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教科書から昆虫が消えつつある(アメリカ研究)

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(著)

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 地球上の生物界で圧倒的大多数を占めるのは虫である。推定によれば、地上には最大3000万の昆虫種、個体で考えれば1000京匹が存在するという。

 ゆえに学校で生物学的な作用や多様性について教えようと思えば、虫は欠かすことのできない題材となる。

 にもかかわらず、アメリカの最新研究によると、初歩の生物の教科書に昆虫が載っていないという愕然とする事態が進んでいるという。

 昆虫は食物連鎖から病気まで、さまざま分野で決定的に重要な役割を果たしているというのに、初歩の生物の教科書でこれを扱っているのはたったの0.6パーセント未満でしかないという。

過去100年の間に生物の教科書における昆虫の記載が激減

 こうした傾向はここ100年の間に進んできたようだ。

 ノースカロライナ州立大学のキラン・ガンワニ氏とジェニファー・ランディン氏は、1907~2016年に出版された初等生物学の教科書88冊を対象に、生物多様性の章に昆虫への言及があるかどうかを調査した。

 また言及がなかった場合、ライフサイクルや多様性について論じている文章の中に「昆虫」という文字があるかどうかを確かめた。

 この結果、この期間における昆虫への言及が明らかに減少していることが判明した。

 2000年以降に出版された教科書における昆虫の記載は、1965年との比較で75パーセントも減少している。

 1900~1920年に出版された教科書は、昆虫の多様性について32.6ページがさかれていたが、2000~2017年では5.67ページでしかなかった。

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pixabay

昆虫のイラストや写真も激減。取り上げられるのは特定の昆虫のみ

 イラストや写真等の説明も減少していた。

 1950年の教科書には平均19点近いイラストが掲載されていたが、1970年以降では5.5点未満となっている。

 そうしたイラストに取り上げられる種には傾向があり、今日の教科書にはチョウ、ハエ、ミツバチ、アリの図が掲載されていることが多い。

 また昆虫の解剖モデルとして利用されることが多いバッタのイラストは、過去から現在までかなりの教科書に掲載されている。

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pixabay

何が教科書から昆虫を追いやっているのか?

 はたして昆虫を教科書から追いやっているものは何だろうか?

 ランディン氏によると、遺伝学と細胞生物学の記載が増えたことも要因の1つだという。研究技術の向上により細胞生物学は大きく理解が進んだ。

 何かの記載を増やせば、どこかを削らねばならない。その結果として、昆虫にしわ寄せがきたというのだ。

 また、アメリカ・パデュー大学のグウェン・ピアソン氏は、自然史の記載が追いやられているのは、現代社会の生活の中に自然が減っていることと関係していると話す。

 今どきの子供たちにとって、自然はまったく未知の世界で、「外に出ることが怖い」のだ。子供時代に表に出て自然と触れ合う機会がなければ、それに対する興味も薄れる。

 親世代ですら昆虫と触れ合う経験が少ないし、積極的にかかわらないようにしているのだ。そんな親を見てきたその下の世代であればなおさらだろう。 

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pixabay

大昔から人と昆虫は敵であり友であった

 しかし人間は常に小さな昆虫たちの恩恵を受けている。

 作物の受粉を助けているのは彼らだし、捨てられた廃棄物を分解してくれるのも彼らだ。一方で、大勢の犠牲者を出す病気を媒介したりもする。

 人と昆虫とのこうした関係は、殺虫剤や抗生物質、あるいはエアコンといったものが発明される以前ならもっと強く感じられただろう。

 ランディン氏は、昔の教科書を調べていたとき、そこに昆虫と人間の個人的な関係についての記述を発見してショックを受けたという。

 かつて、人々は昆虫を採集し、折々にそれに触れていた。だが「そうした個人的な関係は衰えてしまった」。

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istock

かつての教科書には昆虫に感情を込めた表現があった

 そうした衰えは初等生物の教科書の文言の中にも見ることができる。1960年以前の教科書には、昆虫の記述に情感を込めた表現が9ヶ所近くも見つかっているのだ。

 たとえば、昆虫のことを「勤勉」や「友人」と讃えたり、「悩ましい」や「厄介な」といった非難の言葉を投げかけたりしていた。

 昆虫が媒介する病気がようやく理解され始めた時代、人と昆虫は終わることのない戦争状態にあると表現された。

 だが、そうした病気が解明され、治療も確立されるようになると、そのような感情を伴う表現は死に絶えてしまった。

再び教科書が昆虫を取り上げるの時はくるのか?

 皮肉にも昆虫もまた死に絶えようとしている。

 たとえば、プエルトリコでは1976年から2013年にかけて、その数が6割も減ってしまい、島の食物生産に危機的な影響が出ている。

 もしこのような激減傾向が今後も続くのならば、皮肉にも、近い将来その事実をもって再び教科書に帰ってくるようなことがあるかもしれない。

 この研究論文は学術誌『American Entomologist』に掲載された。

 日本でもジャポニカ学習帳の表紙を飾っていた昆虫たちの写真が、2012年以降に消えていった。教師や保護者からの声がきっかけだったという。

 昆虫のことをよく知らなければ、人間とは全く違う構造を持ち、予期せぬ行動をする昆虫を忌み嫌ってしまうのも無理はないのかもしれない。

 もちろん脅威の対象となる昆虫もいる。だが昆虫によって人類が恩恵を与えられているのは事実だし、昆虫がいなければ、我々が存続できなくなる可能性があるのも事実だ。

 多様性が叫ばれる現代、一番知るべき対象は昆虫なのかもしれない。昆虫を知れば知るほど、多様性の言葉の本当の意味に気が付くことができるのかもしれない。

 タイトルに(※昆虫出演中)という文字を書いたり、トップ絵の昆虫にモザイクをかなくていい日が来るといいな。

ReferencesInsects are disappearing from science textbooks—and that should bug you | Popular Science/ written by hiroching / edited by parumo

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この記事へのコメント 94件

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  1. 日本でもジャポニカ学習帳から昆虫が消えた

    • +47
  2. 記事読みながら「これ日本でも他人事ちゃうよなあ」とか思ってたら、最後にジャポニカ学習帳から虫がいなくなったってあって・・・・・・衝撃だった

    自分東京住みだけど、思い返すとここ数年土に触れてないし、大型の昆虫に会う機会もずいぶん減った。その気がなくとも奴らと疎遠でいられるって状況に愕然とする

    ここで育つ子供らは将来、自然環境にどんなイメージを抱くんだろう

    虫が嫌いな人に好きになれって言うつもりはない
    でも奴らが大切な隣人であることは忘れたくないもんだと思う
    Gも含めてね

    • +41
    1. >>2
      いや、Gは敵なんで殲滅したいw
      それはさておき、農家からすれば害虫は駆除したいだろうし、消費者や為政者からも敵以外の何者でも無かった。
      最近になって、ミョーに自然派だのが跋扈して来ているけど、日本なんて昔から人間の都合のいいように自然改造して来た国だからね。滅んだ昆虫数知れず。
      虫が好きな人に嫌いになれとは言わないが、奴らが害を及ぼす困った隣人であることは忘れたくないもんだと思う。

      • -22
      1. >>16
        花や農作物だって、虫が必要なんだよ
        本来はね

        花の蜜を吸うことが受粉に繋がるし、
        昆虫のふんを微生物が分解して、植物が育ちやすい良い土になる
        家庭菜園始めた知識かじりで
        害虫と言っちゃえばそれまでだけどさ
        虫って人間の食生活にも全部繋がってると思うんだよね

        クモ(はG)もムカデ(はクモとG )もGを捕食する益虫だって見て、できるだけ捉えないようにしてる

        • +18
      2. >>16
        ゴキブリだってほとんどの種類は森林にいるし、色々な物を分解して土に還す大事な役割を持っているよ。日本というか、人類が発展していく過程で世界中どこでも自然破壊は行われている。その反省があって環境問題を見つめ直すようになったんでしょ。
        そもそも害虫、益虫という言葉自体が人間を基準としているし、地球基準で考えると人間の方が害獣だったりする。

        • +9
      3. >>16
        何故にゴキブリが敵なのか。家が汚いから汚れを食べに来るのであって蚊みたいに人間に直接何かをする訳じゃないのに。

        • +1
        1. ※83
          不快害虫っていう人間様基準で見た虐げても良い対象みたいな、割とひどい理由によるものだよ
          そうでなければ森で大人しく死骸処理してたり、ヘドロを浄化したりしてくれるから割とありがたい存在でもある。なおそこから病気を媒介するので……

          • +6
      4. ※16
        滅んだ昆虫の名前をいくつか挙げて頂けます?
        数知れずなんだから10くらいは軽く言えますよね?

        • -1
  3. 学習帳から昆虫を排除した奴ら、絶許。「気持ち悪い」とか「よくわからない」だけで排除されるのはおかしいだろう。人間の活動に間違いなく役に立っている、というより不可欠な種だって多いのに。

    だがGよ、お前はダメだ。おとなしく森へカエレ!

    • +42
    1. ※4
      ほとんどのGは森で静かに暮らしてるんだけどね…。

      病気の媒介もあるし、むやみに駆除して生態系崩すこともあるし、正しい知識を得ることは必要だから教育に携わる偉い人には頑張ってほしいな。

      • +18
    2. ※4
      Gも別に害虫かというとそうでもない。
      毒があるわけでもなく病原菌を媒介するわけでもない(むしろG自体は綺麗好き)し、攻撃性も全くない。
      完全に見た目だけで害虫って言われてる。

      繁殖力もあるので、繊維質(キチン、キトサン、グルコサミン)やタンパク源として経済動物化の可能性もある。

      • +3
      1. ※74
        現代でこそ実害は外見くらいのものだけど、
        チンパンジーとかもGが大嫌いだと聞くから、
        たぶん霊長類の進化の過程で、やつらに実際に酷い目に逢わされた遺伝子的思い出があるんだろうな。

        • +5
  4. ジャポニカ学習帳の表紙も花ばっかになってしまったよなあ

    • +11
    1. >>5
      花粉症の人がクレーム付けて来ないのだろうか? ちょっと気になる。

      • -4
      1. ※60
        虫が嫌いな人は、毒があるからとかでなく
        「見た目が生理的に受け付けない」だし…。

        花粉症はそうじゃない。
        写真の花からは花粉が出ない以上、嫌う理由がない。

        • 評価
  5. 昨今個性だの自由だのが叫ばれる割に、昔より許容される範囲が狭まっている気がすると夫に話したら「他人への許容性が減っていると思う」と言っていた。この記事の話しもこれと根っこは同じなのかなぁ?と、ふと思った。

    • +35
    1. ※6
      それは日本の場合で、ジャポニカみたいに気持ち悪いから消せ、って意見があるから消した、ってケースの話じゃない?
      こっちで書いてあるのはあくまで勉強の内容が増えすぎた、学校の授業時間ではオーバーワークになってしまうから削った(結果、「知らない」恐い存在になった)、って感じだからちと違うんじゃないかな。
      まぁ記事の内容が建前で大半がキメェと断じてそうしたのかも知れない、ってのは否定せんが。

      • +4
    2. ※6
      他人への許容度が狭まっているのではなくて、インターネット等各種通信インフラが発達しすぎて、他人との距離が近くなりすぎてるんだよ。

      地球の裏側の出来事さえ、隣の家の出来事のように知ることができる世の中。
      「隣の家の奴が!」というちょっとした愚痴も、地球の裏側で聞いてる奴がいる世の中。むかしはせいぜい井戸端で話を聞いた数人で「ほんと嫌ね!」で終わってたのが、今や世界中が「ほんと嫌ね!」と乗ってくる。

      物理的距離と情報的距離に差がありすぎることに、人類文明はまだ上手く適応できてない。

      • +3
  6. 某J学習帳の表紙でも昆虫の絵が無くなった(激減した?)らしいから
    世界的流れなのかねえ?
    ガキの頃は虫は友達だったのになあ

    • +12
  7. 圧倒的な種類と数はのは微生物に決まっているだろ。
    せめて脳のある生物とでも定義しろ。

    • -20
    1. ※9
      昆虫に対して微生物(見えないくらい小さな生物の総称)とはずいぶん広範囲ですねw
      まぁ本文では”虫”(カエル、ヘビ含む)とも言ってるけどねw

      • +2
  8. 昆虫が絶滅したら、人類が滅亡するという話を聞いたのだけれど。本当?

    • +3
    1. ※10
      数も種類もすごいから生態系のポジションも重要。
      人類どころか生態系そのものが崩壊する。
      都会で便利な暮らし送ってたら虫なんていなくなってもいいって思うかもしれんけど、この世に滅びても大丈夫な生き物はない。

      • +11
    2. ※10
      昆虫が全滅では無く、激減するだけで環境が激変する姿を書いた。
      チャールズ ペレグリーノ 著「ダスト」を読むと、人間というか大型生物は、昆虫や植物、菌類の作り出した環境に生かされてると感じますよ。

      • +12
    3. ※10
      たぶん昆虫が絶滅する前に人類の方がとっくの昔に絶滅してる
      この順番は覆ることはないだろう

      • +9
  9. 「気持ち悪い」が理由で消えていくよりかは幾分納得が行くかな、と。

    • +6
  10. 毒虫とか害虫の知識くらいは最低限知っておかないといざって時に困った事になるよなあ

    • +13
  11. 興味を持つきっかけが減ってしまうのは残念だ。

    町中から山の中に越して来て、虫の種類の多さに驚いた。
    庭に蛍が飛び、見回りのオニヤンマに監視され、カメムシに悩まされ、車にトックリバチの巣が作られ、雪の上を渓流の上流目指す虫は温かい手の上に乗せると動けなくなって驚いたり、マイナス2桁の中で越冬する蝶やトンボも居る事にも驚いた。
    初めて見る虫達を調べたら特定の植物に産卵する種が多く、虫を知ることで植物や環境を知り、山も海も全て繋がっているのだと知った。
    包括的な学びが必要だと思う。

    • +49
    1. ※14
      公園で皆で携帯ゲーム機の時代だからね・・・寂しいね~

      • +1
      1. ※73
        今時の公園は、皆で集まっても、ゲームする以外の行為はたいてい禁止されてるからな。
        寂しいな。

        • +3
  12. 前の家がボロ家で、クモやムカデや様々な虫が平気で出入りする家だった。今の家は、密閉がちゃんとできてるから、入って来なくなった。それが、本来の人間の暮らしだろ。昆虫とか、触れ合いたくもない。昆虫採集とかもしなかったしな。昆虫はキモイ。絶対に嫌だ。

    • -28
  13. 学習帳の表紙から昆虫が消えたのは「いやがる子供がいるから」という理由だったが、いやがるのは子供よりも先生かお母さんだよなと思った

    • +18
    1. ※18
      これに関してちょっと誤解が一人歩きしてるので訂正しておきたい
      「嫌がる子供がいた」のはたしかに事実
      その学校では全員に同じ指定ノートを配布してたので
      「柄を選べるようにできませんか?」と業者に掛け合ったけど印刷ロットの関係や
      実際のところ学校側でも業務が無駄に増えるだけで難しく
      じゃあ無難な柄にしようね、ということになった
      別に「嫌がる子供がいるから虫柄はやめろ」というクレーマーがいたわけじゃない

      • +20
  14. 田舎には今でも山ほど虫いるけどな…
    野山でくらすさつまちゃん(Gのお仲間。九州にしかいないってマジ?)とかかわいいもんですよ

    • +1
    1. ※20
      田舎でも減りましたよ。激減しています。今田舎に住んでる若い人たちには分かりようがないことですけれど、本当です。空恐ろしさを感じるほどに減りました。

      • +2
  15. とても素晴らしい記事でした。カラパイアさんナイスです

    • +17
  16. 学習帳に出ないと思ったら日本だけじゃなかったのか…虫は友達だしトンボ様やG様は石炭紀からの大先輩なんだけどねぇ
    それに蚊はマラリアを媒介するからおっかないしミツバチいなくなったら人類にも大打撃だったりしてかなり重要なことが多いのに…見た目だけでそんなに嫌われるいわれはないんでないかなぁ
    なにかの圧力でもかかってんのかな?

    • +8
  17. 植物・昆虫採取禁止の自然保護公園でトンボ採ろうとしてた親子を思い出した。
    注意したら言い訳が「この子、虫が大好きなんですよ~」と。

    教科書から昆虫の記述が減少して、生物の世界が連鎖している実感が減ると
    映像作品みたいなその場限りの『自然体験』に憧れて、前述の親子みたいな事をやらかすのかな、と思う記事でした。

    • +7
    1. ※24
      コメントを読んで、自然公園ではとっていいものと残して良いものが一つづつあると親に教えられたことを、思い出しました。

      とっていいものは写真、残していいのは足跡。自分にもそんな風に教える機会があればいいなぁ。

      • +7
  18. うふふふ… でも地球上では昆虫は人類よりもずっとずっと大量かつ多様に存在してるんだぞう~
    いつまでも無視していられるかなあ

    ……虫だけに

    • -4
  19. 定期的に勉強させたほうがいいよ
    特に保護者とか教師、評論家と称してTVに出てくる人

    • +4
  20. 「クレーム言われるから閲覧注意付けますぅ」の次は「クレーム言われるから昆虫記事書きません~」かな
    虫系の記事はキモいとかディスっても検閲されにくいし
    相手しなきゃいいものを弾圧の片棒担ぎながら何言ってんだ。バカじゃねぇの

    • -22
      1. ※63
        マイナス付けまくるくせに出てくる文句がこんなんだけっていうのがもうね
        理想ぶった実質的な迫害者だらけなんだから、注意もモザイクもほぼ不可能な教科書等から虫が消えるのも当然だな

        • -11
  21. いやいや、この地球はどっちかというと、昆虫と菌類と植物の星で、これらの生物が作り出した環境の中に私たちがいるだけだと思うんだけど。

    • +16
  22. ジャポニカから消えたのは虫嫌いの親のせい

    • +2
  23. 虫に寛容な人は、傲慢で視野狭窄した集団に財産を奪われるしかないのかなあ……悲しいけど。毛のある動物と違って温かくないし(飛翔時のチョウは37度ぐらいあるが)、笑ってもくれないけど虫だって一生懸命生きててかわいいんだぞ、虫から学べることがたくさんあるんだぞ
    最後のパルモさんの一言には同感だ。

    • +6
  24. 虫遊びって子供が最初に触れる生き物の生死だよね。
    いい悪いかはわからないけど、そこでリアルな体験をしてると思う。
    汁が出たり臭かったり。
    画面で敵をやっつける前にやるべき経験だと思う。

    • +13
    1. ※33
      「子供のうちはだいたい平気なのに何故成長とともに虫が怖くなるのか」と言う問いに
      「あれらにも同じ命があると理解するから」と答えている人がいたけど
      逆説的なようでなんとなくなるほどな、と思った

      • +13
  25. タイムマシンで過去に行ったり、中世風異世界に行ったりするフィクションを見てると、乾いた笑いが出てしまうのが「昆虫」。

    スーパーマーケットの中に商品が3つぐらいしか展示されてないような違和感を覚える。

    昔は虫だらけだったんだよね。教科書も、そして現実世界も。
    (夏はサッシの窓が「絨毯」のようにウンカでびっしりになった。アマガエルも100匹は窓に貼り付いていた)

    • -4
  26. しゅまん、小学生1年の理科の教科書のアゲハが怖くてページの端っこ折ってたタイプだから喜ばしいんだが…

    • +4
  27. 関係ないけど蝶の羽ってふんわりな感触なのよね。一時、虫を手で払わず過ごすってのをやってたら味わったわ。まぁ随分前のことだからふんわりだったかどうかは怪しいけど。

    • +2
  28. 多様性に不寛容って事は周り回って自分の首を絞めてるって事にもなるんだけどねー
    そりゃ自分の部屋に出たら嫌だし素手で触りたくもないしけど殲滅しろ!とか本気で言ってるような人の方が怖い
    そういう人は一生無菌室に閉じ篭っていれば良いんじゃない?

    • +7
  29. 都市部で生活すると本当に昆虫って見かけないからな。
    アリ、ハエ、セミ、Gくらいしか見ない。チョウを見たら珍しいって驚く。

    自分の生活には関わらないしよくわからないくて気持ち悪いから
    絶滅してもいいと考えるのは単なる無理解が原因だろうなぁ。
    人間が食べる植物のほとんどは顕花植物で昆虫が必須だし。

    よく知らないから消えていいと安易に考える人が増えたなぁと思う。

    • +2
    1. ※40
      都市部で蝶を見かけない、というのは観察力不足かまさにその「よく知らない」かもよ?
      鱗翅目なんて街路樹や園芸植物を食草/樹にしてる連中の発生時期と習性を知れば
      都内でも見つけるのは容易い部類だと思うけど
      あーもうこいつらの時期か、って通勤途中やお昼休みに季節を感じる

      というか都内って公園が整備されてるせいか意外と虫がいるんだよね
      (種の偏りはあって多様性的には問題だけど)

      • -2
      1. ※56
        全く見かけないんじゃなくて珍しいと言ってるんだけどな。
        頻度の感覚が既に違ってるのかもね。

        都市部でも見えない所に昆虫がたくさん潜んでいることは知っているけど
        それでも自然の環境に生息しているのとは数が全然違うということを
        知らない人もすでに増えているのかもしれない。

        • +8
      2. >>56
        自分も都心に住んでるけど、意外と虫はいるよね。でも、ずっと都会に住んでる人は見つけられないかもしれない。
        自然に慣れ親しんだ経験があると、勘が働いて簡単に発見できるのかも。

        • +5
  30. 世の中「かわいい」か「かわいくない」かで決める二元論が蔓延りすぎてるんだよな
    カラパイアはこういう記事を載せてくれるけど

    • +7
  31. 近未来、昆虫が重要なタンパク源となると言われてんのに、どーすんの?

    • +2
  32. 削減されがちなのは記載するまでもなく身近で見られるからかと思ったら違った。教室に昆虫図鑑を装備しとくとかじゃだめなのかな。

    • 評価
  33. 身近で生命の神秘を見せてくれることがあるから、面白い存在だと思うんだけどな。
    羽化真っ最中のトンボを見かけて、その光景にめっちゃ感動した記憶がある。

    一旦その場を離れて戻ってきたら、地面に落ちててものすごい数のアリが群がってて、生命の神秘と同時に自然界の過酷さを目の当たりにできていい経験だったよ・・・

    • +4
  34. 子供のお母さん、というのがクセモノなんだな。自分の生理的好き嫌いで良し悪しを決めつける。これは客観的でフェアーな社会を損なう行為なんだな。話が残酷だという理由で昔話のストーリーに干渉したり、昆虫を排除したり、運動会の競争を無くさせたり。お母さんたちの身勝手な行為を批判してゆかないとダメだと思うな。

    • +3
    1. ※47
      自然体験に関しては、今時の家庭は共働きが多く
      小さいうちから保育園や学童クラブの集団生活、ってのも
      地味にネックになっている気がする。

      そこらへんの草や虫や泥や緑の池の水や
      汚れ物を好き勝手に触ったり、
      ちょっと木や崖から落ちて捻挫や擦り剥いたり、
      個々の親レベルでは「いいじゃん、それくらい普通」
      と思っている人が多かったとしても、
      保育士や指導員が集団で率いるとなると
      実際に感染症や負傷が起きれば
      家庭レベルでは「ありがちな事」でも、責任問題になる。
      いきおい、リスク回避的になり奔放な野外活動は減って
      室内や整備された園庭での遊びが日々の中心になりがち。

      • +8
    2. ※47
      なんかたとえに出す例が都合がいいものばかりだな
      学校に対するクレームは必要な時もある
      例えば運動会の危険な組み体操や昔の話だが女子のブルマとかな
      そしてとりあえず運動会の競争は必要ないな
      運動が得意なものだけで勝手に大会でもやっていればいい
      運動が苦手なものからすればあれは単なる恥さらしでおまけに無駄に自信を失うことにもなり不利益にしかならない
      というか客観的とかいっているがお母さんを客観的に見た結果がその結論?
      客観的どころか一方的に都合のいい事例だけを上げているようにしか見えないが

      • -2
      1. ※64
        勉強苦手な僕に言わせるとテスト勉強で人生決められる方が大変!
        だけど文句言うつもりはない。
        どんなジャンルでもいつかは「負け」を味わうんだから。
        勝ち組負け組なんて言葉が普通に使われているのに
        運動会だけ負けなしなんておかしいよ。
        苦手なものにどんなアプローチで取り組んで、
        どうやったらどんな結果がでるかを体験しないで
        大人になる方がまずそう…。
        脱線御免!

        • +7
  35. 益虫は多面的に見ると数えるほどしかいないが、深刻な害虫は数多だ
    生まれた時からずっと豊かだと、昆虫にどれだけ祖先が苦しめられてきたか、忘れてしまう
    または、考えすらつかなくなってしまうのだろう…
    いまこの時代にも、生まれた国によって、日本でも職業によっては、現在進行形で昆虫の驚異にさらされている
    そしてそんな国や職業の努力によって、今のあなたの生活は支えられている
    ついつい、忘れてしまう

    それを補うのは、想像力だ
    想像力を豊かにする教育にこそ、昆虫は有効だと思う
    小さく、(人によっては気味悪く)、複雑で精巧で、神秘的て、凄まじい能力と個性をもつ彼ら。
    憧れすら持つそんな昆虫が、では農業や衛生関係や感染症などで、どれだけ人類を苦しめたかなんて、「学ばなければ直結できない」
    学んで、昆虫がどれだけ恐ろしく、しかし利用価値もあるものかを理解できるだけの、想像力を養うべきだろう

    • -5
  36. ここの画像の子供達はモデルさんなんだろうけど
    テントウムシや蝶と戯れてる表情は演技じゃないよね
    大人が思うより子供は自然に虫を好きになれるんじゃないかな
    (勿論誰もがそうではないし強要しようとは思わないけど)

    • 評価
  37. よく家の壁や床にいて、カサカサ―っと走り去る外見動き超絶キモイ、アシダカグモ。最初は嫌いだったけど、設置式殺虫剤よりも効率的に家の中のGを駆除してくれる(よく粘着式殺虫剤にGよりコイツがかかっていることがあるが、それだけGいそうなところを巡回して回っていることなんだろうな…)ことを知ってからは共存の道を選んだが、知らないと不快害虫ってことでこういう虫も駆除対象だよね……。

    身近な生物だし、昆虫のことはもっと知る機会があってもいいんじゃないかな。

    • +7
  38. 人に関わる衣食住、それらの発達発展の陰には、目に見えないところで色んな虫達が関わってきたことを、知らない人間が増える原因にもなるよな。
    美味しい食材、綺麗な服、体調不良の時にお世話になる薬…様々。
    虫嫌いに虫を好きになれなんて言わない。
    ただ、自分が生きて普通に暮らせる生活の中には、目に見えないところで役に立ってる虫達含め色んな生き物の存在も在ることは、知って欲しいなぁとは思う。

    うちのチビにはキャンプ行く度に毒虫類も益虫類も、可能な限り見せて知ってもらうようにしてる。
    無理に触らせることはせんが、知らん間に本人は虫取り好きになってた。

    • +4
  39. 子供の頃は全然平気だったカマキリや、カブトムシ、クワガタが、大人になると捕まえるのに躊躇するようになりましたな…。

    それと逆にセミは全然平気だったりするので、子供の頃は扱いを間違えると痛い思いをするのも一つの遊びだったのが、大人になるにつれてそれが怖くなってしまったのかも知れませんね。

    • +4
  40. 記事の本旨に外れるけど、「黄色い蝶」を見ることができて、よかったと思う。

    ありがとう。パルモたん。

    なにしろ、時節柄寒くなってきたので、外出をして蝶を見ることもなくなってきたし。

    ちなみに、自分は自分のほうに飛んできた黄色い蝶に向かって、右手を差し出してみたら、その右手にその蝶が止まったことがある。

    • +3
  41. 虫好きも虫嫌いも昔から普通にいるし、どっちかに我慢を強いるんじゃなくてお互いにちょっとずつ譲歩すればみんなが快適になるよね。
    そういう意味で(※昆虫出演中)とモザイクサムネはとても平和的な落としどころだなあと個人的には思ってます。

    • +6
  42. アメンボのオスの鬼畜さが話題になってたけど、あれ結構好き

    • 評価
  43. Gと蚊以外は一寸の虫にも五分の魂を地で行ってるので蛾だろうと触るのは平気。
    繰り返すが、Gと蚊は許さん。

    • +1
  44. 正直なとこ、気持ち悪いという理由がまかり通ること自体が暴論極めてるんだよ
    言い出せば〇〇に人生ささげているような気持ち悪い人が居るから、それは規制すべきだとかさ。気持ち悪いってのは個人の尺度であって、しかもそれを声高に叫ぶ人は大人数で群れる
    よく言われるけどあることを気にしない人は何も言わないから、それが好きな人はそういう声ばかり大きい人たちに抵抗しないと昆虫に限らず様々なものに妙な規制を掛けられかねない

    • +5
  45. 外人にとっては昆虫=害虫みたいな認識だから仕方ない
    スーパー戦隊に昆虫モチーフの戦隊がないのもこれが原因だったりする

    • -3
    1. ※72
      それじゃ、昆虫がモチーフの多い仮面ライダーはもっとだめだな。

      なにしろ、バッタ、カブト、トンボ、カマキリ、クワガタその他色々いるし。

      平成2期のライダーに昆虫モチーフガいないのも、そのためかな。

      • 評価
  46. 蚊はこの世でもっとも人間をたくさん殺している昆虫

    • 評価
  47. 虫をキモイと思う人が多いから。
    ここカラパイアだって虫の写真はグロ注意でぼかしはいってるじゃん。

    • +1
  48. ナントカ嫌いが増えたのはワガママ感情屋さんが増えたってこと。様々な嫌な物(事)避けられる環境で

    • +1
  49. 自分の周りの人を見て思うのは、虫嫌いが多くなったというより、外で遊ぶ=汚いって考えの親御さんが増えたのだと思う。

    私の場合は小さい時からアウトドア中心の生活をしてるから、土が汚いとか虫が怖いとか思わないけど、人の作った物or自分以外は汚いって思考の方が多いですね。
    そういう方ほど除菌除菌と言うが、人の身体にどの位の菌がいるのか知らない人も多いですね。

    • +7
  50. この件もそう路頭に迷うグレイハウンド達も然り
    クレーマー達は勝手過ぎる後の事を考えてない
    そういえばこの前の落ちて出られなくなった猪に助けろと何百件と入った苦情の内、地元民からの電話は指折り数える程しかなかったそうだね

    • +2
  51. ほんと今の時代に淘汰されるような生物がおおいよなぁ
    んでいつか皮肉に帰ってくる
    なぜ我々は~って始まってね
    まぁ家の中に入り込んでしまったら例外なくテリトリーということで駆除させていただきますが
    外ではゆったり見てるのもすきなぐらい尊敬はしている

    • 評価
  52. 虫が嫌がられるのってちゃんとした理由があって個人の感情の問題じゃないだろうし
    商品のデザインから消えるのは仕方ない
    Gが嫌われるのも汚いとか負のイメージもあるだろうけど
    安らぐはずの家の中に出るからであって自然界にしか存在しなかったら
    カブトムシみたいなもんだし気にならなかっただろうな

    • +2
  53. 百姓貴族を読んでバッタの大群がどんなに凄まじい災いだったか初めて知った。まさに災害。
    しかし昆虫は次世代のタンパク源とも言われている。
    今後アメリカの教科書に虫についての記述が増える可能性は十分あると思う。
    日本は、コメ35を見たらそんなに心配することないような気がした。

    別の話だけど今はミツバチの大量消失が気になる。やっぱりネオコルチノイド系農薬の影響なんだろうか。こういうの教科書に載せてほしいな。

    • +3
  54. モーセも聖書にバッタは厄災と書くほど
    イナゴとウンカは脅威の害虫だったでしょう
    当時画期的だった農薬DDTの発明者P.H.ミュラーがノーベル生理学・医学賞に選ばれてるし
    農薬のせいで虫だけでなくカエルとかも減ってるけど

    • +1
  55. 森を焼き、虫を殺し、人間の世界を取り戻すに何をためらう?

    • -4
  56. 熱帯に結構長く住んでたんだけど、日本人がツアーで昆虫採集に来るんだよね…
    でもジャポニカ学習帳はお花になっちゃって…(ジャポニカノートはじーちゃんばーちゃんが送ってくれてた)
    自分の母国なんだが「日本ってよくわかんない国だなぁ」と思っていた。

    • +2
  57. 人間側の勝手な「嫌う理由」なんて地球規模で見たら糞くらえだな
    地球は人間だけのものじゃない

    • 評価
    1. ※97
      ノートや教科書から昆虫が消えるのは悲しいね
      ただね、1つだけ過去にヒトが故意に根絶やして消したと思う昆虫が居る
      それがヒトキセイバチ
      これが居ないのは不自然なんだよね
      容赦ない合理性で関われても困るのは事実なので、それ以外のマナーある虫を大切にしたいな

      • 評価

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