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孤児になった子ギツネが保護区へ。ある男性と出会った瞬間に深い絆を結び大親友となるまでの物語(イギリス)

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 猟犬に襲われて母親を失い、孤児となったキツネが野生動物救済団体の職員に保護され、保護区へと運び込まれた。

 まだ小さなその子ギツネは、保護区を訪れた狐の保護活動を行っている男性にロックオン。いきなり近づくと男性の袖の中に入りこみ、そこで眠ってしまうほどに気に入ってしまったようだ。

 男性は仮里親としていったんこのキツネを自宅で預かり、保護区に帰した後も両者は大親友として深い絆を結んでいるという。『Metro』などが伝えている。

Man adopts an orphaned fox after it crawled into his jacket sleeve for a nap 👨❤️🦊 | SWNS

孤児となったキツネ、出会った瞬間に男性に惹きつけられる

 イギリスのサウスヨークシャー州ドンカスターに住む音楽プロデューサーで動物愛好家のレス・ヘムストックさん(51歳)は、2019年4月に友人が働く慈善団体運営の野生動物保護区『Fox Angels Foundation』から連絡を受けた。

 レスさんは、猟犬に母親を殺されて孤児となった小さな子ギツネたちを保護したと聞いて、すぐに保護区へ出向いた。

 普段からキツネやその他の小動物への虐待やキツネ狩りに反対するキャンペーン活動を行っているレスさんは、保護されたキツネの世話にも積極的に参加していたからだ。

 レスさんが施設を訪れると、子ギツネの1匹がまっすぐ近付いてきた。その瞬間、子ギツネはすっぽりとレスさんの袖の中に入り込み、たちまち眠ってしまった。

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男性は子ギツネを一時的に預かり世話をする

 職員によると、保護された子ギツネたちは母親のいない状態で寒さと飢えに苦しんでおり、体は多くのダニに噛まれていて、すぐに治療を施さないと危ない状態だったという。

 自分を選んでくれた子ギツネに心を奪われたレスさんは、ベンと名付けられたそのキツネを預かって世話をすることにした。

 家に連れ帰り、餌と飲み物を1時間ごとに与えたところ、ベンはあっという間に元気になっていった。

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ベンとレスさん、最強のベストフレンドに

 レスさんは、ベンのためにおもちゃを部屋においてやり、専用のベッドを用意して懸命に世話をした。

 ベンは、レスさんの傍にいることが大好きなようで、いつも後を追いかけたり、ソファで一緒に座ってテレビを見たりした。

 ベンと、ベストフレンドとなる絆を育むまでにそう時間がかからなかったレスさんは、このように話している。

ベンは、保護区で私を見るなりまっすぐ私のところへ来ました。私たちにはすぐに絆が結ばれました。

キツネについて、あまりいいことを言わない人もいますが、キツネはとても聡明だし、一旦絆を育めば魔法にかけられたかのように、魅了されてしまいますよ。

ベンは、とても面白く、好奇心旺盛でやんちゃです。家の中のものを隠したりすることもあれば、私にぴたりと寄り添って眠ったり。ベンの可愛く小さな顔を見ると、どんな嫌なことがあっても救われます。私にとって、ベンは息子も同然です。

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保護区に戻した後も週末はレスさんの家へ

 レスさんは、ベンのお世話を1年ほどした後、2020年5月に保護区へと戻した。ベンは、保護区でアディというメスのキツネと囲いをシェアしているが、週末になるとレスさんの家に通う生活を今は続けているという。

キツネの成長は、とても早いものです。私は、いつもベンの成長を受け入れ、見守っていきたいという気持ちがあります。

いずれは、仲間を選んで彼らと過ごす時が来るのでしょう。でも、今は週末ベンは私と一緒に過ごしています。

週末が終わって保護区に戻る時には、ベンは帰りたくなくて、まるで10代の若者のようにむっつり不機嫌になったりもするんですよ。

でも、戻ればアディがいるので、保護区でも幸せに過ごしているようです。

 いつか自分でキツネの保護区を設立することが夢だというレスさん。現在は、売り上げをキツネの保護団体に寄付する目的で『ベンの魔法の尻尾(Ben’s Magic Tail)』という本を執筆している最中だそうだ。

written by Scarlet / edited by parumo

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この記事へのコメント 30件

コメントを書く

  1. 見ている分には可愛いだけど、飼うとなると日本じゃなぁ

    • +11
  2. 食用とか害獣駆除とかの生活に関わるところとは別に楽しいから歴史だからと狐狩り続けるのはほんと分からん。しかも銃で一発で仕留めるんじゃなくて、なぶりごろされる様子見て楽しむとか感覚が近世のお貴族様で止まってる。こういう事してる人たちがクジラ漁には残酷だーとかいうし、なんなんだ。

    • +25
  3. 袖に入って寝るとか、可愛いけど実際やられたらすごい邪魔だろうなぁ…。
    起きるまで一切何もできなくなる。

    • -16
  4. わい、「小鹿」の時に一時的な保護は必要や言うたら、みんなに野生動物は人間が保護したらあかんて散々に叩かれたんだがな・・・。これ、いいの?

    • +1
    1. ※11 その時いたかわかんないけど、自分は一時保護賛成。
      方法や期間、野生で生きてくためのリハビリ訓練などは
      土地や野生動物によって違うから、
      素人の自分はあまり口をはさむ余地がないと思う。
      でもちょっと懐かせ過ぎな気もする(笑)。

      • +1
    2. >>11
      多分小鹿ちゃんは近くにお母さんがいるので、人間がいるとお母さんが困るからだと思う。この狐はお母さんころされちゃってるからね。

      • +13
  5. かわいいな
    でも声が高くてデカイから中々住宅街では買えないよな

    • 評価
  6. 狐には絶対に触るな!!
    エキノコックスという寄生虫に感染し、10年後に発症して死ぬ可能性が高いからだ!治療をしなければ90%の致死率だ!

    北海道のキタキツネの半分程度はエキノコックスをもっていると言われている!

    可愛いからって絶対に触るな!死ぬぞ!

    • -22
    1. ※17
      はいはい、みんな知ってます。狐に限らず野生動物とは距離を保つのが本来。可愛くても距離を保つ事がお互いの縄張りを明確にするからね。

      で、「さわるな危険!」じゃなく、至極穏当な言い方をするなら「保護活動は金と時間と知識を持っている人でないと務まらないから安易に真似をするな」って事でしょ。言い方間違えると意図が伝わらないよ。「人と人の間を知る者」=「人間」ならコミュニケーションを学びたいね。

      • +12
    2. ※17
      定型レスだけど、イギリスのキツネはエキノコックスいないんだってよ。

      • +12
    3. ※17
      それは北海道の野生のキツネの話でイギリスにはないし、そんな事は誰でも知ってるから得意げにしなくていいよ

      • +6
  7. 可愛いんだけど
    狐飼うとソファーを筆頭に家具をボロボロにされるからなぁ

    • 評価
    1. >>18
      破壊のスピードが
      狐よりちょっぴり緩やかなだけで
      犬飼っても結果は同じだぞい

      • +4
  8. ここカラパイアでは野生のキツネの話題になると
    判で押したようにエキノコックス云々言い出すのは
    ニワカだと認定されます。

    • +13
  9. 無理無理かわいすぎます!!
    おいなり様文化なのか、狐さんを狩るって言うのはほんと理解できん

    • +2
  10. 可愛いねー
    狐もそのうち飼える様になったらいいな
    雑種犬で狐っぽいの見つけると虜になっちゃうわ

    • 評価
    1. ※23
      ロシアで家畜化の研究してもトイレトレーニングとかはやっぱ無理らしいね、さらに犬っぽくしているのかもしれないけど

      • +1
  11. 闘牛や闘犬や牛追い祭りなんかは
    動物虐待だ❗️って廃れてきてるけど
    狐狩りはどうなんだろう
    毛皮を取る為なら
    養殖した動物の毛皮を使った方が
    品質はいい筈だし
    やはり続く理由は文化や伝統なんだろうか

    • -3
  12. 週末になるとくるって実家に帰る感じなのかな?笑
    可愛いなぁー✨

    • +2
  13. なんちゅー、安心し切った寝顔なんだ?
    これは逆らう自信ないわ。良い人を選んだね

    • +6
  14. 良い話に水を差すようで悪いけど『猟犬に母親を殺されて孤児となった』って何故わかったのかね?
    『母親のいない状態で寒さと飢えに苦しんでおり、体は多くのダニに噛まれていて、すぐに治療を施さないと危ない状態』という文面から、母親が死んでからそれなりの時間は経ってるはずなので、猟犬が殺す現場を見てたとは思えない
    とすると、普通に野犬とか犬ではない他の野生動物に殺された可能性もあるかと思うし、そもそもダニは親がいようがいまいが関係ないから、キツネ狩り反対の思想が全面に溢れ出てるみたいで素直に称賛できない

    • 評価

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