この画像を大きなサイズで見るアマゾン熱帯雨林の奥深く、イトゥイ川沿いの辺境に住むおよそ2000人のマルボ族は、何世代にもわたって現代技術の影響をほとんど受けることのない生活を送ってきた。
ところが、イーロン・マスク氏のスペースXが提供する衛星インターネットサービス「Starlink(スターリンク)」が導入されたことで、状況が一変した。
緊急事態が発生したときにすぐに通報することができ、命を救えるというメリットがある半面、悪影響も起きているという。
スターリンクのインターネットサービスがもたらしたメリット
6000基を超える低軌道人工衛星を利用したスターリンクの高速インターネットサービスのおかげで、サハラ砂漠やモンゴル平原など世界中にあるかなり孤立した地域でもネット接続が可能になっている。
現在、スターリンクは99ヶ国に300万人以上の顧客を擁している。ブラジルには2022年に進出し、マルボ族も2023年9月にアメリカ人起業家アリソン・ルノー氏の寄付によってスターリンクのアンテナを初めて手に入れた。
その恩恵は確かにある。例えば、ジャングルの中で毒ヘビに噛まれたとき、これまでと違ってすぐに緊急連絡することができ、被害者の命を迅速に救うことができる。
さらに、インターネットのおかげで遠くのほかの村と接触することができるようになり、これまで未知だった世界や知識を知って、新たな視野が広がる機会が得られるようになった。
この画像を大きなサイズで見るインターネットがもたらした弊害
確かに恩恵はあったが、同時にこれまでなかった問題も発生したと報じられている。現代社会が長らく悩まされてきた課題に、すぐに彼らもとらわれることになったというのだ。
10代の若者たちはたちまち、ゴシップだらけのグループチャット、SNSにはまり、何時間もスマホばかりいじるようになって、家族との会話をあまりしなくなったという。
また、暴力的なビデオゲームやポルノにはまり、デジタルリテラシーがないため、簡単にオンライン詐欺や偽情報にひっかかることが多くなったという。
この画像を大きなサイズで見るマルボ村のリーダー、アフルレド・マルボ氏は、村の若者たちが露骨な性動画を共有している事態に懸念を示した。
もともとマルボ族は人前で抱き合ったりキスをしたりする行為を嫌がる傾向にあったが、それが劇的に変わってしまうのではないかと心配する。
若者たちが動画にあるような行為を平気で真似するようになるかもしれません。すでに一部の若者の間ではその傾向が見られます。
暴力に満ちたゲームに毒されてそれを模倣した暴力行為に出る者も現れる可能性もあります(アフルレド・マルボ氏)
国連によれば、現在90ヶ国に4億7600万人以上の先住民が暮らしていて、その多くが隔絶した生活を送っているという。
そんな孤立した部族もこうした衛星を使えばインターネットにアクセスすることができるようになる。
これにより、もちろんさまざまな利益を享受することができるが、同時に我々も現在直面している、インターネットの持つ悪い面に触れることにもなり、同じような問題がもたらされることになるかもしれない。
現代のテクノロジーを日々の生活の中に取り入れることで、マルボ族はネット接続の利点と自分たちの文化的アイデンティティとのバランスというジレンマに陥っている。
部族の中でもその評価は、接触的に取り入れたい側と懸念を示す側とで割れており、マルボ族は、インターネットの使用を朝2時間、夕方5時間、日曜に制限したそうだ。
マルボ族はポルノ中毒に陥っているわけではない
追記(2024/06/13):この記事は海外の様々なメディアが取り上げたものだが、元となっているのは6月2日のニューヨークタイムス誌の報道だった。
だが、メディアに拡散されていく過程で、どんどん内容が誇張されていったようだ。
6月11日、ニューヨークタイムス誌が新たに報じたところによるとマルボ族はポルノ中毒になっているわけではないという。
こうした主張は根拠がなく真実ではありません。私たちの自治とアイデンティティを軽視する偏見のある思想潮流を作り出しています
と、スターリンクを部族の村にもたらしたマルボ族のリーダー、エノク・マルボ氏はSNSに投稿した動画で述べた。
References:Remote Amazon tribe hooked on the internet, thanks to Elon Musk’s Starlink – National | Globalnews.ca / Remote Amazon tribe connects to Elon Musk’s Starlink internet service, become hooked on porn, social media / written by konohazuku / edited by / parumo














なんか、「あー」って感じ。
外部と接触のなかった生物群が外と通じたときの状況ですよね。
まっさらな地面に雑草が生えたり、疫病が流行したり、今回の場合は精神汚染というと言い過ぎかも?と思いますが徐々に慣れていった(主語が大きいけど)先にネット接続していた人たちといきなり最先端に触れた人たちでは免疫もなくこうなるよなと。
スペイン人がインカ帝国に天然痘を持ち込んだように、反対に旧大陸には梅毒が持ち込まれたようにと感じてしまいました。
彼らにとってインターネットは福音ではなかったのかもしれません。
>>1
ナチュラルに見下すのやめない?
同じ人類だよ?
>>20
できもせん平等を唱えるのをやめて欲しいわw
そういうのは偽善とも呼べず、もはや悪そのものだもん
夕方は5時間も使って良いのか、だいぶゆるい制限に思うが、彼らの体感ではどうなのだろう。
時間制限があると、最大で5時間使えるというより、「5時間を使い切らなければもったいない」という思考にもなりがちなので、いっそう依存が強まる懸念もある。
なぜかジャングルの王者ターちゃんのアナべべを思い出した。
90年代の牧歌的なネットから段階を踏んでいかないと、こうなってしまうのは必然だったかもしれん
まあ、あまり娯楽がない地域だから余計スマホに依存するのは想定出来てたろ。少数民族だからって特別な人間ではないってことだ。
文字読めるのかな?読み上げ機能でも使うのかな
昔ヨーロッパからアメリカやイースター島に病原体を持ち込んだようなものか。
まだネットが一般的ではなかった時代、滅多に外部と接触しない僻地の村にある調査隊が訪れ、協力してくれたお礼にと長老にコーヒーを差し出したが長老は断固として受け取らなかった。理由を訊いてみると
「気持ちはありがたいがもしこれがとても美味しくて忘れられなくなったら、村の若者に毎日でも買いに行かせてしまうだろう。そんな事になっては困る」
という答えだったという。
コーヒーとネットでは影響力に違いがありすぎるにせよ長老が言う事ももっともで、よかれと思ってした事で新しい何かを知ることが出来る反面、こういう大きな副作用が起きることもある。
コーラの瓶1本で大騒ぎになった映画に似てる
逆にインターネットがマルボ族に影響を受ける部分もある
世界というのはそうやって混じり合っていくものだ
原住民を見下してる
副作用とか悪影響とか言ってる人はいったい何様なんだ?
本当にそう思っているのならお前らもネットやめろよ
>>12
悪影響というのは記事中にある「予期せぬ困難にみまわれるという問題が浮上している」ということに関してだと思いますよ。
別にポルノを見ようと詐欺にあおうと本人らが困ってないならそれでいいんじゃないですか?問題があってそれがインターネットにつながったからだとあれば、それが悪影響によるものと考えていいと思います。どの辺が見下しているように見えたのでしょうかね。
私は見るかどうかは置いといてポルノを見ることができ、暴力的なビデオゲームをプレイできる条件がそろっていて、詐欺にあうかもしれない環境にありますけど困ってないし便利だと思ってるので問題を感じてませんからこれからも使い続けますわ。
>>12
アマゾンの部族らしさが失われるのは正直残念だ
でも自分たちはsnsやポルノに浸ってるのに
原住民は純粋なままでいろって確かに勝手だな
私もネット依存症で人生をダメにしてしまった若者のひとりです。お気持ちお察しします。
特定の何かを批判するつもりではないですが
インターネットが無かった時代に生まれ育つことができて本当に良かったと思ってます
今の人たちは匿名性によって顕になった人間の負の面に直に触れてしまうのですから
人間関係や情緒の形成にいい影響があるとは思えませんので
この記事の部族のように、コミュニティが限定的であれば、隣人を信頼しなければ生きていけないでしょうから、これ以上毒されないでいてほしいです。
刺激強いもん。中毒するのも無理ないわ
昭和のギャグ漫画みたいな話だな
いや、笑っちゃいけないんだけど…
連絡手段としてガラケーレベルでよかったのにな
命に関わる病気とかなら北センチネル化したのかもしれんが
こういうのは部族崩壊のほうが早そうかな
まぁ、そうなるな
しかもネチケットうんぬんが教育されてないと尚更そうなるのも予想範囲内だな
アマゾンでAmazonは使えるのかな
人間の本性を見てる気分
先進国のクラブで酒とタバコと、で乱痴気騒ぎする連中
後進国で銃を片手に街中をバイクでライドする連中
僻地も僻地でインターネットを手に入れたせいで上記の人物に毒される連中
それを見てだから~はと嗅いてる連中
人間の本性は善性に寄って在るのか疑わしいね
知識と欲望という感情は悪性に寄ってるのでは
善いもの悪いものはある程度共通してるのに毒されてしまうのが人間の本性なのかも
>>25
このくらいの事見て何かを悟った気になって、自分で言ってる連中達と自分も同じことに気付けない一番可哀想な連中も追加してね
過去には飲酒文化のない太平洋の島に西洋人が酒を持ち込んだら、住民が昼間から飲酒して働かなくなったりアルコール依存症が増えて社会問題になった例もあるから、文化的に免疫のない刺激の強い娯楽にさらされるとどうしてもそういうことが起きるんだろうな。
わずか9か月じゃなくて逆に導入したてだからでは
はしかみたいなもので最初はのめりこむもんよ
ネットリテラシーとセットで与えなかったらそりゃ猿になるよ
日本の小学生でもスマホ与えるならネットリテラシー教育もやれって散々指摘されてるし
ネチケット?ゆーて日本や世界も変わらないだろうな。
問題はそれが今まで起こらなかった土地というもので。
私も猿のようにドップリ嵌りました
もう嫁入らずです
キッズスマホから始めるべきだった
私たち、生物は欲望の操り人形なのだろう。
江戸時代のど田舎集落が急に現代に来たようなもんでしょ。
ネットリテラシーもだけど、世の中のことも知らないとだよね。
その上で同じ生活を選ぶ人もいるだろうが出て行く人も多いのではないだろうか。
通信料金とかどうなってるの?
ある意味伝統文化を守るためには閉鎖性も必要ということだろうか。
特に若い世代の悪影響は深刻だろう。
先進国でも子どものネットゲーム依存が問題になり、専門外来も地域格差があり、親の悩みは尽きないと週刊誌記事にもあった。
汗水たらして働かなくなるのは問題だし、かといって緊急要請等は必要だし、ネットとの付き合い方は難しいね。
コーヒー要らないって言った部族の長、
ホントの話だとしたら、立派だね
別にアマゾンの人だから純粋だとか、生き物として優れてるとか全っっく思ってないけども、
似たような状況にあって誘惑を断れる長って、先進国にいるのかしらね
ネット依存は人類史上最も快感の強い病気よ
コメ欄にいろんな視点からの意見があって良いな
記事から抱いた自分の印象を適度に相対化してくれる
日本でもネットで変な思想にかぶれて嫌われたり食い物にされまくってるしなぁ
微額でいいから使用料金とるしかないんじゃなかろうか
あるいはネチケット教育……
同じものが日々グレードアップしながら、自分も晒されているんだよなと。
いい生活とか、美味しいお店や、昔買った仮想通貨でもう働かなくなくていいとか,
すんごい美女達もあんなやこんなや。
購買意欲だって知らない商品を欲しいと思うこともないし、『新たな視野が広がる機会』というのがトラップや地雷もいっぱいのかなり荒っぽい未踏の世界なので、彼らはいきなりぶち込まれて気の毒と思うのと、まあ自分も同じ立場で恐々進んでいかねばならないと思うのです。
予期せず社会実験のようになってしまったのか
先進国でさえ情報の氾濫をコントロール出来ていない現状で、未開の地に今の技術がいきなりやってくる事の影響は計り知れない。多分あと戻りは出来ないけど、全人類が向き合い続けなくちゃいけない問題だと思う
嘘、詐欺、捏造、演技、架空のもの等、そういった真実でないものの概念を理解できなければ、現代文明は劇毒となって、無この良民を侵し尽くすことは容易に想像できる。カモや餌食にし放題になることも織り込み済みなのかな
正直、スマホは便利だけどスマホがない時代に戻りたい気持ちはある
気がついたらスマホをいじっていてなかなか辞められない
携帯なんてガラケーで十分だった
>>47
快感を知ってしまうと無かった頃に自ら戻る事は不可能に近い…私の中にもあるが、ニンゲンの性だよねぇ…
見下すな!って言ってるやつなんなんだ?まじで理解出来ない。
普通に部族崩壊の危機だろ….若者は伝統的な暮らし捨てるだろうし、世代的に10年以内に資本主義に飲まれると思う。
ネットの罠に引っかかったのはアマゾン部族と記事を鵜吞みにする人たちのどちらなのだろうか