この画像を大きなサイズで見る海の上は想像以上に混雑しているようだ。
2000テラバイトの衛星データをAIに分析させたところ、漁船の4分の3、輸送船・エネルギー船の4分の1が、公的に追跡されていない”闇の船”であることが判明したのだ。
それは必ずしもすべてが違法な活動を行なっているという意味ではない。
だが海は世界にとって重要な資源だ。10億人以上の人々の食料源であり、貿易品の約80%が船で運ばれ、石油の約30%が生産されている。
このような状況で、まったく知られることなく活動する船舶は、大切な資源の管理を難しくする恐れがある。
漁船の7割が追跡システムで追えない闇船であることが判明
この研究は、2017~2021年までの人工衛星画像とGPSデータをもとに、AIのディープラーニングで海の上にある物体を分類したものだ。
AIによる分類の精度は97%以上と正確なもので、それによって海洋における産業活動が驚くほど詳細に視覚化された。
この画像を大きなサイズで見るグローバル・フィッシング・ウォッチのデビッド・クルーツマ氏は、「新たな産業革命は、海で起こり、これまで知られてきませんでした」と、プレスリリースで語る。
陸上では、地球上のほとんどすべての道路や建物を記した詳細な地図があります。それとはまるで違い、海の成長はこれまでほとんど人目に触れてきませんでした。
この研究は、そうした死角をなくし、海における人間の活動の広さと活発さにスポットライトを当てる手助けをしてくれます
その分析では、常時平均6万3000隻の船舶が海にいることがわかっている。
その半数近くが漁船で、72~76%が公的な追跡システムで監視されていないものだった。また、そうした闇船が目立つのは、アフリカや南アジアの近海であるという。
この画像を大きなサイズで見る闇船の把握は海洋資源の適切な管理に不可欠
こうした闇船を明るみにする技術の意義について、『Nature』(2024年1月3日付)に掲載された論文では次のように述べられている。
自由に利用できるデータセットと技術によって、潜在的な違法活動のホットスポットを示し、伝統的な小規模漁場や他国の排他的経済水域に侵入する産業漁船を特定することができる
違法漁業は、漁業資源の管理を難しくする。それは世界の食糧供給を危うくするほか、絶滅が危惧される海洋生物をも危険にさらす。
漁船の活動を正確に把握できるようになれば、そうした問題の対策にも役立つことだろう。
また、漁船だけでなく、輸送船とエネルギー船の約25%がやはり公的に追跡されていない。
この画像を大きなサイズで見る船の位置は自動船舶識別装置(AIS)などによって追跡できるが、すべての船が搭載を義務付けられているわけではなく、状況にとってはオフにされることもある。そのため、闇船が必ずしも違法行為を行なっているとは限らない。
また、そうした追跡できない船の存在は、海洋インフラ・プロジェクトがしばしば秘密裏に進められることとも関係していると考えられる。
だがグローバル・フィッシング・ウォッチは、データを公開することでこうした状況に一石を投じようとしている。
この画像を大きなサイズで見る「人新世の足跡は、もはや地上だけにとどまりません」と、デューク大学のパトリック・ハルピン教授はプレスリリースで述べる。
「海洋産業の状況をより完全に把握することで、漁業・海運・石油・ガスといった既存の産業活動だけでなく、洋上風力発電・養殖・採掘といった新たな産業が急速に成長していることがわかります」
今回の研究は、海洋の管理と透明性を推進する新しい時代の幕開けを告げるものとのことだ。
References:New research harnesses AI and satellite imagery to reveal the expanding footprint of human activity at sea – Global Fishing Watch / Satellite mapping reveals extensive industrial activity at sea | Nature / written by hiroching / edited by / parumo














「クックック・・ようやく気づいたようだな。この俺が闇の船に乗っているということに・・」
↑ お父さんの漁業を手伝う感心な中学二年生男子
>>1
闇のデュエル(延縄漁)
>>9
漁域展開 ! !
>公的に追跡されていない”闇の船”
公的とは何?
これが分からないから記事の意味が分からない
>>2
日本だと自動船舶識別装置で海上交通センター(海上保安庁)が
船舶が通航する航路・海域を見てチェックしてる
そのため漁船もmarinetrafficで見られるが、例外は軍用で
一部の船舶以外は公開されてない
>>2
本文中にもあるけどAISのことだね
1隻ごとに番号が割り当てられててマリントラフィックとかで船の位置情報が確認できる
取り付け義務があるのは「すべての旅客船と国際航海に従事する300トン以上の船舶および国際航海に従事しない500トン以上の船舶に対し搭載が義務付けられている」で小さい漁船はこの義務に違反してるわけではないってことだと思われる
>>4
よくわかりました
闇の船なんて意味不明な抽象的なこと書かずにあなたの説明を記載するべき
小さい漁船はこの義務に違反してるわけではないのなら何の問題もない
>取り付け義務があるのは「すべての旅客船と国際航海に従事する300トン以上の船舶および国際航海に従事しない500トン以上の船舶に対し搭載が義務付けられている」で小さい漁船はこの義務に違反してるわけではないってことだと思われる
>>2
国際VHFを利用した
自動船舶識別装置(AIS)などの追跡機器を、
搭載していない船ってことじゃないの?
文中の内容からするに。
>>2
原文を眺めてみたけど「 dark 」という形容詞を「闇の」と訳しているようですね。よくカラパイアで話題になる宇宙のダークマターのダークと同じで、見えないという意味と理解すると良いでしょう。
日本の周りにも結構な数居るんだろうな
アフリカと南アジアが指摘されてるけど70%の内の何割くらいが東アジアなんだろ
なにその、
携帯電話持ってなかったら社会人失格みたいな理論は
テレビ観て無かったら文化人じゃない的な
GPS積んでなきゃ正規の船舶じゃないってか。船なんて5千年前から有るモノなのにね
>>10
水産資源には限りがあり、生態系保護の観点からも違法操業などの取り締まりが急務になっている
日本近海でも諸外国からの違法操業船が多くて、色々と問題になっている
また、麻薬カルテルなど違法組織による海を使った違法な運搬などへの対応も楽になる
>>14
ぶっちゃけ外国船だけじゃなくて日本船にもかなりそういう問題があると思うわ>違法操業
日本は歴史的に恵まれた海洋資源を当たり前のように享受しすぎて、
自分たちで保護・規制していかなければならないって意識が希薄すぎる
>>20
歴史的にみるならば、日本も他国と同じように海洋水産資源はそこまで大きく活用してない
何故ならば「水産資源の保存と輸送」という最大の問題が解決できないから
文化的なかかわりはそれなりに散見するけど、それは海岸線が広いからにすぎない
そして大規模な享受ができるようになったのは、昭和初期ぐらいから湾口部に製氷設備が造られ始めてからなので、
だからこそ、他国と同じように保護・規制に関する知識が薄いではないかと
寒けないけど個人的には海の魚は「リョコウバト」のように数は多いけど繁殖力の弱い生物だと思っている
閾値以下まで減ったら回復はしないor難しいのではないかとも
>>21
「閾値下になったら回復はしないor難しいのでは」魚は多産多死の代名詞だからそうかも。
まあ違法操業や密漁、密輸してる連中が追跡される装置を使うわけがないわな
ぶっちゃけ衛星で監視しようと思えばできると思いますよ。
所詮レーダーで捉えにくいだけのステルス機とかも丸見えなんだから。
衛星で監視してる国からすると、そんなことに時間も金もかける気ないだけで。
国際法で定められた基準があるんじゃないの?
違法操業しないようにとか衝突回避とか違法入国や
遭難したら見つけてもらえるように標準的な通信機が必要とか
近年国内でもマグロやカツオなど未報告の漁獲が相次いで発覚していますね
大間産クロマグロの問題では県が再調査した結果新たに30トン余り見つかり2021年度の未報告分は88.1トンになっているそうです
>>16
見てみたら大間のは逮捕・罰金・操業停止処分になってるね
新たな30トンは前回調査の取りこぼしで関係者は同じみたい
しかし該当漁船まで辿れないような無法地帯でなくて良かった
第五福竜丸みたいに後から汚染等が判明するケースがこの先無いとも限らないし
「破れ奉行」の手漕ぎ高速船かも
まぁ、個人の漁船とかだったらそりゃボートにエンジンしか付いてないようなのもあるんだから追跡されてねえよなって思ったからあんまり驚かなかった