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皆に愛されるスターバックスのお母さん、車の盗難被害にあったところ600万円の寄付が集まる

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(著) (編集)

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 小さなやさしさが集まると大きな力となり真の助けとなることがある。他人に対するやさしさを惜しまずに仕事に励んでいた女性が困難に陥ったとき、思ってもいない形でまわりから恩返しを受けた。

 アメリカ、ウェストバージニア州の大学近くにあるスターバックスで「お母さん」として親しまれていた女性は、愛車が盗難に遭ったことを同僚に打ち明けた。

 助けてあげたいと思った同僚たちは顧客にこのことを呼びかけた。すると多くの顧客が女性に寄付をしてくれたのだ。女性は無事車を購入することができ、喜びと感謝の気持ちを伝えた。

Starbucks barista surprised after coworkers organize fundraiser to buy her a new car

同僚と顧客に慕われる「スタバのお母さん」的存在の女性

 カレン・コリンズワースさん(65歳)は、ウェストバージニア州ハンティントンにあるマーシャル大学のキャンパス近くに長く住み、ほぼ毎日近所のスターバックスで働いている。

 顧客は、大半が大学の学生や教職員だ。

 1978年から食品業界に携わりサービス業に従事してきたコリンズワースさんは、顧客はもちろんのこと、多くの人を幸せな気持ちにさせたいという情熱を持って仕事を続けてきたという。

 若いスタッフの監督係という立場でありながらも面倒見が良く、娘のような年齢のスタッフたちに気さくに接してくれるコリンズワースさんを、周りのスタッフたちはお母さんのように慕ってきた。

 また、多くの顧客もマーシャル大学のスターバックス・マネージャーとして働くコリンズワースさんの人柄に好感を持っていた。

 そんなある日、コリンズワースさんの車が盗難被害に遭った。破壊され中のパーツが持ち去られてしまったのだ。

コリンズワースさんを助けるため同僚らが募金活動を実施

 コリンズワースさんにとって、車は職場に来るための必要不可欠な足だった。だが、盗まれた車は修理できないほど破壊されてしまった。

 マーシャル大学2年生で、スタバでバイトをしているジェイデン・ホーンさんは、今までにもコリンズワースさんが車のことで悩んでいたのを知っていて、このように話している。

車はもともとバッテリーに問題があって、エンジンがかからないこともたびたびあったようです。

この半年で、コリンズワースさんの車のトラブルは大幅に増えました。

ある日に「ゆうべ誰かに触媒コンバーターを盗まれた」「車の調子が悪い」と故障していることを話していたら、その数日後に再び車の部品が盗まれたということでした。

その時点で私たちはみんな「もうあの車を運転することはできないだろうね。彼女には新しい車が必要だよね」って言っていたんです。

 実際に、盗まれて発見された後の車の状態はボロボロだったそうだ。

 それを知ったホーンさんと同僚たちは、寄付金サイト『GoFundMe』で募金活動を始めようというアイデアを思いついた。

それはちょっとした思いつきのようなものでしたが、ちょっとでもコリンズワースさんの助けになればいいなと思いました。

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pixabay

善意で4万ドルの寄付金が集まる

 GoFundMeのアカウントは目標金額が5000ドル(約75万円)に設定された。

 するとすぐに大学の在校生や教職員、卒業生に至るまで、誰もがコリンズワースさんを支援する目的で協力し始めた。

 それは、ひとえにコリンズワースさんのこれまでの顧客への接し方の結果だった。

 コリンズワースさんは店を訪れるどんな人にも気さくに温かい態度を取るよう心がけ、またそれを実行した。

 いつもハグで学生を歓迎し一歩一歩励ましてくれるコリンズワースさんがいるスタバは、学生らにとって第二の家となった。

 顧客の多くがコリンズワースさんを見ていると、懐かしさを感じた。

 家族と離れて大学生活を過ごしていたほとんどの学生にとって、コリンズワースさんの温かさはまさに母親を思い出すものだったからだ。

 今回コリンズワースさんの困難を知った人たちは、彼女の誠実で愛情深い性質をよく知っていたため、迷うことなく助けの手を差し伸べた。

 結果、善意の寄付は約4万ドル(約600万円)にも上った。

同僚全員がこの募金活動をあらゆるSNSでシェアしました。そしたら、最初の24時間で目標を達成したんです。正直本当に驚きました。(ホーンさん)

 募金活動が終わったらコリンズワースさんを驚かせるつもりだったが、あまりに急速に広まり代わりに近所の人がそのニュースを彼女に知らせたという。

周りのやさしさに大きな感謝をするコリンズワースさん

 寄付金のほとんどは何らかの形でコリンズワースさんのやさしさの影響を受けた人々からのものだったが、なかにはSNSで初めて知って彼女の人となりに感銘を受けて寄付した人もいるそうだ。

 コリンズワースさんは、どれだけ多くの人が自分に手を差し伸べてくれようとしたかを知り、驚きと感動を隠せない。

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image credit: youtube

寄付のことを知ったときはびっくりしました。とても圧倒されました。私は同僚たちが大好きですし、あの子たちも私を愛していることはわかっていましたけど、びっくりしました。

 寄付の最高額は、マーシャル大学学長のブラッド・スミス氏からの5000ドル(約75万円)だが、1200件以上の寄付のほとんどははるかに少額だ。

 それが積もり積もって、目標額をはるかに超える金額になった。

5ドルの寄付はすべて、私にとって1000ドルや3000ドル以上の意味がありました。

コーヒー一杯も買えない苦学生たちからのメッセージは、本当に貴重でした。学生たちのやさしさに感謝しています。

自分へのご褒美にスバル車の購入を検討中

 新しい車を買う資金が集まったのは、同僚や学生たち以外に見知らぬ人たちの支援のおかげでもある。

 コリンズワースさんは、これだけ多くの人たちが自分を気にかけてくれたことが本当に嬉しかったと話している。

 当初は古い車を修理したいという思いがあったが、修理自体が困難なこともあり、今はスバル車の購入を検討しているという。

彼らが私のことを大好きでいてくれていると知ることで、私の人生が価値あるものになっているんです。

私のためにここまでしてくれる必要はなかったのに。本当にありがたいです。

 ちなみに、多くの人の善意が集まったGoFundMeアカウントのコメント欄にも、コリンズワースさんと過去に一緒にスタバで仕事をしていた同僚たちからの感謝と愛情あふれる言葉が、たくさん寄せられている。

References:Starbucks manager gets the surprise of a lifetime when past and present customers come to her aid/ written by Scarlet / edited by parumo

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この記事へのコメント 11件

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  1. 欧米の寄付金文化は本当にすごいし尊いなといつも思う。

    • +6
    1. >>5
      日本車を評価してくれてるんでしょうね✨
      嬉しいことです(*´ω`*)

      • +4
    2. >>5
      アメリカだとスバルは安いし壊れない車扱いだからじゃないかな?

      • +1
  2. 近所のマクドナルドに彼女のような年配の女性従業員がいるよ
    いつも暖かな笑顔で元気をくれるの

    • +5
  3. イイハナシダナーと思って読んでいたのだが、
    スバル車を買う発言でいきなり現実に引き戻されて真顔になった

    • -4
  4. 学長が一発で目標額を、というのがすごいな
    スタバに通える学生というのは、私から見たらずいぶん贅沢に感じる

    • 評価
  5. いいお話で、
    コリンズワースさんのコメントで、
    ”周りから愛されてるのを知ってる”とあるのも
    素敵だなぁと思いました。

    ウエストバージニアといえばカントリーロード♪の
    原曲のサビに

    ウエストバージニアー マウンテン・ママー♪
    (故郷West Virginiaの母なる山々よ)

    とあって、
    ウエストバージニアが故郷の設定の歌ですが、
    コリンズワースさんの場合は、
    ウエストバージニアで、
    故郷を離れて学生生活を送る大学生を支えていらっしゃるのですね。

    でも、あの曲が似合う感じの”お母さん”ですね。

    • 評価

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