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10. オイルリグの側でカメラが捉えた形のさだまらない巨大生物

だが、専門家の見解は超巨大なクラゲというものだ。鼓動する生物からは生殖器官まで確認でき、おそらくは既知の種と特定できるとまで指摘されている。
だからといって、すべてが解決されるわけではない。この付近に他にクラゲが見当たらなかったにもかからわず、生殖腺を見せながらしばらく留まっていたからだ。可能性としては、海底の掘削が周囲の生態系を乱していたことが考えられる。オイルリグを見て危険を感じたクラゲが威嚇行動を取っていた可能性もある。
9. 海底深くに眠る水晶のピラミッド

これは数十年前から存在する作り話だ。それによれば魔法の力を備えた水晶の玉がピラミッドの頂上に現れるという。中にはだまされた人もいたが、もちろんすべて嘘っぱちだ。
まともな科学者はそこにピラミッドなどないことを知っている。だが、一度信じ込んだ者の目を覚まさせることは難しい。そして水晶のピラミッドは宇宙人と結びついて実しやかに囁かれ続ける。
8. 不死のクラゲの秘密とは?

クラゲが本当に不死であるのか疑う声もあるが、この素晴らしい能力から学ぶことはあるはずだ。このクラゲはDNAに刻まれた初期プログラムを再起動させて、かつ細胞を必要なものに変化させる。そのメカニズムを理解できれば、ガンなどの治療に応用できる可能性が大いにある。が、惜しむらくはこのクラゲの研究はあまり行われておらず、ガンの新兵器開発には相当時間がかかりそうなことであろう。
7. アトランティスは実在したのか?

ご存知かもしれないが、実はアトランティスはプラトンが一から作り上げた寓話である可能性が濃厚だ。アトランティスの伝説がただの作り話であると知ってがっかりする人は大勢いるだろう。
それとも、本当にあったのか? 歴史家のベタニー・ヒューズはアトランティス伝説を綿密に調査した結果、プラトンのアイデアには元があることに気がついた。
現在のサントリーニ島は古代ギリシャではテーラの島と呼ばれていた。ここの住民は商売上手で、3つの大陸の近くにあるという地理的条件を巧みに利用していた。これが巨万の富をもたらした。だが、テーラの人々は自分たちがまさか火山の真上で暮らしているとは夢にも思わなかった。紀元前1620年に世界中に影響与えるような大噴火を起こす。プラトンはどこかでこの話を耳に挟んだに違いない。
ポンペイと同じく、アトランティスのモデルかもしれないこの街は現在よく保存され、過去数十年で歴史家たちに数々の情報をもたらしてきた。
6. 知的生命が意外にも身近にいた?

しかし広大な海洋にはまだ未知の領域が存在する。もし本当に存在するのであれば、海底で暮らす知的生命の姿について想像することはできる。おそらくは水圧のせいで道具の使用が困難であるため、人類と同じレベルまで進化してはいないだろう。他方、彼らの姿をきちんと知ることはできない。我々は人間と同じような姿を持つ知的生命を探し求めてきたが、その姿や生態はまるで異なるはずだからだ。
5. 深海の水圧に耐える方法

『ターミネーター』や『アバター』で知られるジェームズ・キャメロンは熱心な海洋冒険家であり、マリアナ海溝の最深部チャレンジャー海淵に潜った数少ない1人だ。数多くの標本を採取し、また素晴らしい映像もカメラに収めることに成功しているが、ごく短時間の潜水であってもリスクは非常に高く、専門家の支援が必要となるために多額の資金を投入してもいる。しかもこれは海底のごく一部でしかなく、地球の海には人間に姿をさらしていない場所が数多く残されているのだ。
4. 深海最大の生物は?

地上においては、恐竜の時代でさえ、シロナガスクジラ以上の生物は存在しなかった。しかし、ほとんどが未知の海、特に深海においてはそれと同等あるいは上回る生物がひしめいている可能性は否定できないのだ。
3. 海洋とそこに生息する生物の大部分は未知のまま

だが、海洋生物学者ジョン・コプレーは、一般的な見方の嘘を指摘しつつも、実際に探索されたのは5%未満であることを認めている。墜落したマレーシア航空機の残骸を探すために使用されたようなソナーでも確認できる範囲は、海洋の1%以下でしかないのだという。
しかも生態系の仕組みやそこに生息する種といった海洋で実際に起きている物理現象については、それ以下のことしか把握されていない。つまり、海洋学者の関心が続く限り、海洋にはほぼ無限の未知の領域が広がっているということだ。それがすべて解明されるのは、数千年の月日と巨額の費用を費やす必要がある。
2. “ブループ”という謎の音の正体

が、NOAA(アメリカ海洋大気庁)はそのような人々のファンタジーなど木っ端微塵に打ち砕いてしまった。その正体は氷棚が崩れたときのもので、これを氷震というそうだ。どこか動物の叫び声にも聞こえるが、通常速度では雷や地震の音に似ている。
The Bloop: A Mysterious Sound from the Deep Ocean | NOAA SOSUS
なお、陰謀論の支持者はやはり未解明ということにしたようだ。
1. メタンハイドレートは長期的なエネルギー源となりうるか?

それ自体は天然ガスが不足したときの代替エネルギーとなりうる。しかし、固有の問題もある。そのほとんどは海底から採掘する必要があるため、大きな規模で展開するには非常にコストがかかるのだ。また海底の掘削による海洋環境の汚染も懸念される。
現時点では、それほど高価ではない天然ガスの採掘方法がいくつも存在する。しかし、将来的にそうした利用ができなくなったとき、石油関連企業や政府がメタンハイドレートに希望を託すべく動きだすと考える専門家は大勢いる。
via:10 Intriguing Mysteries Lurking Beneath The Ocean/ translated & edited by hiroching
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コメント
1. 匿名処理班
水棲生物の知能は人間なみにはならないことはすでに知られている
水棲哺乳類の知能は地上に住む犬や猫や鳥程度しかない
2. 匿名処理班
みんな深海のイール読もう。
3. 匿名処理班
海底から聞こえる不思議な音の話は、以前にも聞いた事が有る
海底は、地球上に残された数少ないフロンティアだ
まだまだ人類が知らない世界が有っても不思議ではないと思う
4. 匿名処理班
9.クトゥルー神話
5. 匿名処理班
ふんぐるい むぐるうなふ くとぅるう いあいあ
るるいえ うがなぐる ふたぐん いあいあ
6. 匿名処理班
イルカと話が出来れば此処に出てきたこと結構 解明出来るんじゃないかなぁ。
中には解決済みって管理人さんがバラしちゃってミステリーじゃなくなってるのもあるけど。
7. 匿名処理班
蛍烏賊の感覚でダイオウイカをおどりぐいしてるのが居るのか...ジンベイザメタイプなら大人しそうで良いんだけどね
8. 匿名処理班
メタンハイドレードが現実的でないなら、やっぱり藻から原油を造る技術に期待するしかねーな。
9. 匿名処理班
・7アトランティス=サントリーニ島説って、1973年に金子 史朗って人が講談社現代新書で出した「アトランティス大陸の謎」で述べてたけど、ベタニー・ヒューズ女史はその前から言ってたんだろうか?
10. 匿名処理班
海洋探査技術は地球の海だけではなく、
氷や液体に覆われた他の天体での生物探査にも役立つから
海と宇宙は遠い親戚のようにある意味繋がっていると考えてる。
11. 匿名処理班
ウルトラセブンの「ノンマルト」
ケロロ軍曹の「ノントルマ」
12. 匿名処理班
不死のクラゲを研究すれば、いずれは不老不死も夢じゃない?
13. 匿名処理班
>>10はクジラの内臓じゃあなかったっけ
14. 匿名処理班
※10
メタンハイドレートがエネルギーとして実用的でないのは、メタンが自噴しないからなんだ。石油や温泉が掘った穴から自然に湧いてくるのは、上の地層の重みなどで地表まで押し出されるから。でもメタンハイドレートは海底の浅いところに広く薄くあるから、取り出そうとすると、海底の広い範囲から海の上に吸い上げないといけないんだ。この吸い上げに使う燃料が、取り出したメタンより多く必要なので、採算が合わない=実用的でないというわけ。
実はこの「自噴しないから実用的でない」って、藻から原油を造る技術にも当てはまるんだ。考えてみてほしい。池の水面近くで増えた藻の体内から、どうやって石油成分「だけ」を集める? 池やプールの浅いところの水を抜いて、抜いた水を藻が潰れない程度に優しくフィルターにかけて、フィルターで集めた藻の細胞を潰して固形部分は捨てて液体だけ集めて、液体を蒸留装置にかけて石油を取り出して...と、とんでもなく手間がかかる。池やプールの水面に油膜のように浮いてくるって話もあるけど、やっぱり手間がかかるし、取り出せる石油の量は限られる。
そんなわけで、現状では両方とも集めるための画期的な技術が発明されないと、なかなか実用的にならない。なかなか難しいと思うよ。
15. 匿名処理班
メタンハイグレードはタラバガニの中にいる細菌によって効率的にメタンを分離することができるが過去の地球の生物大絶滅の原因になったので詳細は明かされていない。
…ってゴルゴ13に書いてあった。
※10
藻から原油を生成する技術はアメリカがリードしているが、日本の学者が沖縄に生息する藻を使って従来の数倍のスピードで原油を精製できる方法開発し命を狙われ…
…以下略。
16. みあきち
オイルリグそばのクラゲらしい生き物、画面に大きさを示すと思われる目盛りかがあるが、具体的な大きさが判らないな。
前に出てきたバミューダトライアングルで久々に10点超えを貰ったが、オイルリグは「ブローアウト現象」とやらで最低でも40基は沈んでるそうだな。 知ってたが「思い出せなかった」ためにコメできなかったが・・・
不死クラゲだがクラゲ類には断末魔に卵とかを大量に撒く種類もいるらしいが、このクラゲは本当に若返ってるのか?
「自分の子供に体を食わせる」とも、ただの無性生殖のクローンにも思える。
17. 匿名処理班
バベルの塔
18. 匿名処理班
ほんと陰謀論者と話してると時間の無駄しか感じない
科学者や政府や既存の情報は否定するくせにとんでも情報だけは信じて疑わない
なんであんなふうになっちゃったのか・・・
19. 匿名処理班
だから宇宙開発に金使っている場合じゃないって。
20. 匿名処理班
水晶のピラミッドで「ドクター・レイ・ブラウンの水晶球」の話もあったがあれも嘘なのかな?ネットの情報では水晶玉は最終的に割れたらしいけど。
21. 匿名処理班
ムー大陸が仲間入りしたいそうです。
22. 匿名処理班
今まで政府や権力者により「アレは実際は〇〇ですよー」とどれだけのものが闇に葬られたことか…
23. 匿名処理班
海怖い俺は
1がすごいゾッとした
24. 匿名処理班
1はディープスタリアクラゲでしょ
4年前にカラパイアでも取り上げられてるよ
ttp://karapaia.livedoor.biz/archives/52083036.html
25. 匿名処理班
くじらの鳴き声とかっぽくね?あいつらってめちゃめちゃ遠くにいても声が届くらしいし
26.
27. じょん・すみす
深海探査で、米海軍は”液体呼吸”について
あれこれ考えてたって話だな。
酸素を多く含める液体を肺に流し込んで呼吸に使う、そんな話だ。
液体は周囲の圧力で縮まないから、深く潜っても肺が潰れないので
呼吸に困らないんだそうだが、被験者が重度な肺炎を起こすので
公式には研究は打切りになった様子。