この画像を大きなサイズで見る人間の乗ったボートをシャチが集団で襲う事件が止まらない。最近、ジブラルタル海峡沖モロッコ領海で、15頭のシャチの群れが船を襲い、沈没させる事件が起きた。
この海域でのシャチ襲撃事件は2020年5月に初めて報告されて以来7度目のことだ。シャチたちはなぜ集団でボートを襲うのか?専門家の間では様々な推測がなされている。
ジブラルタル海峡でシャチがボートを襲撃
2024年5月12日、全長15mのヨット「アルボラン・コニャック号」が15頭ほどのシャチの集団に襲われた。幸いなことに乗っていた2人は無事救助されたが船は浸水し、あえなく沈没した。
この海域でのシャチと船の接触だけでも数百件にものぼる可能性があるという。なぜシャチたちは襲撃を繰り返すのか?科学者たちはその謎を解き明かすため、様々な研究を行っているが、明確な答えはでていないという。
だが、最も有力な説ならある。それは若いシャチたちの間で流行っているスリリングなゲームなのではないか、というものだ。
これまでのシャチの襲撃でわかったこと
シャチたちの襲撃のほとんどは毎年5月から8月にかけて、ジブラルタル海峡とその周辺で発生している。
この周辺に生息するおよそ50頭のシャチのうち、少なくとも3つの異なる群れに属する15頭が2020年からの船舶襲撃に加担していることがわかった。
この画像を大きなサイズで見る「グラディス」と名づけられたこのシャチ集団が攻撃のターゲットにしているのは、全長12mほどのヨットや双胴船が多い。
彼らはラダー(舵)を狙って破壊し、歯で噛みついたりというパターンが見られるということがわかっている。
これまでの襲撃で人的被害はゼロだが、船は航行不能になり、結局は沈没しておシャカになってしまっている。
シャチが船を襲う理由
シャチたちにいったい何が起きているのだろう?
これまでのところ、野生のシャチがサメのように人間を襲って殺した例はなく、これが意図的な敵対行為だとする理由は見つからない。
そもそも、2020年襲撃が始まったきっかけは何だったのだろう?
シャチ行動研究所のモニカ・ウィーランド・シールズ所長は、過去に船との接触で被ったなんらかのトラウマ、あるいは妊娠などのせいで、映画『オルカ』のように人間に復讐しようとしているという説を証明する証拠はないという。
シャチは非常に知能が高く、社会的な生き物だ。周囲の環境に好奇心を持ち、なんだろう?と探索する傾向にあり、スピードを出して航行する船を興味をそそる面白いものと考えた可能性はある。
面白いことを仲間におしえる、または若い個体が真似するという習性もあるため、習慣として繰り返していることも考えられる。
知能が高いということは、複雑な感情をもてるということでもあり、もっと込み入った理由があるのか、あるいは単なる気まぐれで船にちょっかいを出しているのかもしれない。
獲物となるマグロが増えたおかげで遊ぶ時間が長くなった可能性
クジラ類の専門家アレクサンドル・ゼルビーニ博士によると、退屈になった10代のシャチたちが何かやることを探しはじめ、ボートを襲う遊びにいきついた可能性の方が高いという。
この地域のシャチたちは主にマグロを獲物としていたのだが、最近になってマグロの保護活動により、マグロの数が回復してきた。
その結果シャチたちは狩りにかかる時間が減り、遊びに興じる時間が増えたため、遊びとしてボートを襲うようになったのではないかと言う。
ゼルビーニ博士によると、若いシャチが偶然舵に頭をぶつけたところ、舵が動くのが面白くて、何度も行っていた所、仲間の間で流行し、それがエキサイトするようになったのではと推測している。
シャチほどの高度な知能を持つものは、退屈には耐えられないのだ。
イルカ科に属するシャチは、大人になると体長最大8m、体重最大6トンにも達する巨大哺乳類だ。海の生態系の頂点にいると言っても過言ではなく、ほかの海洋生物を仲間と連携して捕食する恐ろしい生きものでもある。
だが、人間を襲うような危険生物とはちょっと違う。かつては人間と協力して一緒に狩りをしていたシャチグループだっていたのだ。
この襲撃シャチたちが今後、どのように変化していくかはまったくわからない。だがどんな理由だろうと、大きなシャチがこちらに突進してきて、乗っている船が沈められるかもしれない恐怖はかなりのものだろう。
こうした事故を未然に防ぐために、シャチの行動研究をこれからも続けていかなくてはならない。
References:Orcas have sunk another vessel off the European coast. Why won’t they stop ramming boats? – ABC News / Killer whales ramming, sinking boats are bored, scientists believe / written by konohazuku / edited by / parumo













人間が言えた義理じゃないよね理解不能な行動
やっぱり10代のヤンチャ坊主だから、退屈しのぎで
イタズラしてるのかな?
こういう海外ドラマがあったなw
海になんらかの変化がなければいいけど。
流行の遊びなんだとしても驚かないね
遊びに興じられるくらい余裕のある生活してるって証拠ならまぁ良い事なのでは
漁船なら生活掛ってるけど遊んでるだけなら人間の方でその海域をシャチに譲ってあげても良い気がするけど
「オルカ」という映画ほどではないけどオルカも凶暴だからね。
集団イジメやリンチや補食ではない殺生も確認されている。
若気の至りがあるほどの賢さ
すごい
ウェーイ!って感じなのかな(´・ω・`)
「海のギャング」名付けられた通りの事をしているだけ
違う遊びを提供したらいい
バランスボールとか追いかけっこに使えそうなドローンとか
車洗う用の巨大ブラシを回転させて痒いところかいてあげるとか
>>11
すると船に寄ってきてしまう…
>>11
知能の高い動物にそんな浅知恵は通用しない
人間がやってほしいと思って用意したおもちゃを大抵かれらは無視し、
人間には予想もできなかった物と方法で遊び始める
ネコしかり、カラスしかり
「五月蠅いから俺らの居る所に来んな!」って事かも知れない
「ボートがオシャカになった!!」
海が暖かくてムシャクシャしてんだろ
シャチの体の大きさを考えれば
ただの遊びだな
いずれ人間を餌と認識するようになりそうで怖い。
クジラやサメを襲うくらいだから人間だって餌と見られてもおかしくないよね?
>>19
シャチくらいの知能があれば人間に下手に手を出すと
報復を受ける恐れがあることは理解してるかも知れない。
このゲームも一線を超えないギリギリを攻めていたり?
熊被害と同じじゃ無いの?個体数が増えたり人間が脅威じゃ無くなったり
まだ海洋生物の保護がない時代はシャチも他のクジラ類と同じく人間に殺されてたんじゃないかな
シャチは長生きだし知能も高いから人間が脅威じゃ無くなった後も一目置いてたんだと思う
記事にもあるように自分もそういう存在に対する若者特有のスリリングな遊びだと思うわ
人が死んだら報復すればシャチは賢いからすぐどこからアウトになるのか理解すると思う
楽しいって覚えちゃったら止めないよね(´・ω・`)