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ぽつんと郵便局。砂漠の中にある世界一孤独な郵便局

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(著) (編集)

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 中国の内モンゴルにあるトングリ砂漠の奥深くに、砂丘に囲まれてぽつんと佇む小さな郵便局がある。

 この木造の郵便局は35年以上前に廃墟となったのだが、2年前に再建がなされ、運用が始まったそうだ。

 SNSで話題となると、世界各国から、この郵便局の消印が押されたポストカードを発送してもらいたいという人が急増したという。

Loneliest post office brings greetings from depths of desert

広大な砂漠の中にぽつんと小さな郵便局

 中国北西部内モンゴル自治区にはトングリ砂漠という43000平方メートルにもおよぶ広大な砂漠が広がっている。

 この広大な砂漠の中に、横幅5メートル、縦幅3メートルの、わずか15平方メートルの小さな郵便局が砂粒のようにポツンとある。

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image credit:Youtube

 この郵便局は、もともと35年以上も前に建てられたものだが、オフロード車の普及により、利用する人がいなくなり、運営が停止され放置状態にあった。

 老朽化して放置されたままの郵便局を見た張さんと言う人物が、砂漠に10年以上住む友人と一緒にその郵便局を再建させる決心をした。

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image credit:Youtube

 当初、木で造った郵便局を砂漠に運ぶ予定を立てたが運搬が難しかったため、材料を運んで20日がかりで再建した。砂漠の環境は厳しく、天候に合わせた作業だったため、建物の塗装にも丸3日かかったそうだ。

 その後、張さんは中国の郵政省に申請したところ審査が通った。砂漠をテーマにした小さな郵便局は、中国の700を超える郵便局の1つになった。

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image credit:qq.com

コロナパンデミック中に注目を集め、人気のスポットに

 この郵便局の存在がソーシャルメディアで注目を集めると、2021年12月だけで2万通以上の郵便物がここから送られたという。

 コロナのパンデミックで、会いたい人に会えない状況が続いたため、手紙を送りたい人が増えたことも理由の1つだったようだ。

 広大な砂漠に位置する世界で最もへんぴな郵便局から、手紙やはがきを送ってみたいという人のためのビジネスを思いついた張さん。

 中国全土や世界各国から、この郵便局からカードの発送を求める人のオンラインリクエストを受け付けると、たちまち大ヒットした。

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image credit:qq.com

 毎日、この郵便局から砂漠をテーマにした特別な切手が貼られて、消印が押され、10km先の最寄りの道路まで運ばれ、そこから郵便トラックで世界中に配達されるという。

郵便局の周りに植樹の計画も

 この郵便局から5kmほど先には、緑のオアシスがある。

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image credit:qq.com

 張さんと友人は、ゆくゆくは郵便局の周辺に40000本の植樹をしてもっと緑を増やしたいと考えており、今年は1万本の植樹キャンペーンが行われたということだ。

 張さんは「森は砂漠を癒し、手紙は人の心を癒します。砂漠に緑が増えるほど、この郵便局も活性化するでしょう」と話している。

References:世界上最孤独的主题邮局,只有15m ,带来沙漠深处的问候_腾讯新闻/ written by Scarlet / edited by / parumo

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この記事へのコメント 24件

コメントを書く

  1. 砂漠の緑化って
    日本の葛の根っことかをポイッとしただけで
    めっちゃ生えて
    あっという間に緑の大地になりそう

    • -13
    1. ※3
      クズも足場になる地面と水がなきゃだめだよ
      砂漠はどっちもないからつれぇわ・・・
      水が潤沢でも砂が水を保持できないからすぐとんでっちゃって種が定着できないんだよね

      • +12
    2. ※3
      気候が問題じゃないんです、いくらか影響しますが
      一番大事なのは土!
      水を蓄えられるか、つまり粘土質なのが重要なのです

      • +11
  2. アアァ~~~ コォ~~リング ユゥゥ~~~~♪

    • -1
  3. 風景が美しすぎて妄想の種
    「バグダッド・カフェ」的展開とか
    「ドラゴン・イン」的抗争とか

    • +6
  4. 「沙漠邮局」って、ド直球な名前だな。

    • +9
  5. そのころ日本の和歌山県には海底ポストがあった。

    • +7
  6. 記事トップ画像、ミニチュアかと思ったら本物かw

    • +9
  7. ここで手紙出さないと最後のダンジョンのカギを
    もらえないんだよな。

    • +8
  8. え‥‥と、人が直接この郵便局を訪ねて、郵便物を送る訳ではないんだね?
    馬や乗った遊牧民の人とか、ラクダに荷物を積んだウイグル族の商隊(キャラバン)とか、

    唐の時代みたいのを期待してしまった(´・ω・`)

    • +3
  9. 日本の郵便局は減りつつあるものの約24000あるのに、中国はあんなに大きいのに郵便局は700ちょっとしかないの!?

    • +10
    1. ※13 中国には象徴的な郵便局として申請する制度があるようで、砂漠を主題にした郵便局として申請し受理させたみたい。
      森が砂漠を癒やし、手紙が人を癒やす。中国人は詩人だな。

      • 評価
  10. 国が大きいからこそ郵便局の数を少なくしたほうが管理しやすいんじゃない?

    • -4
    1. >>14
      ちゃうちゃう、郵便局は金がかかるんだよ
      維持に金がかかる割には、何かを生産しているわけではないからな

      • +8
  11. 砂漠に植林と言えばたしか日本の紙おむつが有効って昔聞いたが
    今どーなってるのだろう?

    後ぽつんと郵便局で思い出したのが南極に有る郵便局の話やな。

    • 評価
    1. ※15
      紙おむつというか、中にある高分子吸収体がたくさん水を保持してくれるので、
      (水を保持する能力に乏しい)砂漠の緑化において使える、って話だな。
      耕作地の土壌改良(畑に適した、いわゆる「ふかふかの土」にする)にも使ってるし。

      • +7
      1. ※17
        それはそれで今度はマイクロプラスチック問題とかにつながりそう

        • -1
  12. まとめサイトによくありがちな「top画はイメージです」の
    パターンだと思ったらtop画からマジだった

    • +1
  13. 過酷な環境だけどおとぎ噺みたい
    確かにここからのカードは欲しくなるわ

    • 評価
  14. こんなところからわざわざカードを出させるなんてそれこそ資源の無駄使いだな、悪趣味だと思う

    • -2

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