この画像を大きなサイズで見る悪魔のようなツノを生やした彗星は、まもなく緑色の光を放ちながらアンドロメダ銀河と出会おうとしている。
2023年10月、地球に接近中の「ポン・ブルックス彗星」が氷の噴火を起こし、悪魔の角が生えてきたことは既にお伝えしたかと思う。
すでにその角はなくなってしまったが、かわりにきわめて珍しい緑色の光を放つようになった。2024年3月11日の夜更けから素晴らしい天文ショーを見せてくれる。天の川銀河から250万光年離れたアンドロメダ銀河との「合」だ。
この後3時30分よりYoutubeでライブ映像が配信される予定だ。
悪魔の角は消滅したものの緑色に輝きだしたポン・ブルックス彗星
「ポン・ブルックス彗星(P12)」は、悪魔の彗星とも呼ばれる17kmほどの彗星で、楕円を描きながら71年ごと太陽の周りを1周している。
この彗星の大きな特徴の1つは、氷火山彗星であること。つまり太陽の放射線によって核に亀裂が入ると、氷とガスのミックス(氷のマグマ)を噴出するのだ。
このとき、ポン・ブルックス彗星のコマ(核を包むガスと塵の雲)が大きく膨らみ、それから数日はずっと明るく見えるようになる。
およそ70年ぶりにポン・ブルックス彗星の噴火が目撃されたのは、2023年7月のこと。
それ以来、彗星はかなり頻繁に噴火をするようになり、核の切れ込みのおかげでまるで悪魔の角が生えているかのような姿になった。

だがその後、悪魔の角は消えてしまったようだ。
かわりにより最近の写真では、コマと尾に含まれた高濃度の二原子炭素(2つの炭素原子がくっついたもの)のおかげで、きわめて珍しい緑色の輝きが確認されている。
ポン・ブルックス彗星がアンドロメダ銀河と夢の競演
3月~4月中、ポン・ブルックス彗星は日没後の西北西の空に見えるとのこと。肉眼での観察はなかなか難しそうだが、双眼鏡ならば十分楽しめるそうだ。
そして素晴らしい天体ショーがはじまる。孤独な旅をつづけるポン・ブルックス彗星とアンドロメダ銀河が出会うのだ。
両者は実際には遠く離れているのだが、まもなく地球から見てほとんど同じ位置にあるように見えるようになる。これを「合」という。
この画像を大きなサイズで見るその様子はVirtual Telescope ProjectのYoutubeチャンネルで2回にわたって、リアルタイムでライブストリーミング配信される。
1度目は日本時間で2024年3月11日AM3:30から、2度目は3月13日AM3:30からとなっている。
室内でまったりとくつろぎながら、滅多に見られない甘美な天体ショーを楽しもう。
その後ポン・ブルックス彗星は、4月下旬に太陽の周りでターンして、6月2日に地球に最接近をする。そして地球の横を通過して、再び太陽系の果てへと旅立つ。次に戻ってくるのは70年後のことだ。
References:Watch the exploding green ‘devil comet’ zoom past the Andromeda Galaxy in a stunning livestream / written by hiroching / edited by / parumo















よし、BGMは「白色彗星」だ!!(緑色だけど)
アンドロメダ銀河って満月の二倍の大きさとのことで肉眼で見えるはずのサイズなんだけど薄くてよくわからんのですよね。彗星と一緒に見えるならほんのり見える感じだろうか。
双眼鏡も望遠鏡も持ってないので(メガネでの矯正視力1.5くらいの)肉眼で頑張ってみるかな。