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銃撃事件の逃亡犯に立ち向かったベテランの警察犬が殉職。勤続9年

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(著) (編集)

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image credit:Massachusetts State Police/Facebook
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 アメリカ・マサチューセッツ州で、逃亡中だった指名手配犯による銃撃を受け、同州警察の警察犬(K9)の“フランキー”が命を落とした。

 勤務経験9年のベテラン警察犬だったフランキーは、悲しいことに、今回マサチューセッツ州で殉職したK9としての初の事例となってしまった。

武装した犯人に立ち向かったフランキー

 7月26日、マサチューセッツ州警察はウースター郡フィッチバーグにある1軒の家に駆け付けた。

 そこに、21日に発生した銃撃事件後逃亡し、指名手配中となっていたマイケル・マック(38歳)がいることを突き止めたのだ。

 ハンドラーのデイヴィッド・シュトゥセンスキー巡査は、ベルジアン・シェパード・ドッグ・マリノアでオスのフランキー(11歳)と共に現場に駆け付け、犯人を拘束しようとした。

 しかしその時、マックがシュトゥセンスキー巡査とフランキーに向かって数回発砲。その後、自身にも銃口を向けた。

 シュトゥセンスキー巡査は無傷だったが、フランキーはマックの銃弾を受けて負傷した。

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病院に搬送されたフランキー、悲劇の殉職

 フランキーは、救急車ですぐに地元の動物病院へ搬送されたが、傷が深く、命が助かることはなかった。

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 マサチューセッツ州警察は、勤務経験9年のベテランK9だったフランキーの死を、Facebookでこのように悼んだ。

フランキーは、人や犬にかかわらず優れた法執行官として求められる全ての特徴を持っていました。それは、知性、計り知れない勇気、そして大衆を保護するための献身で、彼は非常に忠実なパートナーでした。

フランキーは、マサチューセッツ州警察一同とシュトゥセンスキー家の最愛のメンバーで、良き同僚で、よき家族の一員でした。

しかし、今フランキーは自由になりました。これまで懸命に、勇敢に職務に就いていましたが、今永遠の平和を得ることができたのです。

フランキーよ、どうか安らかに。

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 フランキーとシュトゥセンスキー巡査は、2017年に発砲した犯人を逮捕した功績から、州の最高法執行機関の授賞式でMedal of Valor(武勇記章)を授与されたこともあったという。

 また、2014年には米国警察犬協会から3つの賞を受賞したほど、フランキーは優秀な警察犬だった。

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マサチューセッツ州で殉職した初のK9

 今回、悲しくもフランキーはマサチューセッツ州で殉職した初の警察犬の事例となった。

 また、同時に同州で2月から実施されている「ネロの法則」に則り、救急車内で治療を受け、病院へ搬送された初めての警察犬でもあった。

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 ネロの法則とは、2018年4月に同州で発生した悲劇的な事件により、マサチューセッツ州で定められた新たな法律だ。

 K9のネロとハンドラーのショー・ガノン巡査は、当時の銃撃事件で命を落とした。

 瀕死の怪我を負ったネロは、使役動物の救急隊員による治療または輸送を禁止する既存の州法により、救急医療従事者によって迅速な治療を受けることが叶わず、命を落とす結果になったのだ。

 そこで、マサチューセッツ州では今年2月に、ネロの法則を施行した。これは、最初に治療を必要とする人間がいない限り、救急救命士はK9を治療し、救急車で輸送することを許可するというものだ。

 原則として、次の3つが施行される。

・救急隊員が負傷した警察犬を治療できる。

・救急隊員が負傷した警察犬を輸送できる。

・警察犬の世話をする救急隊員に、救急医療サービス局によって承認された基準と一致する訓練を完了する。

 既に、カリフォルニア、オハイオ、ウィスコンシン州では、EMS(救急医療)による犬猫の獣医前治療が許可されており、ミシシッピ、ニューヨーク、イリノイ、ミシガン州では警察のK9をEMSで輸送することが認められている。

 また、メイン州ではK9と介助犬などのサービスドッグを、EMSで治療および輸送することが許可されている。

 同様の法案は、更に8つの州で係属中ということだ。

April 12, 2022: Nero’s Law Ceremonial Bill Signing

 アメリカではK9の殉職があった場合、人間と同じように追悼式が行われるのが通例だ。フランキーも大勢の警察官に見送られながら天国へと行くことだろう。

References:State police dog shot and killed by suspect | WBUR News/ written by Scarlet / edited by / parumo

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この記事へのコメント 40件

コメントを書く

  1. 傑作じゃないか
    まるで三文芝居の様だ
    だったら、お前も
    安物のヒーローの様に、目を覚ませ。

    • -27
  2. 昔K-9って映画見ました。死んだふりするのが可愛かった。シェパードってのは本当に賢い犬で、一見怖い見た目と違って愛嬌もあると思います。ハンドラーの方も一緒に亡くなったとのことで、周りの人たちの喪失感はもう想像できませんね。

    • +11
  3. フランキー地域の人を守るためによく働いてくれた、ありがとう。
    それはそれとして、法律関係でlawの訳語として法則はおかしいのでは…人名のついた法律なら普通ネロ法とか訳さないですかね…

    • +8
  4. 警察犬の殉職はもちろん痛ましいことなのだけれど、
    ハンドラーだった巡査のことも心配だ。
    相棒を失ったんだものな……

    • +12
  5. フランキー巡査部長に敬礼っ‼ ∠(`・ω・´)敬礼✧ザッ‼

    • +8
  6. この犬が銃を持っていればよかったのにな

    • +2
  7. 刑事犬カールってドラマ見てたなあ。

    • +3
  8. (´;ω;`)ブワッ
    頑張ったね、お疲れ様フランキー……

    • +10
  9. 今は人より運動能力の高い犬に頼らないといけないけれどいずれロボットが代行できる時代が来るといいな。

    • +4
    1. >>13
      お婆ちゃんをガン無視した、あの馬鹿なポンコツ
      (相当前の過去ログに有る、ロボコップ)の存在を
      忘れてませんか?助けを求める人に、邪魔だとか
      言って、真面に対処しなかった最低過ぎるロボ💧

      • -1
  10. もともと警察犬なんてそれ用だろ。日本は銃社会じゃないからね。だから犬が可哀想っていう感情抱く人が多いだけ。それなりの危険地帯行けば「被害が人じゃなくて良かった」というのが常識で本音。誰も犬の代わりに自分が行くとは言わない。人間なんてそんなもん。そういう生き物。自分が危険に晒されなければ同情でなんとでも言える。

    • -36
    1. ※14

      警察犬を犯人確保の為の弾除けとしか思ってないようだけど。何の為にコストかけて犬に捜査や追跡の訓練を施してるのさ。使い捨てならそれこそ殉職した警察犬の追悼式なんかしない。警察官には警察官の警察犬には警察犬の専門能力はあるよ。

      • +10
    2. >>14 何言ってんの
      警察官が殉職する事も銃で撃たれることもアメリカでは非常によくある事なんですが

      そもそも一般人に発砲してしまった警察官ってのも、犯罪者が銃を持ってるのが普通ですぐ撃たれる可能性があって実際職場の同僚とかが撃たれて病院送りになったりしてるからってのもあるよ
      すぐ警官が勘違いで一般人に発砲だのなんだのが取り沙汰されるが、誰でも銃を持ってて常に発砲される危険性のある場所に呼ばれまくる警官の神経が参らないと思ってるのもおかしい
      第二次世界大戦後銃がなくなった日本とは全然違うんだよ

      • +4
      1. >>21
        なんだかんだ綺麗事並べてるだけでなんの説得力がない。人間のエゴで本来ならそういう事しなくていいことを犬にやらせてる時点で犬を見下してる。どんな綺麗事もこれで論破可能。人間の問題は人間で片付けろ。自分可愛さで犬にやらせてる時点で犬なら被害受けてもいいやって思ってるに違いない。

        • -5
        1. ※39
          警察犬はペットではなく使役動物として任務に着く。命懸けの警官と共に命懸けで任務を全うする彼らを見下すわけ無いだろ?
          犯罪は決して許せない、だが人間だけで全てに対処するのは難しい、だから犬の助けを借りる
          「人間の問題は人間が片付けろ」これこそ最も絵空事で現実に則さぬ綺麗事だろ?
          自分が捻くれてるから他人も捻くれてるはず、自分の本音がこうだから他人もそうに違いない…幼稚すぎる
          同じ気持ちであって欲しい、自分の意見を理解して欲しい、そんな軟弱者の欲求を見せびらかされても君には同情できんよ

          • 評価
    3. ※14
      まぁ言いたいことはわかるよ
      でもちょっと言い方がアレかな
      ちょっと捻った皮肉そして実は犬好き?犬を愛すほど人間が?になる気持ちもわかる

      • -5
    4. ※14
      はいはい、同情しない達観したニヒルすご〜〜い

      • +6
  11. やるせないなあ
    犯人は刑務所でボコボコにされて欲しいわ

    • +1
  12. 警察犬って可哀想だよな
    餌貰えるだけで訓練してただ人間が褒めてくれるからって理由だけで銃がどんな代物かもわからず飛び込んで

    • +2
  13. 動物好きの受刑者にズタボロにされそう

    • +3
  14. 映画に登場していたけれど、(警察)犬用の防護服は限界があるでしょうね。この子がどこに被弾したかは知らないけれど、犬の正面は犯人に正対するのにカバーがしにくい。あまりごつくすると動けなくなるし。
    合掌。

    • 評価
  15. 公式制服で並んで撮ってる写真かっこいいな(*’ω’*) 思ったよりムキムキでビックリする

    • +2
  16. 犬のくせに俺の何倍も世の中のために仕事してて泣けてきた……

    • +3
  17. 仕事を与えられてる犬ってイキイキしてるとはいうけど
    こういう話を聞くと本当にいいことなのか考えさせられる

    • +4
  18. きちんと法整備に繋げていける所が流石アメリカ。
    感動ポルノで終わらせない。

    • +4
  19. 警察官さつ人はアメリカでは重罪だからそれに準じて欲しい。

    • +1
  20. 器物破損なのか殺人罪なのか
    アメリカの裁判なら殺人罪で起訴できるかな

    • 評価
  21. 今回、弾がどこに当たったか書いていないけど、銃を持ってる相手のところに出向くときには犬用の防弾チョッキを着せればリスクは半減するのでは?
    救急車や治療もいいんだけど、防弾チョッキ着用の義務付けをしてほしい

    • 評価

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