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NASAが火星に入植者向けの核発電プラントを開発

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(著) (編集)

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 核分裂原子炉はウラン原子を半分に分裂し、熱を発生させる。この熱を利用することで発電が可能になる。10キロワットの容量を持つ核原子炉なら、4基で8人が暮らすコロニーを支えることができるそうだ。

 1960年代に継続的に行われた実験から半世紀後、NASAが原子炉の開発を決定した。これはドナルド・トランプ大統領から下された、その任期中に火星に人類を降り立たせよという要請を受けてのものだ。

 しかしプロジェクトは決して安いものではない。単なる試験期間だけでも、納税者は16億円を負担しなければならない。

 イーロン・マスク氏は1世紀以内に人類は火星を征服するであろうと述べている。テスラモーターズやペイパルで知られる同氏は、スペースXで火星進出を狙う人物だ。

 彼によると、スペースXは火星への入植を商業ベースに乗せることが可能で、1人当たり2,000万円程度と比較的安価な火星渡航費用の実現を期待しているという。

関連記事:スペースX社のロケット、国際宇宙ステーションに物資を送り出し、無事ケネディ宇宙センターに帰還することに成功

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 ニュースペースに掲載された論文でマスク氏は、「現段階では、無限のお金を支払っても火星に行くことは不可能」と述べている。

 さらに「従来のアポロ計画的なアプローチでは楽観的に見積もっても、1人当たりのコストは1,000億円ほどだろう」とも。

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 「火星への渡航費が1,000億円もするなら自立型文明を築くことはできない。火星への渡航費がアメリカにおける中程度の家と同等、すなわち2,000万円程度にまで下がれば、自立型文明を築ける可能性は非常に高いだろう」

 そしてこう述べる。

 「私はそれが起きるのはもう間もなくだと思う」

via:scientificamericannasaなど/ written hiroching / edited by parumo

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この記事へのコメント 44件

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  1. これまでに人類が戦争、紛争に使ったコストをすべて火星移住計画のために使ってれば、今頃火星基地の1つや2つは出来てて移住してるんじゃないのか?

    • +12
    1. ※2
      しかもそれらの戦争の殆どが宗教対立、領土、資源だっていうんだから、上手い皮肉ですな。

      • +1
    2. ※2
      戦争が無ければ技術の進歩も無かったわけで・・・

      • -1
  2. こんな事してる余裕が今の合衆国にあるのかね?
    ゴーストタウンや砂漠の整備の方が優先だと思うがなぁ

    • -6
  3. 生活環境はシールドされてるし、寒いから冷却も楽だし、生態系とか気にしないでいいし、原子力発電はコスパがいい。

    • 評価
  4. 火星の地表猛毒とか言ってなかった?微生物すら生存不可とか怖過ぎ

    • +3
  5. アメリカ移民の歴史に似ているのかな。金持ちはキャッシュで支払い、庶民は借金をして火星での数十年の労働義務が付く、やがてゴールドラッシュが起こり、、 みたいな。

    • 評価
  6. 2000万円なら死ぬまでに行ってみたいとは思う。
    けど最近火星の土に過塩素酸塩性の毒があってテラフォーミングが絶望的だとかってニュースあったけど大丈夫なんか?
    火星で緑が見れるのは当分先だろうなぁ・・・

    • +2
  7. 火星を地球とほぼ同じ条件になるまで開発は続くわけでしょ?かなりの長期間になりそうだな。
    まあ、貧乏人の俺は地球で高みの見物だがwww

    • 評価
    1. ※8
      テラフォーミングって火星の環境汚染ですね。 ってのは置いといて、地球は高いところにあるんでしょうか? 重力源から離れていることを高いというなら、火星のほうが高いところにw

      遊星爆弾はガミラスフォーミングでしたな。 とオッサン全開♪

      • -4
  8. 月から資源持ってくることを先にして欲しい。
    火星に移住することが一体どんなメリットになるのかさっぱり見えてこない。

    • -2
    1. ※11
      それは地球が滅びたら資源も糞もないからです

      • +1
    2. ※11
      世代を繋げるだけの人数が移住できれば、万が一地球が隕石とかで滅亡クラスのダメージを受けてしまっても、人類そのものは継続できる。その場合、月くらいだと影響を受ける確率が高いからね。つまりリスク分散の意味はある。
      まあ、継続したからどうしたっていう言い方もできるわけだが、文明や子孫を残したいっていう欲求は人間の本能なんだろうな。

      • +1
  9. 炉と表現するより電池の方が正しいような
    似たことを月でやるって言ったのは10年ほど前の話だわ

    • 評価
  10. まずは火星軌道上にGPS兼通信衛星をいくつか乗せて、その後にスペースステーション(緊急用地球帰還船付き)で人間おくって、そこから地表に降ろしたロボット操作して基地と帰還用ロケット台とロケット組み立てだろうが

    • -1
  11. 火星まで1か月切る航行システムが確立するなら、まずは仮設施設を
    設置し、あとは火星の資源を利用し本施設や宇宙施設を設置し
    後は宇宙に転がる隕石や惑星を拾って資源化すりゃ自立した
    生活も可能。しかし実行する団体も乏しく、費用もない
    アニメじゃ簡単だが現実は大変な計画であり大変だこりゃ

    • 評価
  12. 10キロワットじゃ少なすぎる! ジゴワットクラスの容量なら、まだ海や大気があって生命に適した頃の火星に行けるかもしれないのに!

    • 評価
  13. 火星に原子炉だと廃熱が問題かな。どうする予定なんだろう?
    原子力でも火力でも、熱エネルギーを電気に変えるには、高温側から低温側ヘ熱を捨てる必要がある。水を高い所から低い所へ流して水力発電するのとある意味同じ。だから発電所はたいてい海辺にある訳だけど…。
    火星は水は無いし空冷するにも空気も薄い。その辺NASAは絶対分かってるはずだから、どう解決する気か興味あるな。

    • 評価
    1. ※22
      熱伝導率の良いゲルっぽいものでぴったり地面にひっつければ熱逃げないかな?

      • 評価
      1. ※24
        火星の地面はかなり乾燥してるから、ほとんど断熱材みたいなものじゃないかなあ。表面は熱くなってるのに、地面内部へ熱は逃げていかないような気がする。

        • 評価
    2. ※22
      計算できるほどの知識はないんだけど、輻射だけでは無理かい?

      • 評価
    3. ※22
      火星の平均気温、約210ケルビン=-63.15℃、地球の海水より遥かに低い気温なんですが、これでも空冷は無理なんですかね?

      ※18
      揚げ足取るつもりで噛み付く前に、きちんと日本語の勉強してください
      「高みの見物」ってことわざの、「高み」だけを抜き取って実際の高低に置き換えた上で誹謗の言を揚げるのは、詭弁の類いですよ

      • -2
      1. ※30
        *18は揚げ足を取っているというより、高みの見物っていう言葉をわざと言葉通りに解釈して、宇宙的ネタとして楽しんでいるだけだと思うんだけど……。日本語としては間違ってないんだから揚げ足にならんし、そんなことは書いた当人が一番わかってると思う。
        元コメントも冗談的なものだし、冗談に冗談で返してるだけに過ぎないでしょ。書き方もかなり冗談めかしてるし。
        ちょっと過剰反応しすぎじゃない?

        • +3
      2. ※30
        冷却能力は冷却水/冷却風の熱容量と体積、それと吸排気の温度差に比例するけど、体積あたりの熱容量は空気1に対して水は3400もあるから、水冷とは差がありすぎるね。
        空冷どうしで比較すると、仮に地球で吸気25℃→排気40℃(温度差15℃)なのが火星で吸気マイナス60℃→排気40℃(温度差100℃)になるとすると、気温による冷却能力アップは約7倍。でも火星の気圧は地球の0.75%で空気の濃さが1/130にダウンするので、合わせると地球の18倍の空冷能力が必要かなあ。送風機もそれなりに電力を食うので、これが可能かどうかですね。

        • 評価
    4. ※22
      ちなみに、翻訳元記事見ると、今回のコレは熱そのものを電気に変換するRTGのことらしいので、廃熱云々ってのはまったく的外れです

      • 評価
      1. ※34
        熱を100%の効率で電気に変換できるならともかく、そんなこと絶対にあり得ないんだから排熱の問題は発生するんじゃない? 人工衛星で使うレベルならまだしも、少なくとも数人が生活するコロニーを支えるレベルのものなら、相応の廃熱はあると思うんだけど。
        もちろん原子炉ほどじゃないだろうけどもさ。

        • +1
        1. ※39
          二酸化炭素でヒートパイプでも作ればいいのでは

          • 評価
        2. ※39
          写真三枚目にある円盤(直径4メートルほどだそうです)がこの記事でいう小型分裂炉のラジエーターにあたるのでないかなと思うのですがよくわからんのですよね。

          「Nuclear Systems Kilopower Overview」で探すとnasa.govにあるこの計画のpdfが見つかって分裂炉の図版や写真も紹介されているのですが、放熱の仕組みについては明確には書いていないようでしっくりこないです。ほかにも資料多そうなのですが見つけきれない。

          • 評価
          1. ※42
            元記事の「NUCLEAR POWER REVIVAL」って見出しの下、「several nuclear power technology efforts」って文にリンクされてるPDFの、4ページ目の下にもそれらしき図がありますね。40kWのシステムに対し4m×16mの放熱板2枚を使って、放射のみで放熱するみたい。炉心冷却には液体金属を循環させる様です。

            • 評価
      2. ※34
        RTG(放射性同位体熱電気転換器)で熱を電気に変えても、熱そのものが無くなるわけじゃないよ。これは金属や半導体の片側を熱し、反対側を冷やして、高温側から低温側へ熱が動く事で電気を起こす物で、低温側は放熱する必要がある。
        私は熱力学をちゃんと勉強してないので上手く説明できないけど、熱エネルギーを使うには必ず高温と低温の温度差が必要で、エネルギーを使ったあとは温度差は小さくなる。最終的には宇宙の熱死が起きる。これはエントロピー増大の法則なので、どうしようもないらしい。

        • 評価
  14. トランプの任期中はさすがに無理だろ

    • 評価
  15. 火星入植者第1号を目指している人達ってやっぱり歴史に名を残したいのかな。

    • 評価
  16. あれ?火星は地球型生命体はもう住めないって結果出なかった?

    • 評価
  17. 原子力電池なら安全で良い
    地下に居住すれば隕石が直撃しなければなんとかなりそうな気がする

    • 評価
  18. 「高みの見物」、「自分は安全な場所から、危険な場所で危険な作業に従事する人たちを見物したり、その様子に対して、意見を述べたりする比喩」。

    ラノベでも何でもいいから、ある程度の「読書」をしていれば、こういう言い回しや状況は必ず出てくるはずだけど、「高み」に対してかみつく人が出てくるということは、それだけ「若者の活字離れ」が深刻なのだろうか。

    あと、トランプ大統領が「自分の任期中に火星に人を送る」とかぶち上げたのは、自分に対する批判をかわす意図があるとともに、ケネディ大統領の「自分の任期中に月に人を送る」という言葉を意識したものだと思うけど。
    いかんせん、火星は月よりもはるか遠いところにあるわけだから。

    それを実現するためには、アメリカ国内で安定した支持をトランプ大統領が獲得して、来期も大統領を行う必要があるわけだけど。

    果たして、人類の火星到着は「アメリカの夢」になるのだろうか?
    あるいは、トランプは現代のケネディになれるのだろうか?

    • 評価
  19. あんな電話会談中に「火星は?進捗ドウデスカ?」っていきなり言われてもISSのクルーの人困るだろ。「2030年代頃にはたぶん…」「え?俺任期中にやりたいんだけど?」「遅くとも二期目にやろうぜ」「(進捗だめですなんていえない…)…善処します」みたいな流れだったんでしょ?わけわかんないよね。せめてNASA上層部と直接やってよ的な。

    この小型炉プロジェクト(Kilopower)が2015年から動いていて、この9月から来年頭まで実験炉動かすよってニュースはちょっとは面目たつのかもしれないですね。でも「火星? ばかげてるだろ俺そんなん言ってねーし!」なんて言われちゃいそう。

    • 評価
  20. 火星関係の資金調達は全部詐欺だと言われている。金だけ集めてこち亀で両さんがやった町内ハワイ旅行みたいなオチ。

    • -2
  21. 宇宙機用RTGは余剰熱が本体に影響しないように苦心して配置されてるよ

    • +2

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