この画像を大きなサイズで見るSFの世界はすぐに現実のものとなる。どんなガラスでもホログラフィックなヘッドアップディスプレイ(HUD)に早変わりしてしまう画期的な「多機能スマートガラス」が登場した。
これは、ドイツの光学機器メーカー、ツァイスが開発したもので、ラスベガスで開催された世界最大のハイテク見本市「CES 2024」でお披露目された。
車のフロントガラスに搭載することで、走行スピードや地図情報などを表示することができるのはもちろん、目に見えないカメラを作ったり、家庭の窓ガラスをディスプレイにしたりと、さまざまなSF的応用が考えられるという。
SFの世界を現実にする光学技術を備えたガラス
この多機能スマートガラス技術のキモは、超高精度な光学系を備えた薄い透明な層だ。
92%以上の透明度を持つこの層は、ホログラムを投影するヘッドアップディスプレイ(HUD)として機能し、どんなガラスでも未来的なディスプレイに変身させる。
15世紀、ヨハネス・グーテンベルクは活版印刷を発明し世界に情報革命を起こした。この歴史的な出来事を「グーテンベルクの瞬間」というが、ツァイス(ZEISS)はプレスリリースで多機能スマートガラスの登場をこの瞬間になぞらえている。
ツァイスの製造技術によって、これまで少量しか生産できなかったホログラフィ機器が、ついに大量生産できるようになったからだ。
この技術はすでに、ESAやNASAによる宇宙ミッションや、半導体・医療技術の分野で応用されている。
この画像を大きなサイズで見るどんなガラスでもディスプレイ化
多機能スマートガラスは、どんなガラスでもディスプレイ化することができる。
たとえば車のフロントガラスに使えば、拡張現実ヘッドアップディスプレイ(HUD)に早変わり。ドライバーは道路の状況から目を逸らすことなく、走行スピードや地図といった重要な情報を安全に確認できるようになる。
この画像を大きなサイズで見るまたフロントガラスだけでなく、サイドガラスやリアガラスに使えば、必要に応じて光を遮り車内のプライバシーを守ったり、特定の角度からしか見えない文字や画像を投影して、Car2X通信(車とさまざまなものを通信する技術のこと)用のディスプレイにしたりすることもできる。
この画像を大きなサイズで見る見えないカメラにもなる
もう1つの面白い応用例が、ガラスパネルにシームレスに組み込まれた透明カメラ「ホロカム」だ。
ホロカムは、さまざまな光学素子でスマートガラスに入ってきた光を目に見えない位置に配置されたセンサーへと導く。
それの何がすごいのか? それはこの技術により、カメラやセンサーを設置するスペースを目立つところに作る必要がなくなるという点だ。
現在の車では、どうしてカメラやセンサーを目にみえる位置に取り付けなければならない。そのため、それらをどんなに控えめに作ったとしても、車のデザインを損なわせる結果となる。
だがホロカムならば、そのような必要がなくなり、もっとスッキリとしたおしゃれなデザインを実現することができるのだ。
また車だけでなく、ビデオ通話への応用もできる。たとえばホロカムを画面の中央に配置することで、通話者は自然なアイコンタクトを交わせるようになる。
この画像を大きなサイズで見るガラスから光をソーラーパネルへ誘導することも可能
さらに家のガラスに応用して、スマートホームに変えるのもありだ。
たとえば多機能スマートガラスで光を導くことで、自然光とほとんど変わらない光で室内を照らす革新的な照明を作ることができる。
そのスマートさは発電までできるほど。多機能スマートガラスを使って光をソーラーパネルへと誘導するのである。
この画像を大きなサイズで見るこれならオフィスビルのファサードや高層マンションの窓ガラスなど、これまで太陽光発電には使われなかった面も発電に役立てられるようになる。
いくつもの未来的な応用が考えられる多機能スマートガラスの登場は、ツァイスがそう言うように、まさにグーテンベルクの瞬間であるようだ。
References:ZEISS at CES 2024 / Zeiss Smart Glass tech could place a transparent camera mid-window / Zeiss Smart Glass tech could place a transparent camera mid-window / written by hiroching / edited by / parumo













「スマホいじりながら運転してるの丸見えやぞ」
って前のフラフラ車に文字で照射できる機能とか欲しい。
でも雪ついたらダメなんだろ
東証一部の某印刷屋はこの手の技術に持ってたっけ
あそこにできないものは基本無いと公言してるし
将来的に人や動物の夢にも映像や再生もやるじゃねえの
イメージ画像ばかりでよく分からん
車のフロントガラスにいろいろ表示するのって保安基準上はどうなるんだろうね
ハッキングして走行中にいきなり全画面真っ暗にされたら死んじゃいそう
これを車体に貼り付けたら気分で色を変えられたり痛車が簡単に作れるんだろうか
エレベーターの床を落としてみたり、ガラスの橋にひびを入れてみたり
ラジバンダリ
アクリルスタンドの二次絵を動かす
グーテンベルクが行ったのはヨーロッパにおける金属活版印刷を初めて行ったのであって、活版印刷自体はアジアですでに行われておりました。もっと言うとルネサンスの三大発明の残りの羅針盤と火薬も中国で発明されており、「ヨーロッパでの」という枕詞をつけないと認識としては誤った方向に行ってしまいますことを指摘しておきます。
なお、世界史として我々が学ぶ歴史は同じくヨーロッパ中心ですが、シルクロードに代表されるような中央アジアも中近東もすでに人が長く住んでおりその辺の前提としておかないとならないでしょう。言ってしまえば欧州は辺境のイナカだったのです。科学方面ではアルという接頭語が多い(アルカリ、アルゴリズム等)ようにアラビア方面が進んでいたし、0ゼロの発明はインドなどです。
気になったことを書き連ねて脱線しましたが、この記事の技術はガラスの応用技術でサイネージとか期待しちゃうという感想を持ちました。
どういう技術なんだコレは
書いてあることでは光学迷彩めいたメタマテリアルのようにしか思えないんけど
そんなもんいきなり出てこないだろう
透明なカメラは、犯罪やスパイ行為に利用されそうな悪寒
現状でもディスプレイ埋め込みインディスプレイカメラのスマホ(アンダーディスプレイカメラ)も既製品として存在するけど
今回の新しい技術を採り入れたスマホのノッチ/パンチホール不要のスマホにも期待できそうですね
今のスマホの画像センサーってちっこいけど、自撮り用にデカいセンサー付けるとかできるのかな?