この画像を大きなサイズで見る一度見た顔は絶対に忘れないという特殊能力を持つ人がいる。「スーパーレコグナイザー」と呼ばれている彼らはドラマの通行人役で出演していた名前も知らないエキストラが別のドラマにでても瞬時に認識できる。
ここ10年で、私たちの顔を認識する能力には、かなりバラツキがあることが明らかになっていた。
平均的な顔認識能力の人がほとんどである一方、友人や家族の顔ですらなかなか覚えられない人(相貌失認)がいれば、またその反対に、とにかく顔の認識力に優れた人だっている。
その類まれなる顔認識能力の持ち主のことを「スーパーレコグナイザー」という。
だがスーパーレコグナイザーにも弱点があるようだ。
スーパーレコグナイザーは遺伝的な特殊能力
通常スーパーレコグナイザーとされるのは、「ケンブリッジ顔記憶テスト」(一連の顔を覚えた後で複数の写真を見て、どれだけ認識できるかカウントする)で一定以上のスコアを記録した人たちだ。しかし、最近ではいくつかのテストを行い、もっと厳密に能力が評価される。
こうした研究からは3点ほど明らかになっている。まず1つは、スーパーレコグナイザーは新しい顔を記憶し、顔写真のそれを認識する能力において大抵の人を上回っていること。
2つ目は、まったく知らない人が写る2枚の写真を見て、それが同一人物であるか見分ける能力に優れていること。そして3つ目は、その能力は遺伝的なもので、顔に限られないということだ。
出入国管理や警察など、スーパーレコグナイザーが求められる職業
世の中には顔の識別能力が重要になる職業がある。たとえば、出入国管理ではパスポートの写真と所持者の顔が一致しているか見分けなければないし、警察なら監視カメラに映った顔が容疑者と一致しているか判断しなければならない。
実際にその能力を生かして活躍している警察官もいる。
しかし残念なことに、訓練や経験では身につかない。スーパーレコグナイザーの存在が科学的に明らかになった今、こうした現場では、入管の職員や警察官としてスーパーレコグナイザーが求められるようになっている。
ただし、スーパーレコグナイザーだからといって100パーセント完璧に顔を識別できるわけではない。しかし、それもAIの顔認証アルゴリズムと組み合わせれば、かなりの成果を期待できることだろう。
この画像を大きなサイズで見るスーパーレコグナイザーは自分と違う人種を見分けることができるか?
実際、スコットランドヤードをはじめ、イギリスではいくつかの機関がスーパーレコグナイザーのチームを持っており、顔の認識作業に当たらせている。
しかし1つ重要な疑問があった。それは、はたして彼らは自分とは違う人種の顔を見分けることができのか? というものだ。
これまでの関連研究のほとんどは、白人が白人を識別するテストに基づくものだった。心理学の分野では、自分とは違う人種の顔になると途端に識別が難しくなることが知られているが、入管や警察がさまざまな人種の人々に遭遇することを考えれば、これは無視できる問題ではない。
この疑問に取り組んだのが、イギリスとカタールの研究グループだ。この研究では、白人のスーパーレコグナイザーにエジプト人の顔を一致させるというテストに挑戦してもらった。
人種の違いが認識の弊害に
ここから明らかになったのは、いかに顔の認識能力に優れたスーパーレコグナイザーといえども、人種の違いは多少の弊害となり得るということだ。
白人の顔を見分けることなら抜群に得意な彼らであっても、見慣れぬエジプト人の顔では成績が落ちている。
また、イギリスの別のグループの研究によれば、白人のスーパーレコグナイザーは、別の人種をネイティブと同じレベルでは見分けられなかったという。
彼らがエジプト人やアジア人の顔を見分ける能力は、エジプト人がエジプト人を、アジア人がアジア人を見分ける力には及ばないということだ。
この画像を大きなサイズで見るスーパーレコグナイザーも人である
こうした事実は、スーパーレコグナイザーが常人とはまったく違う人たちなのではなく、常人の延長上にあるただの顔認識能力に優れた人たちであるという説を裏付けている。
入管職員や警察官として彼らが貴重な人材であることには変わりないのだが、自分とは人種が違う相手を扱う場合は、同じ人種の仲間からのサポートを得られるようにすることが望ましいようだ。
References:Facial recognition: research reveals new abilities of ‘super-recognisers’/ written by hiroching / edited by parumo















ずっと顔を覚えられてるって嫌だなぁ……
BOYS BE…の女の子の顔を見分けられるようになったら真の一流と認められていい
最初すごいと思ったけど
読み進めたらそんなでもなかった
フレデリック・フォーサイスの「第四の核」というスパイ小説には英国情報部に実在したあらゆる入出国した人間の顔を記憶する女性をモデルにした人物が登場する。ただし主人公ではない
まあ乗車率300%超え電車のインド人のおっさんの群れとか正直区別つかんな
日本のアイドルグループとか就活生の団体とか
見分けられるか実験してほしいです。
つまり人種差別!
たしか、刑事裁判での異人種間の目撃証言に制限を設けてる州があった気がする、婦女暴行の冤罪が原因だったんじゃないかな・・・?ゴメン、ちゃんと憶えてないです。
裏を返せば人の顔を忘れることができないともいえるな
※9
忘れられないというのは、凄いストレスだと思うね。
スーパーレコグナイザーっていうのか。
英語ネイティブじゃないからそのg発音するのかしないのかよくわかってなかったんだ。
※10
これはそれで合ってるけど、カラパイアの翻訳いろいろと怪しかったりするのでまあヒント程度に
>常人とはまったく違う人たちなのではなく、
>常人の延長上にあるただの顔認識能力に優れた人たち
ということは、人種だけでなく
若い子にオッサン・オバハンの見分けや
年配者に若い娘の見分けをさせたりしたら、
スーパーレコグナイザーでも
同年代の見分けよりは正解率が落ちるのかな?
まぁ差別とは違うよね
見慣れてる特徴の中の小さな差異に対する記憶力の問題だし
特徴が大きく違えば小さな誤差まで認知出来ないのは普通だわ
けど人種の坩堝な国じゃ不味いし各人種で人材揃えないとアカンね
別れの時、この人達だけは胸を張って
「君の事わすれないよ。」って言える!
単純に外国語のリテラシーみたいなもので、スーパーレコグナイザーさんの才能があれば、練習詰めば上達するんじゃないかな。
自分は、洋画で白人の登場人物の見分けがつかなくて苦労していたんだけど、一度あるジャンルに真剣にはまった以降、俳優レベルで区別できてる。
同じ種類の猫の写真は見分けつかないけど、それでも自分ちの猫の顔は見分けがつく、みたいなもんだ。
子供を産むまではこれだったかもしれない。
ちらと見た痴漢の顔さえ次に見たら気づいた。
映像の中では他人種の見分けもつくんだけど、リアルだととたんにわからなくなる。
顔の見分け度と覚えがよかったから仕事上では役に立った。
子供産んだとたんに人の顔の見分けがつかなくなって数年パニックだった。
もしかしてスーパーレコグナイザーだったかもしれないけど一気に相貌失認レベルになった気がする。
なのに親と子供の両方の顔と名前を覚える必要が次々出てきて辛かった。
今ではだいたい人並み。思い出せない顔もあるけど、もうこれでいい。
中二病かもしれないが、僕これかもしれない。
当然なんのテストもしたことないけど。
ずーっと記憶は無理だけど、認識しある程度はっきり覚えれる。
イオンとか買い物でちょっとすれ違っただけ人を、
別の場所ですれ違ってもわかって、
一緒に歩いている人に「あ、あの人xxxで買い物してたよ。」って
伝えると気味悪がられる。
なんの役にも立たないけど。
※17
営業職とかだとかなり有利なんじゃない?二度目に訪問したところで目ざとく前回会った人を見つけて声をかけるとか、いろいろ応用ききそう。
AIの顔認識も人違いあるらしいけど、今のところは人間の認識力が上なのかな?
この60年間で、そういう人に二人出会ったことがある。
スーパーレコグナイザーっていうのか。
顔は結構覚えてても名前が出てこない・・・
何処そこで会って何々の話をした、えーと誰だっけ?になりがち。
自分も(たぶん皆も)アフリカ系人種の見分けつき辛いし、例えば「マリ人らしい顔立ち」とか判んないし、向こうからすりゃアジア人の見分けなんか無理だろうし、身近なものの方が識別しやすいわな
みんな普通にマスクしてる日本では、目元だけで判別する能力のあるウルトラレコグナイザーが必要だなw
※25
イスラム圏ってわりとそんな感じじゃない?
そこまで”スーパー”じゃないと思うけど、自分割りかしそうじゃないかと思う。カラパイアの過去記事の簡易テストでは、上位のスコアに入ってしまった。
今は接客業をしていて、顔と名前はほぼ覚えてるので、やっとこの特技?が役に立ってる気がします。
ちなみに、レコグナイザで共感覚なんだけど、イマイチ活かせてないんだよなー笑
コンビニ店員にはならないでくれ