この画像を大きなサイズで見る一般的に、列車は線路、車は道路を走るものだ。路面列車は一部例外としても、線路と道路はそれぞれの乗り物の為に使用されている。
だが、ニュージーランド南島にある小さな村ヒンドンでは、目を疑うような光景をまのあたりにすることになる。
電車と車が、一車線通行の橋を共用しているのだ。しかもその橋には信号機や遮断機といったものは一切存在しないのだ。
後ろからあおられてるな、と思ったらそれが車じゃなくて列車だったりするのだから驚きだ。
車と列車が1つの橋を共有して走行
ニュージーランド南島オタゴ地方の都市、ダニーデンから北西24kmほどいくと、ヒンドンという小さな村がある。
ヒンドンの渓谷にかかる橋を走行する列車は、正真正銘の鉄道列車だ。しかし、この列車は車と共有して橋を走行している。
橋の手前には「STOP(止まれ)」「Crossing(横断)」という標識はあるのもの、信号も踏切もない。
この画像を大きなサイズで見る橋を渡る車は、手前から電車がやってくるかどうか、電車が発する警音器の音に注意深く耳を傾けなければならない。
電車が来たら、車は橋の通行を電車に優先させることが唯一のルールだ。
いったいなぜ1本道を車と列車が共有してるの?
技術的に見ても、ちょっぴりユニークであることは否めないこのヒンドンの橋は、ニュージーランド国内で残っているたった2か所の一車線道路鉄道橋の1つだという。
この橋を走行しているのは、1990年代に運行が開始されたダニーデン鉄道の観光列車だ。
この画像を大きなサイズで見るダニーデン市から往復154kmのルートを、電車は往復する。渓谷と高原を流れる川の走行ルートは1879年に工事が始まり、1891年に完成した。自然溢れる美しい景色は圧巻で、毎年8万~9万人の乗客に利用されている。
静かな田舎の渓谷に、コストをかけて2本の橋を建設する選択肢がなかったことから、この1本の橋で電車と車のシェア走行がなされるようになったのだそうだ。
今まで一度も問題が起きたことはない
世界には、ヒンドンのような一車線通行の橋は存在する。しかし、そのほとんどは信号機や踏切、またはサイレンなどのサインでもって、電車が近付くのを車に知らせるよう工夫がなされている。
この画像を大きなサイズで見るヒンドンの橋にはそうした工夫がないが、今まで一度も問題になったことはないとダニーデン鉄道のオペレーションマネジャー、グラント・クレイグさんは語る。
都会のように、混み合った場所ではこのような共用はうまくいかないでしょう。ですが、人口が少ない地域だと、電車と車が橋を共有することは特に問題ありません。
「止まれ」のサインはありますし、橋をそうそう猛スピードで走行する車もいないですからね。
もともと、この橋は2つの羊小屋へのアクセスのために作られたものであって、滅多に車も通らないので、混み合うことはないのです。
それに、電車もすぐに止まれるスピードでしか走っていません。もし電車に行き当たれば、車はバックして電車の走行を譲らなければならないというだけです。
見ている方がスリリングな瞬間を味わってしまいがちなヒンドン橋。ニュージーランドを訪れる機会があったら是非一度見てみたいものだ。
鉄道マニア的にも面白ポイントなんじゃないかな。
この画像を大きなサイズで見るwritten by Scarlet / edited by parumo
















むかし名鉄の犬山線にあったね。電車が近づいてきたらプレッシャーを感じた。なれないと右折がめちゃくちゃ怖かった記憶がある。
(現在は新しい橋ができましたが)
そうだ!列車の前後にスロープ付けて共存しよう
長崎の出島の辺りにも共有道路あったよね
路面電車だけど
色づく世界の明日からのOPにも出てた
路面電車に煽られるって結構怖いのよね・・・
「オラどけやあ!」って大音響のホーン鳴らされるとね
観光鉄道で有名な江ノ電、あそこですら地元以外の車が
線路内で一時停車し、邪魔だとフォーン鳴らされるのは
毎日の日課だけどここはささーと横に逃げる
マナーが良すぎです
普通に路面電車と同じじゃね?
※7 ※14 昔NZに住んでたので通ったことがあるけど、結構長い一本橋の向こうに列車が出てくるトンネルがあって、信号も遮断器も無いというのは相当スリリングでしたよ。
普通の路面電車とはさすがに比べることができない。
トラムではよくある事
めったに車や列車が来ないので油断して事故が起きる可能性がある。
路面電車に比べて普通の電車って一回り大きいよね
名鉄の犬山橋で
「どけよ・どけよ・あぶない~」
って
ロシアなら電車が減速してなかったな。
列車の速度制限15㎞/hか
実にのんびりとしてる
江ノ電の江の島~腰越間が同じような状況。
道幅はもっと広いけど一方通行じゃないし人はいるし交差点で線路が急カーブで横断するしで初めての人は面喰らいます。
日本にもあるから違和感がない
細かい事を言わない田舎の長閑なところがいいな。
名鉄の犬山線もだったけど、確か岐阜市に市電があって、交差点で線路を右折しようとした時、プアーンってあおられた記憶がある。だいぶん前の話ね。
サムネの画像が、何か後ろからデカい怪物が迫ってきてるみたいに見える。
いまでも「京阪電車 京津線」は路面電車の形でない腰高の普通の電車だけど
道路上を堂々と走ってるよ。
面白ーい!
でもこれはまだ、地上を走る物同士の話だから
海上を列車ごとフェリー船に乗せて移動する…
なんていう豪快な路線も存在するぞ!
自動車をフェリー船で運ぶのは良く有るが、
流石に『列車ごとフェリー船に乗せる』のは豪快だぞ
初見殺し
1両編成のバス状態の田舎の電車しかないようなのどかな場所なら、
コスト削減的にはありだと思う。
スタンドバイミーごっこが捗るな…ゴクリ。
質問なんだけど、どのくらい運転してるとあおられるの?
※24
電車の前にいれば瞬時にあおられます。
横道に入る(右折・左折)ために道路の真ん中寄りで待機しますよね
そうすると車は線路の上で待つことになります
で、路面電車がやってくると大音響で叱られるのです
路面電車>>>>車なのです。車のために減速するとか待ってくれることはあり得ません
逃げ場がないのは流石に怖い
カナダがアラスカの港町に、長いトンネルを時間差で鉄道と自動車が共用してるところがあったと思う。