて全員担いでも平気だったはず。

      • 評価
  5. > 積めば船さえ沈めるほどの大金で落札されたのだ
    さすがにそれはない
    パルモたそ興奮しすぎよ

    • 評価
    1. >>7
      500円玉が1枚で約7g、1000円分は14g、1000万円で140000g=140kg、1億では1400kg=1.4t

      500円硬貨で支払えば、カヌーレベルの小舟だと余裕で沈みます^^

      • +8
      1. >>11
        1円玉なら1億800万グラム=108トンだから
        中型の漁船くらいなら沈みそう。

        • +4
  6. 木の板はネタにされてたけど、氷水に浸かるなんてつま先だけでも無理!な寒がりな自分には何もかもが(えっ死ぬ)って感じだったなぁ…
    定員一名の木の板もだけど、一撃必中の消防斧にも価格をつけて欲しい。あんなに振り上げなくても良いじゃない!って毎回ビビるから

    • +7
  7. 誰が出品したんだろうな
    映画会社かな?

    • +3
  8. 購入した人は2人で乗ってみるのかな

    • +7
  9. こないだの知床の事故を見るまではちょっとそう思ってた
    氷の海に沈んだら人間の心臓あっという間に止まる、というのを知るまでは

    • +17
    1. >>12
      そういや最近の、巨大な凍った川で犬を助けようとして一緒に亡くなった女性の話は取り上げられるかな
      肉体の限界を精神が超越していたとしか思えない事案

      • +2
  10. バルサ材ってことは丁重に扱わないとかなり脆くて傷つきやすい素材だね
    こんなのに億の値段がつくなんてビックリだ

    • +7
  11. 夜の凍った海の話なら着水で心臓麻痺にならなかったとしても30分もせずに低体温症で命を落とすだろうね…
    でもジャックは語ってないで別の板頑張って探したらいいのでは?とは思った

    • +9
    1. >>14
      髪の毛凍ってるもんね、考えただけで((((;゚Д゚))))ガクブル

      • +4
  12. 「カルネアデスの板」を引用したシーンだったのだと
    思う。「板で助かるのは絶対に1人だけ」という
    残酷な状況を作りたかったのであって、現実的な
    浮力計算とかはあまり関係なかったのでは。

    • +3
  13. 映画は見たけどそんな論争があること自体知らなかったよ。フィクションのラブストーリーとして楽しめるならいいんじゃないか。

    • +2
  14. 当時のケイト・ウィンスレットはふとましくて、
    ディカプリオより余程丈夫そうに見えたんで、
    少しは交代してやれや…と思った。

    • -4
  15. トキかケンシロウがシェルター内で子供を肩車すればよかったのでは ?
    みたいな論争がアメリカにもあったのかw

    • +2
  16. そういえば最近、YouTubeでこの映画の裏話を見たんだけど、ディカプリオが船室のポールに手錠で繋がれて身動きできないシーン、ケイトがあまりの寒さにウェットスーツを着たいって言ったんだけど却下されて、手錠を手斧で壊そうとするシーンで、ケイトがクソッ!だったかなんだったかちょっと忘れたけど、あれはアドリブだったとか。
    寒すぎてかなりイライラしてたのかな笑

    • +2
  17. いや、板よりも海水に沈んでいくデカプリオの比重の方が気になったんですけど

    • 評価
  18. モデルにしたっていう板は、確かにベニヤっぽい薄さに見えるけど、映画では豪奢なデザインだったから、厚さ10cm以上のゴツい板には見えるよねー。

    • 評価
  19. あれって実際には2人で乗れそうだけど
    そうなると2人で助かる可能性も
    少なくなると思ったディカプリオが
    彼女だけを乗せて負担を軽くして
    見つかる可能性を少しでも長くした
    って感じなのかなって思ってた
    自己犠牲なんだろうなって

    • +3
  20. 最初ローズが乗ってジャックも乗ろうとして支えきれずジャックはあきらめたんじゃなかったっけ?

    • 評価

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