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処分されるはずのキツネと少女に芽生えた特別な絆

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(著) (編集)

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image credit:greenerpasturessanctuary/Instagram
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 オーストラリアでは、アカギツネは外来種で、在来の動物の捕食者となり深刻な環境破壊を引き起こしていることから、害獣とみなされている。

 当局に捕獲されれば始末されることになるアカギツネを助けようと、西オーストラリアにある保護区の所有者一家は、2015年に1匹のアカギツネの赤ちゃんを引き取って育ててきた。

 現在も保護区で他の動物たちと暮らすそのキツネは、一家の少女と初めて会った時から、まるで姉妹のように特別な絆を育んでいるという。

Little Girl And Her Rescued Fox Are Best Friends | The Dodo Soulmates

アカギツネのファーギーが保護区にやってきた

 西オーストラリア・ワルーナにある動物保護区『Greener Pastures Sanctuary』では、150匹以上の救済した家畜動物の世話をしている。

 一家の長女フェニックスちゃんは、よちよち歩きを始めたころから、いつも動物と触れ合ってきた。

 大人に交じって動物の世話をするうちに、フェニックスちゃんと動物たちの間には特別な絆が生まれていった。

 そのなかでも、特に姉妹のような関係を育んでいるのが、アカギツネのファーギーだ。

 ファーギーはまだ赤ちゃんだった2015年に、保護区にやってきた。

オーストラリアでキツネは害獣扱いですから、ファーギーは他に行き場所がありませんでした。ファーギーを死なせたくなかったので、うちで引き取ることにしました。

私たちなら、ファーギーに素敵な家を提供してあげることができると思ったのです。

 このように話すのは、保護区の運営者をしているフェニックスちゃんのお母さんだ。

 アカギツネを引き取ってすぐに健康診断をし、寄生虫などの感染予防対策も施している。

ファーギーとフェニックスは、初めて会った時から互いに特別な何かを感じたようです。これほど強い絆がこの子たちの間に生まれるなんて、さすがに私たちも予想していませんでした。

姉妹のように仲良しのファーギーとフェニックスちゃん

 現在、すっかり成長し大きくなったファーギーが、頭や背中に乗ってくるとなかなか重いはずだが、フェニックスちゃんはそうした触れ合いをいつも楽しんでいる。

 時に、穏やかな表情で顔を寄せ合うファーギーとフェニックスちゃんの姿は、100%信頼しあっている姉妹のようだ。

ファーギーは、他の大人の前では少し神経質になるところがありますが、フェニックスには完全な信頼を寄せています。(フェニックスちゃんの母)

 毎朝の餌やりは、フェニックスちゃんの仕事だ。ファーギーは、フェニックスちゃんの姿を見ると、うれしそうに鳴いて、全身で喜びを表す。

 ファーギーにとっては、毎日フェニックスちゃんと触れ合って一緒に遊ぶ時間が、とっても楽しいようだ。

キツネは本来野生でいるべきですが、ファーギーを引き取って飼育するという特別な経験ができたことを、私たちはとても幸せに感じています。(フェニックスちゃんの母)

 ファーギーと強い絆を持つフェニックスちゃんだが、もちろん他の動物たちともとっても仲良しだ。

 愛情をもって接すれば、動物たちはいつも応えてくれる。「いつか、今よりもたくさんの動物がいる農場を持ちたいな」と、将来の夢を笑顔で語ったフェニックスちゃん。

 動物がだいすきなフェニックスちゃんなら、その夢は叶えることができるかもしれないね。

References:Little Girl Forms Inseparable Bond With Rescued Fox/ written by Scarlet / edited by parumo

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この記事へのコメント 15件

コメントを書く

  1.  愛情をもって接すれば、動物たちはいつも応えてくれる。「いつか、今よりもたくさんの動物がいる農場を持ちたいな」と、将来の夢を笑顔で語ったフェニックスちゃん。

    一見きれいな言葉に見えるけど、それはオーストラリアでやっちゃいけない。カカポや有袋類が滅んだのはこの発想なんだよ。オーストラリアは独特な生態系を持ってるサンクチュアリーなんだ。家畜として扱える動物と暮らしたいなら、別のところでやらないとダメだ。

    • -5
    1. >>1
      子供の発言にそれは無粋というもの
      動物の幸せを願う彼女なら生態系の話は追々知っていくだろうしちゃんと理解出来るはずだ

      • +6
      1. >>3
        ウサギの問題もしってたら、ちゃんと管理してたつもりでも逃げだした結果甚大な被害につながるってことがわかるはずだ。オーストラリアの住人すべてが野生動物と自分たちの家畜の共生を考えてるわけでもない

        • -6
        1. >>10
          ウサギの問題も今後学んでいくだろうし、共生の話もまだこれから
          オーストラリアの環境問題に懸念を抱いてストレスを感じているのだろうが、それを幼い彼女にぶつけるな

          • +7
    2. >>1
      一番動物を絶滅をさせてきた人類を排除しないとダメて事だね!

      • 評価
  2. オーストラリアに持ち込まれた捕食者(アカギツネ)が絶滅させた州内の在来種は10種に及ぶと見積もり、タスマニアは2001年までキツネのいない島であったため、キツネの野生化の可能性はかなりの懸念を引き起こした。現在、キツネ1匹に対して $1,000、移入の情報に対して $50,000 の大きな報酬が支払われる。

    完璧な害獣と化してしまったようで。

    • +8
  3. 私の幼い頃の飼ってたワンコと遊んでたのと同じだった
    もうずいぶん前の話

    • +3
  4. 道民だと狐=エキノコックスなので思わず身構えてしまう

    • +1
  5. 純粋を編集で「みえすいた」無粋に昇華できてますね
    たいしたもんだよ

    • -7
  6. キツネとヒトの話題はエキノコックスが気になって胸がホロホロじゃなくてハラハラしちゃうんだってば、もう

    ルールルルルル

    • -3
  7. 優しい世界ですな。
    (寄生虫駆除や健康診断を終えて家族の一員になったと明記されているのに過剰反応している人達は文字がよめないの?)
    賛否あるけど生態系を壊したのは人間ですよ!なら人間が特殊な生態系の為に出て行くべきではないでしょうか?キツネだって狩りの獲物として放されたんだし。

    • +3

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