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詭弁、あら捜しなど、ネット上で良く見る書き込みはある法則に基づいていた。目からウロコの面白い10の法則・効果

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Pixabay
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 マーフィーの法則やピーターの法則くらいなら聞いたことがあるかもしれない。だが、世界には人生や人間などを理解するための知恵が凝縮された法則はたくさん存在する。

 ここでは目からウロコの面白い10の法則や効果ひも解いていこう。

1. スキットの法則

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 他人の文法やスペルの誤りを指摘するコメントを残したくなる人は、スキットの法則を覚えておこう。

 つまり、「他人の投稿の誤りを指摘する投稿には少なくとも1つの誤りが含まれている」のだ。

 どこかカルマらしきものも感じるが、これについて投稿者の意図についてより寛大な見方もある。つまり、「投稿に間違いが含まれる確率は、それによって投稿者が感じる恥ずかしさに比例する」というのだ。

 この法則を指摘したのはスキットが最初ではない。1990年に提唱されたベルのユーズネットの第一法則が一番古いものだろうが、一番簡単に覚えられるのは1992年のマフリーの法則(Muphry’s Law)だろう。これはマーフィーの法則(Murphy’s Law)の誤記だ。

2. カニンガムの法則

 これはスキットの法則とも関連がある。カニンガムの法則によれば、「ネットで正しい答えを得る最善の方法は質問するのではなく、間違った答えを投稿すること」だ。

 ネットの住人は助けを求める声はすぐ無視するが、最初の投稿主よりも自分の方が賢いことをひけらかす衝動には耐えられないのだ。

 この法則はスティーブン・マクギーディが提唱し、法則の名前はWikiの発案者であるウォード・カニンガムから取った。スティーブンによると、ウィキペディアはこの法則の一番有名な例だという。

 カニンガムの法則はフランスのことわざ「precher le faux pour savoir le vrai」(偽りを説いて真実を知る)をインターネットで応用したものとされる。

3. ゴドウィンの法則

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 ヨーロッパで人を評するうえで最悪のものは、ヒトラーに例えることだという。国によって例える人物や対象に違いがあるが、悪名が高かったり、嫌われる人物や組織であることは確かだ。

 マイク・ゴドウィンはネットにこうした傾向があることに気がつき、1990年に「ゴドウィンの法則」と呼ばれるようになった。

 この法則は、「オンラインでの議論が長引くと、ナチスやヒトラー(悪評のある人物や組織)との比較が行われる確率は1に近づく」と説く。

 実際には、自分にとって不利な状況を打破しようと悪人を引き合いに出しているだけで、有用な情報など何も持っていない。

4. シャーキーの法則

 クレイ・シャーキーの著書は大半がネットや新しいメディアをメインテーマとしているが、シャーキーの法則は世界にすら当てはまる。

 それが説くところは、「制度はそれが解決すべき問題を維持しようとする」だ。

 例えば、ある組織が手順を簡単にしようとしているとする。そのために委員会を設置したり、新しい管理レベルを作ったりする。が、こうして官僚的な層を追加するほどに、手順はますます複雑になっていく。

5. ピザの定理

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 ピザの定理は「ピザの任意の点をとり、そこから均等な枚数に切り分けられる」と説く。交互に並ぶスライスの面積の合計は等しくなる。

 ピザを分ける相手が自分ともう1人だけのときは便利だ。だが、もっと簡単なピザの定理もある。厚さ(a)と半径(z)を用いてピザの体積を計算するのだ。公式は次の通り:p i z z a(ピザ)

6. アーカムの剃刀

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 オッカムの剃刀は、「問題を解く、あるいは結果を予測するために、1つ以上の説明があるのならば、一番シンプルなものがおそらくは正しい」と説く。

 その真逆の法則がアーカムの剃刀だ。これはフィクションの世界、特にコメディで当てはまる。

 すなわち、「ある出来事について複数の説明があるならば、一番ありえないものが真実だ」というものだ。コメディのエッセンスは奇想天外さなのだ。

7. ストライサンド効果

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 何かを隠そうとしたら、逆効果になってしまうのがストライサンド効果だ。これは歌手のバーブラ・ストライサンドに由来する。

 彼女は2003年に上空から自宅の写真を撮られ、これをプライバシーの侵害であるとして、政府公認のカリフォルニア海岸記録計画を訴えた。

 訴訟前にこの写真について知る者はほとんどいなかったが(6回しか閲覧されていなかった)、今では誰もが知るところとなった。ちなみに彼女は裁判で負けている。

8. ベターリッジの見出しの法則

 ベターリッジの見出しの法則は、「疑問符で終わっている見出しの答えは『ノー』」と説く。答えが「イエス」ならば、見出しは単純に断定的になるのだ。

 見出しの疑問は次のいずれかを示唆する。1) 筆者には答えに確信を持つだけの証拠がない、2) 得られる情報をセンセーショナルにする、3) 筆者は読者の意見を率直に求めている。アカデミーの世界にはヒンチクリフの法則という同じ法則がある。

9. バター猫のパラドックス

Flying Horse – Gatorrada (Cat-Toast)

 矛盾する2つの法則があるとき、それをパラドックスという。バター猫のパラドックスは次のようなものだ。

 バターを塗ったトーストを落とすと必ずバターを塗った面から落ちる。猫は必ず足で着地する。なら猫の背中にバター塗りのトーストをとりつけて落としたら、猫もトーストも地面には落ちないはずだ。

 この現象のポテンシャルエネルギーの利用も考えられる。だが、実証して見せた者はまだいない。

10. コーエンの法則

 ジェフ・コーエンの観察によれば、「承認待ちのグループがモデレーターを作るかどうかについていずれ大ゲンカをする確率は時間とともに1に近づく」。これをコーエンの法則という。

via:10 Rules, Laws, and Theorems You Should Know/ written & edited by hiroching

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この記事へのコメント 50件

コメントを書く

  1.  8のカニンガムの法則、今度試してみよ。
    上手く使えば調べ物の手間省きに使えそう。

    • +10
  2. コーンスープの法則
    いつも最後にコーンだけ残るのを極力なくす。
    飲む直前にカップを円を描くように回す。
    オレ調べ σ(`・・´ )

    • +4
  3. カニンガムの法則だけは覚えておいたら役立ちそう

    • +4
  4. バター猫の法則、って、ちょっとひねっただけの白馬論だな
    =でくくれないモノを、=でくくれると仮定することで、パラドックス発生とか言ってるだけ
    と、つまらないマジレスをしてみる

    • +4
  5. >4. ベターリッジの見出しの法則
    単なる反語表現ではないというのだろうか?

    • +4
    1. ※8
      その意味合いも込めて、FlyingHorse(ペガサスはだいたい白)ってネーミングだとしたら、
      一気に動画の意味合いが深くなるな。

      • 評価
  6. アーカムの剃刀か、例えて言うと
    最近の一般人集団発狂の原因は?
    1、ただの悪い夢
    2、社会情勢の不安定感
    3、人智を越えた大いなる存在のしわざ
    正解は3番!
    って感じか?

    • +8
  7. 一匹の猫の犠牲でエネルギー問題が解決した!?

    • +3
    1. ※11
      アーカムの剃刀を現実世界で適用しているのが、いわゆる陰謀論者と呼ばれる人たちなんだろうな。

      • 評価
  8. >バターを塗ったトーストを落とすと必ずバターを塗った面から落ちる
    これはどっかで見たけど合理的な説明がされてた
    パンが机の上からスライドして半ば以上はみ出した際には、必ず「机の縁に乗った部分」を支点として「はみ出した部分」が重力で下に引っ張られるためトーストには回転モーメントがかかる
    これは一般的な机の高さ・腰や手の高さという距離でトーストを半回転させる程度のモーメントなので、トーストは上面を下に向けて落ちる可能性が非常に高い
    逆に倍ほどの高さの机から落とすなら下面を下に向けて着地するはず

    • 評価
    1. ※12
      猫を背中合わせに縛り合わせれば二匹の犠牲で解決できる

      • +1
    2. ※12
      此処の世界では重力による加速が設定してあります、1Gの重力加速度となってます

      • 評価
  9. ゴドウィンの法則は今まさに安倍首相批判に適用できるな。リアルでもやってるのが痛いが。

    • +1
  10. カニンガムの法則がウィキペディアを発展させ、そしてスキットの法則に従い、まるで信頼できないものとなった。

    • +9
  11. カニンガムの法則は、昔からネットで使ってるな。匿名掲示板とかでは特に良い。

    • 評価
  12. 総統閣下はゴドウィンの法則にお怒りのようです

    • +7
  13. 6番のやつがピンとこない。
    だれか説明して。

    • 評価
  14. 必ずレスを貰えるコピペ(名字で○ぐちと読むものは~ってやつ)はまさにカニンガムの法則なんだなあ

    • -1
    1. ※19
      バターを塗ったトーストを背中合わせに縛り合わせれば猫を犠牲にせず解決できる?

      • +1
      1. ※40w
        「カニンガムの法則を知らない私は賢い!」とかかね
        なんか「釣りだもんね」VS「作り話に決まってる!」が浮かんだ
        両者自分が賢いと思いイタチごっこ

        • 評価
  15. カニンガムの法則、突っ込みってことか!
    法則といえばマーフィーの法則

    • +1
  16. カニンガムの法則をガンダムの法則、シャーキーの法則をジャーキーの法則と読み間違えた・・・。

    • 評価
  17. 5番のバター猫の実証gif動画はいつみても傑作だよ

    • 評価
  18. こういうのは法則と言うんじゃなくて、傾向と言うんじゃないかなあ

    • 評価
  19. シャーキーの法則が的を射すぎてて怖い

    • 評価
  20. カニンガムの法則はネットユーザーは例外なく全員ツンデレという証明をしていると

    • 評価
  21. カニンガムの法則を使いこなしていると発言をすることで
    自分は彼らよりもさらに賢いとアピールしたくなる法則
    そして、それらはいたちごっこのように続いていく法則

    • 評価
  22. しかしネットは何かを盲信する者達同士で固まる傾向にあり、そんな場所で「正しい」答えを得ようとしたところで
    結局飛んでくるのは偏った意見なのでは むしろカニンガムの法則はなぜ人はネットで確信を持ってデマを拡散するのかという議論の説明になると思う

    • +2
  23. カニンガムの法則はいいな、使わせてもらいます

    • 評価
    1. ※35
      Twitterで活用してる方がいっぱいいます

      • 評価
      1. ※44
        なるほど、フェイクが多いわけだよね
        しかもこれを44氏が肯定的に答えていることに驚きを隠せない
        拡散後の影響など考えてなく調べれば済むことにどれだけの負荷をかけていることか
        この相手を利用しようとする(心理をつくやりかた)に今に至った問題があったと言えるかな
        例えるならレンジや核連鎖反応を暖房に使うようなカンジだね

        • 評価
    1. ※37
      では、さっそく応用してみよう。
      「オレはバカなんだ」

      • 評価
  24. アーカムの剃刀はやはりあの邪神が徘徊するアーカムからきているの?

    • 評価
  25. 日本にも対立する政治家をすぐナチスやヒトラーになぞらえる団体がいますね
    わりと本気ですごく悪い奴くらいの知識しかなさそうなところも
    法則通りですが

    • 評価
  26. えっ、ベターリッジの見出しの法則は、
    わざわざ「法則を見つけた!」とするようなものではなく、
    普通に反語とか修辞疑問文の類と似た
    興味を強く喚起するための
    そういう文法表現だと思っていたけど…。

    • -1
  27. バター猫のパラドックスは、とくに矛盾はしていないように思う。
    ただの勘違いによるものに見える。

    • 評価
  28. オッカムの剃刀の解釈ちょっと違うのでは?
    シンプル=正解ではなかったはず

    • 評価
  29. ◯◯の法則とか勝手に名前つけちゃったけどみんな乗ってこなくてみんな知らんやつ
    そういうの覚えて得意げにひけらかすところで知能の低さがバレちゃうあれじゃん……

    • 評価
  30. ゴドウィンの法則、今だとプーチンになりそうだな

    • 評価
  31. 誤字とは言えないと思うけど
    5. ピザ定理
    のタイトルと本文内、
    →ピザの定理
    じゃないですか?
    (Wikipediaや他の開設サイトではそうなってるし)

    • 評価
  32. カニンガム使用者は多いので、記事屋もよく使ってたねw
    専門家資格者に副業外注するようになってから減った気がするけど。

    • 評価

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