
バーガーキングのアイデアマスク image credit:Burger King Belgique/Facebook
ポストコロナ時代の今、ピンチをチャンスに変えるべく、様々な企業が独創的な発想で巻き返しを図っている。いつも斬新なアイデアでネットをにぎわしているバーガーキングもそんな企業の1つだ。バーガーキングでは5月にもドイツの店舗で、社会的距離実現のために顧客に巨大な王冠を配布するというユニークなアプローチを図ったが、今回はベルギーの店舗のキャンペーンが注目を浴びている。
顧客の注文内容をプリントしたフェイスマスクを希望者に配布するという試みだ。マスクを見るだけで顧客の注文がわかるため、話す必要もなく、もちろんマスク着用本来の意図である飛沫感染も予防できる、まさに一石二鳥のアイデアだ。『wersm.com』などが伝えた。
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顧客の注文をプリントしたマスク
ベルギーのバーガーキングが、コロナ禍の営業戦略としてユニークなキャンペーンを開始するようだ。それは、「Safe Order Mask(安全に注文ができるマスク)」で、顧客の注文がマスクにプリントされるという仕組みだ。
顧客は、バーガーキングのFacebookアカウント、もしくはInstagramのストーリーに頼みたいメニューを投稿する。するとそれに応じてバーガーキングがそれぞれの注文内容をプリントしたマスクを作成する。
マスク着用は、確かにウイルスの飛沫感染予防にはなるが、自分の声が相手に聞き取りにくいという場合もある。
欧米ではアンチマスク派も存在するが、コロナ禍の現在は大抵の国で店内ではマスク着用が求められている。
しかし、ただつけるだけでは面白くない。そこでベルギーのバーガーキングは、マスクをカスタマイズすることで顧客の気を引くことに目を付けた。
食べたいものは、もちろんその時により変わるだろう。しかし、誰しも「好きなメニュー」というのがあるはずだ。
そのメニューをマスク上に記すことで、顧客は話す必要もなく、カウンターで注文を受け取ればいいだけという便利かつスピーディーなサービスを受けることができる。
500枚の生産限定で9月上旬よりキャンペーン開始
カスタマイズマスクの制作を担当したBuzzmanのクリエイティブディレクター、トリスタン・ダントロフさんは、次のように語っている。深刻なメッセージでも、伝え方によっては軽くて面白くなるということがあります。それを思った時、このアイデアが思い浮かびました。
こんな時期だからこそ、顧客へのアプローチはよりユニークな方法が注目されるのかもしれない。カスタマイズされるマスクは500枚生産予定で、9月上旬からキャンペーンが開始されるということだ。Burger King Belgium marketing campaign - masks that let the staff know what you want. Fun and funny.
— tolu ogunlesi (@toluogunlesi) August 15, 2020
If there was a Nigerian version, at least one mask would have to read: “Is your POS working?” pic.twitter.com/2bwW7N2lF4
written by Scarlet / edited by parumo
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コメント
1. 匿名処理班
写真プリントだったら欲しかった
2. 匿名処理班
どうしようもない状況をただ生き抜くだけじゃなくて、
なんとかして楽しめる要素を持ち込もうとする精神好き。
3. 匿名処理班
良いアイデア。
4. 匿名処理班
ついでに宣伝にもなってもらおうというちゃっかり感、嫌いじゃない
5. 匿名処理班
最っっっ高!
6. 匿名処理班
海外のバーガーキングはやたら挑戦的で面白い
その動きにマックですらついていけねえと手をあげてる
7. 匿名処理班
これ欲しさに行きたくなるな。日本でもぜひやるべき!!
8. 匿名処理班
久々に地頭いいアイデア見た
これは賢すぎる
9. 匿名処理班
いまいち使い道がわからんかった有機ELや
極薄ペーパーモニターはこういう場面での
コミュニケーション用に進化させれば
新技術の押し売りじゃなくて需要と供給の
一致で普及するかもね。
10. 匿名処理班
コンプしたくなるよなぁ…
11.
12. 匿名処理班
推しメニューを主張できるのか
ええな!
13. めち
いいな〜やりたい〜
チェーン店の中ならバーガーキングのワッパーが一番好き💕