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【R.I.P】世界最高齢のニワトリが21歳で永遠の眠りにつく

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(著) (編集)

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image credit:guinnessworldrecords
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 昨年3月、長くて10年といわれるニワトリの寿命の2倍、20歳を超えたご長寿ニワトリとして紹介したピーナッツ(メス)が、このほどドラマチックな生涯を終えたという訃報が入ってきた。

 今月2日公開のギネス公式によると、「存命中の世界最高齢の鶏」の記録保持者だったピーナッツが、去年のクリスマスイブに、命の恩人で飼い主でもあるマーシーさんの腕の中で安らかに虹の橋へと旅立っていったという。

 アメリカの自宅で、大好きなマーシーさんに看取られて平和な眠りについたピーナッツ。亡くなった彼女の年齢は少なくとも21歳238日。ニワトリ界では大往生といえそうだ。

九死に一生を得て長寿になったニワトリのピーナッツ

 米ミシガン州の殺処分ゼロの農場で、ペットとして21歳238日生きたピーナッツはその長寿っぷりもさることながらドラマのような鳥生を送るニワトリとしても有名だった。

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image credit:Marsi Parker Darwin

 彼女は卵のころに産みの親に見捨てられ、孵化すら危うかったところをたまたま居合わせたマーシー・ダーウィンさん(のちの飼い主)に救われてこの世に誕生した過去がある。

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 以来、生き延びたピーナッツはマーシーさんと特別な絆を結んでいった。

ヒヨコ時代のピーナッツ(2002年)

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image credit:guinnessworldrecords

 彼女は、体こそ平均よりも小柄だったが、活気にあふれていた。マーシーさん夫妻になつきながらすくすく育ち、恩返しのように、他のにわとりよりも長いこと卵をたくさん産んでくれた。

21歳で「存命中の世界最高齢の鶏」としてギネス記録を更新

 歳を取ってからのピーナッツは、外の小屋から夫妻の自宅に出戻り、ペットの猫にも動じることなく、リビングでの写真撮影にもこころよく応じていた。

@guinnessworldrecords

Oldest living chicken 🐔 Peanut – 20 years 304 days 🇺🇸 #chicken #pets #bantam #guinnessworldrecords

♬ original sound – Guinness World Records
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 そして昨年3月にめでたく21歳となり、「存命中の世界最高齢の鶏」としてのギネス世界最高齢記録を更新。

ギネス記録更新でインタビューを受けたピーナッツとマーシーさん

Meeting the World’s Oldest Chicken!

 このままいけば、過去最高に長生きしたニワトリのマフィーの23歳152日の記録まで塗り替えそうだと期待されていた。

娘とボーイフレンドの相次ぐ他界に嘆く日々

 ところがピーナッツを見守ってきたマーシーさんによると、その後はピーナッツにとってとても悲しいことの連続だった。

 同居していた娘のミリー(享年15)がハロウィンに亡くなり、その1週間後にボーイフレンドだったベニーも亡くなってしまったのだ。

娘のミリー(左)とピーナッツ(2022年)

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image credit:guinnessworldrecords

 それまではメディアの屋外「インタビュー」に応じて、マーシーさんとお出かけするほど元気だったピーナッツだが、娘そして友人と、親しい仲間を相次いで失ってから彼女の心は沈みがちだった。

ピーナッツはその死を深く嘆いていました。そこに老いが追いついてきて亡くなってしまったのだと思っています。

クリスマス前夜マーシーさんに抱かれて安らかに亡くなる

 最期の日はクリスマスイブだった。前日同様ピーナッツを毛布にくるんで一緒に寝たマーシーさん。だが、寝てるうちにピーナッツが昔を思い出したように肩に乗ってきたという。

ピーナッツの小さな頭が私の肩に乗っているのを感じました。そして午前5時ごろ、肩に乗っていた彼女の首が軽くなり、眠りながら安らかに息を引き取ったのがわかりました。それは彼女から私への最後の贈り物でした。

 とても人なつっこく、名前を呼ばれると必ず返事をするほど賢い一方、抱っこされたり肩に乗るのが大好きだったピーナッツ。今となっては涙が出るほどなつかしい思い出だが、甘えついでにマーシーさんの耳をかじるときもあった。

ピーナッツの気性やふざけた行動はネットで見てる人にも評判でしたね。彼女はほんとうに素晴らしい小さな鳥でした。悲しみはいつか癒えるとわかっていますが、ピーナッツのことはきっとずっと恋しいままだと思います。

ピーナッツのたくましさを見習って世界に希望を

 愛情込めてお世話してくれたマーシーさんに「ありがとう」を伝えるように肩に乗り、最後は腕に抱かれてこの世を去ったというピーナッツ。

 お別れは悲しいけれど、彼女は世界一幸せなニワトリだったんじゃないかな。

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image credit:Marsi Parker Darwin

 ピーナッツを失って間もないマーシーさんのもとには、多くのユーザーから、励ましやなぐさめのメッセージが届いている。

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image credit:guinnessworldrecords/instagram

 かつてネットの心無い言葉に傷ついたこともあるマーシーさんだが、今は親切な人がまだまだたくさんいることをうれしく感じていて、たくましかったピーナッツを見習って世界に希望を見出していくと語っている。

 私たちを楽しませてくれたピーナッツに心からのありがとう、どうか安らかに。

References:guinnessworldrecords / nypost / tiktokなど /written by D/ edited by parumo

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この記事へのコメント 8件

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  1. あの世にいるニワトリ一同「女王が君臨して来るぞ。やべー」

    • +2
  2. 長くて10年のさらに2倍も生きたのか、、、長寿の遺伝子が見つかるかもしれないので調べてほしいと思う

    • +1
  3. 遺伝子半分の娘も15歳と長寿だったから遺伝的に長寿なんだな。

    • +11
  4. 鳥は意外と長生きなのがおおいよねぇ。
    ハムスターやウサギも見習うように!見習ってくれ、、、

    • +3
  5. いい話だぁ…
    こんな幸せな鶏は他にいないわ

    • +7
  6. 平均寿命を遥かに超えてると言っても辛いね。相次いで3羽とも失ってしまったマーシーさんの事を思うと心痛を察する。
    愛鳥家の中であるという虹の橋で3羽幸せであります様に。

    • +6

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