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うつ状態に苦しむ女性に主治医が処方したのは「猫」その効き目は絶大だった

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(著) (編集)

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 アメリカ・バージニア州でうつ状態で苦しんでいた女性に、主治医が処方したのは「猫」だった。冗談ではなく本当の話だ。

 女性はもともと肺の病気で数年前からこの主治医に治療をしてもらっており、何度も救われている。

 女性は最近かわいがっていた愛猫を失ってしまい、精神的にひどく落ち込むようになり、うつ病の症状が出始めていた。

 そこで主治医は薬を処方する代わりに「猫」と書いた処方箋を渡したのだ。

 このユニークな処方箋通りに新しく子猫を飼い始めた女性は、あっという間に元気を取り戻した。主治医の診断は的確だったようだ。

Grottoes woman ‘prescribed’ cat by doctor, forming special bond

愛猫を亡くし悲しみに暮れていた女性

 バージニア州グロットーズに住むロビン・サイプさんは、数年前から肺の問題を抱えていて、センターラ・RMH・メディカル・センターの専門医であるアール・キング医師の治療を受けていた。

 キング医師はこれまで少なくとも3回はロビンさんの命を救ったという。

 最近ロビンさんを診察したキング医師は、彼女が肺以外で問題を抱えていることに気付いた。診察の間、ロビンさんがずっと悲しそうにしていたからだ

 尋ねてみると「最愛の猫を最近亡くした」という答えが返ってきた。

私はとにかく悲しくで落ち込んでいました。キング医師は私の健康を心配して、なにがあなたを悲しくさせているのか?尋ねてくれました。

そこで最愛のペットである猫を亡くしたからだと話したのです。(ロビンさん)

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image credit: youtube

 ロビンさんはペットロス症候群の状態となっており、うつの症状が出始めていたようだ。

 それを察したキング医師は、ロビンさんのために特別な処方箋を出した。

医師が女性に渡した「猫」と書かれた処方箋

 キング医師はロビンさんに対して素晴らしい共感を示し、うつ状態に苦しむロビンさんの治療に一番効果的な処方箋を出すことにした。

 そこには、うつの治療のための薬の名前ではなく「猫を飼うこと(Get a cat)」と書かれていたのだ。

猫を飼うことが最良の治療法だと思いました。そこで私は、ロビンさんに新しい猫を飼うことを勧めたのです。

猫や犬と触れ合うことは人の心を癒し、ストレスを軽減させます。心血管や肺の健康維持も役立つのです(キング医師)

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image credit: youtube

3本足の子猫と運命の出会い

 そのユニークな処方箋を見て驚いたロビンさんだったが、診察のあとで奇跡の出会いが待っていた。

 近くの農産物直売所に野菜を取りに行ったロビンさんは、そこで5匹の子猫が遊んでいるところに遭遇した。その中に3本足の子猫、アーリンがいた。

 直売所の人の話によると、生後7週目のアーリーンは生まれてすぐに怪我をして、前足1本をほとんどを失ってしまったという。

 5匹の子猫はすべて里親を探している最中だったそうだが、ロビンさんは、迷うことなく一目ぼれした3本脚の子猫を引き取ることにした。

 医師から「猫を飼うこと」という処方箋を渡された直後に、ロビンさんの心を釘付けにしたアーリーン。この出会いはまさに運命だったのかもしれない。

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image credit: youtube

子猫を引き取ってすぐに元気を取り戻した女性

 その思い通り、ロビンさんは子猫とすぐに絆を育み始めた。落ち込みが激しかったロビンさんだが、子猫の世話に追われ、子猫の可愛さに癒され、みるみると笑顔と元気を取り戻していったという。

アーリーンと出会ったことで、私はとても癒されているの。ここで一人暮らしをしているけれど、この子は私のよき仲間となってくれているわ。遊び好きでいつも相手をしているのよ。とってもかわいいの

 これが運命でなくて何であろうか。ロビンさんにとって、今やアーリーンはなくてはならない存在となった。

この子は私の大切な伴侶よ。お互いに喜びと安らぎを分かち合って、尊敬し合っているの。

子猫と絆を育み癒しを得ることができた

 愛猫を喪った悲しみはとても深いだったに違いない。だが、アーリーンがロビンさんを支え、癒してくれる。

 小さくても、ロビンさんにとってはアーリーンはとても大きな存在だ。

 ロビンさんは、素晴らしい処方箋を出して心も治療してくれたキング医師に大きな感謝をしている。

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image credit: youtube

アーリーンに愛情に満ちた暮らしを提供するだけでなく、キング医師が私に示してくれたような配慮と思いやりを、この子にお返ししたいと思ってるの。

キング医師は本当に思いやりがあるお医者様よ。体も心もケアしてくれているしね。誰もがキング医師のような素晴らしいお医者様と出会えることができればと思うわ。

私自身もアーリーンが成長するにつれて、キング医師が自分に示してくれたのと同じような心遣いができるようになりたいわ。

 ロビンさんは恩返しの精神から、アーリーンを連れて退役軍人や手足の不自由な人を支援する施設を訪問し、お互いに見つけた愛と友情を分かち合う予定をしているという。

References:Grottoes woman ‘prescribed’ new cat by her doctor, forming a special bond/ written by Scarlet / edited by parumo

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この記事へのコメント 34件

コメントを書く

  1. 猫も人も幸せになって良かった!
    ペットロスの後次の子を迎えるのはきっかけとか後押しが要ることもあるからなあ
    キング医師ナイス

    • +43
  2. 今の日本だと簡単に薬渡して終わり
    本来なら散歩に行けとか温泉でひと風呂浴びようなどと
    不治の病に見えて実は簡単に済む治療の病もあるのかもね

    • -19
  3. 脚に障碍があったら里親捜しも難しかっただろうから、ロビンさんだけではなく、アーリーンちゃんの方も救われことになるのだろうね。

    きっと、「救い合う」ということが大切なのだろうな。

    ロビンさんもアーリーンちゃんも、楽しく暮らしていってください!

    • +48
  4. でもこれ繰り返してたら最後の猫は看取ってあげられないね…

    • +5
    1. >>9
      慣れるわけではないけど、ペットロスも何度目かになると段々乗り越え方上手くなっていくから多分大丈夫ではないかな
      最初の猫の時はまだ高校生だったこともあって吐くほど泣いて肉食べられなくなったし時間経ってからも人目がなくなった瞬間不意に思い出してうずくまって泣いてたけど今は悲しんでもそこまでではない、ひたすら泣いた後で良かった思い出と一緒に生きられるぐらいにはなったし

      • +25
      1. >>13
        そういう話ではなく、自分が先に亡くなったら?つう話では。

        • +2
    2. >>9
      そうなんだよね。だから自分はある程度の年齢になったら飼うんじゃなくて里親探してる猫の預かりボランティアをしたいと思ってる。

      • +5
    3. >>9

      >>25の方がが言うように、一時預かりのボランティアもあるし、行政が保護した子猫のミルクボランティアを募集してたりもしますよ!
      地域猫のTNRの活動をする手もありますし、自分の年齢やできることに見合った付き合い方をされたらいいなと思います。

      • +9
  5. ペットロスになった人は亡くなった子の代わりなんて…ってなりがちだけど
    里親を探してるペット達がたくさん居るのを知ってほしい
    ペットを看取るまで育てた事がある人、ペットロスになるくらい愛せる人に飼ってほしいと保護活動してると思う

    • +37
  6. 対話から苦しみの原因を突き止め最適な治療をする
    名医だね
    ろくに対話せず薬増やすだけのヤブに見習って欲しい

    • +12
  7. 傷ついた人だから傷ついた猫と惹かれあったのかな
    お互い伴侶が見つかってよかったね

    • +15
  8. 鬱とまではいかずとも、色んなことがうまくいかなくて、大して生きる希望も目的なくただただ時間が経って死ぬ日をぼんやり待ってるような、とにかくくすぶってて最悪な時期に、猫がNNNからいきなり派遣されてきた。
    全く猫を飼ったこともなく戸惑いながらもお世話をしながら、この子を看取るまでは頑張って生きてみようと思って、気付けば早16年。
    NNNとうちの猫は、命の恩人としかいいようがない。

    • +30
  9. 猫を亡くしたら猫が来るよね……
    いつもだいたい一週間で次のを拾っちゃう、というか向こうから来る

    • +17
  10. 猫を一度でも飼うと、もう猫なしでは生きられない。

    • +19
  11. 前の子の代わりじゃないんだよね
    新しい出会いなんだよね
    和牛のステーキとシマアジのお刺身みたいにどっちも違うけどどっちも最高なんだよ
    このお医者さんは名医だ

    • +20
  12. 私の友達はペットロスになった後に周囲の人から里親や預かりさん、次の子を迎えることで癒されるよって勧められて新しい子を迎えた結果ペットロスも鬱病も悪化してボロボロになってしまった
    2匹の愛犬と1匹の愛猫を介護してしっかりと看取った優しい人だった。でももう社会復帰は無理。そのぐらい精神を病んでしまった
    ペットロスには新しい子を迎える事で立ち直れる人もいれば時間だけでしか解決できない人、もしくは永遠に立ち直れない(かもしれない)人もいるってことも分かってほしい
    ペットロスって身近に聞く言葉だけどメンタル系の危うい問題。素人が簡単に判断していい領域じゃないって私は思う

    • -7
    1. >>19
      一理あるがこの記事に合ったコメントではないな

      • -5
      1. >>33
        それを決めるのは断じてあなたではない

        • +6
        1. >>38
          記事のはプロが診断した上での結果なんだから「素人が簡単に判断していい領域じゃない」ってのに対して「この記事に合ったコメントではない」っていう指摘は間違ってないんじゃ?

          19が自分やコメ欄に向けてのコメントなら分かるけどね

          • -2
      2. >>33

        そうかな。合ってると思いましたよ
        ペットロスには新しいペットがいいんだ!って安直に考えない方がいいんだなと思いました

        わたしも新しい子をお迎えしてもこの穴は埋まらないと思う
        。。と書いてて涙が

        • +3
  13. 猫型の穴は猫でしか埋まらないってアレですな

    • +6
  14. アトピーが酷い時にお医者さんに
    ネコは他所にやれないか聞かれた
    ことはあるな。
    もちろん最後まで飼い続けたけど、、
    亡くなって三年でやっと白いシャツが
    きれるように成りました。

    • +1
  15. 実家で80過ぎの両親と50代の長男が一緒に住んでいるが、ひょんなことから初めて猫さんを向かい入れたら家がすごく明るくなった…

    • +15
  16. 子猫は保護されこの女性は癒されて一番いい形になった、名医だなぁ。
    猫も個性が豊かだから一緒に生活していくと前の子はこうだったなとか
    違いを感じながら思い出に変わっていくんだよね
    ペットロスには本当に効果的な処方箋だと思う

    • +7
  17. 『猫を処方いたします。』って小説があるが、実話版もあるとは。

    • +2
  18. うちの母も、18年連れ添った子を失って暫くして、不整脈が出るようになったけど
    最近新しい子が居つくようになってからすっかり不整脈が治まったって言ってた

    孫の面倒を見させられると、翌日はつかれて不整脈もでてぐったりしてたのに
    今では「遊び盛りでこまっちゃうのよ~」なんて言いつつその子の相手を嬉しそうにしてる

    • +8
  19. 猫は常にマイペースで平常心を失わない。そんな猫といることで平常心を取り戻せる。
    自分も10年鬱で苦しんだけど、子猫の世話を愛情もって行うことで回復した過去があり、今では彼女まで出来た。

    • +3

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