
片目を伏せたくなるような嫌なニュースが飛び込んでくる確率は高いが、もう片方の目で広い世界を見渡せば、世の中まだまだ捨てたもんじゃないと思わせてくれるようなやさしさがいたるところに存在している。
人のやさしさに触れると、不思議と誰かにやさしくしたくなる。やさしさの連鎖は身近なところから少しずつだけど確実に広がっていく。
今回は、やさしく、思いやりに溢れた隣人に恵まれた12のケースを見ていこう。
1.崩れ落ちたフェンスをこっそり修理してくれた隣人
Lots of banging noises outside. I find my Romanian neighbours have rebuilt my fence which had fallen down a while ago.
— Antonia (@Flaminhaystack) September 1, 2018
When I offered money/beer as gratitude, they said it was better to do nice things rather than expect something.
Bloody foreigners coming here & building fences pic.twitter.com/CzMbgC9ha8
外で何か大きな音がすると思ったら、隣に住んでいるルーマニア人が、崩れ落ちていた私の家のフェンスを建て直してくれていたの。
お礼にお金かビールを提供しようとしたんだけど、「何かを期待してやっているんじゃないんだ。そうしたかったからなんだ」って断られたわ。
遠い外国から来た隣人が、私のためにわざわざフェンスを修繕してくれたと思うと胸が熱くなったわ
2.102歳の隣人が入院中なのに誕生カードを送ってくれた
So my 102 year old neighbour was emiddited to hospital with a stroke and she still remembered my 21st from pics21歳の誕生日を迎えた男性は、102歳の隣人が脳梗塞で入院したにもかかわらず、ちゃんと誕生日を覚えていてくれて、素敵なバースデーカードを送ってくれたことをRedditでシェアした。
入院中のため、カードを書いたのは代理の人だったようだが、ナンシーさんは男性が成長していく姿を隣人としていつも見守っていたようだ。
3.夫と愛猫を失った女性に隣人からのサプライズ
Lost my husband suddenly 6 months ago, lost my cat last week. Today, my neighbor brought me this baby girl. Smiled for the first time in days and haven’t stopped from MadeMeSmile
6か月前に突然夫を失い、先週は猫を失いました。 今日、隣人がもしよければと、このメスの子猫を連れてきてくれました。ずっと失意のどん底だったけど、隣人のやさしさに触れて依頼、笑顔が止まりません。
4.自閉症の少年からのやさしい手紙
[Crosspost from /r/nextdoor] A note left for a neighbor from MadeMeSmile
僕は、セバスチャンです。自閉症です。最近ここに引っ越してきたばかりなのですが、あなたにお礼を言いたくて手紙を書いています。
あなたの家に飾ってある素敵なクリスマスライトは、僕をとても幸せな気持ちにしてくれました。毎晩、僕は歩いてあなたの家のクリスマスライトを見に来ていますが、この前あなたが杖を使って歩いているのを見ました。
僕は、ディズニーやコミック漫画、ハリーポッターが大好きです。もし、僕が魔法の力を持っていたら、あなたの痛みを取り除いてあげたいと思っています。
5.いつもありがとう!地域住民がUPS配達員に感謝

6.旅立った隣人男性の思いやりに涙
Our elderly neighbour passed away recently. His daughter popped round a few moments ago clutching a large plastic sack. In the sack were all the Christmas presents he’d bought for *our* daughter for the next thirteen years. 😢 pic.twitter.com/6CjiZ99Cor
— Owen Williams 🏴 (@OwsWills) December 17, 2018
高齢の隣人男性が最近他界しました。さっき、彼の娘さんが我が家に大きなプラスチックの袋を抱えてやって来ました。
その袋の中には隣人男性が”私たちの娘のために”と思って買っておいてくれた、今後13年間分のクリスマスプレゼントが入っていたのです。
7.隣人同士が見せた団結精神
Some guy spraypainted some very explicit anti-gay slurs on a garage down the street (a gay couple live there), so our neighborhood got together and painted this. from MadeMeSmile誰かが、同性愛者のカップルが住んでいる家の車庫のドアに、露骨な嫌がらせの落描きをしたようだ。しかし、それを知った近所住民らは一致団結。ドアにゲイのシンボルカラーを描いた。
8.聴覚障碍を持つ3歳児と会話したい隣人たちが手話を習得
近所に住む聴覚障碍を持った3歳少女と会話をするため、隣人たちは講師を雇って手話を習得するレッスンを行っている。隣人たちの試みは、なかなか順調に進んでいるようだ。The neighbors of a deaf 3-year-old got together, hired an instructor and are now fully immersed in an American Sign Language class — just so they can communicate with her https://t.co/Fz2jbcG9Dl pic.twitter.com/O2ABQCDbFe
— CBS News (@CBSNews) December 21, 2019
9.犬の散歩に行けない隣人の代わりに
My 90yo neighbor hasn’t walked her dog in years so I volunteered to do it for her. So proud of Buddy’s weight loss!!! from aww
私の隣人の90歳の女性は、何年もの間犬の散歩に連れて行けない状態でした。だから私が彼女の代わりにボランティアで犬の散歩を申し出ました。
そしたら犬の体型がこんなにスッキリ!ワンちゃんが減量できたこと、とても嬉しく思います。
10.隣人らが退職した男性の家を無料でリフォーム
小さな親切が集まれば、大きな思いやりとなって形になる。少しずつの作業でも、みんなで力を合わせて家は立派に修繕された。
11.電動キックスケーターを盗まれた子供に隣人が匿名でプレゼント
Someone stole a kids razor scooter in our neighborhood. An anonymous neighbor decided to restore some joy back for the kid. from HumansBeingBros近所で子供用の電動キックスケーターが何者かに盗まれた。しかし、匿名の隣人が、その子供のために電動キックスケーターをプレゼントし、子供を喜ばせた。
こんにちは、ご近所さん!
あなたの電動キックスケーターが盗まれたことを知りました。悲しいよね。自分も13歳の時に、自転車を盗まれたことがあって、どれだけ悲しかったか覚えているよ。
だから、君にこのグリーンのスケーターをプレゼントするよ。2020年はただでさえ、クレイジーな1年だったから、これ以上誰かに楽しみを奪われたくはないもんね!
元気出してね!あなたの隣人より
12.生活用品を隣人同士でシェア
my apartment complex has a community pantry where we (residents) drop things we don’t need for those who may need it- check this out pic.twitter.com/jdUnfnLSPl
— ༺♥༻ renee ༺♥༻ (@upupandreneee) April 19, 2020
私が住んでいる集合住宅には、地域の人々のために生活品を提供できる棚「コミュニティ・パントリー」があるの。written by Scarlet / edited by parumo
私たち居住者は、自分たちが使わないものを、それを必要とする人に提供することができるのよ。
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コメント
1. 匿名処理班
優しくすると優しさで返ってくるのは間違いない
でも、夫に冷たくされてた子に優しくしてたら、ストーカー化して困った事がある
人一倍共感してしまうから、辛い人を見るとどうにかしてあげたいと思うんだけど
最近はその一件から人を選んで接するようになってずっとモヤモヤしてる
ここに書くべきではないのかもしれないけど、これはどうしたら解決するんだろう?
人を選んで力になりたい、と思ってる自分が嫌になってる。これが普通なのかな
2. 匿名処理班
隣人の優しさも素敵だし、その優しさを曲解せず素直に受け取ってくれる人たちもすばらしい!
もし誤解されてお互い嫌な思いしたらと思うと
なかなか行動に移せない…けど、ちょっとずつ親切やってみようかな
3. 匿名処理班
優しい隣人に恵まれている人は、本人も誰かにとって優しい隣人なんだろう
自分もそういう人間に生まれたかった
4. 匿名処理班
※1
親切にすることと、キチィちゃんに遭遇することをまず別のこととして切り離して考えてみるといいんじゃないかな。
困っている人に自分が困らない範囲で親切にする。自分が困ることになってしまうと、あなたのことを大事に思ってる人が悲しむ
キチィちゃん予備軍への免疫ができたってことは、本能レベルで察知できるようになったことだと思って、やはり危険だと思ったら近づかない。あなたが危険な目にあうことは、あなたのことを大事に思ってる人にとって苦痛
困っている人をどん底から救い上げる手助けが終わったら、役目はきちんと終えたんだから、それ以上をもとめられても断っていいと思う
5. 匿名処理班
※1
あなたはエンパスなのではない? 『エンパスとエナジーバンパイア』ってググってみるといいかも。自分を嫌にならないで。
(うさんくさい話じゃないから調べるだけでも調べてみてほしい)
6.
7. 匿名処理班
※1
まず優しくする事とストーカー被害は必ずしも直結しないです
多くのストーカーはこちらの優しさとは関係なく一方的に対象者を選択します
次に私の場合ですが他人に優しくするのは自分の為だと思っています
その人の笑顔を見たいから優しくする、その笑顔で自分が幸せになれる、あくまでも自分の為にやっている行動だと思っています
自分の為の行動なのだから相手は選んで当然です、万人を愛して万人を幸せにするなんて不可能ですし
8. 匿名処理班
※3 さん
自分を変えられるのは他人じゃなくて自分自身。
これからなりたい自分を想像して、少しでも近づけるようにやってみられるのも自分自身。
9. 匿名処理班
こういうエピソードが毎日更新されるサイトとかないのかな
毎日見てたらやさしい気持ちで生きられそう
10. 匿名処理班
一番感動したのは配達員さんへの感謝かな。
1件2件のお宅ならあるかもだけど、
地域の皆さん、となると凄い。
住むなら こういう街に住みたいな。
親切って難しくて、自分が良かれと思っても
相手の負担になる場合もあると思う。
私は「相手がして欲しい事をする」のが、
本当の親切だと思うので 求められない時は何もしない。例外は急病の人、かな。
11. 匿名処理班
こういうのって日本じゃ少ないよな
12. 匿名処理班
すごくいい話でほっこりしたけど7番だけはモヤモヤする
なんでわざわざレインボーカラーの扉にしたの?
こんなんされたら晒し者だし、親切でされてるから塗り替えるのも悪いしで二重に辛いよ
他は純粋な親切なのに、7番はLGBT支援の人たちの自己アピール感がすごい
純粋な親切でやってるとしてもレインボートイレつくった人たちみたいにズレてるよ
相手のことをいたわってるとは思えない
13. 匿名処理班
こういう人たちが世界中に広がっていってもらいたいです
まず自分からやな
14. 匿名処理班
泣ける
15. 匿名処理班
個人主義だからほっといてくれるのかと思ったら、バリバリに干渉するのがアメリカ人。
16. 匿名処理班
※12
同感同感
ものすごい晒し者にされてしまって気の毒。
外壁や石畳ともマッチしてないし、インテリアに気を使う住人だったら拷問だわ。
自己満足の押し売りって、気をつけないといけないね。
17. 匿名処理班
>>12
私も同じことが気になってしまったから、本人たちが喜んでいるかどうかも教えてほしいよね…
最初、読み間違えて「こういうカラーリングに塗られるイタズラをされたカップルがいたから、地域みんなが同じドアのカラーリングにした」って話かと思ってたんだけど、この色合いが親切の結果だと知って、え?それはそれでイタズラと同程度では…と思ってしまったよ…
18. 匿名処理班
みんないい話だけど、
・散歩できない90歳が犬飼うのはやめろ
・自閉症の子からの手紙を勝手にアップしないで、本人は宛てた相手にしか見せたくなかったかもしれないし
19. 匿名処理班
胸熱すぎる!
20.
21. 匿名処理班
自分はやってあたりまえだと思うこと、
例えば、職場や出先トイレの洗面台まわりに飛び散った水滴は拭いてから立ち去るようにするとか、目に付くゴミは拾うとか、そういうことをすると
『ええカッコしい』
とか
『点数稼ぎ』
とか
そんな風に言われる世の中はいかがなものかと思う。
やめないけどさ。