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1日に2~3杯のコーヒーを飲む人はうつ病や不安症のリスクが最も下がることが判明

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(著) (編集)

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 コーヒーには様々な健康効果があるといわれているが、その効果を得るためには適量を知る必要がある。

 新たに発表された研究によると、毎日2~3杯のコーヒーを摂取する人はうつ病と不安症になるリスクを最も低かったことがわかったという。

 ただし、毎日6杯以上コーヒーを飲んでいる人は、これらの精神疾患になるリスクが増加するそうだ。

 これらの結果は豆から挽いた一般的なコーヒーを飲んだ場合で、ミルク入りでも同様の結果だったという。

 この研究は『Psychiatry Research』誌に発表された。

コーヒーはうつ病や不安症などの精神疾患にも有効なのか?

 うつ病と不安症はどちらも、世界中で上位にランクされている精神疾患だ。

 これまでの研究では、適量のコーヒーは死亡リスクを下げたり認知機能をアップしてくれたりと、体に嬉しい効果があることが明らかになっている。

 だが、実は、コーヒーの主要成分であるカフェインは、心の健康にもいいだろうと考えられている。

 そこで今回、中国の杭州師範大学をはじめとする研究チームは、イギリスの大規模データを利用し、コーヒーにうつ病や不安症をも防ぐ効果があるのかどうか調べてみた。

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photo by Pixabay

適量のコーヒーがうつ病や不安症になるリスクを低下させることが判明

 コーヒーといっても、豆を挽いていれたものから、インスタントやカフェインレスまで様々だ。人によっては、ミルク・砂糖・人工甘味料を入れたりすることもあるだろう。

 こうしたコーヒーを飲む習慣と心の健康との関係を探るために、研究チームは生体・行動・遺伝的情報が網羅された英国バイオバンクからデータを入手し、およそ15万人分のデータを分析した。

 その結果判明したのが、やはり適量のコーヒーならばうつ病と不安症になる危険性が下がるということだ。

 分析対象となった人たちのうち、81%にコーヒーを飲む習慣があった。そのうち41%が毎日2~3杯、28%が1杯、そのほかはそれ以上飲んでいた。

 そして、その中でうつ病や不安症に一番なりにくかったのは、毎日2~3杯飲む人たちだったのだ。

 一方、毎日6杯以上コーヒーを飲んでいる人たちでは、かえって病気になる危険性が高くなった。コーヒーが心にいいとしても、飲み過ぎはダメだということだ。

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1日2~3杯の挽いたコーヒーを飲むのがベスト

 適量は1日2~3杯で、できるならば豆を挽いていれたコーヒーを飲むと最も高い効果が得られるという。

 インスタントコーヒーの場合、うつ病になる危険性は下がるのだが、不安症の危険性には変わりがなかったそうだ。

 また飲むなら無糖か、ミルク入り(カフェオレなど。コーヒーフレッシュはミルクではないので注意)がいいようだ。

 無糖のコーヒーを毎日1~3杯飲むと、うつ病と不安症の危険性は下がる。ところが砂糖や人工甘味料で甘くしたコーヒーを飲んでも、健康的な効果は確認されなかったそうだ。

 まとめると、うつ病や不安症から心を守るために一番いいのは、「豆を挽いていれたコーヒー・ミルクコーヒー・無糖コーヒーを1日に2~3杯飲む」ことだ。

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ただし研究の限界も

 こうした結果は、適量のコーヒーが心の健康を守ってくれるだろうことを裏付けている。

 ただしコーヒーを飲む量が自己申告によるデータで、ある一時点でしか調べられていないという、研究にはつきものの限界もある。

 カフェインに対する耐性も人によってそれぞれだし、まあ、そんなわけで、コーヒーが体にいいことを頭の片隅に置いておくとしても、あまり堅苦しく考えず、気軽にほろ苦い風味を楽しむといいんじゃないだろうか。それが一番健康的という気がするんだ。

References:The association between coffee consumption and risk of incident depression and anxiety: Exploring the benefits of moderate intake – ScienceDirect(論文) / written by hiroching / edited by / parumo
Individuals drinking 2-3 cups of coffee per day have the lowest risk of depression and anxiety

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この記事へのコメント 61件

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  1. コーヒーに効果があるのか、
    それともコーヒーを飲む余裕のある人だからなのか、
    いずれにしてもリラックスが重要そうな気がする

    • +4
    1. >>1
      もちっと気楽に考えてもいいんでないかい?

      • +1
    1. >>3
      15時までなら夜の睡眠には影響を与えないらしい
      カフェインの効果は4~8時間で無くなるそう

      • +5
  2. 「コーヒーは健康にいいぞ」と「コーヒーは健康に悪いぞ」のシーソーゲーム

    • +11
  3. コーヒーについては体に良いという報告と良くないという報告両方がそれっぽく出てくるからなあ

    結局モノは何でも、その味と香りで心がほどけてリラックスできるような1杯があるといいのかもね

    • +4
  4. >「豆を挽いていれたコーヒー・ミルクコーヒー・無糖コーヒーを1日に2~3杯飲む」

    無糖コーヒー って何、豆を挽いていれたコーヒーと何が異なるの。

    • -3
    1. カフェインに耐性がある人はいいだろうけど、
      私は一日二杯ぐらい飲むと寝付けない時があるのでそれでうつ病になるかもしれんw
      個人の容量と用法を守って、適量を摂取しよう!

      >>6
      読んで字のごとく、砂糖をぶっこむなってことやぞ

      • +5
    2. >>6
      無糖のボトルコーヒーや缶コーヒーの事では?これも豆を挽いてるといえば挽いてるが

      • +3
    3. >>6
      「ブラックコーヒー」といえばうちらの感覚では『砂糖もミルクもなし』だけど、英語での意味は『ミルク・クリームなしのコーヒー』なので、砂糖が入っていてもブラックコーヒーになる。だからこういう書き方なんだろうね

      • +1
  5. 俺みたいに単なるカフェイン依存症の人も含まれてそう

    • +4
  6. 該当するけど鬱で通院したことあるぞ
    日常の小さな鬱症状にはそれなりに意味があるってだけで
    経験則的にガチのストレスに関しては無力だと思う

    • +11
    1. >>8
      リスクが下がるだけでならない訳じゃないからね。

      • +3
  7. コーヒーは好きで毎日飲んでるけど、6杯は流石に飲めないや

    • +6
  8. ただし、さとう抜き。(ふとるとうつ病になるから)
    ただし、特上の珈琲。(まずいとうつ病になるから)

    • +6
  9. これインスタントコーヒーはダメって書いてるけど
    コーヒーを淹れるという行為がリラックスを与えてるだけなんじゃ
    落ち着いて紅茶とか淹れても変わらんのちゃうか

    • +5
    1. >>11
      飲む効果じゃなくて淹れる生活習慣ある人とインスタントで済ます人との生活習慣やストレス、飲食の考え方の違いにしか見えないな
      二杯と六杯の差も同様
      毎日六杯とかどう考えてもそうなる人がストレス過多傾向があったり嗜好が偏ったりしてる

      • +5
  10. 「コーヒー1杯」というのは、曖昧すぎる単位ですなあ。
    マグカップで飲むのとエスプレッソ用の小さなカップで飲むのとはまるで違うじゃないですか。
    豆を少なくして薄目で飲むのと多くして濃いめで飲むのとでもカフェインなどの成分がずいぶん違ってくるでしょう。
    つまり、「量」と「質」においてもっと厳密な基準を設けないと、とても科学的な調査とは呼べないと考えますよ。

    • -3
    1. >>12

      分かる、何mlがベストなの?ってなる。
      でもカフェイン耐性やコーヒーの焙煎具合の好みとか、個人差が大きすぎるので厳密にできないのかも。コーヒーが好きな人が、一回のコーヒータイムで満足できる量が一杯分、それを一日に2~3回ってことかな。私の一杯は400ml…

      • -3
    2. >>12
      そんなに厳密になる必要あるかなあ?
      2~3杯て時点でもう曖昧だし
      普通のコーヒーカップ2~3杯でよくない?
      とりあえず家にあったインスタントコーヒー見たら、
      180mlとか140mlのお湯か水を入れる、だった
      飲みきりサイズの紙パックだと200mlが多いと思う
      自分は少し大きめのマグカップなので300mlくらい、一杯でもう今日はいいや、ってなる

      • +2
      1. >>57
        デカフェでも良いのか?
        研究はそこを明らかにしてほしい

        • -1
  11. 1日2、3杯のコーヒーで一息つける人は、そもそも心か時間に余裕がある。

    1日6杯以上コーヒーを飲む人は、仕事や生活に追われて心と時間に余裕がない。

    周囲を見てるとこう思うけど。

    • +11
    1. これって血液検査とか何もなしで「コーヒー飲んでますか?」のアンケートだけで導き出した結果なの!?って思ってここを見たら
      >>13 が書いてあったので同意して納得した。

      • -2
    2. >>13
      >>29
      この手の調査結果によくある、因果関係でなく相関関係だったり因果が逆ってパターンなのかもね。
      レギュラーコーヒーがメンタルに良いのではなく、レギュラーを淹れる時間的・経済的余裕のある人だからメンタルを病みにくいとか、一日6杯飲む人は元からストレスで不安定とか。

      • +3
    3. >>13
      きっとそれだな、量よりも回数なんだと思う。
      嗜好品を嗜好として楽しむ余裕があるか、常に何かに追われて依存的になってるかの精神的余裕の違いなんだろう。

      • +1
    1. >>15
      無糖のコーヒーって書いてあるよ。砂糖が入ってたらだめ。

      • +1
  12. よくよく読むと単に規則正しい生活の人って枠組みな気がするな
    コーヒーを飲む量や甘未を欲する精神とか
    それを制限できるのは自分を律する余裕のある人だろうから
    卵が先かみたいな話では?

    • 評価
  13. 仕事で眠くなるから、最近毎日500mlのペットボトルのコーヒーを飲んでる
    微糖を飲んでる
    微糖でもけっこう甘い
    ブラックだとチョコレート系のお菓子が欲しくなる

    実家では大した銘柄でないけど、いつも豆ひいてコーヒー煎れてた
    しばらく実家離れて、久しぶりに実家のコーヒー飲んだら、こんなに旨かったのかとびっくりした

    • +4
  14. 夏の間 コーヒー牛乳に 氷多め・塩一振り入れたのばっかり飲んでた。カルシウムは牛乳で摂ろう。牛乳消費にも役立ちますよ(`・ω・´)

    • +3
  15. 1杯の分量教えてくれよ
    ショットとジョッキでえらい違いますがな

    • -3
  16. 「イギリスの大規模データを利用」しているのに、調査対象は紅茶や含まれずコーヒー一択なのか。中国(杭州師範大学をはじめとする研究チーム)では「イギリス人はコーヒーしか飲まない」と思ってる?

    • -4
  17. 1日2-3杯飲む人は、コーヒー好きでリラックス効果があるけど、6杯飲む人はカフェインの眠気覚まし効果をあてにしてる激務な人ってだけでは

    • +4
  18. 飲食物の影響を見るなら目的の物以外に何を摂取してるかまで見ないとな
    本気で統計出すならコーヒー以外の摂取を管理しないと判らない気がするし
    もっと言うなら生活習慣とか持病とか全部情報として必要だと思う

    • -3
  19. 低血圧だし頭痛持ちだし朝は弱いからなんかこう朝の楽しみを見つけて起きるためにパンとコーヒーを習慣にしたらそれなりに健康というか元気に活動できるようにはなった
    でも某ウイルスとか世界情勢のせいで不安症になったのは治る気配はないな

    • +4
  20. 磨いても磨いても順調に歯が汚れていくのが
    憂鬱の原因だと気づきコーヒーやめました。
    コーヒー飲むには自分はミルクも必要だし
    飲んだら歯が汚れる。でもカフェイン中毒作用で
    飲まないと落ち着かない。つまりコーヒーこそが
    憂鬱の原因ではないかと思いコーヒーを止めた事が
    1番の心の開放につながりました。一度完全に
    卒コーヒーしてしまうとコーヒーの匂いがすごく臭く
    感じる様になり匂いも嫌になります。水とお茶で充分。

    • +1
    1. >>31
      飲みすぎも良くないって言うからね
      不眠の元になるし胃腸も弱る

      • +1
  21. カフェインが良いなら別に緑茶でも良いってなる。

    • +3
  22. 飲まない日があると頭痛が何日か続くから常飲したいけどできない…自分の場合喘息も抑えてくれるから飲みたいんだけど

    • +1
  23. パッケージに注意書き入れんとアカンな「本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。」

    • 評価
  24. >毎日6杯以上コーヒーを飲んでいる人は、これらの精神疾患になるリスクが増加するそうだ。

    たぶんそうじゃない
    そもそも一日にコーヒーを6杯以上飲む人は、その時点でそれほどのカフェインが必要な生活をしてる人だから
    普通に成人して仕事を始めたばかり子でいきなり毎日6杯も飲む人はほとんどいないよね
    徐々に眠くてしかたなくても何とかしなきゃいけない状況や、しんどくても無理やり何とかしなきゃいけない状況が毎日続くようになるから毎日毎日カフェインを大量にとるようになるんだと思うよ
    そういう人もマシな環境なら自然にコーヒーの量は減るんじゃないかな
    因果関係が逆かなと

    • +3
  25. 酒同様、飲みすぎると毒ならいっそ飲む習慣なんてない方がよいという考え方もある。
    コーヒー好きだが依存の傾向が少々ある。

    • 評価
    1. >>41
      お酒は飲み過ぎないでも飲めば毒らしいよ・・・近年はそうわかったらしい

      • +2
  26. 水分摂取がみそ汁以外全てコーヒーの私は…
    昔、1日4~5杯飲んだら大腸がんのリスクが減るってみのもんたが言ってたわよ?

    5~6杯がボーダーなの??

    • 評価
    1. >>43
      そんなん膀胱が大渋滞しちゃうやん
      せめてお茶にしとき…

      • 評価
    2. >>43
      お水も摂取した方がいいですよ
      コーヒーは利尿作用も多いので水分抜けやすいです

      • +1
  27. これって コーヒーが好き=好きなものを接種することでストレス減 がかなり混じってる気がするんだよね
    飲食の好き嫌いってかなり気分や生活に影響するから

    • 評価
  28. お前ら…どんだけ余裕ないんだよ…(´・ω・`)

    • +1
  29. カフェインの覚醒作用で気分が上がるように感じるから、誤魔化しみたいなものやと思って飲んでる。
    メリット→お酒より安全に愛飲できる。
    デメリット→歯の着色汚れ、ほぼ水分補給にならない
     紙パックの100円の無糖コーヒーと牛乳で調節出来るので、まずコーヒーが自分に合うか試してみた方がいいかも(お茶・紅茶派もいるので)。ちなみにスティックコーヒーが一番経済的。

    • 評価
  30. 朝に豆挽いて淹れたやつ飲むとお通じが良くなるんだが。市販のとかカプセルコーヒーはならない、なんか理由があるんだろうか……

    • 評価
    1. >>49
      自分はインスタントでも良くなるよ
      匂いだけとか、コーヒーのこと考えただけでもお通じがくることもあった

      • 評価
  31. コーヒー飲むとイライラして頭痛するんだよね。体質的に合わないから無理だ。コーヒーゼリーは食べれるんだけどね。そもそも誰もがその効果が得られる訳じゃないと思う。好きな食べ物を食べることも同じでしょうから

    • +2
  32. コーヒーの研究記事はいつも大抵「カフェイン」が関係するのかどうなのかを明らかにしない。今回の記事もカフェインについてはスルー。紅茶と緑茶とではどうなのか、対象者の生活レベルはどうなのか、その辺も知りたい。こういう研究こそ、細かく調査してAIに丸投げして見てほしい。

    • +1
  33. このコーヒー論争良いと言ったり悪いと言ったりいったいどっちなんだ?
    日本でも緑茶論争で似たようなことやっていたし、バレンタインデーにチョコを売りたいようにステルスマーケティングにしかみえないな。

    • +2
  34. カフェイン中毒になると朝の目覚めが憂鬱
    つくづくカフェインが切れているのが実感できるレベル

    • 評価
  35. カフェイン量によっても変わりそう
    メーカーによって同じ量のコーヒーでもカフェイン違うよね

    • 評価
  36. どれくらいの量か書いてない場合は社会通念から逸脱しない範囲だよ

    コーヒー1杯とあるなら一般的なコーヒーカップで1杯でしょ
    120-150mlあたりらへん
    もしそうじゃなくて大きく範囲が外れるなら逆にマグカップで、とかデミカップで、と補足で書くべきだからね

    世に出回ってるものの大体の中央値らへんを中心に考えればいい

    • 評価
  37. コーヒー3杯飲んだら眠れない。今は紅茶になった。

    • +1

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