メインコンテンツにスキップ

睡眠不足は飲酒運転に匹敵するリスク。睡眠が1~2時間短くなるだけで交通事故のリスクが2倍

記事の本文にスキップ

29件のコメントを見る

(著)

公開:

この画像を大きなサイズで見る
Advertisement

 アメリカ、ワシントンD.C.を拠点とするAAA交通安全基金(AAA Foundation for Traffic Safety)の調査によると、健康的とされる7~8時間の睡眠が1、2時間短くなるだけで、交通事故のリスクが2倍近くに跳ね上がるそうだ。

 アメリカ人の35パーセントが睡眠7時間未満だと言われており、交通事故の5件に1件が居眠り運転に起因する。寝不足のドライバーは十分な睡眠をとるよう注意しなければならない。

睡眠不足は飲酒運転に匹敵するリスク

 「睡眠不足は危険ですが、それを軽く考える人が大勢います」とAAA交通安全基金のデビッド・ヤング博士。「調査からは、睡眠時間が5時間未満になると飲酒運転に匹敵するリスクがあることが判明しています」

 AAA交通安全基金の報告書によると、睡眠時間が2~3時間短くなった場合では、7時間睡眠をとったドライバーに比べて、4倍もリスクが高まるという。これは国家道路交通安全局が調査した法定基準を超えた飲酒運転の交通事故リスクと同じである。

 7時間睡眠と比較した各睡眠時間の事故リスクは次の通りだ。

6~7時間睡眠:1.3倍
5~6時間睡眠:1.9倍
4~5時間睡眠:4.3倍
4時間未満:11.5倍

 AAA交通安全基金のアンケートでは、ドライバーの97パーセントが居眠り運転を危険な許しがたい行為と回答しているが、3人に1人が過去1か月の間に疲労のあまり目を開けていられなかったことがあると認めている。

 「健康的なワークライフバランスを維持することは難しく、よく睡眠時間が犠牲になります」とAAA交通安全推進調査の(Traffic Safety Advocacy and Research for AAA)ジェイク・ネルソン氏。「健康的な睡眠リズムを損なうと、自分だけでなく、他人も危険にさらすことになります」

この画像を大きなサイズで見る

居眠り運転の兆候

 居眠り運転の前兆として、目を開けていられない、車線からはみ出る、数キロ前の状況を覚えていないといった症状がある。

 しかし疲労に起因した交通事故を経験したドライバーの半数以上が、運転中そうした兆候がないまま眠ってしまっている。

 AAAは、体を過信しないようドライバーに注意を喚起し、きちんと眠る(7時間)よう呼びかけている。

 また長時間運転する際には以下のことに気をつけてもらいたい。

・普段起きている時間帯に運転する
・2時間に一度は休憩を取る
・食べ過ぎない
・同乗者と交代しながら運転する
・眠気やその他の危険な副作用を引き起こすような薬を服用しない

 AAA基金の報告書は、4,571件の交通事故に遭った7,234名のドライバーを対象としたサンプルを分析したものだ。

 データは国家道路交通安全局による全国自動車事故原因調査(National Motor Vehicle Crash Causation Survey)で得られたもの。

 この調査は、警察が報告した事故のうち、1台以上の車が現場からレッカー移動され、救急車が派遣された事故をサンプルとしたものである。

Missing 1-2 Hours of Sleep Doubles Crash Risk

 デジタルデバイスの発達により、睡眠不足に陥る人は増えている。だが、睡眠不足で車を運転するということは、飲酒運転に匹敵するリスクを負うということを理解し、あってはならない事故を起こし、自分のみならず家族の一生を台無しにしないよう心がけよう。

📌 広告の下にスタッフ厳選「あわせて読みたい」を掲載中

この記事へのコメント 29件

コメントを書く

  1. まあどっちも脳がマヒするから同じようなもんだよね
    ブラック企業の生産性低いのはこういうところ

    • +11
    1. ※3
      自分は睡眠障害があって気を抜くとねてしまうし 寝ちゃうと結構な割合で
      金縛りになっちゃうから免許はとらなかったよ。
      免許取るやつってすごいな、っておもってる。 寝ない自信があるんだろ。

      • 評価
  2. バイクで居眠りしたときは死ぬかと思った。
    飲酒運転と同じで何らかの規制が必要なのだろうけど、呼気アルコールのような明確かつ簡易的な観測手段が無いから難しいよね。

    • -1
    1. ※4
      一応過労での運転は飲酒と同じく一発免停喰らうくらい点数取られるらしいがどういう基準なのかはわからん

      • 評価
      1. ※13
        わき見運転の場合だと引かれる点がすくないんだよね
        居眠りとかとあんまり変わらない感じするけど

        • 評価
        1. ※23
          実は睡眠にもエネルギーが必要という説があってね。
          疲れすぎても寝ることができなくなることがあるんだよ。
          そういう時は昔のニッカド電池復活法と同じで
          目が変にさえてしまってもさらに24時間寝るつもりで床につき続けるんだ。
          そうするとエネルギーが回復すると同時に通常の睡眠に移行する。
          このレベルになったら3日間掛けないと本当の回復は難しい。
          回復運転(リハビリ)も含めたら1週間必要だ。
          あと、この手の話しだと「睡眠時無呼吸症候群」が出てくるが
          それも含めておかしいようならやはり医者に掛かることをお勧めする
          事故やったり体壊したりしては何にもならない。

          • 評価
  3. 居眠りにより産業損失は半端でなく、以前にひと眠りだけで
    原油汚染やらあらゆる事故や損害も発生し、海外では無視
    できない数字になってたっけ
    そのため夜勤時においての眠気防止がまじめに研究テーマで
    あったりするし、企業によっては取り込みもある
    対して日本って根性論で貫こうとしてるし無茶だって

    • +8
  4. たしかに。
    長距離トラックの運転手は睡眠不足で事故するニュースをよく聞く
    飲酒運転と違って第三者が何らかの計器を使ってチェックする方法がないのが痛いな

    • +3
  5. 車って意外と遅れてるよね。
    ドライブレコーダーの搭載は義務付けられてない、
    人がいることを検出して警告するセンサーも義務付けられてない、
    シートベルト未装着の警報も助手席と運転席だけ、その警報も義務付けられてない。
    今の技術なら当然できる安全対策を、もっと義務付けてほしい。
    多少価格は上がるかもしれないけど、事故って軽い怪我するよりも安上がりだよ。
    実際は命を失う可能性もあるんだから。

    • +4
  6. アメリカの場合、直線の長い道が多いから。特に眠くなりそうだね

    • +4
  7. アー・・解るこれ。無理な夜なべ仕事しての運転で
    本当に意識が飛んだことが経験ある。(幸い事故にはならなかった。)
    ほんとに意識が飛ぶ。その間の記憶が無いんだ。
    「なんで第1車線走っていたはずなのに第2車線に移ってんだ俺?」
    これは本当によく事故らなかったと思う。
    そういう意味では確かにほろ酔い運転より恐ろしい。

    • 評価
  8. 「居眠り運転安全装置」の類いはずいぶん昔から
    研究されてはいるがどれも決定打には欠けると思う。
    「キープレーンアシスト」とか「運転手意識モニター」の類いとか。
    最もそれを言ったら体調管理そのものもドライバーの義務なのだが・・・・。
    でも進化は確実にしている。アイサイトに始まった
    「追突抑止ブレーキ」も普及していくと凡ミス追突事故は
    その8割とかがなくなると言われている。

    • +3
  9. 忙しいのを言い訳にして眠いのに車に乗っちゃいかんよな

    • +5
  10. 今 AIって良く記事になってるけど、普段と違う運転してたら、取りあえず停まるって出来ないのかな?

    • +2
  11. 日本は世界一睡眠時間が短いとかいう記事を見た気がするけど、日本の事故率って他国に比べて高いのかな

    • 評価
  12. アメリカ行ったらわかるけどアホみたいに広いからね
    少し郊外に出ると信号のないまっすぐな道が続いてすぐウトウトしても不思議じゃない
    自分はバイク乗るからウエストバッグにエスタロンモカ12を常備してる
    頭がぼんやりしてやばいと思ったらこれ飲んで少し休憩してるとシャキッとする
    まあちゃんと睡眠とれてれば問題ないんだけどね

    • 評価
    1. ※15
      事故が起こるか、そうなってもおかしくないのを警官が見たら調べた結果で過労運転になるみたい。

      • +2
  13. 飲酒運転と全く同じ理由で危ないのに眠たいまま乗るのに抵抗なかったり乗らざるを得ない状況を作られたりするって冷静に考えると怖いね
    飲酒運転は周りも飲んだら乗らせない的なスローガンが認知されてるけど寝不足に関しては全然だ

    • +1
    1. ※16
      そもそも過密だから人数辺りの事故率はとても高いと思うよ

      • 評価
  14. 寝てないと体が動かないけど、ねむれないと言うことがここ数年毎晩だよ

    • 評価
  15. 過労で居眠り運転やって大型車に突っ込み大破させる事故起こした、って知人から聞いたばかりだ
    免停は免れ今も同じ量の仕事をしてるって聞いて、なぜ免停にしなかったんだと思った

    • 評価
  16. こんなデータなんぼ持ってきても運送会社やタクシー会社は見向きもしないんだろうな

    • 評価
  17. サプリでナイアシンとるようにしたら寝不足の翌日でも完全にではないけど、かなりシャキッとしていられるようになった
    ナイアシンフラッシュってやつを試したくてナイアシン買ったけど、以前からほんの一時間程度睡眠不足になるだけで体がだいぶダルくなるのを感じてたのでこっちの効果の方が大きい
    ナイアシンアミドじゃなくてナイアシンね
    おすすめ

    • +2
    1. ※28
      あんたの決心はそれだけで人の命を救ってる つらいだろうけどえらいよ

      • 評価

コメントを書く

0/400文字

書き込む前にコメントポリシーをご一読ください。

リニューアルについてのご意見はこちらのページで募集中!

知る

知るについての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

料理・健康・暮らし

料理・健康・暮らしについての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

最新記事

最新記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。