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世の中は、持ちつ持たれつだ。地域ぐるみで、または個人で人に優しくすることで、またその親切が別の人へと恩送りされていく。この世界には、優しい心を持った人がまだたくさん存在し、そんな彼らの善意ある行為を垣間見た私たちは、大きく励まされ心温められる。
混沌とした現状にいる時こそ、そうした素敵なストーリーをシェアし、「世の中ってまだ捨てたもんじゃない」と思い返してみるのも、いいかもしれない。
というわけで、過去にあったいくつかの素敵なストーリーを見ていこう。
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1.サンタの帽子を大量に買い込んでいた男性

image credit:banginbowties / Reddit
スーパー『ウォルマート』にて、店内にあったサンタの帽子を残らず買おうとしていた男性を発見。
「何のためにそんなに買うの?」と尋ねてみたら、男性は「毎年クリスマスの後、店に残ったサンタの帽子を買ってるんだ。これを来年のクリスマスのために子供病院の子供たちに寄付するんだよ」と答えたんだ。
2.病気の妻を抱える店主を顧客ら支援

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カリフォルニア州にあるドーナツショップの前には、毎朝早くから多くの顧客が並んでドーナツを買い求めにやってくる。全てのドーナツが早く売り切れると、店主は店を閉めて病気療養中の奥さんの世話に戻れるからだ。
事情を知った顧客たちは、そんな店主を支援しようと地域ぐるみで協力している。
3.ワンオペのワッフル店、顧客らがスタッフを手伝う
アラバマ州にあるワッフル店で、従業員が1人しかいないことに気付いた常連の男性客は、助けるために立ち上がった。カウンター内で洗い物をしたりワッフルを作ったりして従業員をサポートしている男性の姿を見た他の客も加勢。店には思いやりの輪が広がった。“Humanity isn’t just good,” he said. “It’s great.”
— Izzy Gould (@IzzyGould) November 8, 2019
Covered: Waffle House customers step in to fill gap at Birmingham restaurant https://t.co/wp1DjvTiuV
4.障碍を抱える娘と子供たちのために遊園地を建設した父

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テキサス州出身のある父親は、建設業を売却して障碍を持つ自分の娘や他の子供たちのために、5100万ドル(約55億円)の費用をかけて、特別な遊園地を建設した。
5.農夫ら、力を合わせ収穫に協力

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故郷の農夫の1人が、収穫前に納屋の屋根を修理中に事故で亡くなったんだ。そこで、街中の農夫たちが協力して、その農夫の家族のために収穫を手伝ったんだ。
6.盲目の友人と一緒にサッカーを楽しむ工夫をした男性

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サッカースタジアムにて、ある男性は盲目の友人と一緒にサッカーを楽しめるように、小さなサッカーフィールドを友人の前に用意して指でなぞらせ、実際に起こっている試合を説明していたんだ。
この男性の友人を思う心遣いが素晴らしいと思ったよ。
7.古い木を守るため

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誰かが、古い木を守るために駐車スペースを購入したようだ。
8.全ての脚を失った猫に3Dプリンターで義肢を
この猫は、凍傷により脚の4本を全て失ってしまった。でもロシアのノヴォシビルスクの医師は、3Dプリンターを使って猫のために義肢を作った。そのおかげで、猫は再び歩けるようになったんだ。
9.安楽死寸前の猫を引き取った

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前の飼い主は、このメス猫が腎臓の病気を抱えていたために安楽死を望んでいたんだけど、自分がこの猫を引き取った。
今では、猫はすっかり腎臓の状態も回復して、自分の大親友になっているよ。
10.ヒゲを慈善活動資金に寄付
自分のヒゲを、前立腺がんの支援をしている慈善活動に寄付したんだけど、ただ剃るのは面白くないと思って、こんなデザインにしたんだ。
11.配達ドライバーが見せた思いやり

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雨の日に留守にしていると、自宅には雨よけのひさしがないから、荷物が配達されると濡れちゃうんだ。
だけど、今回配達してくれたドライバーは、ちゃんと荷物が濡れないようにしてくれた。優しい心遣いに感動したよ。
12.CPRで子犬が息を吹き返す

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呼吸できなかった子犬に、1時間ほどずっとCPR(心肺蘇生法)をしていた。ほとんど諦めかけていたその時、子犬が息を吹き返したんだ!その瞬間こそ、自分が正しい職業を選んだんだと実感できたよ。
13.思わぬ心遣いに感動

image credit:chas92 / Pikabu
帰宅したら、駐車してあった車の半分に布が被せられてあった。誰かが自分の車にぶつけたのかなと思い近付くと、傍でタイル貼りをしている男性がいた。
彼に尋ねてみると、どうやら彼が布を被せたことがわかった。作業で車に埃がかからないようにと配慮してくれたみたいなんだ。思わぬ心遣いに感動した。
14.盗まれた自転車を買い取り、元の持ち主へ返した男性
イギリスのリバプールに住む26歳の男性は、ネットで売られてあった自転車が盗まれたものであることに気付いた。売ろうとしている人物を非難せず、彼はその自転車を80ポンド(約11000円)出して購入。そしてTwitterに次のようにシェアした。
この自転車を盗まれたという人はいるかな? 自分は80ポンドで購入したんだけど、ロックがついたままになっていて、盗まれた自転車だと気付いたんだ。
この自転車が普通は1350ポンド(約18万円)するって知っているから、盗まれた人はきっと悲しい思いをしていると思って。是非、元の持ち主に返したいんだけど、心当たりがある人は連絡して。
結果、元の持ち主が発覚し、投稿主に連絡。元の持ち主は鍵とレシートを見せて自分の自転車であることを証明。無事に盗まれた自転車を取り返すことができた。Has anyone had their bike stolen? Just bought this for £80 and it’s got a bike lock on it. Apparently it’s from the Crosby area. Bought it so I can get it to back to the right owner. I know it’s a £1350 bike and id be heartbroken if it was me. Give us a shout 👍🏽 pic.twitter.com/uwb3iFwpx7
— Ste Burke (@SteBurke44) January 20, 2020
80ポンド出して自転車を買った男性は、元の持ち主からその金額を払うと言われたが拒否。この件を知ったスポーツ用品店が、男性に新しい自転車をプレゼントしたいとオファーしたが、それも彼は「ギフトがほしくて、やったことじゃないから」と丁重に断ったという。
written by Scarlet / edited by parumo
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コメント
1. 匿名処理班
心優しき人々に幸いあれ
2.
3. 匿名処理班
今私達ができる事はとにかく家にいること。
4. 匿名処理班
最後の人すごいな。
目の前の人を助けるとかならできるけど、こんな面倒なこと、お金まで払ってするなんて、どれだけいい人なんだろう。。。
5. 匿名処理班
ねこ、四肢どころか尻尾も耳も凍ってしまったんだね
でも暖かいところで伸びをしていて、助かってほんとうによかった…
6. 匿名処理班
最後の人 どうして警察に通報しないんだ
7. 匿名処理班
いつも優しい記事をありがとう。ここで元気をもらってるよ
8. 匿名処理班
粋だねカッコイイね
9. 匿名処理班
5番の農家のおじさんたちの後ろに並んでる巨大な物は何だろう?
10. 匿名処理班
※7
同感です。7番さんもありがとうございます。
11. 匿名処理班
古木を守った人にグッときた。
12. 匿名処理班
未だ捨ててませんが、何か?
13. 匿名処理班
農家の収穫の話は日本でもよくある
葬儀も畑の管理も収穫も地域をあげて手伝う。もちろん無償。
遺族の方々にとっては心強いだろうなあ
14. 匿名処理班
※6
警察が到着するより先に、腹いせで自転車を破壊されるかもしれない
彼は持ち主の元へ宝物を戻す方を優先したんだろう
15. 匿名処理班
※6 今のイギリスでは 自転車泥棒くらいじゃ警察は捜査しない
16. 匿名処理班
こういうコーナーが好きです。
人間っていい。