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ドレッシーなロングスカートが作業服、1904年のアメリカ人女性労働者の映像をカラー化。

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(著) (編集)

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 美しく結い上げた髪に、ふんわりとしたブラウスと足元まであるスカートでさっそうと出勤する女性たち。

 その姿は現代の私たちから見れば実に優雅でクラシカル。だがこれは当時のトレンドスタイルだったそう。

 ネットで大反響のこちらの動画は、1904年のアメリカで働く女性たちの様子を今どきのAI技術でよみがえらせたもの。

 低画質で無音だったモノクロ映像から高画質の音声つきカラー4k映像へ。およそ120年を経てもなお視聴者を魅了するチャーミングな女性たちをみてみよう。

Mesmerizing Gibson Girls in New AI Restored 1904 Film w/ Sound

モノクロからカラーへ。颯爽と出勤する1904年の女性の映像

 最初の数秒はモノクロで、颯爽と出勤するブラウスとロングスカートの女性たちの行列がみてとれる。

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 そこからまもなくカラー化すると、まるで世界そのものが息をふきかえしたかのよう。色数はさして多くないけれど幻想的な映像にぴったりな色調だ。

 職場の様子はもちろん、女性たち一人ひとりがまとう服の質感や、きれいに結い上げた髪、さらには表情などの細かいディティールも時折うかがえる。

 笑顔だったり緊張した面持ちだったり、次々と現れる女性の表情も興味深い。流れるピアノも優雅で、ざわめきや時々きこえる笑い声もなんだかリアル。

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 よく見れば、似た感じのブラウスにもリボンがあったりフリルがあったり。結い髪の形も実は微妙に違うし、バッグをもつ人もちらほら。

 現代ならクラシカルでエレガントなファッション。でも当時の女性の間では流行のファッションだったもよう。

 そして最後はふたたびモノクロに

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AIでカラー化して4kに。臨場感を高めるサウンドも追加

 この映像はもともとは1904年に撮影されたもの。

 アメリカのペンシルベニア州ピッツバーグにあった製造会社、ウェスティングハウス・エレクトリック&マニュファクチャリング・カンパニーで働く女性たちをとらえたものだという。

 なお投稿者のglamourdazeさんは、アイルランドのヴィンテージスタイルのブロガーでありデジタル AI フィルムのクリエーターでもあるという。

 彼女によると、そのオリジナル版は米国議会図書館のアーカイブだが、そのままだとかなり画質が荒いためこのような復元をしたとのこと。

 今回はディープ ラーニングとニューラル ネットワークで映像をカラー化。解像度を4Kに上げ女性たちの表情まで再構築し、このシーンのリアリズムを高める環境音楽を追加したそうだ。

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イラストからファッションアイコンになった「ギブソンガール」

 なおタイトルの「ギブソンガール(Gibson Girl )」とは、 19世紀後半から 20世紀初めにかけてアメリカで大流行したイラストの女性を意味するそうだ。

 それはアーティストのチャールズ・ダナ・ギブソンが描いた架空の女性だが、そのビジュアルがアメリカの理想の女性として爆発的人気を呼び、現実の女性があこがれるアイコンになったそう。

 ギブソンガールの主な特徴は、トランペットのように広がるロングフレアスカート、コルセットで締め上げた細いウエスト、髪をきれいに膨らませて結ったポンパドゥールだった。

 それで女性の通勤ファッションもおしなべて近いテイストになってたみたいだ。トレンドの影響ってほんとすごいな。

こちらも同様。glamourdaze さんの投稿より1904年撮影された映像のリストア版

Edwardian Girls brought to life in New AI Restored 1904 Film

 モノクロ映像を高解像のカラー化する試みは多く行われており、カラー化すると、昔がより身近に感じられる。

 だが、現在の技術では、モノクロ映像から赤と青の判別をするのは難しいため、当時を完全にカラーで再現することは難しいそうだ。

 なので、完全再現ではないということを念頭に置きながら、当時の雰囲気を楽しもう。

 古くて新しい glamourdazeさんの作品に興味がある人は YouTube チャンネル@glamourdazeをチェックだ

References:mentalflossなど /written by D/ edited by parumo

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この記事へのコメント 12件

コメントを書く

  1. 日本では明治時代か
    この時代はどの国も実用性と優雅さが絶妙な具合で両立してたな
    建物も服装も車も本当に好きだ

    • +12
  2. このくらいの時代の方が職があったのかな
    物価との関係とか知りたい

    • +4
  3. 優雅だけど事務仕事じゃないんだな
    このひらひらロングスカート、巻き込み事故とか起きなかったんだろうか

    • +11
  4. 技術の進歩は凄い。
    昔はフィルムレートの関係でカクカクセカセカ動いて見えるけど、滑らかに動くとこんなにリアルだったのかと思う。画質も向上しているので鮮明に見える。
    最近30年代のアメリカの様子とか動画で増え出したけど、その時代に紛れ込んだようで本当に面白い。

    • +4
  5. 肌を見せないという文化だった頃かな?
    シャネルの前かな?

    今のアメリカ文化はどうやって成り立ったのだろう?

    • +2
  6. こんなひらひらロングスカート、今だと現場猫案件だなw

    • +2
  7. こころなしかウキウキした雰囲気とカメラをチラ見してしまうの微笑ましい。万博展示もされた短編(なのでIMDBにも記載がある)のうちの1本だそうですから”時代の先端に相応しい格好で”など事前の説明や準備があったのかもしれないですね。髪や服装にここ一番の気合いを感じる。当日までどうしようどうするでキャーキャーだったんだろうなあ。

    • +2
  8. 肌露出の無い美しさというのは、良いですねぇ。

    • 評価
  9. ブルネットと黒髪の比率高くない?
    金髪の人はあまりいなかったのだろうか?

    • 評価
  10. ファッションって均一化するんだねやっぱり
    一人くらいサラサラロングヘアーがいないか待ってしまった

    • 評価
    1. >>12
      いや仕事するのに髪の毛は結い上げるでしょ…

      • 評価

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