この画像を大きなサイズで見る2024年は辰年だ。辰といえば竜(龍)、ドラゴンである。現代でもゲームや映画の世界でお馴染みのモンスター「ドラゴン」だが、不思議なことに世界の異なった文化にも、それぞれにドラゴン伝説が存在する。
ヨーロッパ、アジア、アフリカ、アメリカ、古今東西のさまざまな伝説には、あの翼を生やした恐竜のような生き物の姿が描かれている。
もちろんドラゴンは架空の生物だ。なのになぜ、いろいろな文化圏で同じようなドラゴン神話が生まれたのか?
一部の学者によれば、その謎を解く手がかりは、古い恐竜の化石や肉食動物に怯えて暮らした人類の進化の歴史にあるようだ。
邪竜から龍神まで、世界のドラゴン伝説
確かに世界各地の神話にドラゴンは登場する。だが一口にドラゴンと言っても、文化によって多少の違いはある。
ヨーロッパのドラゴン
たとえば、中世ヨーロッパのドラゴンは、コウモリのような翼を生やした恐竜のような姿をしている。
口から吐く炎で破壊をもたらし、その力を象徴するかのようなツノが生えているものも多い。
そうしたドラゴンは大抵、邪悪な存在だ。勇者がドラゴンを退治して財宝を手にしたり、その脅威から王国を守ったりといった伝承はいくつも伝わっている。
東アジアのドラゴン
一方、東アジアのドラゴンは、モンスターというよりも神聖な神に近い存在だ。たとえば、日本の各地には龍神を祀った神社があり、パワースポットとしても人気だ。
この画像を大きなサイズで見るそうしたドラゴンは知恵・力・幸運をもたらすもので、善の象徴でもある。その姿は恐竜というよりは、タテガミやツノを生やした巨大なヘビを思わせる。
また中国では、ドラゴンは皇帝の権威と結び付けられてきた。帝位は「龍(竜)の玉座」と呼ばれ、清の国旗には龍が描かれたものもある。さらに中国人自身が「龍の子孫」を自認している。
この画像を大きなサイズで見る中南米のドラゴン
アジアと海を挟んだ中南米に伝わるアステカ神話には、”羽毛の蛇”を意味する「ケツァルコアトル」という神が登場する。
水や農業に関連し、人類に文明を授けた神として信仰されていたが、もしかしたらそれがアステカ人にとって悲劇の始まりだったのかもしれない。
一説によると、1519年にスペイン人が上陸した際、アステカ人が彼らをケツァルコアトルの再来と思い込んだことがその後の侵略への対応を遅延させたという。
この画像を大きなサイズで見るなぜドラゴンは世界各地の神話に登場するのか?
だが、なぜドラゴンは世界各地で語られてきたのだろう?
こうした文化は遠く離れており、神話が語られ始めた当時、お互いに交流などほぼなかったはずだ。それなのに、みな同じような架空の生物を想像したのだ。
確かなことはわからない。だがいくつかの仮説はある。
たとえば、スタンフォード大学の古典民俗学者エイドリアン・メイヤー氏の説では、恐竜の化石がモデルになったのだという。
それによると、大昔の人々がそれぞれの地域に埋まっていた恐竜の化石を目にした。そこからドラゴンやグリフォンに代表される恐ろしげな架空の生物を想像したというのだ。
この画像を大きなサイズで見るあるいは、ドラゴンは人間の心の奥底に刻まれている「元型」であるという説もある。
これはセントラル・フロリダ大学の人類学者デビッド・E・ジョーンズ博士が提唱する仮説だ。
彼の説によると、ドラゴン神話がこれほど一般的なのは、人類が進化する過程で危険な捕食動物の存在が心に刻みつけられたからなのだという。
私たちの祖先は、ワニ・ヘビ・猛禽類・大型ネコ科動物といった危険な肉食動物を本能的に恐れるように進化した。
ドラゴンにはそうした動物たちの特徴がいくつも反映されているのだそうだ。
この画像を大きなサイズで見るなぜドラゴンがどの文化にも伝わっているのか、本当のところはわからない。
だが古い伝説だけでなく、芸術や建築のモチーフとなり、さらには最新のゲームや映画に登場することからも、人類に愛されていることだけは間違いない。
References:Why Do So Many Cultures Have Dragons In Them? | IFLScience / written by hiroching / edited by / parumo
追記:2023年06月20日の記事を編集して再掲載してお届けします。














本能的に恐れているもののキメラ説は面白いな
言われてみたらドラゴンってワニみたいな顎やライオンのような爪を持った空飛ぶ化け物だな
>>1
つまり…
昔の人「強い怪物考えちゃうぞ~頭はワニとかトカゲでぇ~手には猛獣の爪が生えててぇ~さらには羽が生えてて空を飛ぶ!ついでに口から火も吹いちゃうぜ!ワオ!怖い要素てんこ盛り!」…ってコト!?
>>14
ハァ?(うさぎ感)
>>1
中国の龍は鹿や蛇や虎など動物をトーテムとしていた部族が統合された民族のシンボルという説もあるようです。
西洋のドラゴンはそんな東洋の民族に侵略された歴史が脅威として記憶に残ったから邪悪な存在となったという説も。
>>33
ギリシャ語やラテン語ではドラコーンが蛇なんで、竜という概念がなかった可能性。
キリスト教がバビロニアの神や悪魔を取り込む際に、バビロニアの竜も取り上げたようで、それからはゲルマン民族にも伝わってジークフリートやら竜殺しが出てくる流れ。
>>1
ウルトラセブンに
恐竜戦車っていましたね、、
ほあぁ~っ!!
あちょあちょあちょ~っ!!
正直な所、西洋のドラゴンと東洋の竜は別物だと思っているんだが。
東洋の竜に対する正確な言葉(語訳)がドラゴンではない気がする。
かといって今更新しい言葉作るのもなぁ…
>>3
東洋のドラゴンは「龍」
西洋のドラゴンは「竜」と書くんだそうです
姿形や役割や性質が違うから
元々は別物だけど
現在は一緒くたにされてしまったんでしょうね
>>27
違う。中国の竜も本来は竜と表記していた。
子供のとき(10代)古い民家で不思議な体験をして、あれはなんだったんだろうとずっと思っていたけど、大人になってから聞いた話で、その家の同じ場所で複数の人が同じ体験をしたとき龍を見ていたとのことでした。想像上の生物っているんじゃないかな派です。
>>4
俺の亡くなった叔母も昔龍を見たと言ってたのでわかります。所謂霊山だったので、何かあるんでしょうなあ。
幻獣とか霊獣、妖怪なんかは昔は多数の人に信じられていたから、観測者も多かったんだったりして。量子的な。
古代の人が恐竜の化石をたまたま見つけることもあっただろうけど、どういう反応したんだろうか
うおお!!ドラゴンはやっぱりいたんだ!!ってなったのか、先に恐竜の化石を見つけてからドラゴンを想像するようになったのか?
>>5
日本では大きなサメの歯の化石を見て、
天狗様や!天狗の爪や!となりました。
>>20
そういえば、どこかのお寺化神社かに「龍のうろこ」なるものが伝えられていますが、調べたらセンザンコウのものだったらしいですね。
>>5
両方だと思う
恐竜の化石を見た人が想像した生前の姿が龍で、それを伝え聞いた人が恐竜の化石を発見して「ドラゴンはやっぱりいたんだ!」と
火を吹いて空を飛ぶ姿で描かれているのは
光を放って飛ぶUFOが昔の人にはそう見えた説もある
>>6
流石にそれは無理があるのでは
>>6
ただし炎は尻から出る
>>6
後ろ向きに飛ぶのか…
目新しいことは何も…
この2つが有力だからでしょうか
けっこう違う概念のものに同じドラゴンという訳語を与えて、自分達で謎生み出してるだけじゃないかな?
逆になんで西洋のドラゴンと東洋の龍を同一の概念のものとみなすようになったのかが不思議。
本能云々で言えば虫の方が怖い。あいつらのキメラとか昔の人はおぞまし過ぎて想像すらしてくれんかったんかもしれん。
竜はギリ意思疎通が出来そうと言うか、ワンチャン自分も相手も何か感じ取って助かる可能性(蛇とか虎なら相手をビビらすとか)見いだせるけど、虫は何やっても無理だわ。
>>11
Gが怖いのは古代の巨大Gに人の祖先が捕食されていたから…なんて説が真面目にあったりして
俺は虫好きな方だけど、巨大Gとドラゴンどっちに食われるかなら
まあ迷わずドラゴンの口に飛び込みますな
>>11
日本だと大蜘蛛とか大百足の伝説も多いからな
>>11
どっかの国にライオンと蟻のハーフっていう妖怪がいたな
恐竜の化石からの想像って説は結構前からあったね
西洋のは特にそんな感じする
東洋のは雲とか稲妻とか自然現象の具象化に見える
記事では言及されてないけど、東アジアの龍には竜巻の要素(誤認)が入っている。
>>13
昔の中国では龍損といって龍による耕地の被害と対処(免租と祭礼等)について法律で規定されてたそうだけれども竜巻そのもの
恐竜の生き残りを目撃した人の証言に尾ヒレがついたのかもしれない。
竜はティラノサウルスをドラゴンはプテラノドンをモデルにしたものとすれば不思議ではない。
「高台から見る濁流となった川」は、巨大な蛇みたいに見えるかもしれない
西洋のドラゴンの原型にはならないが、東洋の龍の元ネタくらいにはなれそう
西洋は火を吹き悪の象徴に描かれるけど、東洋や南米は胴が川の様に長い水の神
全く概念が違うんよ
恐竜の化石は500年前で1000前でも発見していただろうから恐竜の想像図だろうね。
昔の日本人は漁などで実際に生きている恐竜と遭遇していたかもしれないし。
恐ろしい竜、文字をとってもそのままでしょう。 日本の龍はおそらくフタバスズキリュウという日本近海に生息していた首長竜から来ていると思う。
>>19
恐竜がいた頃の人類はネズミみたいな見た目やったぞ
地上を闊歩する恐竜がいなくなったからこそ、哺乳類が繁栄できたんだ
>>19
恐竜よりもワニあるいは巨大魚って説もある
特に中国の龍の原型が顕著なんだけど「水中に居るので全体図が判んないけどなんか体の長い水棲生物」って感じなのが最も古いものなんだって
西洋のドラゴンもやはり原型は西アジア・中東ドラゴンなんで、やはりそれも川に棲んでた生物から来ているとも言われている
特にロシア・ウクライナ地域だとその名残なのか湖にドラゴンが住んでたりする
でもそういう伝播・派生して言っても最終的に水中生物から陸上活動できるようになって空を飛び始めるのも共通なのは割と不思議だね…みんな考えることは一緒ってことか
まあ人間の進化の過程で「巨大、牙や爪の攻撃性、有毒」という危険の象徴と、竜巻や嵐みたいな自然災害の轟音や見た目に超自然の存在を当てはめる。からの化石として出土した恐竜や魚竜がイメージの補強になったんだろうなあ。
でもそうした化石が信仰対象として祀られてる例をあんまり見ない気もする。完全骨格が祭壇で出迎えたらすごくご利益ありそうなのにw
日本の龍は縄文期の湧水点祭祀の蛇信仰からきていて、後に(3世紀ごろ)中国の盤座や中天思想と結びついて龍となる。
中国の龍は、春秋戦国時代に各氏族(つまり国)のそれぞれのトーテムが融合して生まれた。元々はオオカミや鳥や鹿や蛇だった各信仰が周王朝時代に習合されていき、千年ほどの熟成期を経てのちに秦王朝時代に龍が確立した。なぜ蛇が原型となったかは農耕と密接に関連する。
西洋の龍は欧州発ではなくチグリスユーフラテス流域のズー、アプスやティアマトなど「原初のドラゴン」が伝播・発展したもので、これらのドラゴンはそもそも自然界の脅威の象徴であり、必ずしもコンサバなドラゴンとしては描かれない。鳥、ライオン、蛇など人に害をなす猛獣のキメラとして描かれ、時には嵐として描かれ、やはり長い時間を経て徐々に「翼の生えた上半身がライオン、下半身が鳥類や爬虫類のキメラ」に統一されていき、欧州でも中世までは概ねその姿で描かれ、その大きさも馬と同程度か小さく描かれることが多い。
翼の生えた恐竜として描かれるようになるのはルネサンス以降で、明らかに十字軍遠征が関連し、更に後代、博物学の普及によって現在の姿に定着していく。
南米の龍もまたキメラの一形態であり、石に彫られた無数の怪物の一つに過ぎないものを、西洋人が自国文化の投影でピックアップしているに過ぎない。
要するに、各地域に全てルーツが存在し変遷も明らかで、それを「同じもの」と捉えるのは現代人のグローバルな感性と、歴史俯瞰の圧縮効果によるもので「勘違い」でしかない。
>>25
はえーすっごい長い
全部ワニだ
中国はヨウスコウワニ、ヨーロッパのドラゴン退治した街の入口には頭蓋骨が飾ってあった
それはワニの頭蓋骨だったと記録が残っており。中南米にもワニが存在する。
日本では中国からの輸入品である龍の話で龍が入る前は大蛇やムカデだな。
>>26
ヨウスコウワニ検索したら確かに角と鬣の無い龍って感じだね
てか何あれ可愛い
全体的に短くて黒目がちでニッコリしてる
pixivに死んで天使になった恐竜がドラゴンですって話があって大好き!とても可愛いお話なので探してみてください💕
竜がお好きな方は、ウエールズへGO!
最っ高ですよ。ケルト文化もバリバリですから、生で異世界転生気分が味わえたり。
東洋の龍はひたすら大きくて全空を覆いつくす程の大きさ、人間がどうにかできる対象じゃない。
一方西洋のドラゴンはもっとぐっと小さくてライオンから精々象ぐらいの大きさしかない
一人の英雄でもなんとか退治ができる。