この画像を大きなサイズで見るアメリカ・テキサス州で、生徒19人と教員2名の尊い命が奪われたロブ小学校銃乱射事件は、生存した子供たちはもちろん、地域住民の心に大きな傷を作った。
ロブ小学校は無期限に閉鎖され、取り壊される予定になり、生徒らは別の学校に転校したが、新学期が始まっても、そのトラウマから不安が拭えず、学校に通うことを恐怖に感じているという。
そこで派遣されてきたのは、セラピードッグの訓練を受けた10頭のゴールデン・レトリバーだ。子供たちのストレスや恐怖、不安を取り除くため、3 週間学校のキャンパス内外に滞在するという。
トラウマを抱えた子供たちにセラピードッグを派遣
テキサス州ユバルデでは、新学期が始まり、子供たちが初登校する姿が見られた。
しかし、ロブ小学校で生き残った子供たちは、親が送迎する車から降りたがらず、学校に通うことに恐怖や不安を感じているという。
当時、4年生の教室にいた子供の1人は、「ロブ小学校で起きたことは、今でもとても怖いし、ショックを受けている。まだ銃声が聞こえる」と口にした。
多くの子供たちの不安や恐怖をすこしでも緩和できればと、ユバルデ統合独立学区全体に、10頭のゴールデン・レトリバーがルーテル教会慈善団体「K-9 Comfort Dog Ministry」から派遣されることになった。
地区内の8つの学校に配置された10頭のセラピー犬は、それぞれ異なる役割を果たすという。
学校のすぐ外や廊下で生徒に挨拶するセラピー犬もいれば、カウンセリングオフィスで待つ犬、教室の子供たちを癒す犬などいろいろだ。
ルーテル教会慈善団体「K-9 Comfort Dog Ministry」危機対応コーディネーターのボニー・フィアさんは米メディアの取材に対して、このように話している。
子供たちは、学校に通うことに躊躇し、恐怖と不安がありました。車から降りることができなくなっていたのです。
セラピー犬を外に配置したところ、そのおかげで犬を見つけた何人かの子供たちは、「あ、犬を撫でに行こう」と思い車から降りることができたようで、役に立てて何よりです
3週間学区に滞在し、子供たちを癒す
同慈善団体は、5月の銃乱射事件の直後にもセラピー犬を派遣していた。犬の存在のおかげで、多くの生徒が恐ろしい出来事の後、安心して授業に戻ることができたという。
今回は、3週間学区に滞在し、子供たちを癒す予定だそうだ。
必要が生じたり、子供たちが日常生活を始めたりするにつれて、それは変化し続けます。犬が必要な場合は、カウンセラーがどこに行くべきかを教えてくれます。
私たちの役目は、傷ついて困っている人たちと一緒にいることです。犬は、どんなふうに子供たちが感じても、ただ一緒にいるだけです。
犬は静かでいるように訓練されています。多くの話をする必要はありません。子供たちに、犬と交流し、犬が子供たちの感情を通して気持ちを救うことができればと願っています。(フィアさん)
人の心と繋がる“ヒューマンケア”を促すセラピー犬
多くの研究で、セラピー犬は人間のストレスを軽減し、困難な状況にある人々に繋がりの感覚を与えることができることが明らかになっており、学校や病院などの環境で人々に反応するように訓練されている。
また、セラピー犬は「信頼ホルモン」であるオキシトシンを誘発する愛着反応を高めたり、ストレスに関連するホルモンであるコルチゾールの放出を減少させたりすることが示されている。
ユバルデの学区では、クラスの初日には大規模な警察が警備を行っただけでなく、フェンスやカメラの設置など、高度なセキュリティ対策が講じられたということだが、やはり多くの子供たちにとって、新学期も辛く、厳しいものになることだろう。
学区とルーテル教会の慈善団体は、傷が癒えていない子供たちが再び学校で学び、成長し、安心できるように最善を尽くしている。
References:‘Comfort dogs’ are being used to greet Uvalde elementary school children as they return to schoo/ written by Scarlet / edited by / parumo
















この国で子育てするには危険すぎて駄目だな
まだ南アフリカみたいに最初から完全防御の体制のほうが
安全ってありえんわな
犬って優しい生き物だなぁ
人が言葉で励ますよりも犬が効く
人生にはそんな時がある
レトリバーの動画見たらホンマ癒されるよな
犬は人類の相棒
アレルギー持ちの子供もいるし、世話や犬のストレスを考えると難しいけれど、学校に犬が常駐するのは良いと思う