この画像を大きなサイズで見るNHS(英国民保健サービス)の調査によると、イギリスはヨーロッパの中で最も肥満率が高い国なのだそうだ。
イギリスでは、揚げ物系のフィッシュ&チップスのようなファストフードも大人気だ。そのため近年では、大人だけに限らず子供の肥満も問題視されているという深刻な事態に陥っている。
そこで、肥満への取り組みを開始しようとロンドン交通局が先頭を切った。
ロンドン地下鉄の駅構内の至る場所には、様々な広告が掲載されているが、そこからジャンクフードの広告を撤去し、一切の掲載を禁じたところ、イギリス人の肥満度が減少するという効果があったという。
イギリスで問題となっている肥満
イングランド公衆衛生局は、肥満が原因で毎年3万人以上が死亡しており、平均して9年の寿命を縮めていると推測している。
2015年の時点で、イギリス成人のほぼ3分の2が太り過ぎと分類された事実があるほど、イギリスでは現在大人も子供も深刻な肥満問題に直面しており、保健当局にとって大きな懸念事項となっているのだ。
このままでは、予防可能な肥満による死が、喫煙が原因で起こる死を追い抜く可能性があるとまで考えられている。
この画像を大きなサイズで見る地下鉄駅構内でのジャンクフード広告掲載を禁止に
この差し迫った問題に取り組むため、ロンドン交通局(TfL)ネットワークは2019年にジャンクフードの広告に制限を設けた。
通勤客が脂肪、塩分、高糖分(HFSS)を多く含むスナック食品の誘惑に晒されるのを制限することが狙いだ。
この画像を大きなサイズで見る肥満の症例が10万件近く減少する結果に
それから3年。サウス・ヨークシャー州のシェフィールド大学とロンドン衛生熱帯医学大学院(以下LSHTM)の研究者らは、広告を禁止した効果を図解した。
すると、肥満の症例が94867件と、10万件近く減少するという効果をもたらしたことが判明した。
つまりこれは、それだけ国民の健康を救った可能性があり、NHS(英国民保健サービス)が2億ポンド(約326億円)の節約に成功したことを意味しているという。
ちなみに、イギリス政府の統計によると、NHS は 2014と2015 年に肥満関連の病気に 61 億ポンド(約9950億円)を費やしたそうだ。
この研究は、ロンドンおよび広告の制限が行われていないイングランド北部の1970人を対象に調査された。
3年間で広告規制によって、人々の毎週の食料品の選択が不健康な買い物を避ける結果となり、1000Kcalの減少につながったと推定されている。
また、2875例の糖尿病の予防または現状維持と、1915例の心血管疾患の減少の可能性をもたらしたことが研究で報告された。
この画像を大きなサイズで見るシェフィールド大学のクロエ・トーマス博士は、次のように述べている。
私たちが購入するもの、特に私たちが食べる食品に影響を与えるのに、広告がどれほど説得力を持ち、強力であるかは周知の事実です。
肥満と肥満によって悪化する病気の予防における政策の重要な利点を実証することで、国家規模での展開につながることを願っています。
肥満を減らすには他の対策も必要
研究者らの分析では、公共交通機関を定期的に利用する人々の間で、より顕著な効果が観察されており、実際に広告を目にするかしないかでその違いを生みだしたと推測しているが、肥満レベルを積極的に減らすには他の戦略も必要になると強調している。
LSHTM の スティーブ・クミンズ教授は、「全国規模で肥満に取り組むために、国の規制を必要とせずとも、地方自治体が今すぐ政策を提供すべき」と話している。
というのも、イギリスでは太り過ぎや肥満の子供の数が着実に増加しており、先月の調査では健康的な体重の子供を含め、子供の4分の1以上がダイエットをしていることが明らかになっているからだ。
なお、今回の研究はInternational Journal of Behavioral Nutrition and Physical Activityに掲載された。
References:Junk food advertising ban on public transport linked to a reduction in obesity – Nursing in PracticeNursing in Practice/ written by Scarlet / edited by / parumo
















> この研究は、ロンドンおよび広告の制限が行われていないイングランド北部の1970人を対象に調査された。
ん?
※1
広告の制限をした所と、していない所とで
比較した調査なのでは?
※1
1970人しか調査してないのに、肥満の症例が94867件なんておかしすぎるよな
※19
94867件は、肥満の症例じゃなくて
人口の中で「肥満が減少した」件数。
過去の推移モデルから分析した3年後の推計値より
実際には10万人近く少なかった、って話。
1970人は、食料品の購入内容など
この研究で具体的な行動調査を行った対象者の人数。
日本も真似しようと言おうと思ったが、MとかCなどのTVCMで
よく出て来る企業に喧嘩売るようなことはしないし、このような
研究データは放送しない権利を行使するだろうな
ベトナムには『娘を太らせるのは母親の恥』という諺があるそうで、
まあ民族衣装が、あのタイトなアオザイですからねえ。
イギリスの皆さん。暫く生春巻きとフォーを食べて過ごしてみては?
これ日本でもやって欲しい
売る側を規制しないで食育だなんだの言ったって無理だって
ほんとぉ? 疑似相関では?
そんなに単純なのか?
なら広告に『親子5人(子供3人)の幸せそうな家庭のポスター』貼ったら少子化問題解消する
※7
結婚や子作りって、そんな
「よし、しよう!」で5分後には家族が出来上がってるような
衝動的なもんじゃないだろ。
人が集まる駅周辺って、いろんなファストフード店は多いだろうし
広告を見る → 無性に食いたくなる → 寄る
という衝動買いに直結しやすいんだと思う。
しかも、通勤通学で毎日通る場所で日常的に あちこちの店の
季節商品が目に入るたび ふらふら引き寄せられてると、
塵も積もればで バカにできない蓄積になるんじゃないだろうか?
広告ってやっぱすげー効果あるんだなぁ
なんかちょっと怖いねぇ
イギリスには拒食症のガリとデブの食事を交換するとか
イギリスのデブをアメリカに連れて行って、アメリカの超ド級のデブを見せて
改心させるみたいな番組がある
>>10
アメリカのおデブちゃんとイギリスのおデブちゃんでは、
グリズリーとパンダ、或いはアフリカ象とアジア象、または横綱と幕下くらいの‥‥おっと、言い過ぎました。
肥満をなくそう!一日一膳!
個人的にはマクドやモスの広告見ても食べたくならないかな。
外食するなら選択肢に入らないです。
ハンバーガーとかはどんなにおいしいって言ってみたところで味知れてるよね、って感じなんで。
イギリスもアメリカと同じ様な問題有ったんだ
広告に乗せられ易いのもあるだろうけど栄養に対する知識が足りないんじゃないかな
時間は掛かるが義務教育で必須にしてみたら変わるのでは
>>15
意識だけあっても準備する時間もお金も足りないんでしょ
同じような問題は日本でも起きている
いくらファストフードの広告見ても、昼はこれ買ってみるか~ってなっても
朝も昼も夜もジャンクフード!とはならんと思うけどなあ
毎日何度も見ると刷り込まれるのかな。以前まで掲示されていた広告の量と、実際の広告はどんな感じだったんだろう?
日本の場合、公共交通機関で食べ物の広告は少ない気がする。都内だと、東京メトロとかJRとか。
良く見るのは美容、医療、書籍、雑誌、テレビ番組、金融、不動産とか。
>>21
その代わりにというか、テレビやネットの広告がめちゃくちゃ多い
規制すべきだと思う
フィッシュアンドチップスと夜泣き蕎麦の違いはあるわな。工場労働者は前者(を買う金がなけりゃ紅茶に大量の砂糖)のカロリー必須という歴史的条件を踏まえた上でだが。
そもそも歳取ると油がきつくなってジャンクフード食えなくなるがな!
こういうの本当に必要だと思うし日本でもやって欲しい
広告表現は批判しただけで「表現の自由ガー」と集中放火されるけれど
本来は広告のような営利的言論は通常の表現と一緒くたにして考えちゃ駄目で
消費者に対する影響を考慮して、ある程度の規制は認められるべきなんだよ
別に営業とか宣伝とかの仕事してるわけじゃないんだが、広告の力すげぇな、って方面で感心したんだが…
似たコメントが無いのはちょっと悲しい
広告は有害ということか
一方でジャンクフード屋さんの売上も掲載せんと
そもそもみんなスマホ見てる時代に電車に広告はいらない
整形宗教オカルトばっかりで本当に憂鬱になる
子どもも乗るのに恥ずかしくないんかね、鉄道会社は
「腹減ったなー」とか「昼飯どうしよ」とか思ってるところに広告が目に入ったら、半分無意識でも誘導されると思う
ジャンクなものほどいわゆる飯テロの威力は強い
見たという自覚はなくても、通りすがりにチラッと視界に入るだけでもサブリミナル的な刷り込み効果はあるだろうしね
映画に出て来るものが売れる様に広告には購買意欲を駆り立てる効果がある。
電車でジャンクフードやスナック菓子の広告によって肥満が増えているなら
逆に生野菜や豆腐のような健康的な料理の広告を掲載すれば更に肥満が減少するのでは?
広告は関係ないと思うけどな
健康上、ジャンクフードを食する奴らが減っただけ
地下鉄そのものを止めたらいいんじゃないかな?
天気のいい日は歩け、って。
食欲・性欲は目からの情報で欲する。