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貫禄のある座りっぷりが話題を呼んだトルコの猫が虹の橋へ。その姿を永遠にと銅像が設置される

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38件のコメントを見る

(著)

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image credit:unknown
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 トルコのイスタンブール市カドゥキョイ地区の歩道に設置された石のベンチのような場所に、どっちりと腰を下ろし肘をかけながら貫禄のポーズで遠くを見つめる1匹の猫。

 この画像はいつごろ、誰が投稿したのかは不明だが、その姿は世界中に拡散され、多くの人々の心に潤いと癒しをもたらした。

 猫の名はトンビリ(Tombil)という。

イスタンブールの名物猫、トンビリ

 在りし日の面影を銅像として後世に残したトンビリ氏

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 トンビリのこの人間じみた姿を映した写真は、海外のSNS投稿サイト「9GAG」に投稿されたことで一気に話題となった。

 トンビリの名声は、母国トルコの国境を瞬く間に越え、世界的な知名度を獲得し不動の地位を築いていたのだ。

 町の道路脇で縁石に肘を掛け、ぽっちゃりとした体を弛緩させたまま車道を眺めるアンニュイで哲学的な彼の姿には、世界の人々に強烈なインパクトと親近感、癒しを与えたのだ。

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image credit:unknown

 彼に家があったかどうかは定かではないが、ぽっちゃりとした生前の彼の姿を見る限り栄養は行き届いている。

 ここは猫の国トルコである。トンブリはとてもチャーミングな性格で地域住民たちから愛され、食べ物にも事欠かなかったことが伺える。

 通りすがりの人が撮った別な場所で同じポーズをするトンビリ

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image credit:ykpykseler
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image credit:ykpykseler

トンブリが虹の橋へ、訃報を知らせる張り紙がはられる。

 そんなトンビリがこの世を去った、という悲しいニュースが報じられたのは2016年8月のことだ。

 詳細は不明だが初夏に原因不明の病を患った末のことだったという。

 この知らせを受け、町のマスコットとしてトンビリを愛していた地元の人々は悲しみに包まれた。

トンビリの訃報を伝える張り紙も街のいたるところに張られた。

 その知らせはネットを通じて瞬く間に世界中に広まっていった。トンビリから笑顔をもらった人々に深い悲しみをもたらした。

トンブリがいつも座っていたあの場所にトンブリの銅像を設置

 彼を惜しむ人々は思いのほか多かった。「皆に愛されたトンビリの功績を称え、その姿を後世に残す彫像をあの有名な場所に作ってほしい」という声がどこからともなく沸き上がった。

 その願いは市民17,000人が名を連ねた嘆願書に姿を変え、市に提出された。

 人々のこうした熱意は市にも認められた。そしてついに、トンビリの姿を模した銅像があの道路脇に作られたのだ。

 その像は2016年10月4日、世界アニマルデーにお披露目された。

 人々に衝撃を与え、ほほえみをもたらしてくれたトンビリの銅像

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image credit:Anadolu Kedisi

 銅像はトンビリがもたれていた場所と同じ位置に作られた

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image credit:unknown、Anadolu Kedisi

 トンビリはいなくなってしまったけれど、彼の存在はこうして町に残ることに

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image credit:Anadolu Kedisi

 彼の記念像は彼の同胞であった猫たちにも親しまれている

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image credit:Anadolu Kedisi

 ちなみにこの銅像。トンビリ崇拝者からはぽっちゃり度が違う、微妙に似ていないという意見も出ているそうだが、それでもここにトンビリが座っていたという事実は後世に伝わっていくことだろう。

 我々が忘れても、今度は我々の子孫が、トンビリのことを語り継いでいってくれるきっかけになるのだから。トンビリ像設置のニュースは日本のテレビメディアでも伝えられた。

 銅像の様子

In Memory Of Istanbul’s Phenomenal Cat – Tombili 4K UHD 2160p

via:boredpandathedodo・written D/ edited by parumo

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この記事へのコメント 38件

コメントを書く

  1. あんまり再現できてないところがw
    本物の方がでっぷりしててかわいいね

    • +84
  2. 確かに実物の方がムチムチで鼻も低めだけど、銅像もこれはこれで可愛い。
    ずっと語り継がれる存在になったのかな。

    • +98
  3. 関係ないけど、座ってただけで銅像になるくらい皆の心を癒した事を思うと、人間だけど何気ない行動で誰かを癒せてるといいなーと思う。

    • +48
  4. こういう美しい話好き
    微妙に姿は違うけどなぜか許せる

    • +90
  5. 特に大切な顔の辺りの再現性が低目なのが…笑える
    でもホノボノ系の話題なので、大目に見るべきなのでしょう

    • +39
  6. この銅像見かける度にこういうのが何千年か後まで残って発掘されて埴輪とかみたいに古代人のモデリングレベルやばいなってなるのかなぁって思う

    • +21
  7. 気品も知性も愛嬌も兼ね備えた素敵猫だったんだな

    • +14
  8. こうして銅像に残そうという人々の心と
    猫さんのおなかのタプタプ感に感動した。
    トルコってやっぱり素敵な街。

    • +12
  9. 現役猫「このね、このトンびっさんの耳のあたり!背中掻くのに絶好調な位置でしてね? ありがたいお姿造っていただけまして夜集会の皆も感謝しておりますー。お供えのお下がりもとてもカリカリと結構なお味でしてはい」
    数珠からくる怪僧感がとてもお似合い。これはあの世も来世もご安心ですね。

    • +26
  10. 猫って体柔らかいし、ましてや写真を参考にするしか無い中で
    ポーズの微妙なニュアンスとかも的確に捉えて再現するのはすげー難しいと思う
    ただしこいつは下手くそだw

    • -4
  11. 高校の美術部にもっと上手い人がたくさんいそうw
    ・・・まあ、でも、気持ちだからね

    • +7
  12. でもなんか芸術的な像じゃなあい?好きだけどなあ
    もちろんご本猫の愛嬌は唯一無二で見事!!
    ご冥福を

    • +8
  13. 彫像の型をとっている時の方が似ていたね。
    銅像になったとたん似なくなるのは何故か知らんけど。

    • +11
  14. うんやっぱり皆そう思うのね、あ、こいつ似てねえな…って☆

    • +4
  15. いい話だ。
    町の人だけでなく世界中から愛されてたんだものね。
    彼は銅像へと姿を変えて今後も人々を癒し続けると思うよ。

    • +15
  16. 多少あれな感じじゃないと盗まれるからな
    写真もデジタルだけど半永久だしな

    • +8
  17. 少し痩せただけ。誤差だ誤差w
    こまけぇこたぁいいんだよ!!

    • +3
  18. 昔この写真 を初めて見た時のインパクトはデカかったから
    亡くなったのは非常に残念です。
    なにを考えてるか分からんけど猫仲間?
    が見にきてる所がまたジーンとくるわ。

    • +16
  19. まるで、童話かおとぎばなしみたいで、すごく、ぐっとくるね

    • +18
  20. トンビリって響きが違う言語なのにぽっちゃり感あるのが不思議。
    ソースによっては女の子だったという噂も?

    • +4
  21. この銅像早速、お供え物おいてある写真もあったよ。
    日本だったら小銭がだんだん貯まっていったりいったりしてね。

    • +3
  22. ただのんびり座っていただけなのに、
    みんなを癒して、笑顔にして、
    こうして悼まれて…
    天使かな
    私もこんな風にありたいものだな

    • +2
  23. デブすぎて普通に座るのがきついだけだろう。

    • -1
  24. こんなに可愛いと親しみを感じる銅像は初めてだわ。銅像って、謎ポーズの人間ってイメージだったから…。

    • 評価
  25. 死んじゃったのかぁ~。壁紙にしてたんだけど…。
    合掌(;o;)

    • +5
  26. 定番のポーズだったのね。
    魂に平安あれ。

    何故、病院へ連れて行かなかったのかと云う疑問が残るが。
    そのお金を、生きている猫にこそ使ってほしい。
    動画の猫を見ると、結構警戒しているな。

    • +2
  27. かわいいなぁ 某も立ち振る舞いだけで人を癒せるようになりたいでござるよ

    • 評価

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