メインコンテンツにスキップ

ファフロツキーズ現象か?オーストラリアの砂漠の奥地で魚の雨が降る怪現象

記事の本文にスキップ

9件のコメントを見る

(著) (編集)

公開:

この画像を大きなサイズで見る
Advertisement

 オーストラリアの奥地の砂漠北端にある小さなコミュニティで、豪雨とともに、空から魚が降ってくるという怪現象が起こった。

 指2本ほどの大きさの魚が生きたまま、空から落ち始めたのを見た住民は、びっくりしながらも、魚を拾い集めたようだ。

 小魚やカエルなどの異物が、空から大量に降ることは世界各地で稀に起きており「ファフロツキーズ現象」と呼ばれている。

 竜巻や突風などの強い上昇気流によって引き起こされる可能性が高いとされているが、正確な原因が不明な場合もある。

砂漠の奥地に魚が降る珍現象

 オーストラリア・ノーザンテリトリーにあるタナミ砂漠の北端には、ラジャマヌというコミュニティがある。

 最近、その地域で激しい豪雨が発生し、小さな生きた魚が空から落ちてきて地元住民を驚かせた。

 中央砂漠評議員のアンドリュー・ジョンソン・ジャパナンカ氏は、このように話している。

私たちは、大きな嵐が私の住む地域に向かっているのを見て、ただの雨だと思っていました。

でも、雨が降り始めると、魚が落ちてくるのを見たんです。

 ジャパナンカ氏によると、落下した魚はまだ生きていて、指 2 本ほどの大きさだったという。子供たちはそれらを拾って瓶にいれていたそうだ。

過去にも同類の現象が発生

 ラジャマヌでは、この珍妙なファフロツキーズ現象が、1974 年と2004年、最近では2010年に発生したことが報告されている。

 ペニー・マクドナルドさんは、1980 年代半ばに上空から魚が降った時のことを振り返り、このように語っている。

当時、学校で働いていた私は、朝起きると家の外の未舗装の道路が魚で覆われているのを見ました。

小さな魚は生きていて、たくさん路上にありました。驚きの光景でしたね。

 2020 年には、同様の出来事がクイーンズランド州ヤワでも起こったという。

 クイーンズランド博物館の魚類学者ジェフ・ジョンソン氏は、落ちてきたのはオーストラリアで一般的な淡水魚であるスパングルド・パーチ(またはスパングルド・グランター)と呼ばれる魚だと特定した。

世界各地で起こっているファフロツキーズ現象

 魚などの異物が空から大量に降ってくる現象は稀ではあるが、実は世界各地で報告されていて、そう珍しくはないようだ。

 気象の専門家は竜巻などの強い上昇気流によって海や川の水が巻き上げられ、その時に吸い上げられた魚など、何百キロも離れた場所に移動し雨と共に降ってくるのでは、と考えている。

この画像を大きなサイズで見る
pixabay

 ノーザンテリトリーの博物館と美術館の魚の学芸員マイケル・ハマー氏は、この現象は「珍しいことではない」と語り、このように指摘した。

ほとんどの場合、小さな水たまりか何かから局所的に発生した洪水と嵐に巻き込まれた魚が、別の場所に落ちた可能性は否定できません。

ただし、地域の気象パターンによっては説明がつかない場合もあります。具体的に水たまりから魚が空中に持ち上がるには、どれくらいの力が必要になるかは、非常に興味深いことです。

 ハマー氏は、この現象を認めた一方で、このサイズの魚が降ることはめったにないと述べている。

落ちた魚は比較的大きなサイズであり、水から引き上げて空に長時間保持することはできないはずですが、実際にそれは起こりました。

この画像を大きなサイズで見る
pixabay

 このような現象の割合が、オーストラリア全土で増加していると述べるハマー氏は、ラジャマヌの地元の人々に次のように促した。

みなさん、次に雨が降った時は網を持って外に出て、落ちた魚を捕まえ、それを適切に記録しましょう。市民科学を始めましょう!

 一方、ジャパナンカ氏は、フィッシュシャワーは「これまでに見た中で、最も驚くべきこと。主からの祝福だと思います」と話している。

 ただしどこから来たかもわからない、新鮮かどうかもわからない魚を食べない方が良いと思うのだが、その辺はお達しがでているのだろうか?

References:Fish ‘rain’ down in Australian outback: Any fin is possible / written by Scarlet / edited by parumo

📌 広告の下にスタッフ厳選「あわせて読みたい」を掲載中

この記事へのコメント 9件

コメントを書く

  1. >ただしどこから来たかもわからない、新鮮かどうかもわからない魚を食べない方が良いと思うのだが、その辺はお達しがでているのだろうか?

    生きたまま落ちてくるくらいだから、吸い上げられた場所は近いんじゃない?よほど汚染された地域じゃなかったら怖くはないかも。それに生きてたのを見たくらいなら超新鮮だし。
    日本でもこういう現象って起きたことあるのかな。アユとか降ってこないかなぁ~。

    • +3
  2. 日本でも聞いた事があるね
    鳥が咥えていた魚を落とした可能性はないのかな?

    • +2
  3. 弾頭を水槽で作ったミサイルの実験だったら実験成功だな。

    • 評価
  4. >1
    けっこう昔の記録ではあるけど、
    軍隊の行軍中にサカナが空から降ってきて、
    その日の隊長だかの食卓にのぼったという
    話を読んだことがある。
    チャールズ・フォートの本が
    和訳されてれば良いのになと思うよ。

    • +1
  5. 水と一緒に降って来たんなら矢っ張り住処の水ごと吹っ飛ばされたと思えるが

    • +2
  6. フライングキラーフィッシュもありだな

    • 評価
  7. まあ鮮魚輸送車の事故か意図的に撒いてるんだろうけどね

    寿司屋や釣り堀居酒屋なんかに納品する業者が輸送に使ってた海水やら氷水とかじゃんじゃん側溝や路上に撒いていくのみるな
    納品すりゃ中身空にして軽くしたいのはわかるけどさぁちょっとね

    不良在庫になったから車軽くしたいからばら撒いただけやろ

    • -1
    1. >>7
      それならもっと高頻度で起こっても良さそうな現象になるけど。数十年に1度だけ魚ばら撒くか?

      • 評価
  8. 魚が移住の為に嵐を呼んだに違いない
    着地には失敗したようだな

    • 評価

コメントを書く

0/400文字

書き込む前にコメントポリシーをご一読ください。

リニューアルについてのご意見はこちらのページで募集中!

知る

知るについての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

自然・廃墟・宇宙

自然・廃墟・宇宙についての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

最新記事

最新記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。