容疑者は鳥。空から魚を落とし町を数時間の停電に陥れたとを警察が発表

　アメリカ、ニュージャージー州の町で数時間の停電が起きた。原因は魚が変圧器が破壊したことによるという。

　なぜ魚がこんなところに？当局が調査を進めた結果、その容疑者が明らかとなった。おそらくは猛禽類とみられる鳥が、被害者（魚）をここに落としたのだ。

　セアビル警察署はFacebookで、「変圧器殺人（魚）事件」に関する見解を発表した。　

変圧器の上の魚が原因で、町が数時間の停電に陥る

　8月12日、ニュージャージー州ミドルセックス郡、セアビルの町の広範囲で突如停電が起きた。

　電力会社「JCP&L」が調査したところ、変圧器の上に魚の死骸を発見。この魚が変圧器を壊したことで停電が起きたという。

　電力は約3時間後に復旧したが、JCP&Lは異例の停電をセアビル警察署に報告した。

　魚は水の中の生き物だ。なぜ魚が陸上に？謎が謎を呼ぶこの事件、セアビル警察署により、容疑者がほぼ特定できたようだ。

容疑者は鳥

　セアビル警察署のジェームズ・ノバク警部補は「鳥、特に猛禽類が魚を変圧器に落とした可能性が非常に高い」と述べた。

　しかもこの容疑鳥は見事ピンポイントで変圧器の上に魚を落としたのだ。警察署はこの件に関してFacebookで、被害にあった魚を「ギリガン」と名付け、殺人事件風に面白おかしく報じている。

ギリガン（被害魚）は家族のために一生懸命に働く数千の子供たちの父親でした。

容疑者（鳥）は南に飛んでいった最後の姿を見せています。彼を見つけても逮捕しようとしないでください

彼が武器を持っているとは考えられませんが非常に危険です。この事件に関する情報がある場合は、我々、変圧器殺人（魚）事件を取り扱う探偵、ジョン・シルバーに連絡してください

　町の住民たちは、まさか魚によって電気が止まるとは想像もしなかっただろう。

References:Fish dropped from the sky knocks out power in N.J. town / written by parumo
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