
だから神話やおとぎ話のようなできごとが起こっても、きっと誰も不思議に思ったりしないのかもしれない。例えばこんな、奇跡のような風景とか。
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Monkey consoles woman at Karnataka funeral. Video goes viral on Hanuman Jayanti
この映像はインド南部のカルナータカ州にある、ナルグンド村で行われた葬儀の際に撮影されたものだそうだ。
葬儀会場にポツンと座り込んでいた1匹の「ハヌマンラングール」というサル。





不思議なことに、この動画が公開された去年の4月19日はハヌマーン神の生誕祭に当たる日だったそうだ。この村にはハヌマーンを祀るお寺もあるそうなので、もしかするとハヌマーン神が悲しむ遺族を慰めるために、このサルを遣わしてくれたのかもしれないね。
ちなみにハヌマーン神のビジュアルはこんな感じ。伝説では山を丸ごと運んじゃったり、海を飛び越えたりと大活躍なんだ。確かに孫悟空を彷彿とさせるようなパワフルさで、庶民に大人気なのもわかる気がする神様だね。
written by ruichan
※この記事はカラパイアの姉妹サイトマランダーから転送したものです。マランダーで前日一番人気の高かった記事を、後日カラパイアの紙面上で紹介しています。
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コメント
1. 匿名処理班
人を恐れてない所を見ると、普段餌付けされているか、もしくは人を襲って撃退もされずに
人間を格下だと認識している事が推測できる
このサルは人間を肩や急所である頭に触れられても何一つ反撃しない弱い生き物だと思っているだろう
彼らは賢いから、仲間と教えあっていずれ弱い人を餌食にするようになったり
群れで襲撃して村の食べ物を奪う計画を立てるかもしれない
村人は直ちにこのサルを捕獲するか、大きな音で追い払う等で人間は怖いものだと学習させた方がいい
2. 匿名処理班
これいわゆる「泣き女」ってやつじゃないですかね?
3. 匿名処理班
昔あちらの伝統芸能(?)の影絵芝居で観たハヌマーンはもっとサルだったなぁ。
4. 匿名処理班
ハヌマーンと言えばウルトラマ…あれ?誰か来たようだ。誰かな?
5. 匿名処理班
お猿さんと人間の距離が近い文化だと
こういうこともあるんだねー
6. 匿名処理班
>>1
どうしたらいいのかは彼らが一番よく知ってるよ
7. 匿名処理班
ニヤニヤ泣き
8. 匿名処理班
後ろ姿が猫に似てると思った
猫も猿くらい手が器用だったら楽しそう
9. 匿名処理班
ハヌマンラングールって、たしか神様の眷属、なんじゃなかった?
10. 匿名処理班
※4
劇場まで見に行ったなぁ…
11. 匿名処理班
※1
本文読んでそのコメントかい?
12. 匿名処理班
葬儀サービス用に寺で調教されてるんじゃなかろうか
13. 匿名処理班
感情って種に関係なく伝わるんだね
悲しさも、優しさも
14. 匿名処理班
俺の時は泣いてるやつ3人だったな
あまり付き合い無かったのに悲しんでくれて、もっと大切にしてやれば良かった。
15. 匿名処理班
弱肉強食の野生動物の世界でも、余裕があれば弱いものを助けようとする種も有る。
ライオンがいつもは捕食対象の草食動物をハイエナから救ったという話も聞く。仲間を守る猿なら然もありなん。
16. 匿名処理班
>>14
成仏定期
17. 匿名処理班
神はいつも、私達のすぐ傍に……
18. 匿名処理班
泣いとるやんけ、お前らなんで慰めへんのや。
どれ、わいが慰めたろ!
って感じかなぁ?
19. 匿名処理班
慰める以前にふつーにサルが葬儀に混じってて誰も動じてない空気感すき。
20. 匿名処理班
普通にいい話なのに、
コメント見たら案の定空気読めない奴が多いのな。
21. 匿名処理班
ハヌマンラングールは社会性が高くて、死の概念も持ち合わせていて、葬儀をする種族だよ。悲しみの感情を共有しようとしているのかもね。
22. 匿名処理班
※19 なぜか多神教は人間と動物の境目が曖昧なのが好き 一神教はきっちり神・人・動物の概念を分けるイメージ