コントかな？コントじゃないよリアルだよ。爆睡して目の前にあるモニターをさっくり盗まれた警備員（ブラジル）

　「事実は小説より奇なり」という言葉があるが、フィクションの中でしか起こらないようなことが、ちょいちょい現実で起きているようだ。

　テクノロジーが進み、監視カメラによるセキュリティーチェックが24時間体制で行われている時代となってはいるが、それでも事件は起きる。

　確かに監視カメラの普及により犯人を特定しやすくなった。だがその一方で、できれば知られたくなかった全貌が暴かれてしまうこともある。

　ブラジルのある施設に設置されていた監視カメラが記録した映像には、まるでショートコントを見ているみたいな、強烈なオチが待っていたのだ。 Sleeping in Service

　ブラジル某所での出来事。監視カメラ映像をモニターでチェックしなければならないはずの警備員だが目下爆睡中。 　入口にしっかりと人影が写っていたのだが寝ているもんだから見事にスルー。泥棒はすんなりと施設内に侵入することに成功。

　寝ている警備員の目の前にあるモニターをいとも簡単に盗み出してしまった。 　そのまま外に出て、仲間にモニターを渡すと脱出成功。 　肝心の警備員はその後も眠り続けようやく起きた。そしてようやく違和感に気が付き、モニターが盗み出されたことを悟ったのだ。 　その一部始終が映像には記録されていたわけで、眠りこけていた警備員の姿もしっかり映っていたわけで、更にはその映像はこうやって世界中に流出されてしまったようで、どんな文明の利器をもってしても、睡魔には勝てない人間のウイークポイントが赤裸々となったようだ。
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