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危険な現場で命がけで任務を全うした、誇り高き10匹の警察犬

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(著) (編集)

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 聡明で忍耐力があり忠誠心に溢れ、機転がきいて協調性の高い犬は、これまで世界各地で、人間の為に様々な任務を遂行してきた。

 中でも、警察犬は時に危険と背中合わせの仕事をこなさなければならない。武器を所持する犯罪者や爆発物の追跡、行方不明者の捜索など、習得した必要な技術で驚くべき役割を果たしてくれる。

 驚くべき使命感で危険な任務を全うした10匹の犬を見ていこう。過去にカラパイアでお伝えした犬もいるので、関連記事も要チェックだ。

1.チリのマイク

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 この愛らしいラブラドールレトリバーは、ハンドラーとの絆を深めるのに最適な年齢である生後8か月目の時に、チリ警察の犬訓練所でトレーニングを開始した。

 遊び心のある友好的な側面を持ったマイクは、警察のメンバーになるために必要不可欠な嗅覚能力のテストに合格。その後、様々な物質を検出することができる薬物探知犬としてデビューを果たした。

 人間のパートナーと一緒に、総量0.5トンにも及ぶ薬物を嗅ぎつけることに成功したマイクは、2018年に引退するまで約10年間の任務を遂行した後、これまでの功績を称えられメダルを授与された。

2.コロンビアのトーマス

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 トーマスは、コロンビア国家警察の即時行動司令部のパトローラーのメンバーとして採用された。

 トーマスは司令部ユニットが救助した母犬が産んだ5匹のうちの1匹で、監視チームの一員となった唯一の子犬だったという。

 子犬の頃から訓練を始めたトーマスは、バイクの音を聞くたび興奮し、パトカーのサイレンがなると、すぐに緊急事態を察知し、メンバーの1員である環境にすぐに慣れた。

 現在、トーマスは人間の相棒と共に地域の安全を守るために尽力している。

3.スペインのチョラ

 7歳のチョラはスペインの現役警察犬で、麻薬や紙幣を検出する任務に就いている。また、時にセラピー犬としての役割も果たしており、毎日大忙しだ。

 しかし、間もなくユニットを離れ引退することになるという。余生はハンドラーが養子にした他の6匹の犬たちと一緒に、のんびりと過ごす予定ということだ。

4.メキシコのフリーダ

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image credit: youtube

 過去に何度かお伝えしたことがあるラブラドールレトリバーのフリーダは、海軍救助犬部隊所属のメンバーとして、地震がメキシコを襲った後、目と足を保護するユニークなバイザーとブーツを装着して救助活動に尽力したことで世界的に知られている。

 フリーダは功績を称えられ賞を授与しただけでなく、銅像も建立された。

 フリーダは9年間のキャリアを通じて、12人の命を救い、メキシコ以外にもハイチやグアテマラ、エクアドルで最大53件の救助活動に参加し、2019年に引退した。

Se jubila ‘Frida’, perrita rescatista del 19-S

 その後も、海軍長官を引き続き支援しているフリーダは、新世代の捜索救助犬の訓練を手伝っているという。

5.ペルーのチャト

 かつて野良犬だったチャトは、幸いなことに警察官に養子縁組されたことで、運命が変わった。

 訓練を受けたチャトは、ペルーの国家警察の特殊作戦エージェントのメンバーの一員になり、現在捜索救助チームに所属している。

 ベレー帽を被ったユニフォーム姿がとても様になっているチャトは、チームのメンバー全員に愛されており、飼い主のパートナーのよき相棒でもある。

6.アメリカのキア

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 キアは、スーパーマーケットの駐車場で怪我をしているところを通行人に発見され、動物保護施設へ持ち込まれた後、救出された。

 現在、ニューヨーク州のポキプシー市警察の最初の薬物探知犬として任務に励んでいるキアは、行方不明者の追跡も行っている。

 ピットブルという誤解を受けやすい品種のキアは、その汚名を払拭するため、警察犬として仕事に励む日々を送っているという。

7.ロシアのリジー

 ロシアで唯一のコーギー警察犬リジーが、2020年7月1日に引退した。

 非常に優れた嗅覚を持っていたリジーは、その能力を使用してバスや電車といった公共交通機関や駅での危険物や密輸品を見つける役割をニジニ・ノヴゴロド警察機関で課せられ、7年半にわたりその任務を果たした。

8.カナダのジャックス

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image credit:Government of Saskatchewan

 ベルジアン・シェパード・ドッグ・マリノアのジャックスは、カナダの環境省で8年間務めた後、引退した。

 天然資源の責任ある使用を監視しながら、何百もの調査や活動で当局を支援するという任務に従事したジャックスは、プログラムの一環として地域のイベントにも参加し、公園や学校を訪問した。

 現在は、省庁の職員に養子縁組され、自宅で余生をのんびり過ごしているという。

9.イギリスのドッティ

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image credit:BTP Dog Section/Twitter

 スプリンガースパニエルのドッティは、子犬だった2019年に英国鉄道警察に加わり、爆発物などの有害な物質を探知し、鉄道を安全に保つ役割をこなしてきた。

 ユニット内の他の犬と同じように訓練師と一緒に働いて暮らしているドッティは、仕事がオフの日は、訓練師に大好きなハグをせがみ、新しい人との出会いや関りを楽しんでいるという。

10.アルゼンチンのウエソス

 英語で「骨」を意味するウエソスは、アルゼンチンのコルドバドッグ警察署のメンバーによって救助され、野良犬から介助犬になった。

 ウエソスは、9年間にわたりチームの一員としてアルゼンチンの州全体を旅し、ショーや式典、学術イベント、記念日で演奏したという。

 行く先々で多くの人に笑顔をもたらしたウエソスは、2018年に引退した。

written by Scarlet / edited by parumo

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この記事へのコメント 9件

コメントを書く

  1. 大自然の神のチームの一員を務めたトーマスは
    今は下界で人間の相棒をしてくださっているのか。

    • +2
  2. 撮影している人の腕もあるけど、みんないい顔してるなあ

    • +9
  3. 良かった。任務で命を落とした子は出てこなかった。長い間、ありがとう。なかなか難しいとは思うけれど、これからはわがままいっぱいに暮らして下さいね。今度は人がお仕えする番です。

    • +12
  4. 誰も殉職してなくてよかった…
    それが怖くてビクビクしながらスクロールしてた
    勇敢な犬さんたちお疲れさまでした

    • +12
  5. 本当にまっとうした話で満たされた気持ちになりました
    …殉職の話かと義憤先走り気味で開いてしまってすみません

    • +7
  6. 先のコメントにありますが亡くなった話はなし!
    同じ想いで、ちょっとこの記事開けるのに勇気が必要でしたよ。
    犬は人類の友ですね。

    • +6
  7. スペインのチョラ可愛いな
    犬種を知りたい

    • 評価
  8. 匹という表現が似合わず頭という表現が似合いそうな犬がいるね

    • +1
  9. 0.5トンという表記だと一瞬多いのかよく分からんとなったけど500kgと言われるとかなりの仕事量だな~

    • +1

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