バーガーキングの常連客、リスはVIP待遇。ドライブスルーで無料のポテトをもらう

　このバーガーキングにはリスの常連客がドライブスルーをちょいちょい利用するようだ。VIP待遇なので、行列ができていても優先的に無料で商品を提供される。

　順番抜かしされた人間顧客も、リスの割り込みに関しては全く文句を言わないどころか、暖かく見守っているという。

リスの顧客がバーガーキングのドライブスルーを利用

　アメリカ、ミネソタ州に住むジェフ・クラッチが地元のバーガーキングのドライブスルーに立ち寄っていた時のこと。 　注文をしようと車でレーンに並んでいた時、何かが彼の目をとらえた。リスである。このリス、偶然ここにいたわけではない。確実に何かを待っている。

　すると、窓口から店員の手が出てきた。その手には1本のポテトが！
　リスはこのポテトを待っていたのだ。 　リスのオーダーは「ポテト1本」だったようだ。リスはポテトを受け取ると、そそくさと窓口を後にした。 　リスはポテトフライを口にくわえると、テイクアウトせず、その場で食べようと棚の下に移動した。その仕草はとても慣れており、今回が初めてではなさそうだ。 　クラッチさんを含む、ドライブスルーレーンに並んでいた顧客はリスに順番抜かしされてしまったのだが、誰も気にしていないようだ。

　事実、後ろに並んでいた車の顧客もクスクスと笑っていたという。

　ようやく窓口にたどり着いたクラッチさんは、先に来ていたふわふわ尾のこお客さんのことを店員に尋ねてみた。

　すると店員は「そう、彼はね、この店の常連だよ」と答えた。

　無料でいつもポテトをもらえるということはリスはVIP待遇の常連だったようだ。リスの特別待遇に関して、他の顧客で文句を言う人はひとりもいないそうだ。

　野生動物が割と近い位置にいるアメリカでは、日本だと考えられないような光景が展開されているようだ。

　ポテトは落ちたやつとか、廃棄するものを与えているのかどうかはわからないけど、アメリカのリスはジャンクフード好きも多く、まるまると太ってる個体も多い。
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