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安楽死直前にギュッと抱き合った2匹の犬、SNSでその姿がシェアされ危機一髪で殺処分を免れる

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(著) (編集)

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 できれば殺処分にはしたくない。それは職員だって同様だ。アメリカの公的動物避難所(シェルター)は、全ての動物を受け入れる義務があり、施設が満杯になると新たな動物のスペースを開ける為、引き取りてがいない一定期間を過ぎた動物は、安楽死を余儀なくされるという悲しい現実がある。

 その事実を周知してもらうことで、安易にペットを捨てないよう理解してもらい、民間団体による保護活動が呼びかけられている。

 ジョージア州にあるシェルターで、数時間後に安楽死が決まっていた2匹の犬が奇跡的に救われるという出来事があった。

 2匹の犬が互いにしっかりと抱き合う姿がSNSにシェアされたおかげで、民間救済団体が2匹を避難所から救出することに成功したのだ。

恐怖と孤独で互いを抱きしめ合う2匹

 2015年7月20日、ジョージア州アトランタにあるシェルターで、2匹の犬の姿が写真撮影され、ソーシャルメディアでシェアされた。

 生後11か月のテリアのミックス犬カーラと、生後15か月の白黒のボクサー犬キーラには、3時間後に安楽死が迫っていた。

 なぜ、ケージに閉じ込められたままにされるのか、2匹には理解できなかっただろう。だが、ケージの前を素通りする人々を見て、誰にも望まれていないことを悟ったのかもしれない。

 カーラは何かを察したようにキーラの首に前脚でしっかりとしがみつき、キーラとともに悲しそうな眼をしている。

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 そんな2匹の姿は、ソーシャルメディアで多くの人の心を打った。この投稿を見た民間の保護団体、Angels Among Us Pet Rescueのスタッフは、早急に行動を開始した。

 Angels Among Us Pet Rescueは、危険な状況から犬猫を救い出す活動を行う非営利団体だ。同団体は、すぐにシェルターに連絡を取ると2匹を救い出した。

 写真が投稿されてから、2時間6分後のことだった。

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カーラとキーラに飼い主見つかる

 その後、救助された2匹のことが雑誌やメディアで紹介されると、最近2匹の年老いた愛犬を失ったばかりだというウェンディさんとパムさんが、2匹を引き取りたいと申し出てくれた。

 ウェンディさんも、2匹の抱き合う姿に胸を痛めた1人だ。現在は、ジョージア州のシェルターにいる多くの犬を救うための活動を行っている。

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 Angels Among Us Pet Rescueの広報担当者は、カーラとキーラに永遠の家が見つかったことに喜びを露わにし、このように述べている。

毎年、推定270万匹の避難所の犬が安楽死をさせられています。犬の60%以上にとって、シェルター行きは死を意味するのです。

私たちは、「誰も(避難所から)いなくなるまで救助を続ける」をモットーに活動しています。全ての犬が望まれて愛される家を見つけるまで、立ち止まりません。

死の寸前の犬を救い出すことは、時間との戦いで大変な作業ですが、時には今回のように1枚の写真が大きな違いを生むこともあるのだと改めて実感しました。

救助活動は、うまく行く時もあればそうでない時もありますが、全ての犬を救うために全力を尽くしていきたいと思っています。

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written by Scarlet / edited by parumo

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この記事へのコメント 53件

コメントを書く

  1. 素直に喜べない自分がいる。
    次の子たちはどうなったのか。
    こんな施設が必要とされない世界になるにはどうすればいいのか…

    • +31
    1. >>1
      まあこれも自然だから
      人間社会も自然の一部
      犬は縄張り争い、生存競争に負けて人間と共存してるからこうなる
      完全に無くすにはそれこそ完全な管理が必要だけど、それはそれでどうなのかね
      処分されるから産ませないを突き詰めると毎年この犬種は何体まで産ませてオーケー、ペットショップ廃止の代わりに登録してブリーダーから振り分ける
      今よりよっぽどシュール

      • -29
    2. >>1
      必要とされていても無理矢理でいいから保健所なんて解体するべきだよ
      元は人間のせいなんだし人間が動物の命を奪うのはおかしい
      外来種だって人間が彼らを駆除する資格なんて本当は誰にも無いわけだし

      • -23
      1. そうそう。アメリカのアニマルコントロールに捕まったら殺処分だよね
        保護団体は多くいるから、捕まるのは野良犬なんだよなぁ

        >>11
        そりゃそうだけどさ
        日本も野良犬には厳しいだろ
        狂犬病があるからな
        猫だってコロナみたいのや狂犬病みたいな致死率の病気撒き散らすってなったら、お猫様とかやってられんで野良猫駆除よ

        国ぐるみで犬が放し飼いの小さな国がアマゾンプライムで放送されてたが国名忘れたし珍しいわけで

        にしても7年前の話を何故今?

        • +1
      2. >>11
        保健所解体は草
        動物関係の仕事しかしてないと思ってるのか

        • +12
      3. >>11
        その逆もまた然りで動物が人間殺すのもおかしくないかい?
        動物にも人間にも恐怖や仲間意識があって、例えば保護施設を無くす事で増えた動物による獣害事件が発生したり、何らかの病気が蔓延したら、それは自然の摂理だから黙って受け入れる事が正しいと言うのかい?

        • +2
    3. ※1
      人間がいなくならない限り無理ですね

      • -1
    4. ※1
      この子達には幸せになってほしいけど、本当にたまたま目に留まったから助かっただけで何もない子はこの後殺されてしまうと思うとね・・・。
      注目されて助かる命があるのは嬉しいし保護してる人たちもすごいと思うけど、どうしてももやっと感はずっとあるんだろうなー。

      • +7
  2. たった二匹だ、でもそれでもいい。
    たった二つの命でも助かってくれて本当に良かった。

    • +49
    1. ※2
      自分は大切な事を忘れていました。
      本当にそのとおりです!ありがとう

      • 評価
  3. 殺処分前の写真と引き取られたあとの写真で表情が全然ちがう
    良い縁に巡りあえてこの子たちは幸運だったね
    二度と不安なく幸せになってほしい

    • +39
  4. 日本の犬猫の譲渡センターで,譲渡をお断りする場合
    1.飼養経費、健康管理費などの負担ができない方.
    2.すでに2頭以上飼育している方.
    3.不妊去勢手術を受けさせない方.
    4.狂犬病予防法に規定する登録、予防注射を行わない方.
    5.猫の場合は,2段・3段ケージを準備できない方.
    6.妊娠中、または乳幼児のいる家庭.
    7.65歳以上(但し、支援家族が同伴の場合例外あり).
    8.一人暮らしの家庭(但し、支援家族が同伴の場合等例外あり).

    助けたいと思っても,日本じゃ人を値踏みするそうですよ.

    • -21
    1. ※6
      助けたいと思ってるから、ちゃんと幸せにしてくれそうな人を選択するんだろ
      もちろん、ここに合致しない人でも最期まで面倒をみてくれる人もいるだろうし、逆もあるだろう
      だが命を託す以上、託す側は出来るだけの事を考えなくてはならないのは当然だし、そうでなくてはそれこそ無責任な放逐、ただの自己満足になってしまう

      • +13
    2. >>6
      7 8以外は特に厳しいとも思わないけど。1 3 4なんて当たり前のことだし。これらに当てはまる人たちが途中で捨てる可能性が高いからそうしてるんでしょ。

      • +11
    3. >>6
      海外は何も考えず手を挙げた人に無条件で渡すの?
      もしそうならその方が愚かしく思えるけど

      • +9
    4. ※6
      7.8はいらないよね
      確かにリスクはあるけど確実にサッショブンされる状況ならそれでも明け渡した方がいいよね
      自分が犬猫ならサッショブンされるくらいなら一縷の望みに賭けたいと思うわ

      • 評価
      1. >>40
        いやそれはおかしい
        そもそも「リスクはあるけど明け渡した方が良い」ってどう言う事?って話だよ
        リスクがあるから譲渡出来ないんじゃないの?
        リスクを承知で渡すなんてそんな無責任な事する保健所なんてあれば捨て犬野良犬伝染病増やすだけだと思うな
        その場合結局保健所行きじゃないかな?

        • +3
    5. >>6
      やたら厳しいのは一分の民間の保護団体とかだよね?
      態度が威圧的で
      必要経費と言いながらペットショップ並みの金額を要求したり
      定期的にペットの動画を寄越せ、家庭訪問もさせろ、日時はこっちで決めるしゲリラ的にも訪問するみたいなやつ
      これはまだ優しい方でしょ

      • 評価
    6. ※6
      7.8が必要ない、という方がいますが、必要だと思う。
      どちらも目的は同じ。飼い続けることができますか?ということ。
      65歳以上(お年寄り)は散歩やごはん、清掃ができなくなるかもしれない。
      もし、お亡くなりとなったら、遺族から「返却」が来るかもしれない。
      一人暮らしでペットを飼う場合、行動の制限が大きい。
      旅行が難しくなる。
      家に帰れない=その時は世話ができなくなる。
      飼い続けることができますか?ということ。
      「ただで、もらってきた」場合、面倒となるとそのまま放置されかねない。

      • +2
  5. この子達は新しい家が見つかって本当に良かったけど、こうして話題になることもなく死んでいく犬猫のことを考えずにはいられない
    ペットを飼うことへのハードルをもっと上げるべきだよね
    客が減りペット業界がおいしくなくなれば悪質ブリーダーなども減るんだから

    • +34
  6. ほんま犬猫の殺処分の話は胸がつまる
    胸が詰まるけどどうしようもないのがまた…
    一応、いくつかの施設に寄付はしてるけど
    おれレベルの稼ぎじゃたかが知れてるし
    ほんま犬猫捨てるやつは死刑にしてくんないかな

    • +31
    1. ※10

      少なくても救われる命がある。
      俺もTwitterで見た犬猫のクラウドファンディングに出資したりしているんだけど、当然全部にお金出せないから、何と言うか命の選別をしている様に感じて、一時やめていた。

      一つだけ分かるのは貴方がナイスガイという事だ。

      • +8
  7. ずるいやり方かもしれないけど、こういうふうに「これから殺処分ですよ」って表に出せば引き取ってくれる人出てくるんじゃないかな
    殺処分されている動物がいるという情報をただ知っているだけと、姿を自分の目で見て個体を認識したかどうかはぜんぜん違うし

    でも、
    >死の寸前の犬を救い出すことは、時間との戦いで大変な作業ですが、時には今回のように1枚の写真が大きな違いを生むこともあるのだと改めて実感しました。
    >救助活動は、うまく行く時もあればそうでない時もありますが、全ての犬を救うために全力を尽くしていきたいと思っています。
    こう言っているってことはそんなことはとっくに考えられていて、そうそううまくいくもんじゃないってことなんかな

    • +3
  8. 犬猫飼う人は一定期間保護施設で糞尿始末と施設掃除のボランティアする法律作って欲しい
    真似事やって満足または飽きて飼わなくなるかもしれない

    • +3
  9. 捨てる人間を殺処分する保健所の方が必要なのでは?

    • -7
  10. 一時の感情で小動物の生殺与奪を自由に切り替えられる世の中ですねぇ

    • -4
    1. ※19
      一時も何も人間の感情ってそういうものだと思う。
      個体を認識し、その個体が抱いているであろう感情に共感が働くのは脳がそういうふうになってるからどうしようもない。

      例えば、「今この瞬間にも世界のどこかで交通事故で亡くなっている人がいる」っていうことを言葉で聞いても、そりゃそうでしょうってだけであまり悲しくはないよね。
      でも交通事故のニュースを見てその人の写真や家族とか情報を知ってしまうと、本人や遺族の気持ちに共感して悲しくなってしまう。

      際限なく些細な情報だけで共感してしまうと負荷が大きすぎて心が壊れてしまうだろうし、深い情報を知っても何一つ共感できないと誰かと一緒に生きることが難しくなる。
      きっとそうならないように人間の脳ってバランスとるように出来てるんだろうし、だからせめて、目に見えた範囲、手の届く範囲だけでもどうにかしたいって感情で動くのは悪いことじゃないと思う。

      • +9
      1. ※21
        じゃあなんでSNSで喧伝してるんですかね…

        • -7
        1. ※27
          自分の意見に対してわかりやすい返信もらってんのに的外れな指摘するなよ
          突っかかりたいだけのガキは帰れ

          • +1
  11. 7年前のハナシなのね
    今も元気だといいな

    • +7
  12. 抱き枕を抱いてるオッサンの画像をアップしたら、可愛い女性が引き取ってくれるかも知れない。

    • -8
  13. 人間のエゴで動物を殺すな!!人間が滅亡すべき。

    • -10
  14. 引き取られた後の画像でも抱きしめてるし茶色の子の癖なんだろうね

    • +4
  15. この写真がバズらなかったら殺処分されていたというのが辛すぎるし
    そのまま殺されちゃった子が沢山いると思うと…

    • +1
  16. 野良の犬猫かわいい~❤️みたいな動画や記事って
    これの助からなかった6割の方を増やす悪者にしか見えなくてなあ
    みんなこの子等のようにチャンスがあったらいいのに

    • -1
  17. 前から思っていたんだけど、
    地球の生命の歴史というかシステムは、大概が他の生物の命を奪わないと続かないようにできていて、他の星に知的生命が存在したとして、その辺りをクリアしていたり、そもそも他の命を奪わない歴史で成立している知的生命体もいるんじゃないかと。

    我々地球の生命が急に転換する事は難しいだろうし、他力本願だけど高度に発展した生命体が「こうすれば」的な事を教えに来てくれないだろうか。と良く考える。

    • 評価
  18. 屠殺前の家畜を見たりしても、助けろってなるのかな
    それともそれは別問題でバクバク食べるのかな

    • 評価
    1. >>42
      一部にはそうなる方もいるし、
      愛玩動物の殺処分と、食べる為の殺処分は別だと考える方のほうが現状では多い為、食肉文化が無くならずに今も存続しているのでしょう。

      『命を大切に』や、『命の価値に差はない』というような言葉からすると、一抹の矛盾を抱えていることは確かにそうなのかもしれませんが、はるか昔から人間は他の動物を狩猟して生きてきましたし、また他の動物に狩られて餌にもなってきました。
      地球上のほぼ全ての動物は他者の命を奪わずには生きられない為、生きる為の与奪なのか、生きる為ではない与奪なのかはしっかり分けて考えないといけないかもしれませんね。

      • -1
  19. 何て賢い犬!きっと人類にも貢献できるはず!命の大切さを思い知らされます!

    • 評価
  20. SNSってこういうことに使うべきだよな
    良い事例として道徳の時間で紹介してもいいくらいだ

    • 評価
  21. >はるか昔から人間は他の動物を狩猟して生きてきましたし、また他の動物に狩られて餌にもなってきました。
    地球上のほぼ全ての動物は他者の命を奪わずには生きられない

    それ、豆食えって話じゃね?

    • 評価
  22. 選挙近いですね。殺処分やら生体販売やらの禁止はときどき選挙公約に出てきますので、探してみてください。

    • -1
  23. 解体すべきは保健所じゃなくてペットショップに並べるために繁殖させてる連中だわなぁ
    きっちり面倒みる人が決まってるぶんの繁殖はまだ分かる
    そうでない大量販売目的のペットはなんなんだ
    人間の生活のために雑に増やせば増やすだけ不幸が多くなるのは当たり前だ

    • +1

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