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持病を持った猫たちの為の特別な保護施設(カナダ)

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 カナダのブリティッシュ・コロンビア州リッチモンドにはRAPSという行き場のない猫や猫後天性免疫不全症候群(猫エイズ)患者の為の特別な保護施設がある。

 緑豊かで光あふれるその場所には、現在約500匹以上の猫が穏やかに暮らしているそうだ。

持病を持った猫を受け入れる施設

 現在北米でも最大規模のものとなっているRAPSは、厳しく監視するのではなく、心のこもった愛情で細やかなケアをし、猫たちが命をまっとうするまでやさしく見守っていくのが方針だ。

 そしてここは、保護施設のとしては数少ない、白血病や猫エイズに罹患した猫を引き取るシェルターでもあるという。

 病にかかった猫とそうでない猫は別々の場所で暮らしているので、病をうつすなどと言った心配はないという。

ここは行き場をなくした猫たちにとっての楽園だ。

常時450匹から500匹の猫がここで暮らしている。ダイエットに励む猫も、病気の治療に励む猫もいるが、どの猫にも必要なのはあたたかな愛情だ。

 食事時には猫たちが集まり、順番待ちをしている姿を見ることができる。

 お昼寝中のジュディとチベット

猫エイズは人間に感染しない

 猫後天性免疫不全症候群は別名猫エイズとも呼ばれる猫の感染症である。感染すると猫の免疫系が徐々に破壊されていき、免疫力が極端に低下してしまう。

 感染経路の多くは感染した猫とケンカして咬まれることによるものだ。噛み傷に感染した猫の唾液が入り込み感染してしまうという。

 猫特有の感染症なので、人間が感染した猫の噛まれてもうつることはない。猫エイズは猫にしか感染しない為、犬やその他動物に感染することもない。

猫エイズでも免疫力を高めてあげれば長生きできる

 猫エイズに感染した猫が全てすぐに死んでしまうわけではない。

 猫エイズに感染しても無症状の時期が2~4年、長ければ10年くらい続くため、猫エイズに感染したことが分かっても、寿命を全うできる猫もいる。

 正しい知識を持っていれば、猫エイズに感染しても、発症を遅らせたり、悪影響を緩和することも可能なのだ。

 猫自身の免疫力を高めて維持することができれば、猫エイズの発症を遅らせることができるし、それが最も効果的な治療法となる。

 この施設のスタッフは万全の体勢で、愛情をもって猫たちに接していく。

 猫はストレスに弱い生き物だ。ストレスフリーの環境を整えてあげることで猫の免疫力を高めてあげることができる。

 たっぷりの愛情、十分な栄養も不可欠だ。

 この施設では、病の猫もそうでない猫もすべての猫たちが、各々の猫生を思い切りのんびり平和に過ごせるように心がけているという。この施設のInstagramはこちらから。

References: Cheez Burger/Instagram/など / written by kokarimushi / edited by parumo

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この記事へのコメント 20件

コメントを書く

  1. 薄給だけど一生懸命働いてお金を貯めて、いつかこういう施設を作りたいなぁ。

    • +43
  2. アップルウッド日産がスポンサーになってる
    日系企業がもっと参加してくれるといいな

    • +17
  3. あったかそうなお庭だなあ
    こんな所で終生を過ごせたらきっと幸せだろうな

    • +14
  4. 末期の猫エイズ猫見たことあるが今でもきつい思い出だ
    たいして庭に常駐する喧嘩上等の野良はいたって元気
    エイズにかかるのも運があるのかもしれん

    • +3
  5. 欧米(先進国)だって色々問題はあるけど、動物を保護する体制が様々な形で整ってたり、こういう受け皿が多くて裾野が広いのはほんと素晴らしいし羨ましい

    先日、仕事帰りに道端にうずくまってる猫がいて、近寄ろうとしたらシャーされて座ったまま後ずさりされた(たぶん怪我してた)のでいったん退いて食べもの持ってきたらいなかった…
    人間(私)に見つかったから逃げたのかな
    こういう時に頼れるところを検索してもほとんどないし、夜や土日祝日は対応してないんだよね
    政令指定都市ですら
    カラパイアや海外ニュースで、まず保護施設に連絡して対応してもらうのを見慣れてると、日本でももっと増えてほしいしアクセスしやすくなってほしいと思う

    • +38
  6. しっかりお世話されて大事にされてるのがわかるフワフワ加減

    • +13
  7. 日本でも地方でできそうな気がする
    企業がスポンサーになって観光地から車で10分とかで送迎の猫バス出して
    ボランティアとかじゃなく、ちゃんと利益追求するようにすれば猫のケアにお金かけられるし
    何なら税金対策の赤字施設とかでもいいよ

    • +8
  8. 猫エイズは最近理解が広がって保健所や保護団体から迎えて下さる方も増えたのですが、やはり白血病はまだまだ難しいですね…。
    エイズと違ってくしゃみなどでも感染するので管理が大変で、最期はガンになったり腹水がたまって悲惨な死を迎えることを敬遠されて家族が決まりにくく、保健所でも殺処分対象として優先的に廻されてしまいます。

    日本でももっとこんな施設があれば、最期まで楽しく最良のケアを受けさせてあげられるのに…資金的に難しそうです。

    • +13
  9. 日本だとりんご猫という呼び方で猫エイズキャリアの子達を保護している処があるよね
    猫以外には感染しないので、正しい知識を勉強して飼えばキャリア持ちの子でも発症せず普通に過ごせるから大丈夫

    • +7
  10. 広そうで、日向ぼっこもできそうで、いい施設ですね。
    宝くじに当たるか、仕事でもうけることが出来たら、この施設に寄付しよう。

    • +9
  11. いいことだと思っていても誰も行動しない

    これだけの大勢の閲覧者がいて、かつ動物を商売の道具にしているにも関わらず
    なぜカラパイアは受け皿となって寄付金を集めたりしないのだろう?

    情報を出して同意する人がいても、受け皿がなきゃ誰も動かんわな
    それでは進歩がない
    同じことの繰り返し

    • -27
    1. ※13
      そういうアナタは何かしてるの?
      そんな風に言うからには実際に何かやってるんだよね?
      参考にしたいから是非教えて。

      • +7
    2. ※13
      本っ当に、こういう無責任な文句垂れは嫌いだ。
      何故無責任って、「誰も行動し」ていないかどうかなど、アナタにわからないでしょうに。
      わざわざこういう場で言いふらさなくとも、している人はしているし、こうして記事にしてくれるおかげで知る人だっている。その人は何もできなくても、その人が誰かに話せば、二次的に行動を起こす人がいるかもしれない。
      動物を飼っている人は、勿論自分のペットだけがよければ他は知らないという人もいるにはいるけれど、行き場のない動物に心を寄せる人も多いのよ。文句垂れるなら自分で組織作ってパルモさんの許可を得てここで寄付でも募りなさい。

      それは兎も角、私が知っている狭い限りでも、欧米にはこういう保護施設がたくさんあって、充実しているところも多い。そして、それらは寄付で成り立っている。
      これは、日本も大いに見習いたい。

      • +2
  12. そういうアナタはなぜ自分でやらずに他の人を指名???

    ネットで食べて行くのはほんとうに大変な事で、
    サラリーマンよりぜんぜんキビシイ。
    潤沢に見えるのは、頂点の少数の人々だ。
    運営しているサイトに弱者を取り上げるだけでも
    十分応援している事になるし、すごいと思うよ。

    • +27
  13. 動物も社会貢献する時代だから動物の社会福祉の増進も行なって欲しいよなぁ。働ける時だけ頼って病気や老化で処分なんてことをしていたら社会が人間らしさからどんどん離れてしまうと思う。

    • +6
  14. うちの猫ちんもエイズにかかったけど、猫エイズは発病してもある日突然陰性になることがあるという。そのせいかエイズ持ちでも長生きだった。

    • +1
  15. 日本全国からこういう猫たちを集めて保護してあげられる施設を1つでも良いから出来たら良いなぁ
    それが実現したら絶対寄付するし、猫も猫好きさんも幸運の連鎖で良いんじゃないかなぁ?

    • +4
  16. このサイトで批判も賛成も含めて情報発信されることに値打ちがある。
    大多数の人々は猫のエイズに無関心、話題にも出ない。
    それらのことが世も末ではなく一般的なのだ。

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