
image credit:tiktok.com/lostmileorganic
アメリカで犬と散歩中、謎の卵を拾ったという女性は巣に戻そうとしたが見つからず、とりあえず孵化させてみることに。すると無事にヒナが生まれた。だがなんと、それは成長すれば1mを越えるあの七面鳥だったのである。
七面鳥といえば、インパクトある見た目に加え、強気な面もちらほらあるが、幼少期はあどけない、かわいいヒナだった。
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愛犬が見つけた謎の卵。巣が見つからず困ったことに
野生の七面鳥の卵の孵化に成功したのは、米メイン州在住のTikTokユーザーでLost Mile Organicという農場の経営者でもある、エリカ・ローレンツィさんだ。卵は愛犬のステラと広い野原に出かけた時に見つかったもので、最初にステラが気づき、それを見たエリカさんも驚いた。
最初は何の鳥の卵かさえわからなかったが、とりあえず巣を探し始めたエリカさん。しかし周辺にそれらしきものは見当たらず途方に暮れてしまった。
幸いにも無傷で見つかったので、母鳥のもとに返そうとしましたが残念なことに1時間探し回っても巣は見つけられませんでした。

image credit:tiktok.com/lostmileorganic
人工孵化器で育ててみたら、生まれてきたのは七面鳥!
もとから動物好きで、弱った野鳥のリハビリ経験もあるエリカさんはひとまず謎の卵を持ち帰り、孵化させる方法を探った。今まで野鳥の飼育経験はありましたが人工孵化は初めてなので、まずどの鳥の卵か調べました。エリカさんはすぐに孵化器に卵を入れ、無事に孵るようお世話を開始した。
もしかしたらひょっとして...と思っていましたが検索で確信しました。この卵は七面鳥のものだったのです
そして25日目の朝、ようやく小さなヒナが殻を割って誕生!その日は奇しくもエリカさんの誕生日だったそうだ。

image credit:tiktok.com/lostmileorganic
孵化の様子
一緒に孵化器を見ていたステラも、途中から目の前で起きていることを理解したようで、1日がかりの孵化が終わる頃には卵のかけらの後片付けまで手伝ってくれた。
ステラは生まれたてのヒナの体が乾いて落ち着くまで、ずっと熱心に見守っていました。

image credit:tiktok.com/lostmileorganic
生まれたてのヒナに夢中!でもいつかは野生に
以来、エリカさんもステラも小さなヒナに夢中だ。初めは卵だったのが実際にヒナとして孵るまでを見届けた経験は何物にも代えがたいものだった。七面鳥とわかっていても、ほぼ1か月間じっと見ていた卵から本当に鳥が生まれたことに驚きました。その後赤ちゃんはとても元気に過ごしている。ただエリカさんは彼をペットにする気はなく、いずれ野生に帰すつもりだ。
ヒナが自力で餌を獲るようになるまでは、農場のマスコットとしてつかず離れずのお世話をするが、最終的にはもといた野原に放す計画を立てているそう。
急には無理でも日中だけ外に出し、夜は囲いで眠らせるなど段階を踏んで、少しずつ野生に戻したいと思っている。

image credit:tiktok.com/lostmileorganic
ステラと一緒にヒナの成長を見守る毎日
なのでエリカさんはできるだけ遠くから様子を見ている。人に慣れ過ぎると本来の七面鳥らしい暮らしができなくなるからだ。孵化から4日目。自分で餌を獲る練習も そんな計画を知ってか知らずか、エリカさん同様に小さな彼の成長をじっと見守るステラ。でもたまにちょっと手助けしたり、本当はヒナのそばについていたい気持ちもあるようだ。
ステラはいつもヒナがいる保育器をちらっとのぞいて様子をチェックしてるんです。軽く視線を交わしたり、あいさつしたりと楽しんでますよ。謎の卵から始まった七面鳥の赤ちゃん記録はTikTokでも大人気。たくさんのユーザーがその成長ぶりを楽しみにしている。今後の展開が気になる人はステラさんのアカウントlostmileorganicをチェックだ。
ちなみに七面鳥は成長するとこんな風になる。オスかメスかにもよるけど、ヒナの時とはかなり感じが違ってくるよ。

photo by Pixabay

Photo by Ruth Caron on Unsplash
References:thedodoなど /written by D/ edited by parumoあわせて読みたい





コメント
1. 匿名処理班
個人的に野生の七面鳥がいるというのが一番の驚きだった
鶏みたいに飼育されててクリスマス用にターキーにされるとばっかり思ってた
2. 匿名処理班
巨大な鳥を気まぐれに孵化させて大丈夫かと思いきや農場だったのか、よかった
すくすく育てよ
3. 匿名処理班
クリスマスに‥‥‥
いや、何でもない。
4. 匿名処理班
見つけたのが農場の人でよかった。
マンション暮らしとかだったら七面鳥なんて手に負えないだろうし。
5. 匿名処理班
いつもブログを拝見させていただいてます
6. 匿名処理班
写真を見る範囲では、ニワトリのたまごとヒナとも区別がつきませんw ちょっとモヨウのあるニワトリかなくらいのレベル。
白亜紀の恐竜もたまごから生まれた直後はこんなだったのかなと小並感
7. 匿名処理班
最初から人のとこに居たのは野生に帰すの無理だろ
8. 匿名処理班
しんのすけかと
9. 匿名処理班
オスの七面鳥の成鳥すごいデバフの魔法使ってきそうでカッコいい!
ヒナは立派に育って旅立って欲しい…けど
何度自然に返してもいつのまにか戻ってきてステラさんとイチャコラするもんだから農場のマスコットになるみたいな未来もあるかもしれないよね
カラパイア民としてはそんな展開を妄想してしまう
10. 匿名処理班
こんなでかい卵産むのアメリカなら七面鳥くらいじゃない?
11. 匿名処理班
野生に返しても人に寄ってくる七面鳥なんてすぐホワイトトラッシュ辺りに捕まって食われるだろ
飼い続けてほしいけどな
12.
13. 匿名処理班
※3
来年のクリスマスに丁度‥‥‥
14. 匿名処理班
ヒナとときはこんなに可愛らしいんだ
15. 匿名処理班
七面鳥雛から育てても攻撃という名の愛情表現されてるおじさんの記事がちょっと前にあったね
16. 匿名処理班
七面鳥って家畜だと思ってた…野生にもいるんだ
世の中知らないことばかりだ
17. 匿名処理班
2〜3年前に凶暴な七面鳥が数十人を襲って公園が閉鎖されたというニュースをABCだかCNNで見たな。誰かが餌をやったもんだから、人間から餌をもらおうとして近寄って、もらえないと怒って人を襲ったらしい
18. 匿名処理班
ヒナかわいいなあ
外に出たら野生の七面鳥がいる環境って想像つかないけど
鳥好きだからちょっとうらやましい
19.
20.
21. 匿名処理班
>>17
餌をくれないなんて意地悪な人間!攻撃しよう!ってなるのかな
やっぱり無責任な餌付けは駄目だね
22. 匿名処理班
クリスマスじゃなくて感謝祭な
23. 匿名処理班
七面鳥が保護されて来た事があったけど、掃除の際にケージから出すと後ろをついてきて可愛かったな。
住宅地での保護。ペットだったのかな。
24. 匿名処理班
日本は昔キジを見かけたけど
もうすっかり見なくなったな。
25. 匿名処理班
人に育てられた七面鳥が、野生で生きて行けるかな? 無理だろうな。捨てるのと同じ。
26. 匿名処理班
ステラに対してインプリンティングが起きたのか気になるところ
27. 匿名処理班
※21
なんかそんな感じの国もあるなぁって思ってしまった
28. 匿名処理班
これが、アメリカあたりの一話完結SFドラマシリーズの第何話とかの話なら、卵から孵るのはエイリアンか恐竜!w
29. 匿名処理班
七面鳥の下の写真を見てThe World of GOLDEN EGGSに出てくる七面鳥のポールとケヴィンを思い出した
30. 匿名処理班
移住者(作物取れない)→インディアン(まぁ これ(ターキー食えよ♪)→数年後 移住者(作物取れて 感謝やで〜)→後年 インディアン 迫害。
んで 感謝祭だけ
残る…(-_-;) ヒドい。
インディアン 嘘 付かない。
31. 匿名処理班
>>24
キジも鳴かずば撃たれまいに‥‥‥
32. 匿名処理班
復活祭に…
33.
34. 匿名処理班
>>24
近所にいるみたいで、通勤時によく見る
35. 匿名処理班
インプリンティング(刷り込み)で親を犬と認識しているだろうから、大人になっても離れないんじゃない
36. 匿名処理班
>>16
アメリカでは地域によっては、街中を集団で闊歩してたりする
もちろん野生の七面鳥だ
37. 匿名処理班
※24
山暮らしなので、近所でよく見かけるよ
走って道路を横断するので気を付けて運転してる
38. 匿名処理班
※24
住宅街の近くでたま〜にみます。
ウン十年住んでて初めてみた。
単に自然に興味無かっただけでキジは昔から存在してたのね。
39. アユラ
>>9
それ、昔弟がPS2でやってたFF12のコッカトリスでしょ💧
※モブの方だと亜種のニワトリス&ヒナドリスも居た気がします。
40. 匿名処理班
雛もステラちゃんもかわい〜ってスクロースしてったら急にマツコデラックスが出てきてビックリした
七面鳥って料理でしか知らなかったからこんなのが野原におるんけ!?と二度とビビるなどした
41. 匿名処理班
>>40
わかります、顔どこ?!ってなった、、、
七面鳥の丸焼きしか見たことなくて、こんなルックスしてたなんて、、
体の作りもよくわからんし、顔のビヨビヨも顔青いとこも理解できない笑笑