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未来の人類へのタイムカプセルが託された、NASAの探査機ルーシー

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(著) (編集)

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 NASAの木星探査機、パイオニア10号と11号には不思議な金属板(プレート)が取り付けられている。

 ここには宇宙人に宛てられたメッセージが記されており、それを目にした地球外知的生命体が私たちのことを理解できるように、人類の姿や太陽系などが描かれているのだ。

 そして2021年10月16日に打ち上げを予定している探査機「ルーシー」もまた、メッセージが記されたプレートを携えている。だが、それは宇宙人へ宛てたものではない。

 それは、未宇宙版のタイムカプセルのようなもので、未来の人類へ向けたメッセージなのだ。

小惑星探査機「ルーシー」の使命

 ルーシーの本来の目的は、「木星トロヤ群小惑星」を調査することだ。木星トロヤ群は、太陽と木星の重力にとらわれた小惑星グループで、太陽系初期の歴史をとどめていることから「惑星形成の化石」とも呼ばれている。

 予定では、この調査ミッションは2033年頃に完了するが、ルーシー自体はそれからもずっと地球と木星トロヤ群の間を飛び続ける。ならばいつの日か、私たちの子孫が再び発見することもあるだろう。

 ルーシーが携えるメッセージは、そんな未来の人類へ宛てられたもので、土の中に埋められるタイムカプセルの宇宙版のようなものだ。

未来の人類に向けたタイムカプセルのメッセージとは?

 7月9日にロッキード・マーチン・スペース社で催された式典で取り付けられたプレートには、人類やこの宇宙について述べた著名人たちの言葉が刻まれている。

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 そのいくつかを紹介しよう。

大切なのは問い続けることです。好奇心が存在するのには理由があります。永遠の、生命の、現実のすばらしい構造の神秘について思考を巡らせれば、人は畏敬の念を抱かずにはいられません。

毎日この神秘をほんの少し理解しようとするだけでいいのです。決して神聖な好奇心を失ってはいけません。

成功者ではなく、価値ある人間を目指してください。今日、人生で与えたものよりも多くを得る人は成功者とみなされます。ですが価値ある人間は得たものよりも多くを与えることでしょう(アルベルト・アインシュタイン)

我々が歴史をつくるのではない。我々が歴史につくられるのだ(マーティン・ルーサー・キング・ジュニア)

結局のところ、与えただけの愛を手にすることになるのさ(ジョン・レノン)

愛が死ぬものだとしても、永遠に生きたいかい?(ブライアン・メイ)

心からの好奇心による科学を邪魔するのは、トウモロコシの種を食べるようなものだ。次の冬に食べる分はまだ少しあるかもしれない。だが私たちや子供たちが冬を越すために植える分はどうだろうか?(カール・セーガン)

あなたには想像もできない世界から、私にはどう頑張っても思い描けない世界へ宛てて、この手紙を書いています。

朝のさえずりで目覚めさせてくれる鳥はまだいるでしょうか? 星を見つめて、愛の行く末を読み取ろうとする恋人たちはどうでしょう? もしいるのなら、私たちはお互いのことがわかるでしょう(チャールズ・シミック)

 なお探査機「ルーシー」のルーシーという名称は、非常に有名な初期人類の化石の名前にちなんだもの。その化石のルーシーは、ビートルズの楽曲「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ」にちなんで名付けられたものだ。

 未来人へ向けた現代人からのメッセージを携えるには、ふさわしい名ではないだろうか?

References:NASA Lucy Mission’s Message to the Future | NASA / written by hiroching / edited by parumo

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この記事へのコメント 17件

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  1. 過去の著名人の言葉より
    このルーシー関わった人達のメッセージの方が
    良いんじゃないのかな

    • +6
  2. なんかこう、、、綺麗事や耳に心地よい文言ばかりじゃなくってさ、・・・ズバッと「身もふたもない正論」を書き込む奴はいなかったのかな。

    • +4
    1. >>2
      生きる理由などない。あなたも今見ているこれもまた原子の寄せ集めにしか過ぎない
      とか?

      • +1
    1. ※3
      デブリが貴方にどんな影響をもたらすのでしょうか?

      • -2
  3. すごくすごくすばらしいことだ。
    感動して泣いている。

    実は先日、歩けなくなった。
    僕がいなくなっても、ルーシーは回り続けるし
    今いる人々が空に帰ってもゼウスに寄り添っていくのだろう。

    そしていつか、未来人が彼女を抱き寄せる時が来る。
    あるいは異星人が保護するかも。
    遠い遠い未来まで続く人々の記憶、なんて素敵なことだろう。

    • +7
  4. カール・セーガンの考え思いつくなら北斗の拳に出て来る麦爺さんと
    気持ち通じると思う

    • +1
  5. なんか怖いな…NASAがこんな事するなんてまるで人類が滅亡しそうだから…とか…考えてしまうわ

    • +4
  6. そして遠い未来、なんか知らない言語の刻まれた物体が届くがそれは母星でかつて使われていた言語だったと

    • +5
  7. 5000年後の人類が忘れられたコレを発見して知的生命体の存在を確信する

    • +2
  8. 正直、読んでても「は?」と思う言葉が大半だった。
    「我々が歴史につくられるのだ」は「いや普通に人の行動が歴史になるでしょ」だし、
    「愛が死ぬものだとしても、永遠に生きたいかい?」は「じゃあ最愛のペットでもいつか捨てたくなると思うの?」だし。
    一応、前後の文脈があってこその言葉だと思うんだけど、これだけだとこんな反応しか出てこないわ。
    未来人は困惑するだけじゃないかな。

    • -1
    1. >>11
      歴史云々も相続力足りてなさそうだけど、ペット云々は絶対想像してもないわ
      愛するペットと一万年生きた人いないから断定できんが、流石に一万年毎日糞と飯の世話してたら嫌気も生まれるんじゃない?死なない命に無限に世話を続けるモチベ持てるとは俺は思えないわ、一万年後も俺もペットも健康なのに、今ゲームする手を止めて散歩に行くモチベ出るとは思えない
      一万年と二千年前から愛してるってセリフは一万年と二千年一緒にいない時だけ言えると思う

      • +1
    2. ※11
      名言なんてそういうもの。なにかひとつでも心に引っかかるものがあって、たとえその時はさしたる衝撃はなくとも、いずれ座右の銘になったりもする。

      生き様はみんな違うから、人それぞれ自分なりの受け止め方をすればいいと思う。

      • 評価
  9. もし遥か昔に人類以前の文明が金星•地球•火星にあって同じように自分たちが存在した証を残そうとしたら、太陽が巨大化しても存在し続ける岩石天体に残すだろうね。衛星は数十億年のスパンで考えると不安定だから除外。
    とすると、このトロヤ群のいずれかか冥王星あたりに残っている可能性があるかも。

    • 評価

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