おもちゃで遊ぶケナガアルマジロの赤ちゃんがかわいすぎた

　おもちゃをぎゅっとかかえて楽しそうに遊んでいるのは、ケナガアルマジロの赤ちゃん。このおもちゃは犬用のものなのだが、これが大好きなんだそうだ。

　おもちゃを抱きかかえたかと思うと一緒に転がったり、ひっかいたり蹴とばしたり。ちょっと疲れると休憩してまた激しく動き出す。

　猫がおもちゃで遊んでいる動きにも似ているけど、このかわいさは癖になる。 Watch Screaming Hairy Armadillo Sherman Go Wild For His Enrichment Toy

おもちゃで遊ぶのが大好きなアルマジロの赤ちゃん

　正確にはスクリーミング・ケナガアルマジロ（Screaming hairy armadillo）という種のアルマジロで、この赤ちゃんの名前はシャーマンと言う。

　シャーマンは、犬用のおもちゃでゴム製のひょうたんみたいな形の「コングワブラー」が大好きなんだそうだ。

　コングワブラーは転がしてもすぐに起き上がる、起き上がりこぼしのような動きをし、犬がかじったり、転がしながら、中にいれたおやつを少しずつ食べさせたりするのに使用するおもちゃだ。

　だがシャーマンはどちらかというと猫のようなアグレッシブな遊び方をする。 　お腹の上に乗せて脚でひっかきまくる。ちょっとつかれてウトウトしちゃうが、目を覚ますとキックして、今度はそれを猛ダッシュで追いかけていく。 　シャーマンはこのおもちゃに夢中なのだ。そんなかわいすぎるシャーマンの動きに、私も夢中にならざるを得ないのだ。

　スクリーミング・ケナガアルマジロは、南アメリカの中部と南部の乾燥地帯に生息する、穴を掘るアルマジロの一種だ。

　平均体重は1kg未満、体長は22〜40cm、尾長は9〜17.5cmほど。ケナガアルマジロの中では最も小型で、オスの方がメスより大きい。

　名前についているスクリーミング（叫ぶ）はその名の通り、鳴き声が叫び声のようだからだ。威嚇されると特に大きな鳴き声を出す。

　スクリーミング・ケナガアルマジロの鳴き声 　夏は夜行性、冬は昼行性で、水がなくても長期間生存できる。茂みや低木の根元に穴を掘って巣をつくるのだが、各巣穴には複数の入り口がある。

　雑食性で、その食事は昆虫、脊椎動物、植物などだが季節によって変化するそうだ。

　それにしても、ケナガアルマジロの赤ちゃんかわいすぎる。10回連続再生余裕だった。

written by parumo
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